子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!食事が子どものメンタルヘルスに与える影響!

子どもの自殺が過去最悪を更新!

このブログにたどり着いた方々ですから、若者の自殺者が増えた理由も容易に想像できますよね。

1971年:日本マクドナルド、日本ケンタッキー、ミスタードーナツ
1973年:セブン・イレブン、大規模小売店舗法
1975年:ローソン
1976年:ファミリーマート
1990年:大規模小売店舗法 緩和:トイザらス
2000年:大規模小売店舗立地法(大規模小売店舗法 廃止)

つくづく、日本をダメにするグループは1970年代から着々と歩みを進め、2000年以降は本格化したという歴史でしょうね。大規模小売店舗立地法で、ありとあらゆるところにフードコートできましたから。そこに、粗悪な素材とサラダ油を使ったチェーン店が集まっていますからね。

食事が子どものメンタルヘルスに与える影響!

以前ご紹介しましたが、「子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!牛や豚、鳥も食べると病気になるという現実…」1975年の日本食には老化防止や記憶力・認知機能の向上など、さまざまな健康効果がありました。が、おおよそ半世紀で日本食文化は完全に破壊された。そう言ってもそれほど言い過ぎではないでしょう。

10数年前は驚きましたが、「魚を10年以上口にしたことがない!」という人も少なくありません。むしろ、週の半分以上で魚を食べる人の方が少ない事でしょう。また、そういった方の多くは60歳以上の年配の方。50代以下ではほとんどが肉や乳製品、米より小麦を食べています。10代20代の若者が心配です。

日本の子どもたちのメンタルヘルスが悪化しているという現実!

子どもたちのメンタルヘルスが悪化している原因は食事内容にあります。食事を一日も早く1975年に戻す必要がある。それ以外に子どもたちを救う手はありません。

子ども・若者の自殺未遂に対するコンサルテーション 須田 誠 2022 年 16 巻 p. 141-153

日本は常に自殺率世界上位10位以内にとどまっており,まぎれもなく自殺大国である”(鈴江,2016)。警察庁(2020)によると,2020年の自殺者数は21,081人となり,対前年比912人(約4.5%)増となった

“自殺未遂は女性に多く,既遂(きすい)が男性に多い傾向は全ての年代に当てはまる”(内田,2010)。また,“自殺未遂経験者は少なく見積もっても既遂者数の10倍は存在すると推測される”(高橋,2016)。

 児童生徒の自殺については,2017年に250名となり過去30年で最多となったが,2020年には479名となり不名誉な最多記録を更新した。内訳は,男子が269名,女子が210名で,高校生が329名と最も多く,中学生が136名,小学生が14名であった(文部科学省,2021)。

また,文部科学省(2021)によると児童生徒の自殺の原因は不明なものも多いが,特定できたものは,学業や進路等に関する学校要因,不和やしつけ・叱責等に関する家庭要因,身体および精神疾患等に関する健康要因,不和やいじめや失恋等に関する対人関係要因等と多岐に亘る。

高橋(2016)は子ども・若者の自殺について,“個人要因(未治療の精神疾患等),学校要因(いじめ,不適切な指導等),家庭要因(貧困・虐待等)”が“長い期間を通じて,互いに複雑に関連しあって,自殺が生じる下地ができあがっている”としている。

 World Health Organization(以下,WHOとする)(2019)よると,世界的にも15歳から29歳までの子ども・若者の自殺者数は多く,自殺は子ども・若者の死因の第2位である。また,厚生労働省(2021)によると,15歳から34歳までの子ども・若者の死因について,主要先進国(G7)の中で日本だけ第1位が自殺である

専門家の間の「子ども・若者は自殺をしやすい」という通説が見当違いではないことが分かる。

子どもの脳と大人の脳は別物と考えましょう!

子どもの脳は胎仔期から2歳まで急速に成長するとともに髄鞘化が進みます。また、その後も脳の成長は緩やかに20代半ばまで続きます。一方で、大人の場合は脳への脂質移行は緩慢です。とくに、脳のDHA半減期は2.5年ととても緩やかです。したがって、サラダ油や植物油脂、トランス脂肪酸、添加物などの影響は大人以上というより、大人とは比較できないほどに深刻です

「子どものうつ病」再考 傳田 健三 2016 年 57 巻 3 号 p. 415-424

1998年以降,わが国の自殺者数は毎年 3 万人を超えるという異常事態が続いていた。平成24年の全国自殺者数は15年ぶりに 3 万人を下回ったが,その要因としては50歳代,60歳代の自殺者数の減少によるもので,若い世代の自殺はいまだ深刻な状況にあるのが現状である。

わが国の若者の自殺は死因の第 1 位(先進国では日本のみ)である。また,わが国の15~34歳の年齢階層別自殺率は,人口10万人あたり20.1人であり,先進 7 カ国の中では最も多く,2 位の米国12.1人の1.6倍なのである(内閣府,2015)。(中略)

自殺者は生前におよそ90%が何らかの精神疾患に罹患しており,そのうちの 7 割は気分障害に当てはまるといわれており(赤澤ら,2011),児童・青年期にかかわるわれわれは,わが国の高い自殺率を深刻に受けとめなければならない。(中略)

児童・青年期のうつ病は 児童期から存在し,12歳頃から急激に増加し,15-17歳で成人の有病率とほぼ同じ値になる

青年期になると女性が男性の約 2 倍となり,年齢とともに有病率も増加する。また,若年発症のうつ病の社会的・職業的転帰は,成人発症のうつ病と比較して不良という結果であった

肉食に対する考え方を見直しましょう!

食べていいのはジビエ料理だけ?

私もここ1か月はまったく肉を口にしていません。

江戸時代の食材―魚類と野菜類― 大久保 洋子 2019 年 70 巻 4 号 p. 214-221

江戸時代の食材としてまず魚類を取り上げ、貝類や海藻を省いたが、これらは日本の食を特徴づける食材が含まれている。特に海藻の利用は昆布を筆頭に海苔や寒天などがあるが紙面の都合で省略した。また獣鳥肉類は江戸時代までは片隅に追いやられていたと思われている

確かに獣類は、「料理物語」獣の部が設けられている以外は目立った料理書はみられない。これらは薬食いということばの陰で表に出ない形で潜行(せんこう)して、江戸時代の江戸都市では「ももんじゃ」という外食や「もみぢ・ぼたん」などといって鹿肉や猪肉を食べている。諏訪神社では鹿肉御免(かじきごめん)というお札まで発行して鹿肉を食べられるようにしていた

最近ジビエ料理が取りあげられることがあるが、今に始まったことではなく獣肉類の栄養効果も理解の上で将軍に近江牛の味噌漬けなどが送られていたことは有名である。

また魚としての扱いであった鯨料理はあますところなく利用されており、「鯨肉調味方」という鯨の料理専門書も天保3年(1832)に出版されている。

兎は「匹」ではなく「わ」と数えたために鳥類とされ、獣肉を食してはならないというお触れから免れて食べられていた。

鳥類は現在の鶏主流から見ると多くの種類と調理がなされている。鶏は食べてはならない5種の獣(馬・犬・猿・鶏・牛)肉の一つであったためか、江戸時代になっても食べられている割合は少ないようである。

昭和の中頃までは庭先で鶏を飼い、卵を食べ、老鶏を料理する光景が見られていたものである。現在のような鶏が鳥肉の主流になるのは昭和40年代ブロイラーが流通してからである。

子どものメンタルヘルスは和食でどんどん良くなります!

私は10日間チャレンジをお勧めしていますが、肉や乳製品を止めて完全和食にすれば子どもたちのメンタルヘルスは格段に良くなります。別人になりますのでお勧めです。

食・栄養と子どものメンタルヘルス 大久保 亮, 松岡 豊 2018 年 59 巻 3 号 p. 253-259

(前略)米国において,健康障害の最大の危険因子が食事であることが報告されている。(中略)

米国において,女性看護師47,994名,男性医療職25,745名を対象に1986年~1998年までの12年間の食生活の変化が,その後の12年間の生命予後に影響するかを調べた研究では,

12年間の間に食事の質が20パーセントタイル分上位に改善した人たちは,変化しなかった人たちに比べてその後の全死亡の危険性が8 -17%低かった。同様に,食事の質が悪化した人たちは,全死亡の危険性が 6 -12%高かった

食事の質は 3 つの質問紙で評価されたが,共通の項目として,全粒穀物,野菜果物,魚もしくはω3 系脂肪酸が挙げられた。(中略)

地域住民を対象に食パターンとうつ病の関連を調べた13の観察研究をまとめたメタ解析では健康的な食事がうつ病と負の相関を示すことが確認され,西洋風の加工食品をたくさん摂取する習慣的な不健康食は,うつ病と不安症のリスクを増大させることが示されている。

この研究から,野菜,果物,魚,全粒穀物を多く摂取することが,うつ病罹患の危険性を下げることが示唆されている。(中略)

日本人を対象とした食事の質とうつ病の関連については,伝統的な日本食に沿った食生活の程度が大きいほど抑うつ症状が少ないという関連が 2 つの研究から報告されている。

健康診断を利用した九州の勤労者521人(21-67歳)を対象として行われた研究では,野菜・果物・大豆・キノコを多く摂取する特徴を持った日本食パターンが顕著であるほど抑うつ症状を有する患者が有意に少ないという関連が認められた(Nanri et al., 2010)。

全国12カ所の勤労者2266人(21-65歳)を対象として行われた研究でも,同様の関連が認められた(Suzuki etal., 2013)。

栄養成分とうつ病の関連に関してはは,ω3 系脂肪酸がうつ病の発症ならびに経過に与える影響が繰り返し報告されている。(中略)

魚の摂取が最も少ない第 1 四分位群(中央値57.2g /日)に比べて,第 3 四分位群(中央値111.1g /日)では,年齢,性別,喫煙,飲酒,身体活動,うつ病・がん・脳卒中・心筋梗塞の既往を調整した後で,うつ病罹患のオッズ比は0.44であった(Matsuoka et al., 2017)。

介入研究でもω3 系脂肪酸のうつ病治療における補助的役割が確認されている。うつ病治療にω3 系脂肪酸を用いた35のランダム化比較試験をまとめたメタ解析では有効性が報告されており,特にDSM で大うつ病と定義されたうつ病患者に対して顕著な効果を発揮すること,ω3 系脂肪酸の中でも,EPA が50%以上含まれているサプリメントでプラセボに比べて有意な効果があることが示されている。

児童青年期における脳の発達は重要であり,うつ病や食事がメンタルヘルスに及ぼす影響は,人生後期に比して児童青年期の方が大きい。また,児童青年期は徐々に独立する時期であり,自分が摂取する食事の種類(ジャンクフード・ファーストフード)や量を自分で決めるようになる。それゆえ,子どもにおける食とメンタルヘルスの関連には特に注意が必要である。

野菜果物,穀類,乳製品,を摂取する健康的な食生活の程度が少ない程ファーストフードやスナック,製菓,肉類などの摂取が多い不健康な食生活の程度が大きいほどうつ病の危険性が高い,という成人で認められたのと同様の関連が,10-14歳の子ども約7,000人を対象としたオーストラリアで行われた横断研究,11-14歳の子ども3,000人を対象とした英国で行われたコホート研究において報告されている。(中略)

35都道府県の大学新入学の女性3,963人を対象として行われた研究があり,「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省,平成17年)に季節性なども加味して独自に作成した食事の質評価尺度を使用して,食事の質が高いほど,抑うつ症状の有病率が低いと報告している(Sakai et al., 2017)。特定の食成分に関しては,富山県の大学生6,398名を対象として行われた研究で,魚の摂取量が多
いほど抑うつ症状の危険性が少なく,かつその傾向は男性よりも女性の方が顕著であった
という報告がある。(中略)

統合失調症に移行する危険性が高い集団として,閾値下精神病という概念が提唱されているが,EPA 700㎎,DHA 480㎎,ビタミンE 7.6㎎が含まれたサプリメントを12週間摂取した閾値下精神病の研究参加者は,ココナッツオイルを摂取した対象群に比べて 1 年後の精神病移行が有意に少なく(介入群4.9% vs 対象群27.5%)(Amminger et al., 2010),さらにその結果は 7 年経過した後も維持されていた。(中略)

発達障害に関しても食・栄養に関する研究は盛んに行われている。Attention Deficit Hyperactivity Disorder (ADHD)に対してω3 系脂肪酸の影響を調べたメタ解析において, 7 つのプラセボを使用した Randomized ControlledTrial (RCT)をまとめた結果でω3 系脂肪酸を服用した群で有意に ADHD の臨床症状,注意に関連した認知機能障害を軽減しているという結果が示された。

また,同じく 7 つの症例対照研究をまとめた結果で ADHD を持つ患者では有意に DHA,EPA,ω3 系脂肪酸が少ないという結果が得られており,上記の介入が有効であることの根拠の一つとなっている。(中略)

胎盤や母乳を通して自身の DHA を供給することから,ω3 系脂肪酸が不足しやすい状況にある。周産期のω3 系脂肪酸欠乏は,児の神経発達遅延,母親の母性発動の遅延や低下,母親の周産期うつ病に影響することが報告されている。(中略)

周産期のω3 系脂肪酸欠乏は母親にも大きな影響を与える。動物実験によると,ω3 系脂肪酸欠乏飼料で飼育された母成獣は,出産後の食殺,育仔放棄,粗雑な巣作り,新生仔保温などの母性発動の低下が生じる

ツナ缶の備蓄はお金の無駄?

最後に、念のためツナ缶について再度ご紹介します。

市販ツナ缶は有用なオメガ3系脂肪酸源にはならない 原馬 明子, 脇中 奈津子, 他 2017 年 26 巻 2 号 p. 217-224

(前略)3 つのサイト(amazon,楽天,価格 .com)からツナ缶の売れ筋 100 品を挙げ,魚種と添加油を調べた。その結果から水煮缶 3 種類,油漬け缶 6 種類,合計 9 種類を選出した。

水煮は,本マグロ,キハダマグロ,ビンナガマグロを,油漬けは大豆油で漬けた本マグロ,キハダマグロ,ビンナガマグロの 3 魚種と,さらに,ビンナガマグロでは,綿実油,オリーブ油,紅花油の 3 種類の油脂でそれぞれ漬けた缶を選出した。(中略)

水煮缶では魚種による大きな違いは無く,n-6/n-3 は全て 1 以下EPA+DHA 量は約 0.1 g/100 g であった(Table 1)。

油漬け缶(大豆油)の可食部では,ビンナガマグロの総脂肪酸量が少なく,EPA+DHA 量はビンナガマグロ>本マグロ≧キハダマグロの順であった(Table 2)。

n-6/n-3 はビンナガマグロ<本マグロ<キハダマグロの順に低い値を示し,推奨値 4 以下はビンナガマグロのみであった。また,油液部で 0.02〜 0.06 g/100 g とわずかではあるが EPA,DHA が検出され,可食部由来のものが流れ出ていた。水煮と油漬けの比較では,水煮の EPA+DHA 量の約0.1g/100 g に対して,油漬けは 0.2 〜 0.3 g/100 g と水煮より多かった。しかし,n-6/n-3 は本マグロ,キハダマグロでは 6 〜 7 と推奨値 4 よりも高値であった

ツナは油漬け缶詰は食べてはいけませんね。この油漬け缶詰をさらにサラダ油などを使って調理して食べたら、一気にアレルギー街道を歩むことになるでしょう。また、子どものメンタルヘルスが悪化し、勉強をしない、しても頭に入らない、ゲーム依存や発達障害、非行などさまざまな問題が生じることに繋がります。

一方で、ツナ水煮缶はn-6/n-3比は問題ありませんが、摂取できるEPAやDHAが少なすぎますね。食べて悪くはありませんが、サバ缶など比べると食べる意味がないと私は思います。

まとめ

ツナ缶がダメなことでもわかりますが、玄米餅や乾物など昔から利用されていた加工食品以外は口にしないこと。これ無くして、子どもたちを救う手はありませんね。

私たちは食べた物。その者です。

食べた物が小腸の絨毛で赤血球となり、その赤血球が白血球に分化して免疫を担い。その白血球がたどり着いた臓器の臓器細胞となります。

また、節食時間を16時間以上空けることで、病気の臓器細胞は白血球➡赤血球に戻りアポトーシスする。

「1日3食、朝もしっかり食べましょう。」も詐欺。

「朝食べないと頭の働きが悪くなる。」も詐欺。

サプリメントで補うプラスの栄養学より、マイナスの栄養学の方が重要だったというのが真実でした。

高校生以下のお子さんがいらっしゃるご家庭の方は、真剣に食を改善することを強くお勧めします。

以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。

1.10日間チャレンジ

2.減塩を止める – 塩(どの塩を買ったらいいかわからない方はラメールをお試しください)をとる

3.小麦断ち

4.16時間節食

重曹+クエン酸

チクワを食べた方は以下の記事は必読です。お役立てください。

年度末は眠っている家族や親戚。「体調+メンタル」不良を改善する大チャンスかも?
↑ページ内で問診票が無料ダウンロードできますのでお役立てください。

16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。

病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。

【拡散希望!】ワクチン打っても食事を改善すれば助かるかもしれません!すべては赤血球の質です

 

10日間チャレンジ!, Blog’s

Posted by sinsd