子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!:食事メニューが子どもの脳にもたらす影響!

年間1人当たり魚食消費量は2011年の40.2㎏をピークに減り続け、2011年度には肉類消費量が魚食消費量を上回りました。

こういったグラフを見て、何か思い当たることはありませんか?

例えば、鼻炎や喘息、アトピーなどのアレルギーが国民病となったのは1990年代ですよね。そして今では国民の約半数近くがアレルギーだと言われています。また、小学生の9割が近視となったのは2010年代になってから。さらに、次々と難病患者が増えだしたのも1990年代に入ってから。

欧米型のガンも同じですよね。

乳癌など欧米型ガン発症の原因は〇〇だった

魚離れと肉類消費量の増加。この事実と病気を繋げて考えてください。何かが見えてくるはずです。

その意味で、今後の食糧難で魚の缶詰を備蓄することは重要です。油漬けは絶対に買わないように。水煮缶を十分に備えてください。

今、私たちは分岐点に立たされています。また、何を食べるかで、私たちが過ごすタイムラインが変わると想定しています。何も考えずに加工食品を食べる選択をしたなら、そういったタイムラインに送られることになる。そして、そのタイムラインの世界は今以上に過酷な状況でしょう。

より良い世界のタイムラインで過ごしたいなら、真剣に食生活を改善されることを強くお勧めします。

食事メニューが子どもの脳にもたらす影響!

n-3系脂肪酸欠乏状態からの脳内DHAの回復には想像以上の長期間を要します。また、回復速度は成長段階に依存し、若齢ほど早く、成熟期を超えると回復は緩慢になります。

一方、慢性的なDHA不足は脳内DHA量を確実に減少させます。

2023年現在、おおよそ40歳未満の方のほとんどが慢性的なDHAおよびn-3系脂肪酸欠乏状態だと思われます。また、オメガ6過剰でさまざまな問題を抱えていると思いますので、以下の論文を参考にしてください。

n-3系脂肪酸、特にDHAの吸収・消失に関する研究 守口 徹 2006 年 15 巻 1 号 p. 85-92

はじめに

ドコサヘキサエン酸(DHA、22:6n-3)は、出生前後の脳形成期に速やかに築盛し、神経系の形成と機能に対し重要な役割を果たすと考えられている。このDHAを含むn-3系脂肪酸の摂取不足は、認知機能や集中力、視力の低下の他、うつ状態やキレると言ったような異常な行動など、精神の健康においても関与している

基本的に肉食中心で魚介類を摂り入れることの少ない欧米人は長年の生活習慣からDHA欠乏状態に陥っており、日本においても食生活の欧米化は確実に体内DHAを減少させ、数世代先には現在の欧米の足跡をたどることにもなりかねない。

近年、食生活におけるn-3系脂肪酸の重要性を考慮して、食事指導とともにDHAを中心としたn-3系脂肪酸を含む健康食品が多く販売されるようになった。我々の日常生活を考慮するとn-3系脂肪酸を食材から取り込む頻度を高めることも重要であるが、現実的には健康食品などから摂取する方が、慣用かつ賢明である場合もある。

しかし、これらの製品の中には、n-3系脂肪酸を配合しながらも生体内で崩壊し難いなど吸収性・安定性に問題があるものも少なくない。筆者らは、有効なn-3系脂肪酸製品の開発には、まずn-3系脂肪酸、特にDHAの有効性だけでなく、分布・吸収速度に関する基礎研究から、その特質を知ることが重要と考え、米国国立衛生研究所(NIH)と共同研究を行っている。

DHAの有効性については、これまで多くの研究者がマウス・ラットやアカゲザルに至る様々な動物種を用いて脳や網膜のDHA欠乏による機能障害を報告している。ヒトの場合でも、魚介類の摂取量とうつ病患者の発生率が逆相関を示すことが知られている。

我々も-3系脂肪酸欠乏飼料で飼育繁殖した第2世代のラットが空間認知機能の低下を示すこと、そしてこの空間認知機能低下は世代を重ねるにしたがって昂進することを確認している。さらに、n-3系脂肪酸欠乏に基づいた脳機能の低下は、n-3系脂肪酸摂取により、可逆的に回復するものの、n-3系脂肪酸摂取の開始時期によっては完全に回復できない可能性を示す結果も得られている

これらの知見は、如何にn-3系脂肪酸欠乏状態から脱却して脳内DHA濃度の維持することが肝要であることを提示している。

本稿では、実験的に作成したn-3系脂肪酸欠乏動物(マウス・ラット)の正常飼料による脳組織等のDHA濃度回復期間と正常動物および新生仔にn-3系脂肪酸欠乏飼料を与えてからの脳内DHA濃度の消失速度に関する実験結果について紹介する。

1.n-3系脂肪酸欠乏動物の作製

一般に実験動物飼料には、適切量のDHAを含む-3系脂肪酸が含まれているため、n-3系脂肪酸欠乏動物の作製にはn-3系脂肪酸を含まない特殊飼料を用いる必要がある。さらに、通常飼育の動物は出生前から離乳までの間に胎盤や母獣乳から十分なDHAを摂取しており、第1世代で目的とするn-3系脂肪酸欠乏動物を作成することは容易ではない

これらのことを考慮して我々はAIN93Gを基礎飼料として10%脂質を含有するn-3系脂肪酸欠乏(n-3 Def)飼料を作製した。正常飼料とっしてはα-リノレン酸(18:3n-3)を含むn-3系脂肪酸含有(n-3 Asq)飼料またはn-3 AdqにDHAを加えた飼料(n-3 Adq-Dを用いた。

これらの飼料を離乳直後(3週齢)の雌性マウスもしくは雌性ラットに与えて飼育し、成熟させたのちに交配を行って第2世代を得た。脳組織等のDHA濃度の回復に関する実験では、この第2世代の雄性マウス・ラットを実験に用いた。また、実験に際して母獣の影響を避けるため各群の個体は全て母獣が異なるように設定している。

2.n-3系脂肪酸欠乏動物の各組織DHA濃度の回復速度

飼育・繁殖して得られた第2世代のn-3系脂肪酸欠乏Long-Evans系雄性ラットが成熟期(7週齢)に達した時に、n-3Asq-D飼料に交換して飼料交換直後から脳、網膜、肝臓、血清のDHA濃度を8週間測定した。n-3系脂肪酸欠乏ラットの飼料をn-3Adq-d飼料に交換すると各組織は、すみやかにDHAの吸収を開始するが、特に血清と肝臓の回復速度は著しく、飼料交換後、1週間で約90%2週間でn-3Adq-D飼料で飼育していた正常群のDHAレベルにまで回復した。(Fig.1)

【ポイント1】このラットは7週齢が成熟期ということですが、人間の成熟期はおおよそ11.5歳とされています。これを前提に、そこから8週間の経過観察なので、15週齢は人間に置き換えると24.6歳前後と考えることができます。

DHAレベルが正常群の50%まで回復する期間は、血清で0.5週間、肝臓で0.3週間であった。しかし、脳と網膜中のDHA濃度の回復速度は非常に遅く、血清や肝臓がほぼ完全に回復した2週間目でも、脳で35%、網膜で約60%までしか回復していなかったその後、両組織の回復速度はさらに緩やかになり、脳組織では飼料交換後、8週間後でも正常群レベルにまで到達することは出来なかった。(Fig.2)

【ポイント2】成熟期までDHAが不足した場合、人間は13年以上かけても脳や網膜のDHAレベルが正常レベルに達することができないことを意味します。

脳と網膜のDHAレベルの50%回復期間はそれぞれ2.9週間と2.1週間で血清や肝臓の回復期間と比べると5~10倍の期間を要することがわかった

言うまでもないが、飼料の交換による各組織中の脂肪酸の変化は、n-6系脂肪酸とn-3系脂肪酸の組成の変動の実で、飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸およびそう脂肪酸量には大きな変化を認めていない。

DHAのn-3系脂肪酸欠乏状態からの回復は、単にDHAが組織へ吸収されるのではなく、主にリノール酸(18:2n-6)のの代謝脂肪酸であるドコサペンタエン酸(DPAn-6,22:5n-6)と置換し、多価不飽和脂肪酸(n-3系 とn-6系 脂 肪 酸)の総量を恒常的に維持している。

実際、全ての測定した組織においてDHA濃度の上昇に伴いDPAn-6の減少が観察されている。本来、DHAは脳や網膜などの神経系に重要な役割を果たし、集中して蓄積しているにもかかわらず、その回復過程における吸収速度が血清や肝臓よりも遅く長時間を要したことは、神経系組織のDHA吸収過程に何らかの制限のある可能性が考えられる。

3.n-3系脂肪酸欠乏動物の脳内DHA濃度の回復速度における週齢の違い

神経系組織のDHA吸収速度が他の組織よりも遅いことは示されたが、その機序については不明な部分も多い。また、生体の成熟過程によるDHAの役割も異なると考え、離乳直後と成熟個体を用いて脳内DHA回復速度について検討した

飼育・繁殖して得られた第2世代のn-3系脂肪酸欠乏ICR系雄性マウスを離乳時(3週齢)または成熟期(7週齢)にn-3Def飼料からn-3Adq飼料(DHAは含んでいない)に交換し、飼料交換直後から脳内DHA濃度を10週間測定した

【ポイント3】人間の成熟期は11.5歳とされていることは前述しました。7週齢≒11.5歳。3週齢は約5歳(4.92歳)となります。10週は人間に置き換えると約16.4歳となります。

n-3系脂肪酸欠乏マウスの脳内DHAはn-3Adq飼料の摂取により回復し始め3週齢から飼料を交換した群では約約6週間後に正常動物のDHAレベルまで回復していた

【ポイント4】おおよそ5歳からDHAをしっかり摂取すれば、6週間(人間だと10年)つまり15歳くらいで脳内DHAは正常レベルに回復することになります。

しかし、7週齢からの飼料交換群では、10週間経過しても完全には回復しなかった。また、脳内DHAの50%回復期間は、7週齢からの飼料交換群では3.8週間であったのに対して、3週齢からでは1.5週間であり、7週齢からのそれよりも2倍以上の速さで回復していた。(Fig.3).

【ポイント5】成熟期11.5歳からのDHA摂取では、16.4年つまり28歳になっても脳内DHAレベルは完全に回復しないことになります。

3週齢からの回復速度が急速であったのは、5週齢まで増加し、その後安定している脳重量の変化も影響している一因と考えている。また、成熟期のDHA回復速度をラットで得られた結果と比較すると、50%回復期間はラットを用いて得られた結果(2.9週間)の方が約1週間短かった

これは、ラットを用いた実験ではDHAを含むn-3Adq-D飼料を用いたことに起因するものと考えられる。

4.n-3系脂肪酸欠乏飼料による脳内DHAの消失速度

n-3系脂肪酸欠乏状態からの回復速度の測定で、離乳期と成熟期に顕著な差異が認められたため、両期における脳内DHAの減少速度について検討した。通常飼料またはn-3Adq飼料で飼育した離乳直後(3週齢)と成熟期(7週齢)のICR系雄性マウスにn-3Def飼料を与え、脳内DHA濃度の減少過程を回復実験と同様に10週間にわたって測定した

正常マウスの脳内DHA濃度は-3Def飼料摂取により減少したが、開始時期が異なる3週齢7週齢減少速度は酷似していた。n-3Sef飼料摂取によるDHAの減少量は両群とも10週間で約28%の低下にしか過ぎず、正常マウスの70%程度に留まっていた。(Fig.4).

【ポイント6】マウスの10週は人間に置き換えると約16.4年です。魚を食べず、冷凍食品ばかりだと、脳内DHAレベルが2割以上減少している人は相当数いるのかもしれませんね。

5.新生仔ラットの人口授乳飼育による脳内DHAの消失

前述したように、通常飼育の動物は出生前後に母獣から十分なDHAを摂取するために、n-3Def飼料によるn-3系脂肪酸欠乏状態を呈するには長期間が必要となる。

特に正常母獣乳中には高濃度のDHAが含まれていることが知られており、授乳期のDHA摂取がその後の脳形成と脳機能に対して大きく影響すると考えられている。これまでのマウス・ラットの出生早期からの人工飼育は、4~5日齢ラット新生仔に胃内挿管して人工乳を注入する方法がとられていたが、この場合、手術の負荷、個別飼育によるストレスなど他の影響要因も多かった。

そこでこれらの要因を軽減するラット新生仔の飼育装置を作製し、人工乳中のn-3系脂肪酸の影響を検討した。

Long-Evans雌性ラットを3週齢よりn-3Adq飼料で飼育し、11週齢時に交配して第2世代を得た。新生仔は、誕生して12時間以内に母獣から離してn-3系脂肪酸含有(n-3Adq milk)またはn-3系脂肪酸欠乏人工乳(n-3Def milk)を与えて飼育し、経日的に新生仔の脳内DHA濃度を測定した

人工乳の脂肪酸組成はTable2に示した。

新生仔0日齢の脳内DHAレベル約10%で、母獣乳群のDHA濃度は日齢が進むにつれて徐々に上昇し、約12%で安定したn-3Adq milkで飼育した新生仔の脳内DHAも母獣乳群の新生仔と同様に飼育が進むにつれて緩やかに上昇した

一方、n-3Def milkで飼育した新生仔の脳内DHA濃度は、授乳開始後、急激に低下し、20日齢で約4%にまで低下した。(Fig.5)

【ポイント7】・高度不飽和脂肪酸および脂肪酸結合タンパク質の神経新生に対する役割 大隅 典子 2011 年 11 巻 10 号 p. 359-363

人間の場合、脳の乾燥重量の60%が脂質です。また、その17%がDHA。

ラット3週齢はおおよそ人間の5歳。オメガ3を摂らないと20日齢で脳内DHA濃度が約4%ということですので、魚を食べさせずに育てれば脳内DHAが10%以下の子どもは少なからずいそうですね。

このDHA濃度は、これまでの学習実験の結果から、既に脳機能の低下を呈する状態であり、実際に同様の操作で得られた動物では学習機能が低下していることを確認している。この結果は、たとえ母獣が必要十分量のDHAを摂取・蓄積していても、新生仔の脳形成期にn-3系脂肪酸欠乏環境下に曝(さら)すと第1世代でも脳機能の低下を呈することになり、新生仔の授乳期におけるDHA摂取の重要性を示唆するものである。

まとめ

物を壊すのは簡単です。一方で、壊れたものを直すには時間がかかります。

同じように、食事内容で脳や体がダメージを受けて病気になるのは簡単ですが、それを治すのには時間がかかります。

魚離れによる脳内DHA量の減少は「集中力(落ち着き)」や「学習能」、IQなど脳機能の低下に繋がります。これは、その子どもの将来を左右することになる。そう言い切ってもそれほど言い過ぎではないでしょう。

その意味で、1日もはやく10日間チャレンジを生活に取り入れてください。

以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。

1.10日間チャレンジ

2.減塩を止める – 塩(どの塩を買ったらいいかわからない方はラメールをお試しください)をとる

3.小麦断ち

4.16時間節食

重曹+クエン酸

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16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。

病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。

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Posted by sinsd