子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!:加工食品ばかり食べるとヒトは狂うことに…

「植物油を使うとコレステロール値が下がる。」

この常識が間違っていたことが明らかになっています。それどころか、植物油を使うことで私たちの「こころ」と「からだ」が蝕まれています。

そもそも植物油といってもその成分はさまざまです。

飽和脂肪酸が多いパーム油やココナッツオイル、一価不飽和脂肪酸が多いオリーブオイル、リノール酸の多い紅花油や月見草油、ヒマワリ油、コーン油、綿実油、ごま油、米油、大豆油、α-リノレン酸が多いえごま油や亜麻仁油などがあります。

なかでも、リノール酸やα-リノレン酸、加えて魚介類由来のEPAやDHAの摂取は体内で生理活性物質の代謝に直接的な影響を与えます。そして、これらが各種の慢性疾患の症状と発症率を劇的に変える重要なファクターであることが明らかにされてきました。

また、オメガ3不足は抑うつや不安情動の発症と相関することもわかっています。

なお、以下の論文では触れていませんが、オメガ6過剰およびオメガ3不足は発ガンを促します。詳しくは「乳癌など欧米型ガン発症の原因は〇〇だった」を確認してください。

加工食品ばかり食べるとヒトは狂うことに…

エゼキエル38章は成就したようです。21日までにロシアの侵略があります。

当然ですが、輸入が止まります。国内の家畜飼料の在庫が尽きれば牛や豚、鶏は餓死します。

肥料高騰で「コメの作付をしない!」という農家さんが増えています。

したがって、食糧難となる日はもうすぐそこです。

ヒトのメンタルはオメガ6過剰で悪化する!

オメガ6過剰はヒトのメンタルヘルスに大きな影響を与えます。また、小腸の絨毛の萎縮を招きますから、赤血球の質の低下に繋がります。さらに、腸内血流の低下で腸内細菌叢にも悪影響を与えます。

今後、多くの方が冷凍食品や加工食品しか食べれなくなります。それが、さらなるメンタルヘルスの悪化に繋がることは避けられません。

がんサバイバーのメンタルヘルスと食・栄養 大久保 亮, 佐々木 洋平 2020 年 25 巻 2 号 p. 127-134

(前略)乳がんにおいて、食・栄養の要因の中で、がんサバイバーの予後の危険因子として、最も明らかになっているのが、BMI 30 以上の肥満である。BMIが 30 を超えた肥満の場合、乳がん再発、死亡の危険性が増加することが示されている。(中略)

日本の一般住民の調査であるが、全国の男女 7万人を 15 年間追跡して食事のバランスと死亡の関連について調べた研究では、「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省、平成 17 年)の推奨に従い、食事のバランスが良ければよい程、死亡のリスクが低下するとの結果が得られている。(中略)

がんサバイバーの 3 割は精神的苦痛を抱えているとされている。その苦痛は幅広く、適応障害やうつ病、自殺のように、専門家の対応が必要となる問題から、がん再発の不安など、治療の対象となりづらい精神的苦痛まで幅広く存在する。特にがん再発不安は、がんサバイバーの精神的苦痛の中でも、多くの方が抱えて苦痛に思い、支援が十分に届いていない問題である。(中略)

近年、食・栄養がメンタルヘルスに影響を及ぼすことが注目されている。食・栄養は副作用のリスクが低く、有効性が実証された場合、普及が容易である。様々な成分・観点から研究が行われているが、その中でも魚や一部の植物に含まれるオメガ3系脂肪酸と、腸内細菌叢の改善が見込まれるビフィズス菌・乳酸菌などの有用菌(プロバイオティクス)については、基礎・臨床研究が盛んにおこなわれており、不安症状、抑うつ症状などへの効果が期待されている。(中略)

脂質の主成分である脂肪酸は、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分かれる。その中でも、多価不飽和脂肪酸は脳の発達や機能にかかわる重要な物質であり、大きく分類するとオメガ 3 系とオメガ 6 系の 2 種類に分かれる。

主なオメガ 3 系脂肪酸は、青魚に多く含まれるエイコサペンタン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)、さらに亜麻仁油、エゴマ油、サチャインチ油、チアシード油などに多く含まれるαリノレン酸(ALA)である。

オメガ 3 系脂肪酸は、植物油脂に含まれるリノール酸や肉に含まれるアラキドン酸などオメガ 6 系脂肪酸とともに生体膜の二重層を構成する成分であり、体内で合成できない必須脂肪酸である。オメガ 3 系脂肪酸は、中性脂肪の低下、血管内皮細胞の機能改善、血栓生成防止などいろいろな生理作用を有しており、冠動脈疾患の罹患数減に寄与することが知られる。

オメガ 3 系脂肪酸ががんに与える影響に関しても長年研究され、有効性が示唆された報告もあるが、近年の大規模なメタ解析では、オメガ 3 系脂肪酸の摂取が、がん診断、がん死亡を改善するという結果は得られなかった。

オメガ 3 系脂肪酸と精神症状の関連に関して基礎・臨床研究両面から、研究が進められている。近
年、日本の地域住民を対象にオメガ 3 系脂肪酸が豊富に含まれる魚食とうつ病罹患のリスクを検討
した研究でも、魚食のうつ病罹患の危険性について、最も魚の摂取が最も少ないグループに比べて、
2 倍の量を 1 日に食べているグループでは、うつ病罹患のリスクは半分以下であった

介入研究でもオメガ 3 系脂肪酸のうつ病治療における補助的役割が確認されている。うつ病治療にオメガ 3 系脂肪酸を用いたランダム化比較試験をまとめたメタ解析では有効性が報告されており、特に DSM で大うつ病と定義されたうつ病患者に対して顕著な効果を発揮すること、オメガ 3 系脂肪酸の中でも、EPA が 50%以上含まれているサプリメントでプラセボに比べて有意な効果(Hedge’s G=0.61)があることが示されている

がんサバイバーのメンタルヘルスに関しては、オメガ 3 系・オメガ 6 系脂肪酸とうつ病の関連をみたところ、血中オメガ 6 系脂肪酸のリノール酸(通常の食用油に多く含まれる)の割合が高い程、抑うつ症状が高いという関連がみられ、その関連は特に化学療法後のサバイバーで強いという結果であった。(中略)

「揚げる」調理法の裏に隠れた弊害とは…?

オメガ 3 系脂肪酸と不安症状の関連についても研究が進められている。動物実験において、摂取する餌のオメガ 3 系脂肪酸をオメガ 6 系脂肪酸に対して増やすと、獲得される恐怖記憶が軽減することが見出されている。

その機序として、オメガ 3 系脂肪酸の増加が生体膜の流動性を増加させ、扁桃体の過剰活動が抑制に繋がるという神経生理学的機能制御が示唆されている。恐怖記憶制御不全は、外傷性ストレス障害(PTSD)など不安症の中心的な病態として知られている。

我々が行った、不安症状治療にオメガ 3 系脂肪酸を用いたランダム化比較試験をまとめたメタ解析でも有効性が報告されており、オメガ 3 系脂肪酸を摂取した群はオメガ 3 系脂肪酸を摂取していない群と比較して、不安症状が軽減されることが明らかになり(Cohen’s d=0.37)、特に身体疾患や精神疾患等の臨床診断を抱えている人を対象にした場合により抗不安効果が大きい(Cohen’s d=0.51)こと
が示された

我々のグループではがん再発不安とオメガ 3 系脂肪酸の関連を検討する研究を行った。乳がんサバイバー130 人を対象に、オメガ 3 系・オメガ 6 系脂肪酸とがん再発不安の関連をみたところ、血中ALA(えごま油、アマニ油、くるみに多く含まれる)の割合が高いほど、がん再発不安が低いという関
連がみられ
、その関連は抑うつ症状など他の精神症状と独立したものであった 。

ALA は恐怖記憶の処理を促進するという臨床試験の報告もあり、ALA摂取が再発不安軽減に有用な可能性が示唆された。

オメガ6が過剰となると小腸の絨毛の萎縮が起こります。

血液と健康の知恵

千島学説で赤血球は小腸の絨毛で食べた物から作られることを明らかにされています。したがって、オメガ6過剰は病気の赤血球が生じ、その赤血球が分化(変化)し病気の白血球が生じます。それが過剰なアレルギー反応を引き起こすと考えられます。

鼻炎や喘息、アトピーなどアレルギーがある方は10日間チャレンジをお勧めします。

n-3系多価不飽和脂肪酸の小児における有用性 清水 俊明 2012 年 21 巻 2 号 p. 217-229

コントロ一ル群に比ベアレルギーを起こした通常飼料群では、絨毛の萎縮および陰窩(いんか)の過形成が認められた。また、アレルギー反応を起こさせた群の間でも、通常飼料群に比しエゴマで飼育した群では絨毛の萎縮が軽度に留まるのに対し、ラードおよびコーンで飼育した群では絨毛の萎縮がより著明であった

※ 小腸の場合は粘膜に絨毛(じゅうもう)があり、その根部から粘膜固有層に管状の落ち込みができる(これを陰窩(いんか)とよぶ)

また、低脂肪群とコーン群を比較すると、低脂肪群において絨毛の萎縮は軽度に留まっていた

これらの変化を、絨毛の高さと陰窩の深さの比(villous height/crypt depth 比 V/C 比)で表すと、粘膜障害が強い場合に V/C 比は小さくなる。V/C 比でみるとコントロール群に比し通常飼料群では粘膜障害を認め、エゴマ群では障害の程度が軽減し、ラード、コーン群では、粘膜障害がより著明になっていた

n-3系多価不飽和脂肪酸の各種病態に対する有用性の検討 清水 俊明 2003 年 49 巻 1 号 p. 12-23

これらの結果から、粘膜障害憎悪させる因子としてn-6系PUFA、特にアラキドン酸が、また抑制する因子としてn-3系PUFA、特にα-リノレン酸とEPAが関与している可能性が示唆された。(以下略)

ヒトの皮膚や粘膜面には膨大な数の細菌群が常在しているが、特に大腸では体内で最も高密度な常在細菌叢が形成されており、内容物 1g 当たり10-100 億個の細菌が生息している。その細菌数は総計 40 兆個にも及ぶとされ、これは約 30 兆個と推察されるヒト個体を形成する細胞数よりも多い。

さらにヒト腸内細菌叢は 500-1000 菌種にも上るとされ、それらが複雑な代謝系を構築している。(中略)

近年の研究から腸内細菌叢が身体の健康に密接にかかわっていることが報告されている。例えば動物実験では、肥満の人の腸内細菌叢を移植されたマウスと健常者の腸内細菌叢を移植されたマウスを比較すると、前者では顕著な体重増加が起こることが知られている。(中略)

脳と腸とは、ホルモンやサイトカインなどの共通する液性因子や免疫系・自律神経系など様々な経路を介して双方向的に情報伝達を行っている。

例えば我々はストレスを感じると下痢や便秘などの便通異常を生じる。逆に、腸管粘膜の炎症やバ
リア機能障害により、不安感などの情動や行動、食欲などが変化することが知られている。この脳
と腸の関連を理解する上で重要な要因として、腸内細菌叢に注目が集まっている。

腸内細菌叢は食・栄養の影響を強く受けるため、食・栄養と脳機能を考える上で、腸内細菌叢の関与に関する研究は欠かすことができない。

近年の研究から腸内細菌叢が脳の発達や機能に密接に関わっていることが報告されており、脳の発達への関与が多くの研究から示唆されている。

例えば、腸内細菌叢が欠如した無菌マウスでは、海馬、扁桃体、帯状皮質などの不安や恐怖に関与する神経領域の発達が異常を来し、恐怖記憶などの記憶を維持するために必要な神経発達が障害する。さらに、腸内細菌叢バランスの乱れが全身性の炎症につながる可能性が示唆されている。

腸内細菌叢バランスの乱れは、腸管と血流の間の物質の流れを調節する腸上皮バリアの透過性を亢進
させる。こうした腸上皮バリアが障害された状態では、細菌由来毒素の全身性血流への流入(内毒
素血症)が増加することで、全身性の炎症が引き起こされる。こうした状態は、不安様行動や恐怖記憶処理などの脳機能に影響を与える。

以下の論文で分かるように、オメガ6過剰は大腸粘膜の血流を悪化させます。したがって、腸内細菌叢のバランスが崩れることになります。精神面に問題を抱えているヒトは10日間チャレンジを強くお勧めします。

n-3系多価不飽和脂肪酸の各種病態に対する有用性の検討 清水 俊明 2003 年 49 巻 1 号 p. 12-23

エゴマ投与群で は,コントロール群に比してn3系PUFAであるEPAの大腸粘膜濃度は有意に高値を示し(図-7),

n-6系PUFAであるアラキドン酸濃度は優位に低値を示した(図₋8)

過酸化脂質値は、エゴマ投与によりビタミンE通常量群およびビタミンE欠乏群ではコントロール群に比して有意に高値を示し、ビタミンE欠乏群ではビタミンE4倍量投与群に比し有意に高値を示した。(図₋9)

大腸粘膜のLTB4およびLTC4産生能は、ビタミン量にかかわらず、エゴマ投与により対照に比して有意に抑制されたが(図₋10)

直腸粘膜血流は、ビタミンE4倍量投与群においてのみ対照に比して有意な増加が認められた(図-11)

この結果から、n-3系PUFAの投与はUC(潰瘍性大腸炎)モデルラットにおいて、大腸粘膜のEPAを増加させ、アラキドン酸を減少させることにより、LTの産生を抑え粘膜血流障害を軽減されるものと思われた。しかし、ビタミンEの投与が十分でない場合は、脂質過酸化物の増加を招いて、血流障害などの粘膜病変を悪化させる可能性が考えられた。

 

ヒトを対象とした研究でも、腸内細菌叢とメンタルヘルスの関連が示されている。英国の6万人以上を対象とした大規模な疫学調査では、精神疾患の診断前の 1 年間の抗生物質曝露はうつ病および不安症を発症するリスクを増大させた

さらに、アンチバイオティクス(抗生物質)に対して、腸内細菌叢のバランスを改善することによって宿主の健康に好影響を与える生きた微生物は、プロバイオティクスと呼ばれるが、このプロバイオテ
ィクス摂取によって、前述の内毒素血症や不安様行動が回復することが動物実験で報告されている

ヒトでも、プロバイオティクスの一つである乳酸菌やビフィズス菌の摂取により、被験者の感情や感覚に関わる部位の脳活動が活性化することが明らかになっている

我々も、プロバイオティクスがヒトの腸内に到達し、精神機能に影響を与えるかどうかを調べるために、本邦で初めて、精神疾患患者にビフィズス菌を投与し、不安抑うつ症状の変化を検討する臨床試験を行った。

ビフィズス菌は、特に腸内環境が悪い方の不安抑うつ症状を軽減し、腸管バリア機能を高めることで効果を発揮する可能性が示唆された

さらに、近年出版されたプロバイオティクス介入研究のメタ解析において、抑うつ症状 (Cohen’s d=0.24) 、 不 安 症 状 (Cohen’sd=0.10)それぞれに対して有意ではあったものの効果は小さいものであった。

しかしながら、精神科もしくは身体科の診断がついた方では抑うつ症状 (Cohen’s d=0.73) 、 不 安 症 状 (Cohen’sd=0.43)ともに効果は比較的大きかった。(中略)

我々のグループでは前述の不安症と腸内細菌叢の関連から、がん再発不安と腸内細菌叢の関連を検討する研究を行った。

炎症を惹起するとされるバクテロイデス属とがん再発不安に正の関連があり、腸管バリア機能を高めるなど腸内環境の維持に関わる短鎖脂肪酸の一つの酪酸を主に産生するファーミキューティス門と再発不安に負の関連が認められた。

さらに、腸内細菌全体を評価する指標である、多様性指標とがん再発不安に負の関連が認められ、特に化学療法後の患者で腸内環境と再発不安の関連が強く認められた。それらの結果から、化学療法による腸内環境の乱れががん再発不安に関連している可能性が示唆された。(中略)

オメガ 3 系脂肪酸摂取は抗炎症作用や恐怖記憶制御に関わる扁桃体の過剰活動の正常化を介して、プロバイオティクスは腸管バリア機能と腸内環境の改善を介して不安症状を軽減させる可能性がある。(以下略)

まとめ

オメガ6過剰は腸内血流を低下させ腸内細菌叢を乱します。また、小腸の絨毛の萎縮と陰窩(いんか)の過形成により赤血球の質を低下させます。

さまざまな病気の原因になりますし、精神面も大きく乱す要因でもあります。

最後にお伝えしたいのは、今後はさらに2極化が進むこと。

このページをご覧の方は、すでにそれなりの備えを済ませた方々でしょう。

一方、ほとんどの方は何の準備もしていません。そして、そんな多くの方々は冷凍食品や加工食品を食べ続けることになります。

経験者として断言しますが、そんなヒトたちは狂います。食べれば食べるほど狂います。

大都市圏にお住まいの方は、治安が悪化する前に疎開の準備をはじめるようお勧めします。

以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。

1.10日間チャレンジ

2.減塩を止める – 塩(どの塩を買ったらいいかわからない方はラメールをお試しください)をとる

3.小麦断ち

4.16時間節食

重曹+クエン酸

チクワを食べた方は以下の記事は必読です。お役立てください。

年度末は眠っている家族や親戚。「体調+メンタル」不良を改善する大チャンスかも?
↑ページ内で問診票が無料ダウンロードできますのでお役立てください。

16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。

病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。

【拡散希望!】ワクチン打っても食事を改善すれば助かるかもしれません!すべては赤血球の質です

 

10日間チャレンジ!, Blog’s

Posted by sinsd