野菜の種はF1種ではなく「固定種」を選んで購入しましょう。 – 来年の蒔く種を確保できます。
私もすでに購入しましたが、野菜や果物、花の種は固定種を購入しましょう。
この固定種なら、採れた野菜などの種から翌年も作物を得ることができます。逆に、固定種でないなら、それができないという話です。
野菜や花の種
作物(野菜や花など)の種には大きくF1種と固定種の2種類があります。
F1種とは?
「良いとこどりをした品種の種」をF1種と呼びます。
優良な形質を持つ異なる親を交配し作られた品種で、スーパーなどで売られている野菜のほとんどがこのF1種です。
メリットは発芽や生育が揃いやすいこと。一度に収穫することが可能なため、大量生産に向いています。また、病気に強い品種の栽培や、甘味を強くしたりと消費者受けのよい野菜を栽培することができるなど、生産者にメリットがあります。
その一方で、F1種から採れた種を採種しても同じ形質の野菜を栽培することができないというデメリットがあり、自家採種をしたい方には向きません。つまり、毎年種を購入する必要があります。
※ もっと詳しく知りたい方は、「F1種とは?野菜のタネの品種改良、固定種との違いについて解説」をご覧ください。
固定種とは?
固定種とは自家採種が可能で、植物が持つ形質が受け継がれた品種のことです。
固定種は遺伝的多様性を有しており、形や収穫時期にバラつきがああります。また、F1種と比べると味や形などが不揃いで、良く言えば個性的なものが多いのですが生産者が消費者に販売するには不向きとなります。
固定種は、その土地で生きていくために必要な遺伝情報を保有しています。そのため、日本各地で栽培されている伝統野菜に固定種が多いようです。その土地の気候風土に適応した種であり、自家採種を続けることができます。
繰り返しますが、固定種は形質にバラつきがでることがあるので大量生産には向きません。その一方で、環境適応した種であり、自給や保存という側面では貴重な種です。
私が購入した固定
静岡は先週から少し暖かい日が出てきましたので、さっそく3月9日(水)からプランター栽培の準備を進めています。ブロックを3段積んで防虫ネットをかけ、その下でイチゴやブロッコリー、スティックブロッコリー、ミニ白菜などを栽培しています。なお、こちらは苗で購入したのでF1種となります。
なぜ、この記事を書いたのか?というと、固定種の栽培をお勧めするためですが、このキャベツを見せたかったからというのが本音です。笑
なんと、昨年の夏、キャベツのシンを土に戻そう(発酵させよう)と捨てたらこんなに立派なキャベツとなりました。すでに、市販されているキャベツとほぼ同じ大きさです。ビックリです。
ということで、固定種は現在種まきをしましたが、まだ一部発芽、ほとんどは発芽には至っていません。
一部発芽
以下は、すべて同じお店で購入しました。
にんじん
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小松菜
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ナス
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ピーマン
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インゲン
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大豆
大豆は今後、味噌や醤油の手作りを続けますので超重要です。
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ラディッシュ
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白菜
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小かぶ
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大根
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ブロッコリー
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かぼちゃ
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ミニトマト
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キュウリ
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まとめ
すいません。
キャベツを見せたくてこの記事を書きました。というわけではありませんが、F1種ではなく固定種の種を購入してプランター栽培をはじめていきましょう。
もちろん、食料の備蓄は準備万端ですよね。
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