10日間チャレンジをはじめて次の日の朝、息子が自分で起きてきて驚きました。偶然? はじめてどれくらいで効果が分かりますか?というご質問にお答えします。

10日間チャレンジは、はじめてからどれくらいで効果がわかりますか?」

よく、そんな質問をいただきますのでお答えします。

はやければ、はじめた翌日効果がわかります。また、1ヶ月経てば誰もがその効果に驚くはずです。ただし、〝ちゃんと″やった場合に限ります。

「少しくらいなら食べても…」を繰り返すと3歩進んで2歩下がります。そしてその場合、多くの人は「効果がない!」と勘違いします。

そう言っても、多くの人は「そんなすぐに効果があるなんて…」と思われることでしょう。そこで以下の論文をご覧ください。

健康的または不健康と認識される単回の食事摂取が若年女性の自尊心とポジティブボディイメージに及ぼす影響 守本 彩乃, 権田 真, 他 2023 年 28 巻 2 号 p. 211-221

概要 米国人若年女性対象の先行研究では,不健康と認識される食事(Unhealthy,以下 UH 食)の摂取が,自尊心やボディイメージ(Body image:以下 BI)に一過性に悪影響を及ぼすことが,健康と認識される食事(Healthy,以下 H 食)との比較により示されている.

しかし,H 食がポジティブな心理的反応を惹起するかどうかは依然不明である.

本研究では,日本人若年女性を対象として,健康度の認識が異なる食事が自尊心やボディアプリシエーション,BI に及ぼす影響を摂食試験により明らかにすることを目的とした.

試験食は,エネルギー(497 kcal)と重量(735 g)を同じに調整した H 食(主食・主菜・副菜・汁物を含む和食,P:F:C=18:22:60)と UH 食(ドーナツと甘い飲料,P:F:C=5:52:43)とした.前夜 22 時から絶食した若年女性 13 名に無作為な順序で,異なる 2 日間の午前 9 時過
ぎに試験食を負荷し,摂取前から 2 時間後まで,自尊心(Rosenberg 自尊感情尺度,Rosenberg 1965),ボディアプリシエーション(日本語版 Body Appreciation Scale-2:以下 BAS-2,生田目 2017),現在と理想の BI(日本人版ボディイメージ質問紙,湯面 2021),食欲感覚(日本語版食欲質問紙,永井 2012)を被験者による自記にて,食前から摂食 2 時間後まで経時的に測定した.

自尊心は,摂取直後のスコアが H 食では高まり UH 食では低下するという逆の反応が示され,試験食間で経時変化のパターンが有意に異なっていた(Meal×Time, p=0.020).

BAS-2 は,H 食摂取後に UH 食よりも有意に高いスコアで推移した(Meal effect, p=0.028).統計的有意性には達しなかったが,理想の BI は H 食摂取後では UH 食よりも高値(大きいサイズ)で推移した(Meal effect, p=0.053).

結論として,日本人若年女性において,健康的と認識される食事の摂食後には,自尊心ボディアプリシエーションが一過性に高まることが示唆された.(以下略)

健康的な食事を摂ると自分を大切に思えるようになる一方で、不健康な食事を摂ると自尊心が下がるという話です。当然ですが、健康的な食事を摂り続ければ自分を大切にし続けます。逆に、不健康な食事を摂り続ければ自暴自棄となることは自然なことでしょう。

ということで、10日間チャレンジを続けると言動が大きく変わります。

例えば…

 

・機嫌が悪くなっても、今までより早く機嫌が戻る

・ネガティブな言動がポジティブになる

・表情が明るくなる。笑顔が増える

・悪い言葉を使わなくなる などなど

当然、お母さんが食生活を変えれば同じことが起きます。お互いの表情が良くなり、悪い言葉が口から飛び出さなくなるなら、自然と穏やかなで明るいコミュニケーションをとるようになります。つまり、私が何度も言ってきた通り「家族の人生が変わり」ます。

例えば、つい先月ですが次のような嬉しいお話をいただきました。

「鈴木先生ならお見通しだと思いますが、長女が起立性調節障害だった時、
次女も不登校でした。次女も、軽度の起立性調節障害でしたが、2人とも不登校でした。

そんな家庭で夫婦仲が良いわけがなく、
不登校の原因をお互いに押し付け夫婦喧嘩が毎日のように続いていました

また、当時の私は疲れやすいし頭痛を繰り返すし、10年以上蕁麻疹で薬を飲み続けていました。
さらに、被害妄想というのでしょうか?やたらと他の家庭と我が家を比較してやっかむ毎日が続いていました。3交代で働いていた主人も、家にいるときはため息をつくのが仕事のような生活でした。

そんな我が家が今では笑顔溢れる家庭に生まれ変わることができました。

先生とはじめて話した時、
『いずれ娘さんに感謝することになるよ!』

そう言われた時は何を言っているのか意味がわからなかったのですが、
今では娘たちが不登校になって、起立性調節障害になって我が家を救ってくれたと…

そう思えるようになりました。」

お嬢さんたち二人は、すでに元気になって学校に通っています。が、このお話には続きがありますのでご紹介しましょう。

「娘は実家の両親のところに3泊4日で泊まって帰ってきましたが、
予想通り、それから4日間朝起きられなくなりました2年以上起立性調節障害で苦しんだのがウソのように、
GW以降は元気に学校に通えていたのにです。笑

帰宅したタイミングで台風10号が発生。

こちらもスッカリ氣にならなくなっていた
低気圧によるメマイや立ちくらみ、頭痛、ひどいダルさが復活してしまいました。

娘自身が
『やっぱり、あれは食べ物ではないね!』と、
しっかり反省していましたので改めて10日間チャレンジを頑張ります。」

じいちゃんばあちゃんのところでどんなもの食べたか聞いたら…

・昼は3日間大手回転寿司:本人も「やっぱりサーモンとかヤバイ!」と言ってました。笑
・夕飯は初日トンカツ、2日エビフライとコロッケ、3日目はピザとパスタ
・朝食は3日とも調理パン

「覚悟して食べてきましたが、2日目の夜、ひさびさに蕁麻疹ができました。」

「せめてはじめの1カ月だけは10日間チャレンジをちゃんとやってほしい!」

友達との付き合いもあるでしょうから、イレギュラーもあるでしょう。そんな時は「トライ&エラー」と、調子を崩したら再チャレンジをしてください。

強調しておきますが、

当社ではサプリメントをご購入いただいていますが、私が販売しているのは「こころ」と「からだ」の健康です。また、ご利用いただいているご家庭の未来です。

ぜひ、せめて1ヶ月はちゃんと続け、しっかりと結果を出しましょう。

それが私のお願いです。