子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!:授乳離乳期は脳の成長にとり想像以上に重要!

「生後1か月で脳重量は成人の75%に達する」

「4歳までに成人脳重量の90%にも達することを考えると、その意義は自ら理解される。」

その意義が理解できない大人が増えているというのが問題ですね。

そして、その原因もオメガ6過剰と添加物の摂り過ぎにあります。また、お母さんがそんな食事を摂っていれば、授乳中の子どもの脳の成長に大きな影響を与えるのは当然です。

お知り合いなどに妊娠中の女性がいらしたら、ぜひ、こういった事実を伝えてください。

 

 

低栄養と脳の発達 畠山 富而 1978 年 16 巻 2 号 p. 78-88

(前略)ヒトの脳発達は、胎児期3ヵ月頃より始まり、生後6ヵ月まで著しく成長し、その後、緩やかに、18カ月齢から2歳齢まで続くと言われている

この成長期のピークにおいては、脳の乾燥重量の90%は蛋白質、リポ蛋白で占められ、内角細胞においては蛋白質は2,000倍以上にも達し、知能、記憶、行動の発達の基本を作っている

4歳までに成人脳重量の90%にも達することを考えると、その意義は自ら理解される。

2) DNA量 と細胞充実状態

組織学的に影響の認められない場合でも、生化学的に検討することにより、その変化、障害の程度を知ることは可能である。

Winickは、妊娠13週からの胎児と事故死、急性薬物中毒により死亡した13カ月齢までの胎児、乳児の脳重量、脳蛋白質、脳DNA含量、脳RNA含量を測定し、月齢に従い増加することを認め、特にDNA含量は出生まで急速に増加し、生後5カ月齢までなお増加し、その後は緩慢に上限に達することをみている。

この事実は、ヒト脳においては、5カ月齢以降の脳発達は細胞分裂によるものではないことを示している。

Dobbingらは、人工妊娠中絶を行った胎児24例と妊娠10週から22週の流産齢など52名について、さらに25週から3ヵ月齢までの大脳の前部、小脳、脳幹のDNA-量を測定している。この胎児期の各部の状態を図6に示す。

第1相は神経細胞性のものであり、第2相は神経膠性(こうしゅ)のものである。妊娠15週から20週のDNAの増加は細胞分裂の“growth spurt”(成長加速現象)に一致し、その後生後18カ月齢頃まで増加する。

また、大脳、小脳、脳幹部の発達の様相はそれぞれ異なっており、出生時、成人に比して脳幹部が54%に対し、小脳は29%、前頭部は50%を示す。脳重量は出生時25%であり、12ヵ月齢では75%にも達する。(図6~9)

 

図7から、出生後の小脳の成長は急速であることがわかります。

小脳は脳全体の重さの10%強をしめ、大脳よりもはるかに多くの神経細胞がある。脳の神経細胞の大部分は、小脳にあり、その数は1000億個以上である。小脳の主要な機能は知覚と運動機能の統合であり、平衡・筋緊張・随意筋運動の調節などを司る。(出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

当社のお客様の赤ちゃんはおおよそ10ヶ月~1歳でジャンケンのチョキ(ピースサイン)ができるようになります。一方で、一般には90%の子どもたちは3歳でできるようになります。その差は、この図で明らかでしょう。

当社のお客様は妊娠・授乳期も10日間チャレンジを続けています。したがって、胎児期と授乳期ともに母から子にオメガ3系脂肪酸供給量が豊富です。また、図6のように出産後急激に神経細胞の髄鞘化(絶縁体がニューロンを囲み情報伝達スピードが速くなる)が進行しています。

脳のオメガ3は〝ほぼ″すべてがDHAです。また、絶縁体を形成するオリゴデンドログリアはDHAが豊富な組織です。10日間チャレンジにより一般の子どもに比べ、髄鞘化が速やかカツ効率的に行われたことで運動神経の発達が進んだと考えています。

 

図7、小脳のDNA量は出生後3ヵ月で40%ほど増えているようです。

脳重量も出生後の1年が肝心だとわかりますね。2歳まで余分な物を食べさせないことも重要です。離乳食はお母さんの手作りしてあげましょう。

(中略)

各部は異なった発達スピードを示している。

側頭葉の発達は、8カ月胎児から生後1カ月齢までゆっくりであるが、生後6ヵ月から6歳までは急速である。頭頂葉は15カ月齢以前は炭屋から発達であるが、2歳以降はゆっくりとなる。前頭葉は2歳まで比較的ゆっくりと発達し、その後は急速であるが、4歳と6歳の間で著明の差が認められる。後頭葉は6カ月齢まで急速に発達するが、その後はゆっくりであり、未熟児では非常に小さい状態を示した。(中略)

Frischは恒久的知能発達遅滞と低栄養との関係について、知能発達遅滞は乳児期のうちの生後6か月齢までの低栄養により惹起(じゃっき)される可能性があり、厳重な注意が必要であると指摘し、なお15カ月齢までの栄養には十分の配慮が必要であると述べている

しかも、乳幼児期の脳障害は6歳以降の適切な栄養改善によっても回復させることは困難であること、また乳幼児栄養は精神発達にも大きな影響を及ぼしていると警告している。(中略)

インスタント食餌によるアンバランス栄養など、栄養摂取の状態にはなお問題が山積している。(中略) 生後の栄養の基本となる母乳は,その組成内容が直接,急速に発達する脳,大脳,小脳を支えており,母乳組成内容の脳発達に及ぼす意義についての認識も重要であろう。(以下略)

 

コンビニはの売上高は20年で倍増。この売り上げの25%強は加工食品のようです。また、ドラッグストアも食品売上比率がどんどん伸びており、大手ドラッグのほとんどは売り上げの1/3以上を食品が占めています。ドラッグの食品などほとんどが加工食品ですよね。

まとめ

「何を食べない」で「何を食べる」のか?

また、サラダ油を使用する「炒める」「揚げる」といった調理法ではなく、「生」「蒸す」「煮る」という調理を優先する。

1.優先すべき:「煮る」「蒸す」「生」
2.「茹でる」「焼く」
3.控える(止める):「炒める」「揚げる」

この選択が食育の「はじめの一歩」という話です。

まずは妊婦さん、子どもを授かる前の女性が食についての正しい知識を学んで欲しい。そう、こころから願っています。

以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。

1.10日間チャレンジ

2.減塩を止める – 塩(どの塩を買ったらいいかわからない方はラメールをお試しください)をとる

3.小麦断ち

4.16時間節食

重曹+クエン酸

チクワを食べた方は以下の記事は必読です。お役立てください。

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16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。

病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。

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10日間チャレンジ!, Blog’s

Posted by sinsd