子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!:食用油に潜む未知の微量成分による弊害とは?
「オリーブオイルなら使っていいですか…?」
「サラダ油やめてオリーブオイルを使っています。」
未だにそんなお話をいただきますので、私は「オリーブオイルやパーム油は安全なのか?」という事実をご紹介しました。
また、「米油やゴマ油はどうですか?」という質問も未だによくいただきます。
私は米油やゴマ油を風味や香りづけで使用するのは構わないと考えています。ただし、ヘキサンなど化学溶剤を使わず昔ながらの圧搾で抽出した米油やゴマ油に限ります。価格は100~120ml程度で3000円以上すると思いますが、確実に圧搾で抽出したものを〝少量″使うようお勧めします。
なお、こういった質問を多数いただくので、オリーブオイルも含めた高オレイン酸タイプの食用油はもちろん、ゴマ油などにも問題点があることをご紹介します。
・飽食時代の脂質栄養指針 奥山 治美 1997 年 6 巻 1 号 p. 6-42
(前略)
食用油の微量成分の問題
各種脂肪酸の栄養効果は鎖長により、また二重結合のタイプ(ω3、ω6,ω9など)により、ほぼ理解されるようになった。しかし、脂肪酸組成では説明できない現象もみられ、油脂に含まれる微量成分が強い生理効果を示している可能性が指摘されつつある。
例えばオレイン酸からエイコサノイドは作られないので、オレイン酸は移植ガン細胞の増殖を促進せず、全動物実験でも高オレイン酸紅花油の発がん促進効果は認められなかった。
ところがオレイン酸が多くリノール酸が少ないオリーブ油は、高リノール酸紅花油と同程度の大腸ガンの発ガン(前ガン細胞)促進効果を示し、これは脂肪酸組成では説明できない。
オリーブ油にはβカロチンを含み、これは予期に反して発ガン促進効果をもつことがヒト臨床試験で証明されたので、オリーブ油中のβカロチンの作用で説明できるかもしれない。
古いナタネ油はエルカ酸と含硫化合物を多く含み、エルカ酸は一過性に心筋に蓄積する問題があり、また含硫化合物は甲状腺毒としての作用がある。その後ナタネの品種改良が行われ、これら問題物質の含量を大幅に減らした新品種が広く栽培されるようになった。
ところがこの新品種を含め高オレイン酸紅花油、高オレイン酸ひまわり油、月見草油などが脳卒中ラットの寿命を異常に(40%以上)に短縮し(図17)、微量有害成分の存在が示唆されている。
高オレイン酸タイプのサフラワー油の脂肪酸組成。リノール酸が少ないので発ガンは促進しないが、ラットの寿命を異常に短縮する。
そして新品種菜種油は、脂肪酸礎石では説明できないようなマウスの行動異常をひきおこす。
現在のところ、安全性の高い高オレイン酸油はみつかっていない。
地中海食の健康効果が盛んに謳われていますが、日本食と同じ魚介類や海藻などの効果だと私は考えています。そこに〝あえて″オリーブオイルを組み込むことで、逆の効果、すなわち密かに病気にさせるように仕向けていると勘ぐっています。
なお、菜種油でマウスの行動異常とありますが、パーム油が入った加工食品を食べたことで「同じ人間とは思えない!」そう、ご両親が口にするほど性格が激変してしまったお子さんを少なからず(少なくとも100人以上)見てきました。ご注意ください。。
胡麻油に含まれるセサモールや他のいくつかの天然抗酸化物質(カフェイン酸、カテコール、ビタミンC、β-カロチンなど)は、量が多いと発ガン作用や発ガン促進作用を示す。
食用油中には有益な微量成分も含まれていると思われるが、それらを抽出・濃縮して人に与える場合は、長期投与の結果を評価する安全性のチェックが必要である。
以上のような食用油に含まれる微量成分の有効性、安全性の問題が、「リノール酸とりすぎ症候群」に続く油脂栄養学の次の課題となろう。(以下略)
まとめ
もう何度も繰り返しお伝えしていますが、私は「揚げる」「炒める」という調理を止めるようお勧めしております。
その理由は、詳しくは「『揚げる』調理法の裏に隠れた弊害とは…?」や「揚げ物はサラダ油の吸油と交代で二重に危険」、「『炒め物』はある意味揚げ物よりヤバかった!」、「最も危険な揚げ物は青魚のフライかも?」で確認ください。
なお、4月上旬から、米国からアジア向け輸出拠点であるロサンゼルス港などが閉鎖されているようです。
ロサンゼルス港とロングビーチ港: 3 日連続で閉鎖され、大規模な配送センターでのすべての出荷が停止されました。
これは、明らかに進行中の契約交渉に関連する労働者不足のためであり、地域経済とグローバル サプライ チェーンを混乱させています.. https: //t.co/nUzobaf81J 、 https://t.co/bO4C3KY7cr— ハル (@aUm4ChnGT6oN39y) April 9, 2023
この記事を書いているのが4月20日ですが、おそらくイベント終了(個人的には6月初旬を想定)時まで米国からの輸出停止が続くと想定しています。したがって、約2ヵ月米国からの輸出が止まることになります。
ということで、国内の輸入小麦粉や家畜飼料の在庫は3ヵ月程度でしょうから、8月には在庫が枯渇することになると想定しています。つまり、市販のパンは市場から消え、牛や豚、鶏などは餓死して肉も買えなくなることでしょう。
今のうちに安心安全な保存食を大量に備蓄されることをお勧めします。
チクワを食べた方、ご家族やご親戚にチクワを食べた方がいらっしゃるなら、イベントが起きたら少なくとも以下でご紹介していることは始めましょう。もちろん、本格的な解毒を一日も早く始めることは重要です。
以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。
チクワを食べた方は以下の記事は必読です。お役立てください。
・年度末は眠っている家族や親戚。「体調+メンタル」不良を改善する大チャンスかも?
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16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。
病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。