子どもを授かる前の女性に伝えたいこと!:持ち帰り弁当の脂肪は死亡への扉を開ける?

私は10日間チャレンジと称した一連の取り組みで、オメガ6過剰とオメガ3不足の有害性を訴え続けてきました。しかし、この事実に氣づき食生活を改善されている方は、日本人の1%以下であるのが現実のようです。

食生活に10日間チャレンジを取り入れれば、n-6(おめが6)/n-3(オメガ3)比は少なくとも3以下となります。これが生活習慣病の予防効果を示すとともに、メンタルヘルスの悪化も防ぐことができます。

一方、サラダ油の排除(オメガ6の削減)をすると、多くの方はオリーブオイルを使いたくなるようです。その辺りの事も含め、以下を読み進めてご自身で判断してください。

持ち帰り弁当の脂肪は死亡への扉を開ける?

振り返ると、私の大学時代は一度も自炊をしませんでした。すべて弁当か外食です。それも、油こってりのコロッケやフライ、トンカツなど揚げ物がほとんどでした。もし、あのままの食生活なら、今頃は大腸か前立腺のガンだったでしょうね。

脂質栄養学ではn-6/n-3比2を推奨!

日本脂質学会はn-6/n-3比2を推奨しています。それには、10日間チャレンジ+肉食の排除が必要でしょう。また、そうなれば「揚げる」「炒める」といった調理はほとんどしなくなります。完全なる和食に限りなく近づきますから、体とこころの健康は確実に取り戻せることでしょう。

長期脂質栄養と遺伝子 香川 靖雄 2004 年 57 巻 1 号 p. 27-33

(前略)卵菜食主義のSDA教徒の冠疾患のリスクは1/3であり、同じカルフォルニアの一般人に比べ30最以降の寿命は男性が7.3年、女性が4.4年長い。(中略)

多価不飽和脂肪酸のn-6/n-3比六訂日本人の栄養所要量では成人のn-6/n-3を4と定めたが脂質栄養学会では2とし、またWHOでは5₋10としている。WHO(2000)の健康寿命の上位11位以内(日本、中海諸国と北欧)、さらに2001年の健康寿命の上位に入ったノルウェー、アイスランド、シンガポールは魚の摂取量が多い

ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA)の梗塞予防効果の他、コホート研究では赤血球膜のn-6系は痴呆を促進し、n-3系は予防する。

筆者は1976年以来、脳梗塞の訂正死亡率が内地の1/3と極端に少ない沖縄離島(小浜、西表、伊 是名 等)を検診してきた。

その血清脂肪酸組成は地中海食を摂取した欧米人のそれとほぼ一致した。成人の一方、看護婦約百万人・年を15年追跡し電算機断層撮影(CT)で確認したラクナ梗塞の補正発症数は魚食月1回以下の者に比して回数に反比例して最高31%減少した。

本学栄養クリニックや沖縄離島(鮮魚147.79/日)で はn-6/n-3は2-4であり、その長期健康維持作用が認められている。ただし、極北のイヌイットのn-6/n-3は0.39と極端に低いが平均余命は66.6最と短く、国際比較で肺がんが高頻度である。

また、長寿のSDAは乳卵菜食主義のためリノレン酸が体内DHAの原料であり、食事のn-6/n-3は10.4,脂肪組織では14.6と高いことも忘れてはならない。白人やインディアンには後述のUCP3p多型は少なく、魚を摂取する日本人、南洋人には多くDHA摂取にUCP3発現が関わっている

DHAはUCP3の発現による肥満抑制の他、アレルギー抑制、がん成長抑制、脳機能増進などの多方面的な効果を588種の遺伝子のアレイで示した。(以下略)

※ UCP3:餓耐性 一塩基多型遺伝子のひとつ

イヌイットの寿命が短いのは、厳しい寒さという環境で暮らすことと、野菜や果物を食べることができないことによる水溶性ビタミン不足が原因でしょう。

水産物の多面的機能 国民の健康増進と医薬品の開発 渡邉 洋宇 2004 年 9 巻 9 号 p. 36-40

高脂肪食でもイヌイット民族に血管病が少ない理由の探求が、後述するようにわが国での閉塞性動脈硬化症の治療薬の発見に繋がった。すなわち、極北・デンマーク領、グリーンランドは、古来イヌイット族の人たちが住み、ほかのどの地域とも違った食生活をしている。

穀物、野菜もなく、毎日の食事は魚介類をはじめ、トドやアザラシなど海獣を主食としている

1975年、Dyerbergらは、イヌイット族の人々は虚血性心疾患などの血栓性疾患の羅漢率が極めて低く、血清脂質も低値を示すとの事実を報告した。(中略)

イヌイットの人たちには動脈硬化性疾患が少なく、あっても軽度であること、さらにイヌイットの人でもデンマークに移住してしばらくすると虚血性心疾患による死亡率がデンマークの人と変わらなくなることも明らかになり、環境因子から食事が浮き彫りにされてきた。

その後の検討でイヌイットの人たちがω3系多価不飽和脂肪酸のEPAを多く含む脂質を食事から摂るのに対して、デンマークの人たちはアラキドン酸を多く含む脂質を食事から摂っていることが判明した。(以下略)

 

大腸がんの予防と魚・n-3 系多価不飽和脂肪酸 実験的研究と疫学研究の結果からの総説 木村 安美 2006 年 53 巻 10 号 p. 735-748

Nigroらは牛脂を35%含む食餌では通常の食餌に比較して腫瘍数の有意な増加を報告し、Bullらも同様に牛脂を30%含む食餌は5%に比較して腫瘍数が増加傾向にあることを示した。

一方、n-3PUFAを多く含む魚油には発がん促進作用がなく、むしろ発がん抑制に作用することが示唆されている。n-3PUFAと大腸がんとの関連の論文を以下に示す。(中略)

TakahashiらはDHA投与によるACF(異常腺窩巣:いじょういんかそう・前がん病変)形成の抑制効果を報告している。

Jenabらは、コーン油20%に比較して近位結腸における有意な腫瘍の減少を報告した。

Komakiらは、シソ油12%では一価不飽和脂肪酸(MUFA)のオリーブ油12%に比較して有意なACF減少を認めている。(中略)

Lathamらによる研究では、魚油8%ではコーン油8%の食餌に比較して有意なACF数の減少がみられている。

Raoらによると高脂肪魚油食の魚油17%+コーン油3%では欧米型高脂肪食をモデルとした混合脂質20%に比較して有意にACFが減少した。

Reddyらは、ニシン油を22.5%含む食餌はコーン22.5%に比較して、またコーン油5.9g+ニシン油17.6%の食餌ではコーン油23.5%に比較して有意に腫瘍発生率、腫瘍数の抑制を報告している。

Minouraらは、EPA4.7%+リノール酸0.3%の食餌はリノール酸5%に比較して有意に腫瘍の数が少なく、結腸腫瘍中のPGE₂が低下したことを示した。これによりEPAは結腸腫瘍におけるPGE₂合成を通して抑制効果を発揮することが示唆された。

Descherらによるマウスを用いた実験においても、コーン油に比較して魚油を含むMaxEPAでは結腸腫瘍の数に違いはみられなかったが、発生率の低下がみられた。

Takahashiらの実験でも、DHAを投与した群では、投与しない群に比較して腫瘍数の有意な減少が観察された。

Raoらの実験では、高脂肪魚油食の魚油17%+コーン油3%では混合脂質20%に比較して有意に腫瘍が減少した。またDwivediらにより、コーン油15%に比較して、亜麻仁油15%では発生が約1/2、腫瘍の数は1/4であることが示されている。

Bjelkeらは、大腸がん患者では魚摂取量が少ないことを指摘している。オーストラリアでは、5群に分けた魚高摂取群での大腸がんリスクの有意な低下が認められている。北イタリアの研究でも、3群に分けた魚高摂取群のオッズ比が0.58であり、直腸がんとの有意な予防的関連が報告されている。

アルゼンチンの研究では、魚とシーフードの低摂取群に対する高摂取群の大腸がんのオッズ比が0.27と大きく有意に低下した。イタリアの2研究では、5群に分けた高摂取群の大腸がんのオッズ比が0.72であり、有意な低下を報告し、一週間に2サービング以上の魚摂取により結腸がんのオッズ比が0.6、直腸がんのオッズ比が0.5と有意な低下がみられている。

日本における研究では、Yangらが週4回より多い魚摂取が週1回未満に比較して男性の結腸における有意なリスクの減少を報告している。(中略)

ニューヨーク大学における女性を対象とした研究は、4群に分けた魚摂取量の低摂取群に対する高摂取群の大腸がんの相対危険は0.49と有意な予防的関連が観察されている。

Noratらにより報告された欧州10か国48万人のEPICコホート研究でも、魚の1日あたり80g以上の摂取は10gより少ない場合に比較して結腸直腸がんの相対危険が大腸で0.69、結腸では0.82、直腸で0.49と推定されている。(中略)

日本におけるコホート内症例対照研究では、男性で血清n-3PUFAの4群に分けた最高位群の最低位群に対する相対危険が0.24であったことが報告されている。(中略)

実験的研究と疫学研究の両方で、大腸がん予防と魚・n-3PUFAとの関連のエビデンスが得られている。実験的研究は、結腸腫瘍促進効果は脂肪酸組成に依存し、n-3PUFAを多く含む食餌摂取が大腸がんに予防的に働くことを示唆している。

疫学研究では、魚が大腸がんに予防的に働く可能性が示唆されているが、一致した結果が得られていない。(以下略)


さて、外食や弁当の利用が多い人は以下の表を眺めてください。

まず、ポイントは真ん中のn-6のグラム数です。大人でも1日12グラム程度が必要量です。赤字で記したチキンカツ弁当や幕の内弁当は、それ1食でオーバーですね。また、太字で示したものも、1日の必要量の8割程度を満たしています。

これに加え、菓子類でも簡単にn-6は摂れてしまいます。したがって、以下のような揚げ物関係が好きなら、1日50グラム以上のオメガ6を摂取していることがお分かりいただけたことでしょう。

n-6/n-3比も日本脂質学会推奨の2など、揚げ物食べていたら絶対無理だとお分かりいただけますよね。n-6とn-6/n-3比の両方が太字もしくは赤字のものは、食べ続けていたら病気になるしメンタルヘルスも悪化するとお考え下さい。

これらの弁当類の脂肪を摂り続ければ摂り続けるほど、死亡に近づいていく。また、メンタルヘルスも悪化し続けるし、ヒトによりクレーマーや万引き、煽り運転、非行、犯罪といった形で問題として表出することになります。後、前向きに行動できなくなるので、大学生なら学校に行かなくなるし、勉強もしなくなりますよ。

フラックスオイルの脳卒中易発症高血圧自然発症(SHRSP) ラットに対する寿命延長効果 宮崎 淳, 竹村 直哉,他 1999 年 8 巻 1 号 p. 46-51

n-3型脂肪酸を多く含む紫蘇油および魚油の摂取は高血圧性疾患、動脈硬化症および欧米型の癌などの慢性疾患に対して有効であることが証明されてきた。紫蘇油は脳卒中易発症高血圧自然発症(SHRSP)ラットおよびドンリュウ系ラットの寿命を、紅花油に比べ、それぞれ約15%および10%延長した。

これらの油脂の有効性は低いn-6/n-3比に関係していると理解される。

また、菜種油(Canola型,~60%オ レイ ン酸,~26%リ ノ ール酸 お よ び ~8%α-リ ノ レ ン酸)はn-6/n-3比が3と比較的低い油脂であるため、各種の慢性疾患に対する有効性が期待された。

事実、食事性菜種油およびオリーブ油は冠動脈心疾患の二次予防に有効であった。

ところが、菜種油はSHRSPラットの寿命を大豆油、紫蘇油、紅花油および魚油に比べ著しく短縮した。同様の寿命短縮活性は菜種油ばかりでなく高オレイン酸紅花油、高オレイン酸ひまわり油、硬化大豆油、硬化菜種油、月見草油およびオリーブ油にも認められた。

この寿命短縮活性は、菜種油および高オレイン酸紅花油をリパーゼで処理することにより消失した。したがって、我々は、これらの植物油の寿命短縮活性は脂肪酸組成ではなく、毒性を示す微量成分によると結論した。

このように、食用油の高いn-6/n-3比および脂肪酸以外の微量成分という2つの因子がSHRSPラットに悪影響を及ぼすことが分かっている。(以下略)


ということで、オリーブオイルを使いたがる人が多いのですが、オリーブオイルで揚げ物や炒め物もリスクが高いことがお分かりになったと思います。

「揚げる」「炒める」という調理法ではなく、「煮る」「蒸す」「生」を優先しましょう。

「揚げる」調理法の裏に隠れた弊害とは…?

食事が子どものメンタルヘルスに与える影響!

ほとんどの加工食品が〝食べ物ではない!″ことも「食生活への意識の実態から何がわかるのか?」で確認してください。

体やこころに不調があるのなら、今すぐ10日間チャレンジを食生活に摂り入れましょう。

食べ物ではない加工食品を買ってしまった方は、できる限り速やかに処分して安全な加工食品を備蓄しましょう。

以下の5つはチクワを食べた方はもちろん、不調のあるなしに関わらずすべての人にお勧めしております。

1.10日間チャレンジ

2.減塩を止める – 塩(どの塩を買ったらいいかわからない方はラメールをお試しください)をとる

3.小麦断ち

4.16時間節食

重曹+クエン酸

チクワを食べた方は以下の記事は必読です。お役立てください。

年度末は眠っている家族や親戚。「体調+メンタル」不良を改善する大チャンスかも?
↑ページ内で問診票が無料ダウンロードできますのでお役立てください。

16時間節食(1日の中で16時間以上食べない時間を確保する)は重要ですよ。

病気の臓器細胞は十分な節食時に病気の白血球に戻ります。また、その病気の白血球も赤血球に戻り、その後アポトーシスします。真剣に取り組むことを心からお勧めします。

【拡散希望!】ワクチン打っても食事を改善すれば助かるかもしれません!すべては赤血球の質です

 

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Posted by sinsd