中国の重要な穀物地帯で「作物の春の植えつけができていない」。中国に食料危機が迫り、それは日本に…🥶
・中国の重要な穀物地帯の吉林省が、ロックダウンのために「作物の春の植えつけができていない」模様。中国に食料危機が迫り、それは全世界に影響する (転載元)地球の記録 4月12日
中国政府は現在、コロナの流行に対して各地で厳格なロックダウンをおこなっていますが、その中に、穀物の重要な生産地域のひとつである「吉林省」があります。
この吉林省は、3月14日から省全体がロックダウン下にあり、この春の作物植え付けの時期に農家の人々も畑に出ることができていないことが、米エポックタイムズ社の取材で明らかになってきました。
中国は、世界最大の穀物消費国であるわけですが、今季の冬小麦の収穫が、「中国建国史上最悪」だったことを中国農業当局は 4月に発表しています。
・(記事)中国の冬小麦の収穫が「国の歴史上最悪」であることを農業当局が発表 地球の記録 2022年3月8日
上の記事でご紹介した報道では、中国の農業担当大臣の発言として、以下のような発言があったと伝えられていました。
> 強力な政策と技術支援、および穀物の作物状態の改善により、中国の夏の穀物収穫は豊作になることが確実になると農業大臣は確信しているという。 (zerohedge.com)
現在の中国の広範なロックダウンは、この「夏の穀物収穫が豊作になる」ことを
「阻害する」
という可能性が出てきているのです。
中国の不作の何が問題かといいますと、自国の農作の状況が悪いという可能性が示された際には、中国は、
「全力で世界中から食糧を買い集める」
と見られることです。
弱い国には対抗できないような圧力と経済力で、食糧、特にそれが穀物なら、強引に購買していくと見られます。
3月の中国全人代では、「食糧安全保障の確保」が大きな焦点となっていました。
(報道) 中国全人代で食糧安全保障の確保が焦点に (共同 2022/03/08)
パンデミックが始まった 2020年の時点で、中国が「世界最大のトウモロコシ購入国となった」ことを、昨年の以下の記事で取りあげています。
[記事] 気象と災害と国家対策と「中国」により消えていく世界の食糧。そしてアメリカでは慈善家ビル・ゲイツ氏が最大の農地所有者に
In Deep 2021年3月4日
ファイナンシャルタイムズ紙は以下のように書いていました。
> 中国はこれまでトウモロコシは自給自足できていた。その中での、トウモロコシの輸入の増加は、アナリストやトレーダーたちを驚かせている。
>
> 中国が、今年、世界最大のトウモロコシ購入国となり、そして大豆に関しても最大の輸入国になる予定であるため、このセクターの大きな問題は、日本や韓国などの他の主要なトウモロコシ購入者よりも先を行くかどうかだ。 (FT)
ブタなどの飼育動物のエサもトウモロコシなどの穀物ですが、中国は世界最大の豚肉生産国でもあり、エサとしての穀物も大量に必要です。
今後の中国の農作の自給量が満足でなかった場合、「全力で海外から穀物を購入する」ことは確実だと思われますが、中国の冬小麦の収穫が過去最悪だった上に、今のように春の植えつけも普通には行われていないということで、今年の中国の自給率は、通常より低い可能性があります。
人口の多い中国が食糧不足に陥るということは、今でさえ懸念が強い全世界の食糧問題の懸念を悪化させることになると思われます。
食糧に関しては、良い方向の話は本当に聞かなくなっています。
米エポックタイムスの記事をご紹介します。
パンデミックで中国の農家が問題に直面する中、食糧不足が迫っている
Food Shortages Loom as Chinese Farmers Face Trouble Amid Pandemic
Epoch Times 2022/04/01
中国の吉林省は、省全体にコロナによるロックダウンが課されているにもかかわらず、当局は、吉林省の春の農作は継続することを確実にすると発表した。しかし、オンライン上のビデオででは、警察が中国全土の畑で働く農業従事者たちを妨害していることが示されている。
アナリストは、この中国の春の耕作の遅れが食糧不足につながる可能性があると述べた。そして本当の危機は、種子と肥料の問題に中国の農家が直面していることにある。
封鎖は食糧供給を脅かす
中国のコーンベルトに位置する吉林省は、中国の穀物の重要な加工および生産地域だ。当局は 3月14日に吉林省全体を封鎖した。
封鎖は 2400万人に影響を及ぼし、国の食糧供給を脅かした。
4月6日、吉林当局は、春の耕作を保護するために、19,768エーカーの土地を覆う播種小屋の 80%以上が準備でき、トウモロコシと大豆の種子の 90%以上が配達されたと主張していた。
しかし、オンラインでの中国の動画は、省のさまざまな地域の農家の人々がロックダウンに違反して畑を耕しために、地元の警察によって、14日間の拘留または検疫の対象となったために連れ去られたことを示した。
エポックタイムズは、作物の種子の準備に関する公式発表を確認するために、吉林省の種子会社に連絡をとったが、 1つの地元の種子会社にしか連絡をとることができなかった。
種子会社のスタッフは、3月初旬のロックダウン以来、会社は閉鎖されていると述べた。「パンデミックの中で、誰もが PCR 検査のために家にいる」とスタッフは言い、種子会社のビジネスがいつ再開されるかわからないと付け加えた。
種子の危機は食糧不足につながる可能性がある
匿名を希望した中国のジャーナリストの劉氏(仮名)は、種子の欠如は、封鎖中の制限よりも深刻であると確信している。
「種子と肥料は、春の耕作の 2つの主要なものです。しかし、中国の実行可能な穀物の種子は高い金額で中国の農家に販売されています」
劉氏によると、多くの中国の農家は、中国での不透明な種子の調達方法の慣行の犠牲になっているという。種子が悪いために収穫がほぼゼロになった人もいる。
種子は海外の企業によって管理されており、非常に高価であると劉氏は説明した。「農家の人たちは、昔のように以前の収穫からの良い種子をもはや保持していないのです」と彼は言った。
劉氏は次のように述べている。
「外国企業は、中国に流入する種子の技術を管理しています。一部の国内種子会社は、現代の種子技術とは完全に接触しておらず、自家繁殖種子と主張する劣った種子さえ販売しています。その結果、農家の収穫は低調でした」
劉氏は、種子の問題について多くの中国の作物種子生産者を非難している。何年にもわたって、中国の農家は劣った種子のために経済的損失に苦しんでいるという。
2019年の中国メディアの報道によると、種子が劣っている場合、江西省の 205人の農民が約 726,000ドルの損失を被り、合計 800エーカーの畑が失われた。
中国の人権雑誌「北京の春」の編集長チェン・ウェイジャン氏は、今回のロックダウンは、肥料価格と農薬の価格と生産に深刻な影響を与えるだろうと指摘した。「農薬と肥料がなければ、中国の土壌には生産性がありません」と彼は言った。
「中国の食糧危機は、今後 2、3年でさらに顕著になると確信しています」とチェン氏は付け加えた。
最近、中国政府は、農村地域に中国のさまざまな地域の農地を復元することを強制した。一部の地方当局者は、セメントの上に土の層を置くことによってバスケットボールのコートや道路を農地に変えることによって、その政策に応えた。
チェン氏は、これは食糧不足が中国政府にとって恥ずべきポイントに達したことを明らかにしていると述べた。
・上海の税関停滞、陸海空ともに大混乱…先が見通せなくなった日中貿易【上海ロックダウン 阿鼻叫喚の舞台裏】
(前略)貿易会社経営の森田道夫さん(仮名)も、上海のロックダウンに振り回される一人だ。上海を目的地とする荷物を取り扱っているが、ロックダウン前に航空便で出した貨物が中国の客先に納入できない。取扱品目は小型の日用品だが、出荷した貨物は上海の空港に積まれたままだ。「3月16日に上海に到着した貨物が、1カ月経っても通関してもらえない」と、森田さんは焦っていた。(中略)
見通しが立たない中で「4月分もまだ出荷していないのに、早速5月の注文が来てしまった」と森田さんは頭を抱える。
上海を含む長江デルタには、2万拠点を超える日系企業が集積し、アップルやテスラ(電気自動車大手)など外資の工場も多い。ロックダウン解除のめども立たない中で、どの企業も同様な状況に置かれているのは容易に想像できる。
日本にとって中国は、アメリカに次ぐ世界第2位の農林水産物輸入相手国。
2019年の農林水産物の輸出はトータルで約9121億円。輸入合計は9兆5166億円。圧倒的な輸入大国である。国別の輸入金額は、①アメリカ:1兆6470億円②中国:1兆1911億円③カナダ:5694億円の順。中国のシェアは全体の12.5%となっている(農林水産省「農林水産物輸出入情報」)。
中国の1兆1911円を1億人で割ると1万1,911円/人
中国から輸入している農産物
輸入農林水産物約400品目中、中国がシェアトップは110以上。農産物:合計7171億8110万円で、農産物が全体の60%
タマネギ
タマネギの輸入量は年間30万トン前後で、その9割(約27万㌧前後)が中国から輸入されています。
しかし、タマネギ自体の自給率は70%~80%ほど。日本のタマネギは主に北海道で生産されており、日本での生産のうち6割強程度を北海道産が占めています(約80万トン前後)。
ニンジン
最大輸入先は中国(約9万トン前後)です。日本ではやはり北海道での生産が最も多く、約15万トンほど。
キャベツ
キャベツも多くは国産品でまかなわれていますが、輸入先最大手は7万トン程度の中国です。
ネギ
ネギの輸入先は中国とベトナムの二カ国だけで、1位の中国が約6万トン、2位のベトナムはわずかに20トン前後です。
ゴボウ
元々漢方薬として利用されていたゴボウですから、輸入量は断トツで中国です。
ニンニク
ニンニクは青森の生産量が1万トン程度、第二位の北海道が700㌧程度ですから、国内生産量では青森が断トツで最多です。が、中国からの輸入量は約2万㌧と国内生産以上となっています。
水産物
中国からの輸入総額3148億円は水産物輸入総額1兆7397億円の18%。輸入品の代表的存在はウナギとイカ。このほか、中国産がシェアトップとなっている品目は、フグ、ハマグリ、ホタテ貝、貝柱、タラの卵など。マグロも輸入先第二位。
・中国 ロックダウンで3億7300万人に行動制限 全人口の26.4%
中国の45都市で何らかの都市封鎖(ロックダウン)が行われ、対象者が3億7300万人に上るとみられることが分かった。
とにかく、1年分以上の食糧を確保しましょう。無農薬ササニシキ玄米は2年分の備蓄が必要ですね。味噌や醤油もさらに仕込んでおくのが賢明なようです。また、私はお客様に次のようにアナウンスしています。
「通販利用の購入は4月10日までに済ませること。」
「キュウリやミニトマト、ナスなど野菜は時間稼ぎのためF1種の苗でいいので栽培をはじめること。」
「苗以外は固定種の種を購入し、すぐにプランター栽培をはじめること。」
「畑を借りるのは否定しないが、盗まれることを想定してペットボトル栽培も検討する事。」
「盗まれないようベランダでのプランター栽培を推奨。」
「生育の早いラディッシュは毎日家族分の種まきをすること。」
今回が食糧備蓄について最後のお知らせとします。以下を参考に安心・安全な保存食を備蓄し、野菜のプランター栽培をはじめてください。
安心・安全な保存食
安心・安全な保存食とは、大きく次の4つがあります。
1.乾物:野菜や海藻類、魚介類などの食材を乾燥させて、水分をカラカラになるまで抜き、常温で数カ月以上の長期保存をできるようにした食品のこと
2.漬物:日本の伝統的な梅干しや白菜など野菜の漬物やキムチ、ジャムなどの食品
3.魚缶詰:サバやアジ、イワシなどの魚缶詰やツナ缶
4.穀類・豆類:玄米や雑穀、豆、スプラウトなど
1.乾物
乾物は水分を抜いているので微生物が繁殖せず、常温でも腐らずに保存できます。種類はとても多く、一般的には昆布、寒天、ひじき、干ししいたけ、切干し大根、高野豆腐など。他にも、豆類や麩(ふ)、麺類、のり、ワカメ、煮干し、桜エビなどがあります。
海苔
味付け海苔はダメです。また、韓国海苔も避けた方が無難です。前者は添加物まみれですし、後者はゴマ油が酸化しますので長期保存など危険です。
|
鰹節
削ってあるパック詰めでも悪くはないのでしょうが、自宅でその場で削った鰹節の味は別格でしょう。
|
だし昆布
これからは味噌が如何に大事なのか再認識されます。だし昆布も欠かせませんね。
|
とろろ昆布
個人的に大好きなのがこのとろろ昆布。お湯で戻すだけで食べれますのでお勧めです。
|
乾燥わかめ
味噌汁の具としてわかめも欠かすことはできません。
|
乾燥ひじき
好みは人により違いますが、私はひじきの煮物も大好きです。
|
乾燥もずく
私は海産物全般が好きなので、このもずくも欠かせません。
|
煮干し
煮干しも味噌汁のダシには欠かせませんね。
|
春雨
私はチャプチェが好きなので春雨も備蓄しています。
|
ごま
おひたしも大好きな私ですので、白ごま黒ゴマともに備蓄しています。
|
|
きな粉
私は甘いもの食べません。でも、甘いもの好きな方は、今後はきな粉が欠かせないものとなるのでは?
|
干しシイタケ
しいたけは超ーーーー大好きな食材です。干しシイタケも分厚いヤツは味が違いますよ。
|
切り干し大根
切り干し大根も好きです。と、ここまでピックアップしてみて、乾物は私が好きなものだらけだと今氣づきました。
|
高野豆腐
高野豆腐はほとんど食べた事ありません。が、保存食としては優秀なたんぱく源です。
|
ゲソ:スルメイカ
我が家の娘たち、とくに次女の子どもの頃はおやつ替わりにスルメイカ食べさせていました。お酒のおつまみにも。
|
漬物
漬物はできれば自家製を目指してください。私も味噌作りはじめましたし、梅干しは義母が作ってくれます。
ぬか床を用意すれば簡単かつ美味しい漬物を年中食べることができます。ので、ここでは昔ながらのしょっぱい梅干しだけご紹介しておきます。
|
干し柿
甘いもの好きな人のために干し柿だけはご紹介しておきます。
|
妻は、柿がないとダメな人なので…
魚缶詰
魚の缶詰です。後半にツナ缶をご紹介していますが、ツナ缶購入時は裏面を見極めて購入してください。
・サバ缶
|
|
・鮭(サケ)缶
|
|
・さんま缶
|
・イワシ缶
|
|
ツナ缶
油漬けのツナ缶は禁忌です。絶対に買ってはいけません。水煮ツナ缶を購入してください。念のため、過去記事の一部を再掲載します。
実は、マグロもその種類により魚肉中に含まれるEPAやDHAの含有量は大きな差があるようです。文部科学省の 日本食品標準成分表2015年版(七訂)脂肪酸成分表編 脂肪酸成分表編 第2章 第1表で確認したところ、カツオでは先の初ガツオと戻りカツオでは大きな違いがありました。
初ガツオ:EPA24㎎・DHA88㎎
戻りカツオ:EPA400㎎・DHA970㎎
魚好きの私は、以前は初ガツオを楽しみにしていましたが、いつからか戻りカツオの方が脂がのっておいしいと気づきました。しかし、あらためて調べてみてEPAとDHAの量が10倍以上も違うことに驚きました。
このように、獲れる時期で魚肉に含まれるEPAやDHAの含有量は大きな差があります。同じように、魚種によってもEPAやDHAの含有量には違いがありますので、ツナ缶でも大きな差がありました。
ツナ缶のEPA/DHA含有量
主原料をビンナガマグロかキハダマグロ、カツオに使うかでEPAやDHAの含有量に大きな差がありました。
ご覧のように、もっともDHAやEPAが豊富なカツオの味付け缶とキハダマグロの油漬け缶では、その含有量に8倍以上もの差があることがわかりました。
水煮タイプのツナ缶
水煮(ノンオイル)タイプのツナ缶は、油の代わりにマグロやカツオ、野菜エキスなどを使用しています。食塩未使用タイプのものもあります。ツナ缶を選ぶときは必ず水煮タイプから購入するようにしましょう。
参考までに、魚嫌いの子どもやメンタル面に問題を抱えているご家族がいらっしゃるなら、次の方法をお勧めします。
お勧めのツナ缶ランキング!
DHAやEPAの含有量が多い水煮のツナ缶。これがお勧めということで、以下に油漬けを除いた表を再度ご紹介しています。
ご覧の通り、カツオがもっとも多く、DHAとEPAの含有量から考えると私的にはキハダマグロは「却下!」となります。したがって、カツオもしくはビンナガマグロの「水煮」ツナ缶がお勧めです。
そこで、以下の「食べて安心な食品一覧」の缶詰ページで紹介しているツナ缶にランキングをつけてみました。
第1位 いなば ライトフレーク食塩無添加オイル無添加
第1位に輝いたのは、イナバ食品のライトフレーク食塩無添加オイル無添加です。原材料はカツオ。オイルも食塩も無添加です。
念のため「ライトフレーク」が「カツオ」です。ライトツナは今回の話で却下となった「キハダマグロ」です。紛らわしいので名前に注意して購入してください。
第2位 素材そのままシーチキンマイルド
第2位はシーチキンの素材そのままシーチキンマイルドです。こちらも主原料はカツオです。オイルは入っていませんが、食塩が入っているので2位としました。
第3位 いなば 油を使用しないライトフレーク
第3位は油を使用しないライトフレークです。こちらも主原料はカツオです。上記の素材そのままシーチキンマイルドは75グラム、こちらの油を使用しないライトフレークは70グラム。市場価格は前者シーチキンマイルドの方が安価だったため3位としました。
第4位 はごろも 素材そのままシーチキンファンシー
第4位ははごろも 素材そのままシーチキンファンシーです。主原料はビンナガマグロです。カツオと比べてDHAとEPAの含有量が少ないこと。また、カツオと比べて1個当たりの価格が高くなることから4位としました。
第5位 ライトツナ アマニ油
いなばライトツナアマニ油というツナ缶があります。こちらは主原料がキハダマグロですが、油を亜麻仁油にしていることから第5位としました。ただし、先ほどの表でわかるように、キハダマグロとビンナガマグロのDHAとEPAの含有量には大きな差があります。油を亜麻仁油に変えても、その差を埋めることはできません。また、アマニ油を使った分だけコストが上がり、販売価格も高くなっているようです。
ただ、このライトツナアマニ油を利用された方から「とてもおいしかった!」という声を複数いただいています。上位4つも食べてくれなければ意味がありませんから、このライトツナアマニ油も選択肢のひとつとしてご紹介しておきます。
第5位 ライトツナえごま油
5位はもうひとつ。同じライトツナで、こちらもサラダ油をえごま油に置き換えているツナ缶です。1缶に使われているえごま油で1日に必要なα-リノレン酸が摂取できるようです。ただし、こちらも原材料はキハダマグロです。
5位のライトツナを利用する際の注意点!
ライトツナのアマニ油とえごま油。このふたつを利用するなら、ひとつ注意があります。それは、このふたつは加熱調理に向かないことです。
ここではカンタンに説明しますが、えごま油やアマニ油の主成分であるα-リノレン酸は加熱するとカンタンに酸化される上、トランス脂肪酸が生成します。決して加熱調理に利用してはいけません。
4.穀類・豆類
「白」編に「米」と書いて「粕(かす)」となります。よって、今後の私たちは精白食品は食べ物ではないと認識する必要があります。また、小麦やトウモロコシは遺伝子組み換え食品がほとんどですから、安全な固定種であるとわかるまでは避けた方が無難です。
玄米
こしひかりはダメ。ササニシキが良い。という噂があります。私も真偽はわかりませんが、念のために無農薬ササニシキ玄米を選ぶようお勧めします。私もそうしました。
|
玄米餅
玄米餅は美味しいですよ。これに味噌つけるだけでもいけますし、お雑煮もお勧めです。
|
|
スプラウト
イカのスプラウトは市販の物1パックが100回作ることができるようです。
|
カイワレ大根などとセットになって売られているものもあります。
|
豆類
私は豆の栽培セットも購入しました。1日目に12時間水に浸し、その後2日水替え水切りを1日2回やるだけ。例えば、今日の夕方水煮浸せば、明後日の夕食時には発芽した豆を食べることができます。
|
十割そば
十割そばをお勧めするのは、それ以外は小麦が使用されているからです。
蕎麦も魚の缶詰入れるだけで美味しくいただけます。
|
|
|
固定種の種
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
まとめ
何度も繰り返しましたが、今回の食料備蓄は時間稼ぎです。今後、私たちは精製された食品を避け、固定種(F1ではない)の野菜や果物を育て自給自足に近い生活に回帰する必要があります。
とりあえず、私も固定種の種をいくつか購入し、プランター栽培をはじめました。
今すぐ備蓄食料を備えるとともに、まずはプランター栽培でいいのではじめてください。
・助けることができるのは家族まで!食糧備蓄の現実を知りましょう。他人を助けることなどできません
・手作り味噌づくりに挑戦してみました。出来上がりはどうなるのか?10カ月後までわかりませんが…
・安心・安全な保存食を備蓄して食糧危機・食糧難を乗り越えましょう! 自家栽培もはじめてね。
・有機大豆を自宅で煮てからの味噌作り! – とんでもない誤算がありましたので情報をシェアします。
・産地偽装の報道は「食糧危機が来るよ!」というお知らせです!リミットは間近だと思われます。
・野菜はペットボトル栽培できる!マンションなどにお住いで野菜栽培のスペースがとれない方へ
・4月より物価高と食料品を含めた品不足は決定的! – 1か月分レベルの備蓄では乗り切るのムリですよ
・認識が甘かった!そう痛感しました。みなさん、この指摘を真剣なアドバイスと受け止めましょう。
↑ とくに、この小林さんからいただいた指摘はよく噛みしめて読んでください
↑ 孤独でいたい方は読むのは時間の無駄です。