新型コロナウイルス感染時の重症化リスクへの提言!

お客様各位

こんにちは。
神仙堂薬局 鈴木邦昭です。

ご連絡を差し上げて3日しか経過しておりませんが、いくつかの記事や論文を読みましてあらためて情報を精査してみました。

その結果、以下がもっとも新型コロナウイルスに関して正確な記事(英語読めないので翻訳サイト)だと思われますので、ここに訂正して報告します。

THE EPOCH TIMES
https://www.theepochtimes.com/

翻訳サイト   
https://note.com/yuasa/n/nf118153522aa

この記事のポイントを箇条書きに記します。

1.2019‐nCoV(以下新型コロナウイルス)はまったく新しいタイプのコロナウイルス。一部で言われていたコウモリ由来ではない可能性が高い。

2.感染力の強いウイルス

新型ウイルスはRNAウイルス。RNAウイルスは自然突然変異率が高いことが知られています。しかし、患者から検出された新型コロナウイルスのゲノム配列は99.9%を超える同一性があることから、感染力はとても強いと思われます。

3.侵入経路は肺と小腸、腎臓、精巣

主に肺と小腸などにあるACE2(アンジオテンシン変換酵素2)受容体に結合。これはSARSと同じ侵入経路です。

4.リンパ球のヘルパーT細胞に結合

これはHIVウイルスと同じで、HIVはCD4細胞に付着し侵入し感染します。その後、HIVはCD4細胞を自らを作る生産工場に変えてウイルスを作成。最終的にすべてのCD4細胞が破壊されるまでこれが続きます。

5.重症患者の85%でリンパ球減少症

リンパ球の約75%がT細胞で、血中T細胞の約65%はCD4陽性(ヘルパー)T細胞です。これが標的細胞なので重症化するとリンパ球が顕著に減少すると考えていいでしょう。

6.肺炎が重症化すると呼吸困難で亡くなる

7.サイトカインストームを引き起こしやすい

若い死亡者の死因は、サイトカインストーム(免疫の暴走)によるものと思われる。※ この点については後述しております。

8.治療薬としてHIVウイルス/エイズ治療薬で効果があった

HIVと同じCD4+T細胞に感染する点でHIVウイルス/エイズ治療薬が阻害薬としての効果があったと思われる

以上が上記サイトで紹介されている事実です。

次に、新型コロナウイルスに感染しても中国の分析事例で軽症が8割とされています。また、日本でもダイヤモンドプリンセス号における陽性者の約半数が検体が採取された時点で51%が無症状でした。

このことから、サイトカインストームを除けば重症化の理由は以下のような「タバコ」と「大気汚染」が原因と考えるのが自然だと思われます。

重症化の要因にタバコと大気汚染があった!

以下のサイトの一部を引用してご紹介しています。

新型コロナの死亡率、大気汚染で悪化と判明、研究

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/041000226/?P=2

米ハーバード大学T・H・チャン公衆衛生大学院の研究者が、1本の論文を公開た。査読を受けて学術誌に発表されたものではないが、それによると、PM2.5と呼ばれる微粒子状の大気汚染物質を長年吸い込んできた人は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡率が大幅に高くなるという。

大気汚染の科学に関心を持つ人々には意外ではない。とはいえ、その影響の大きさは衝撃的だった。

研究者らは、米国の人口の98%をカバーする約3000の郡について、大気中のPM2.5の濃度と新型コロナウイルス感染症による死者数を分析した。

すると、PM2.5の濃度が1立方メートルあたり平均わずか1マイクログラム高いだけで、その死亡率(人口当たりの死者数)が15%も高かった

「喫煙歴がCOVID-19肺炎の最大の重症化因子」

http://www.jstc.or.jp/modules/information/index.php?content_id=246

3.で「新型コロナウイルスがACE2(アンジオテンシン変換酵素2)受容体に結合」と紹介しましたが、喫煙はACE2の発現を顕著に増加させま

大気汚染もおそらく同じでしょうから、重症化の要因の多くは「はじめから肺にダメージを受けていた」ことだと想定しています。

また、以下のサイトではイタリアと韓国の死亡率の違いを紹介していますが…

新型コロナの死亡率、韓国で低くイタリアで高い理由は

https://www.cnn.co.jp/world/35151024-2.html

【人口構成】

✓ イタリアでは人口の28.6%が60歳以上

✓ 韓国は60歳以上の人口は18.5%

イタリアでは死者の9割が70歳以上の人。韓国での感染は30代が中心で高齢者が少ない。

【喫煙率】

✓ イタリアにおける喫煙率は男性28.8%、女性20%

✓ 韓国は男性50%、女性5%未満

韓国の感染者の62%は女性。

喫煙率の矛盾!

矛盾!

繰り返しますが、タバコは新型コロナウイルスが結合するACE2受容体を顕著に増加します。ACE2は新型コロナウイルスの入り口(侵入経路)となりますから、これが増えれば基本的に感染リスクを上昇させるはずです。

しかし、韓国でタバコを吸う男性は女性の10倍以上に上るのに、感染率が女性の半分程度というのはどういうことなのでしょうか?

新型コロナへの感染に男女差はないという話ですから、韓国における感染の偏りは現時点では原因不明です。

回復した患者の血液を輸血したという治療から想像できること!

次のようなニュースがありました。

✓ 回復した患者の血液を輸血すると重要患者の症状が回復した

✓ 回復した患者の抗体は長続きせず2度目の感染、発症の危険がある

回復した患者は「抗体」ができます。それを輸血することで新型コロナウイルスを退治できたという報告です。一方で、2度目の感染リスクがある。このことから、新型コロナウイルスは体内に潜伏し続けるウイルスではないと想像されます。

重症化についての結論

以上、わかっていることを書き連ねましたが、ダイヤモンドプリンセス号に乗っていた70代、80代の高齢者でも感染しなかった方が過半数だったようです。

また、感染した高齢者も5割は症状がでていませんし、この中には持病をもっていた人も少なからずいらしたようです。こういったことから、重症化リスクについては次の3つと考えていいと思われます。

1.喫煙・大気汚染など、肺がもともと弱っている

2.糖尿病やガンなどの基礎疾患がある。また、高齢で免疫力が落ちている

3.サイトカインストームが起きる

そこで重要なのが次の点です。

新型コロナウイルス、致死率が高い「基礎疾患」リスト

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200409-00010001-flash-peo

この記事よると中国における基礎疾患別の死亡率は、

・基礎疾患なし:0.9%

心血管疾患:10.5%

糖尿病:7.3%

慢性呼吸器疾患:6.3%

高血圧:6.0%        中国の新型コロナウイルス患者約4万5000人

ガン:5.6%         のデータをもとに作成されたもの

・不明:2.6%

さて、これらに共通点があります。それは、どれも「生活習慣病」とされる動脈硬化を伴う疾患であることです

したがって、新型コロナウイルスに対する最善の手立ては「免疫を強化する!」などという難しい話ではなく、「当たり前のことをしましょう!」が最善の手立てということになります。

まず、タバコはやめること。新型コロナウイルスは今回だけの問題ではありませんから、これを機に禁煙をお勧めします。

実は、ここまでの話は前回のお知らせで紹介した「サイトカインストーム」をより深く理解してほしかったからです。

サイトカインストームとは?

サイトカインストームは以下のような状況です。

サイトカインと白血球によるポジティブ(出力を加算)フィードバックにより発生する高サイトカイン(IL-1,IL-6,TNF-αなどサイトカインの血中濃度上昇)状態。高熱、腫脹、潮紅、極度の疲労、嘔気が起こり、多臓器不全により死亡することもある。

サイトカインストームは、何年か前の新型インフルエンザの時にも「重症化の要因」として専門家が指摘していました。しかし、これはさまざまな病気やケガでも起きうる病態です。

例えば、脳梗塞が起きると患部に血液が届かなくなり組織は低酸素状態となります。すると、そこに炎症が起こり好中球などの炎症細胞が集まり大量の活性酸素が発生します。

治療などでその血流が回復することを再灌流と呼びますが、このとき炎症性サイトカインや活性酸素が血流に乗って一気に全身の組織を傷害することになります

大雑把ですが、これがサイトカインストームで、サイトカインだけでなく活性酸素や脂質メディエーターなどが複合的に体を傷つけます。

ざっくり言えば、生活習慣病は動脈硬化により小さなサイトカインストームが起きている病態で、それがどこで起きているのかで病名が違うにすぎません。

また、風邪をひくと肩こりや関節痛が起きることはご承知だと思いますが、これは交感神経が緊張(強く働く)したからです。

風邪に「耐えて(抵抗して)」いるから筋肉がコリます。一方で、肌表面や胃腸への血流は減少しています。皮膚表面の血流が減るのは体温を上げるために熱を逃がさないようにしているからです。

この交感神経緊張時に分泌されるのがアドレナリンで、このホルモンがサイトカインストームを促進します。当然のことですが、新型コロナウイルスの感染でもこの反応が起きます。

つまり、心臓疾患や糖尿病など生活習慣病の持病があると、はじめからサイトカインによる弊害が出ています。例えば、健康な人が0なら、生活習慣病の程度によりますが、8とか15という状態です。

そこに新型コロナウイルスが感染すれば、交感神経が緊張しますから肌表面や抹消(手や足先)の血流が自然と抑制されます。つまり、血流が低下します。そこに動脈硬化があれば、健康な人と比べてさらに血流が低下します

ならば、組織が低酸素状態になりますから、先ほど説明した脳梗塞と同じでそこにサイトカインが大量に作られることは容易に想像できると思います。したがって、以下のようなことが無症状や軽症、中等度、重症の差となると想定されます。(あくまでも大雑把にです)

なお、サイトカインによる炎症反応はオメガ6(リノール酸やアラキドン酸)の過剰摂取により、確実に悪化します。揚げ物やサラダ油、植物油脂、トランス脂肪酸の摂取はできる限り控えることをお勧めします。

わからないことほどシンプルに考えてみる!

このような難しい問題はできるだけシンプルに対策を考えるべきです。

当社のお客様ですから、すでに細胞膜の重要性はご理解いただけていることと思います。そこであらためて想像してださい。私たちの祖先である単細胞はどうやって誕生したのか?

単細胞が誕生したとき何が必要だったのか?

どんな偶然があったのかはわかりませんが、海の中に油(脂肪。細かく言えばリン脂質)があり、それがミセルを作った。これにより区画化ができたことで単細胞が生まれました。また、単細胞は自らの内側にも海をもちました。

頭部が水になじみ、尾部が脂(水になじまない)物質を水に投げ込むと、自然とミセル構造ができる。ミセルは下図のように脂質二重層となる。

水と油」という相容れないものが、生命においてもっとも基本的な構成要素である

この事実を再確認いただいたところで、「生命の内と外」永田和弘著 新潮選書より引用します。

しかし、生命の誕生に際して、細胞(生命)が膜によって区画されたとき、細胞は同時に決定的な自己矛盾を抱え込むことになってしまった。膜によって外界と隔てられなければ生命としては存在できないが、いっぽうで、外界と完全に隔離されてしまえば、これまた生命としての活動を営むことはできないのである。

当社のお客様には、こういったことからラ〇×スAをご紹介してまいりました。

また、前回のお手紙に記した「当社のお客様は重症化のリスクは低い」という類のお話をさせていただきましたが、それはラ〇×スAをとられているからです。

肝切除と脂肪酸代謝 土師誠二 2013 年 28 巻 4 号 923-928

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjspen/28/4/28_923/_article/-char/ja/

【概要】ω3系PUFAは実験的にも臨床的にも肝虚血再灌流障害に伴う高サイトカイン血漿を制御し、感染性合併症を抑制することが示されている。

簡単に説明すると、肝臓手術をするとき大量の出血を伴うため血を止めて手術が行われます。このとき、虚血により高サイトカイン血症が起こるとともに活性酸素が大量に発生します。そのため、術後、血流を再開するとサイトカインストームにより感染性合併症が起きます。

しかし、術前に1週間EPAとDHAを経口投与するだけで、血中TNF‐α、IL‐6濃度の上昇を抑制できます。つまり、サイトカインストームを抑制できます。これが、ラ〇×スAでサイトカインストームが予防できるという根拠です。

また、オメガ3(DHAやEPA、α‐リノレン酸など)が糖尿病や動脈硬化の予防となることも、すでに何度も小冊子でご紹介してまいりました。したがって、重症化リスクは低いと考えていいと思います。ただ…

 

「減塩」は想定していませんでした

 

小冊子「その不調を治したかったら『減塩』はやめなさい!」でご確認できますが、減塩は体における水の分布を狂わせます。

※ 小冊子「その不調を治したかったら『減塩』をやめなさい!」
https://sinsd.com/post-4680

✓ 細胞内の水

✓ 血管内の水

✓ 間質(細胞内と血管内以外の水)

このバランスが崩れると、間質の水に細胞が出したゴミが残ります。また、細菌やウイルスが適切に処理されても、そのゴミも残ります。そして、それがたまるとさまざまな不調の原因となります。(小冊子でご確認ください

事実、体調を崩したとき治療で用いられる一般的な「点滴」とは、細胞外液補充液です。また、この点滴の目的は、上記の水分分布を整えることにあります。ならば、はじめから塩をとっておくのが有利なのは私が指摘するまでもないでしょう。

✓ 片頭痛

✓ ラ〇×スAをとってもめまいや立ちくらみ、足の浮腫みなどがある方

✓ 原因不明の手足のしびれや痛み、こわばり

✓ 首や肩、背中のコリ

関節部位の痛みのある方

✓ 尿トラブル:夜尿症、尿漏れ、頻尿、夜間尿(寝ていてトイレに起きる)、小便の回数が異常に少ない

✓ 吃音:言葉がすぐに出てこない

顎関節症:アゴが痛む、疲れる、ガクガクする

多汗症:寝汗、脇汗、頭汗、手汗、足汗

✓ その他:すぐに疲れる、やる気が出ない、元気がでない、

以上のような悩みの多くは塩不足が原因のひとつです。新型コロナウイルス対策の意味も含みますので、今すぐお送りした「塩」をおとりください。

・1日に必要な塩の量は2~6グラムです

・なんらかの体調不良がある方はまずは2.5~3グラムとってください

【追記】

細胞の膜が良質となり、細胞と血管内、間質の水の分配が適切になるだけで体と頭の働きは大きく変わります。

・ラ〇×スA

・塩

たったこれだけで、私は新型コロナウイルス対策となると考えております。もし、ラケシスAをとられていない方は塩だけでもとってみることをお勧めします。

最後にお願いです。

小冊子の冒頭にも記しましたが、私は多くの方が「減塩」をしていることをはじめて知りました。そこで、塩をとる前にどんな不調があるのか?今後のためにアンケートにご協力ください。

ご家族でご協力いただけると嬉しいです。200名以上のアンケート結果が得られたら時点で、いちどデータをまとめて公開します。

◆ アンケートはこちら

https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=bAdcas

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Posted by sinsd