日中に耐え難い眠気に襲われる睡眠障害・ナルコレプシーでお困りの方は一読ください。
「会議中でも寝てしまう!」ヒトはもちろん、
「運転中に、すぐ眠くなるヒトはご注意を!」
いつ、日中に耐え難い眠気に襲われる睡眠障害・ナルコレプシーとなっても何も不思議ではありません。
・家族性ナルコレプシー 松谷 民子 1953年 65 巻 12 号 2015-2018
上記論文より抜粋
・ナル コ レプシ ーに 就 いてはT. willis (1672)の記 載以来 多 数の 報告 が あ るが,そ の家族性出現 の事 実は1877年C. Westphalの 記 載 が最 初 の よ うで あ る.
・ 29才頃ゆううつになり立腹し勝ちであつた.当時関係念慮,注視念慮があつて仕事場へ出たくなかつ た.他人とも余り話をしない.
・睡眠発作は自転車に乗つていても起る
・眠りの深かさは多くの場合深かくて一寸声をかけた位では起きない
上記のように、自転車に乗っていても寝てしまうことがありますから、自動車の運転は超危険です。事実、ナルコレプシーと診断された方の多くが自動車事故を経験しています。
また、学生なら授業中に寝るのは普通ですので内申点は最悪でしょう。社会人なら、会議中に寝てしまえば社会的地位を失うのも自然なこと。
ということで、ナルコレプシーを放置しておくのはいろんな意味で危険です。
今すぐ食生活を改善しましょう。
声をかけた位では起きない!
授業中でも、会議中でも、自転車に乗っていても、車を運転していても眠ってしまう。また、一度寝てしまうと、声をかけた程度では起きることがない。
ということで、ほとんどのヒトはナルコレプシーを睡眠の問題だと思い込んでしまいますが…
「声をかけた位では起きることがない!」
という話にスポットライトを当ててください。
起立性調節障害では、「ゆすっても叩いても目が覚めない」ことがよく知られていますが、似ていると思いませんか?
また、事実としてナルコレプシーと診断された方の多くは朝起きが苦手です。
ということで、結論としては「30日で朝「スッキリ目覚める」体質にする方法!: もう、起立性調節障害で悩む必要はありません。」をお読みいただき、〝しっかり″食生活を改善すればナルコレプシーは治りますのでお役立てください。
ここでお伝えしたいのは、
・声をかけた位では起きることがない
・ゆすっても叩いても目が覚めない
これは、寝ているのではなく落ちているからです。また、落ちるとは失神、つまり意識を失っていることを意味します。
では、なぜ失神してしまうのでしょうか?
脳がエネルギー不足を起こしている!
ナルコレプシーの患者さんの多くはあくびが多いことが知られています。また、このあくびは勉強や会議など、頭を使うタイミングで増えるようです。(私がお客様から聞いた経験談より)
重要なのは、頭を使うタイミングであくびが増えるという事実です。
例えば、何年か前に煽り運転の後、高速道路の追い越し車線に停車させ夫婦が亡くなった(娘二人は無事)「東名高速夫婦死亡事故」がありました。また、この事故の加害者が実況見分中に何度も何度も〝あくび″をしている報道に対し、多くの批判がありました。
東名高速の夫婦死亡事故、容疑者が実況見分で”あくび”!!遺族「許せない」「人間じゃない」と怒り https://t.co/FFyaSBaoWk pic.twitter.com/VfitRsLTLI
— jonny(ジョニー) (@jonny_japan) October 25, 2017
ここで重要なポイントは「頭を使う➡脳のエネルギー消費量が増える」ことです。
脳の三層構造仮説!
ヒトの脳の三層構造仮説はご存じでしょうか?
・爬虫類脳(脳幹):生命維持に必要な本能的な活動(呼吸、心拍、体温調節など)を司る。
・哺乳類脳(大脳辺縁系):感情や情動(喜び、怒り、悲しみなど)を司る。
・人間脳(大脳新皮質):理性、思考、言語、計画など、より高度な認知機能を司る。
では、再度煽り運転の加害者ですが、煽り運転は怒り・イライラといった情動反応(哺乳類脳)ですよね。また、理性(人間脳)が働いていないことがわかります。ぶっちゃけ、人間脳の働きが低下しているからこそ、哺乳類脳の情動に振り回されているわけです。
・煽り運転:爬虫類脳と哺乳類脳が働く一方で、エネルギー不足で人間脳の働きが悪くなっている
では、そんな人が頭を使う(実況見分)ことになったら…
エネルギー不足を補う手っ取り早い方法は酸素の確保であり、それは〝あくび″という形で表出することになります。
ナルコレプシーにめまいを伴う人が多いのは?
ナルコレプシーと診断された方は、地面を見ると額の辺りが重くなったり、ヒトにより気分が悪くなったりします。また、もともと頭重感や頭がスッキリしない人がほとんどです。
これまた起立性調節障害のヒトと同じように、頭が浮腫んでいることが原因です。
では、頭が浮腫むと何が起きやすくなるのか?
というと、メマイや立ちくらみです。
頭の浮腫みは血管を圧迫します。そのため、バランスをとる左右の三半規管に流れ込む血流の左右差が生じます。これによりバランスがとれなくなり、メマイや立ちくらみが起きます。
ちょうど、この記事を書く前にメニエール病の女性が2度目の来店(初回から4週間)されましたが、彼女は初回来店時、地面を見るとメマイが起きていました。また、頭重感や頭がスッキリしないことを訴えていましたが…
きっちり10日間チャレンジをやった結果、わずか1ヶ月で頭重感もなくなり、地面を見てもまったく問題なくなり、メマイも消えて無くなっていました。
ということで、ナルコレプシーの女性にメニエール病が多いのもまた、頭の浮腫みが原因だったのです。
まとめ
書きなぐりの記事ですが、ナルコレプシーや起立性調節障害、メニエール病、運転が乱暴など、一般的には適切な治療法が存在しないというのが現状です。が、「30日で朝「スッキリ目覚める」体質にする方法!: もう、起立性調節障害で悩む必要はありません。」を読み、適切な対処をすれば問題なく改善・完治します。
ナルコレプシーは自動車事故に繋がる危険性がとても高いので、今すぐ対処されることを強くお勧めします。