子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!:オリーブオイルやパーム油は安全なのか?
サラダ油が私たちの体とこころを蝕む原因となる。
このページをご覧の方は、この事実をイヤというほどお分かりになられたと思います。
が、その一方で、肉食を止めたくないのか?
「オリーブオイルならいいのでしょうか?」といった質問がいつまでも止みません。
オリーブオイルは安全なのか?
そんなオリーブオイルの脂肪酸組成は次の通りです。
以下が大豆油の脂肪酸組成ですから、オメガ6の含有量が少ないオリーブオイルは一見安心して使えるように思えてしまいます。
ですが、ここで重要な事実だけご紹介します。
・トランス脂肪酸 (水素添加植物油) の何が悪いのか 奥山 治美, 山田 和代, 他 2007 年 16 巻 1 号 p. 49-62
水添大豆油、水添カノーラ(菜種)油、オリーブ油、月見草油、コーン油、高オレイン酸型紅花油とともに、給餌実験で脳卒中易発症姓ラットの寿命を著しく短縮する(シソ油、エゴマ油、亜麻仁油、魚油、バター、ラード対照)
水添大豆油、カノーラ油を加水分解して得られる遊離脂肪酸画分は寿命短縮活性がなくなるか、あるいは減弱するので、脂肪酸や植物ステロール以外の微量の有害因子が存在すると考えた。(中略)
オリーブ油とカノーラ油は心疾患の二次予防に有効であることが示され、オリーブ油の健康イメージは高い。しかし、両者には脳卒中促進作用(寿命短縮作用)があり、これが血栓性を抑えた可能性が指摘出る。そして、オリーブ油は大腸の化学発がんを異常に促進する。(以下略)
こういった事実が動物実験で確かめられています。ただし、この原因はわかっていません。
何度も繰り返しお伝えしていますが、各種臓器における脂肪酸組成は人間とサル、犬、猫、カエルに至るまで驚くほど似通っています。例えば、眼にDHAが豊富であることは人間もカエルも同じです。したがって、動物実験の結果は人間にも同じリスクがあると考えるのが自然です。また、それ故に製薬において動物実験が義務付けられています。
ただし、オリーブ油による大腸がん促進作用は脂肪酸組成では説明ができません。そのため、上記論文の筆者は、「これらの作用は脂肪酸組成では説明できず、微量因子の存在を考慮する必要がある。」と指摘されています。
トランス脂肪酸の代替のパーム油は?
トランス脂肪酸の健康への弊害が叫ばれるようになると、その代替として使用されるようになったのがパーム油です。ご覧の通り、リノール酸の含有率はわずか2%で飽和脂肪酸が86%を占めています。
そのパーム油について次のような事実があります。
・飽和脂肪酸のどこが悪い? 生活習慣病に対する飽和脂肪酸悪玉説の検証 奥山 治美, 山田 和代, 他 2008 年 8 巻 10 号 p. 421-427
たとえばラットの大腸化学発癌モデルで、パーム油は異常な発がん促進作用を示す。
また、Ⅱ型糖尿病モデルラットでは他の油脂に比べ、異常な高インスリン血漿をひきおこす。
一方、マウスでは、菜種油やラードに比べ異常な寿命短縮作用がみられている。
この「未同定の微量因子」という意見には私も賛同しています。
以前にもお伝えしていますが、パーム油含有食品を食べると…
同じ人とは思えないほど、摂取前と摂取後の様子が変わってしまう人を私は何十人も知っています。この人格の変化も脂肪酸組成では説明できないことから、何かが入っているとしか思えません。
このパーム油は、現在の日本で一番使われている植物油となっています。
使用第二位の大豆油、第三位のカノーラ油はどうなのか?
日本における植物油の使用数の多い大豆油とカノーラ油についても、その弊害を紹介しておきます。
・飽和脂肪酸のどこが悪い? 生活習慣病に対する飽和脂肪酸悪玉説の検証 奥山 治美, 山田 和代, 他 2008 年 8 巻 10 号 p. 421-427
(前略)たとえばカノーラ油や水添大豆油は大豆油に比べ、脳卒中(SHRSP)ラットに多臓器障害をひきおこし、内分泌攪乱作用を示し、脳卒中を促進してその寿命を異常に短縮する。
カノーラ油は脳にも病変をひきおこし、マウスに行動異常をひきおこす。
カノーラ油や水添大豆油を加水分解して得られる遊離脂肪酸画分は脳卒中ラットに対する寿命短縮作用を示さず、脂肪酸や植物ステロール以外の別の微量因子が存在すると考えられている。(中略)
これに対し動物性脂肪は、脳卒中(SHRSP)ラットの生存率を指標とした試験では、カノーラ油や水添大豆油に比べはるかに安全である。(以下略)
まとめ
結論はありません。
現在流通する植物油の多くは、私たちを病気にする目的で作られていたというのが真実でしょう。そして、植物油に含まれる成分は正確にはわかっていません。
ですが、健康的なイメージが強いオリーブ油でも紹介したようなリスクがあります。ならば、気持ちよく植物油を使わない調理を選ぶべきではないでしょうか?
美味しいステーキも、朝昼晩と続けば飽きてしまいます。一方、和食は同じものを続けても、いつでも美味しくいただけます。また、脳機能や寿命延長効果など、健康効果も期待できます。
「何を食べ!」「何を食べない!」
その選択が、今後生きる世界線を決めることになる。
私はそう考えていますし、この記事をお読みになられた方が最も良い世界線に行けることを願っています。
後は、あなたの判断です。
以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。
チクワを食べた方は以下の記事は必読です。お役立てください。
・年度末は眠っている家族や親戚。「体調+メンタル」不良を改善する大チャンスかも?
↑ページ内で問診票が無料ダウンロードできますのでお役立てください。
16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。
病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。