神仙堂薬局10日間チャレンジ概要その5:加熱して使えるオメガ3オイルの真実とは?

「炒めもの、揚げもの、サラダ(ドレッシング)など、どんな料理にもお使いいただけます。」

オメガ3オイルのブームに乗り、すでに多くのメーカーから加熱可能と謳われたオメガ3オイルが販売されています。しかし、これらはメーカーがどんなに耳障りの良いことを訴えていたとしても、決して使ってはいけません。

そもそもオメガ6と混合ブレンドが多い!

オメガ3オイルで加熱可能として販売されているものの多くは、そもそもオメガ6と混合ブレンドの植物油がほとんどです。

日清健康オイルアマニプラス

日清健康オイル アマニプラスは、ご覧のようになたね油がベースです。そこにアマニ油と米油をブレンドしています。

味の素 ヘルシーオメガバランス

味の素 ヘルシーオメガバランスはオメガ6はなたね油ととうもろこし油のブレンドです。

味の素 えごまブレンド油

味の素 えごまブレンド油はとうもろこし油とえごま油のブレンドです。

上記のように、加熱してもオメガ3の93%がそのまま残るとあります。問題はここです。

オメガ3とオメガ6の二重結合の数は?

食用油におけるオメガ3はα-リノレン酸です。また、オメガ6はリノール酸です。そして、これらは次のような構造式で、リノール酸には2つの、α-リノレン酸には3つの二重結合があります。

著書でも指摘しましたが、二重結合は構造式を見るととても頑丈そうですがとても不安定な構造です。そのため、加熱により容易に酸化されます。また、一部が必ずトランス型に変換されます。そして、ひとつの構造に二重結合が多ければ多いほど容易にこの反応が起きます。

α-リノレン酸の残存率93%ということは?

リノール酸と比べてα-リノレン酸は加熱により容易に崩壊します。つまり、加熱で93%がそのまま残るということは、7%が酸化されていることを意味します。また、トランス型が生成していますから、逆に7%のトランス脂肪酸をとることにつなると考えていいでしょう。さらに、容易に崩壊するが故、より過酸化脂質が生じやすいのもα-リノレン酸です。

以下の記事にも書きましたが、これ以外のオメガ3オイルを使っていて健康被害が起きていた方が少なからずいらっしゃいます。

加熱が可能なオメガ3オイル(食用油)はどれを選んだらいいの?

まとめ

こういったメーカーの根拠は、150度の加熱可で語られることがほとんどのようです。が、エフシージー総合研究所によると、鉄のフライパンはわずか65秒で温度が200度に達すそうです。

また、著書でも指摘しましたが、食用油を185度で熱すると、常温では存在しなかった毒性アルデヒドが加熱後30分で生成されはじめ、約6時間後まで増え続けます。そして、これもまたリノール酸よりα-リノレン酸の方がリスクが高くなります。

さらに、著書でも指摘しましたが、トランス脂肪酸の弊害とは天然の多価不飽和脂肪酸の代謝を阻害することにつながると考えられます。

天然の多価不飽和脂肪酸は、オメガ6もオメガ3もシス型です。これがいちどトランス型に変化された後、代謝されていきます。そのため、トランス脂肪酸をとると、シス型からトランス型に変換される過程が滞ることが予想されます。つまり、オメガ6過剰の弊害が強くでることになります。

イメージに惑わされ、オメガ3が強調されている食用油を加熱調理に使うことだけはやめてください。そんなことをすれば間違いなく症状は悪化します。くれぐれもご注意を!

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Posted by sinsd