子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!:乳癌など欧米型ガン発症の原因は〇〇だった

2019年にガンと診断された人は男性が566,460人、女性432,607人でした。また、ガンが原因で亡くなった人は381,505人。内訳は男性222,467人、女性159,038人です。

同じく2019年のデータによると、日本人が一生のうちにガンと診断される確率は男性65.5%、女性51.2%と、2人に1人以上はガンになります。

部位別でガン羅漢数を見ると次の通りです。(以下2019年のデータ)

・男性:1.前立腺(94748人)   2.大腸(87872人)   3.胃(85325人)   4.肺   5.肝臓
・女性:1.乳房(97142人) 2. 大腸(67753人)  3. 肺(42221人)   4.胃   5.子宮

赤字で示したのが「欧米型のガン」と呼ばれているもので、男女とも約3人に1人がこの欧米型のガンに羅漢しています。

・男性:94748(前立腺)+87872(大腸)=182620 /566460≒32.2%
・女性:97142(乳癌)+67753(大腸)=164895 /432607≒38.1

欧米型のガンの特徴!

実は、欧米型のガンの発生には食事性因子が重要な影響を及ぼしていることが動物実験や人での疫学的研究によって示されています。また、動物実験での乳癌発生促進はなんと1942年に、大腸癌1947年には確認されています。

今となれば、欧米型のガン患者が増えるように誘導されてきたことは容易に想像できます。そして、それに利用されたのがサラダ油や植物油脂、トランス脂肪酸です。

癌と脂質栄養 高田 秀穂 2014 年 23 巻 1 号 p. 37-43

(前略)癌の発生に関与する食事性因子としては脂質が最も大きな影響を及ぼしていると考えられており、食生活、特に脂質摂取を改善することによってこれらの癌の発生を制御できる可能性がある。(中略)

疫学的には脂質摂取量乳癌の死亡率との間には強い相関があることが1973年に報告されており、さらに1967年に大腸癌についても報告された。大腸癌の死亡率が高い国では乳癌の死亡率も高いことが良く知られており、大腸癌と乳癌の発生には共通の発癌増強因子として脂質摂取量の増大考えられている。(以下略)

まさに日本の状況ですね。

・男性:1.前立腺(94748人)   2.大腸(87872人)   3.胃(85325人)   4.肺   5.肝臓
・女性:1.乳房(97142人) 2. 大腸(67753人)  3. 肺(42221人)   4.胃   5.子宮

脂質の種類による発ガンへの影響!

脂質が発ガン増強因子となりますが、飽和脂肪酸自体には癌の発生を促進する作用が無いことが動物実験で示されています。では、どのような脂質が発ガン増強因子となるのでしょうか?

一価不飽和脂肪酸と癌

オリーブオイルには一価不飽和脂肪酸が豊富です。オリーブオイルも発ガン増強因子とならないと考えられています。

癌と脂質栄養 高田 秀穂 2014 年 23 巻 1 号 p. 37-43

イタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸地方では油脂(オリーブ油)を多く摂取しているにもかかわらず、乳癌の発生が低率であり、オリーブ油を多く使用する地中海料理が健康に良いとされ、注目されることとなった。その後の実験的研究の結果、彼らが多く摂取しているオリーブ油は植物油だがリノール酸を多く含んでいないために癌の発生を促進しないのであり、オリーブ油自体には癌の発生に対する抑制作用は無いであろうとの結論となった。この乳癌発生が低率である一因として、彼らが好んで飲む赤ワインに含まれている成分(resveratrol)が乳癌の発生を抑制している可能性が推察されている

赤ワインが発ガンを抑制している可能性があります。また、オリーブオイルにも少量ではありますが、オメガ6が含まれていることを忘れないでください。

リノール酸とガン

リノール酸(オメガ6系脂肪酸)は発ガンを促します。サラダ油の使用や植物油脂、トランス脂肪酸が含まれる食品の摂取は発ガン増強因子となります。

癌と脂質栄養 高田 秀穂 2014 年 23 巻 1 号 p. 37-43

リノール酸を多く含む植物油(コーン油、ヒマワリ油など)は飽和脂肪酸を多く含むココナツ油などと比べ、実験動物において乳癌や大腸癌の発癌を促進することは、乳癌ではすでに 1971 年に、また大腸癌では 1976 年に判明していた。(中略)

詳細に検討を行い、リノール酸の大腸発癌増強作用とその機序の一端を明らかにした。その後の研究によってリノール酸は癌の発生を促進するのみならず、癌の増殖や転移までも促進することが明らかとなっている。(以下略)

お使いのサラダ油を確認してください。

こういった植物油を大量に使用するよう、私たちの食生活や欧米風になるよう誘導されてきたことを確認しておきましょう。

日本人の食生活の変化

1960年代「植物油はコレステロール値を低下させるため、とても健康に良い!」というウソのプロパガンダが行われ、急速に植物油の利用と食の欧米化が日本中に広がりました。

肉食により植物油の利用が急増しました。炒め物はもちろんですが、とくに問題となるのが揚げ物です。コロッケやトンカツ、唐揚げなど、衣にタップリとサラダ油が吸油されます。

また、肉食とともにパン食も急増していきました。あの、白くて柔らかなパンにはトランス脂肪酸が練り込まれています。なかでも、クロワッサンなどほとんどがマーガリンやショートニングで焼き上げらていますから最悪です。

次から次へと調味料や加工食品の新商品が発売されてきましたが、そこには植物油脂という形でこっそりとリノール酸を忍ばされています。

安価な外食チェーン店も同じです。しかも、外食チェーン店は油を使いまわしています。そのため、加熱で発生した過酸化脂質もその油にはたっぷりです。その意味で、外食チェーン店の揚げ物を食べることなど自傷行為と言ってもそれほど言い過ぎではないでしょう。

コロナ禍、デリバリーやテイクアウト、冷凍食品などの利用頻度も増えました。また、食の欧米化の裏では養殖魚の問題もあります。

養殖魚のエサに大豆やトウモロコシが利用され、魚に含まれる脂肪酸中のリノール酸やアラキドン酸(どちらもオメガ6)割合が増えています。つまり、私たちはありとあらゆる形でリノール酸過多となるよう、ガンに羅漢するよう仕向けられてきたのです。

食餌コーン油含量の乳癌発育に及ぼす効果 勝田 吉重 1981 年 33 巻 3 号 p. 360-379

脂肪含量の増加によってひきおこされる乳腺脂肪織のリノール酸の増加および腫瘍燐脂質(リン脂質)のリノール酸増加が、乳癌の増殖促進効果に関与しており、(以下略)

魚と乳癌

魚食は乳癌のリスク低下に役立ちます。もちろん、オメガ3系脂肪酸サプリメントも有効です。

魚および海産 n-3 多価不飽和脂肪酸の摂取と乳がんのリスク: 21 の独立した前向きコホート研究からのデータのメタ分析

The consumption of higher levels of dietary marine n-3 polyunsaturated fatty acids (PUFAs)is associated with a 14% lower risk for breast cancer than lower levels of consumption, according to a meta-analysis of 26 studies from Asia, Europe, and the United States. The results, however, could have a geographic limitation. Subgroup analyses indicated that the protective effect of marine n-3 PUFAs was more evident in Asian countries (RR, 0.69) than in Western countries (RR, 0.89). /2013.06.28

食事からの海洋性 n-3 PUFA の摂取量が多いほど、乳がんのリスクが低くなります。魚とアルファリノレン酸の摂取とリスクとの関連性は、前向きコホート研究のさらなる調査を保証します. これらの調査結果は、食事とライフスタイルの介入による乳がんの予防に関して、公衆衛生に影響を与える可能性があります。

DHAやEPA、α-リノレン酸は発ガンの抑制だけでなく、増殖や転移まで抑制作用があります。

食餌コーン油含量の乳癌発育に及ぼす効果 勝田 吉重 1981 年 33 巻 3 号 p. 360-379

1986 年にReddy と Maruyama は n-3 系多価不飽和脂肪酸を多く含む魚油を用い、実験的大腸発癌に対する抑制作用を初めて報告した 。我々は高純度の EPA を用いてラットでの実験的大腸癌の発癌をEPA が抑制することを 1988 年に報告するとともに、乳癌の発癌抑制についても報告した。

我々はその後の研究によって、n-3系脂質であるα―リノレン酸、EPA ならびに DHA は発癌を抑制するのみならず癌の増殖や転移までも抑制することが明らかにしてきた 。さらに EPA とDHA ではどちらがより発癌抑制作用が強いかについてもN-methyl-N-nitrosourea誘発の乳癌モデルを用いて検討を行ったところ、このモデル実験では DHA の方が EPA よりも強い発癌抑制作用を示した

もう、ガンは医者に任せないのが賢明ですね。

まとめ

欧米型のガンである大腸ガンや前立腺ガン、乳ガンの発症はリノール酸過多が原因です。また、増殖や転移もリノール酸が促します。つまり、オメガ6過剰が欧米型のガン発症を促すとともに増殖や転移の原因となります。

一方で、オメガ3系脂肪酸であるDHAやEPA、α-リノレン酸は発ガンを抑制するとともに増殖や転移も抑制します。

したがって、一度でもガン発症の経験があるなら10日間チャレンジはお勧めです。現在、ガンに羅漢されている方は、以下の食生活をすべて取り入れることを心からお勧めします。

以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。

1.10日間チャレンジ

2.減塩を止める – 塩(どの塩を買ったらいいかわからない方はラメールをお試しください)をとる

3.小麦断ち

4.16時間節食

重曹+クエン酸

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16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。

病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。

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Posted by sinsd