足が浮腫み、頭痛や体も重だるいのですが…質問があります。にお答えします。

足が浮腫む人は頭痛や体の重だるさ、めまい、立ちくらみなどの不調を抱えているケースがほとんどです。また、浮腫みにより疲れやすく、日々の生活も休み休みという方が少なくありません。

体感していただくとわかるのですが、これらの不調を改善すると見える景色が変わります。今までストレスに感じていたことを流せるようになりますし、些細なことでイライラしたり落ち込んでいたりしたのがウソのように気にならなくなります

そこで、以下のような質問をいただきました。多くの方が同じようなことで迷っていると思われるのでシェアさせていただきました。

初めまして。前に一度無料のキンドルで、30日で足がむくまない体質にする方法の本を読まさせていただきました。そこでサプリを始めたいと思うのですが、その前に質問があります。

症状的には、むくみ、頭痛、体が重だるいなどむくみによる症状だと思うのですが、昔からありました。親も足首がないような太さで、体質が遺伝したのだと思います。

そこで、最初は10日間チャレンジで、セットで購入したほうがいいのでしょうか?
そのあとはオメガ3のサプリメントを服用でいいのでしょうか?

それと、食べ物なんですが、例えば唐揚げやてんぷらなど買った場合、衣をとればだいじょうぶでしょうか?

家の油なんですが、米油とごま油をつかっているのですが、これはどうでしょうか?
もしだめなようなら、火を通すようの油は何を使ったらいいのでしょうか?

砂糖は白砂糖ではなく、ラカントという砂糖代わりのものを使っているのですが、これは大丈夫ですか?
お菓子や甘い飲み物などは食べないようにしています。

ブログで大豆がよくないようなことが書かれていましたが、味噌汁は毎日飲んでるんですが大丈夫ですか?うすあげをよく入れるのでこれは入れないほうがいいのかなと、納豆もよくたべているので
これもよくないですよね?

外食はどうですか?焼肉やお寿司くらいなら大丈夫ですか?

質問に詳しくお答えします!

多くの方が同じような悩みを抱えていると思いましたので、論文の引用も含めて詳しくお返事していきます。

浮腫みや頭痛、体が重だるい

「症状的には、むくみ、頭痛、体が重だるいなどむくみによる症状だと思うのですが、昔からありました。親も足首がないような太さで、体質が遺伝したのだと思います。そこで、最初は10日間チャレンジで、セットで購入したほうがいいのでしょうか?そのあとはオメガ3のサプリメントを服用でいいのでしょうか?」

むくみの原因は大きく3つある

足に限らず、体が浮腫む原因は大きく3つあります。

1.オメガ6脂肪酸が過剰

2.オメガ3脂肪酸の不足

3.塩不足

30日で足がむくまない体質にする方法ではオメガ6過剰とオメガ3不足、トランス脂肪酸についてご紹介していますが、令和2年の1月になって私はある事実を知りました。それは…

「減塩」です。

夜20時(8時)には就寝。朝3時ごろ起床。こんな浮世離れした生活を続けてきた私が見るTVと言ったら連ドラ(15分)だけ。コマーシャルなど〝ほぼ″目にすることはありません。そのため、今年まで世間が「減塩」を心がけているなど夢にも思いませんでした。

体に存在する水分は大きく次の3つの場所にあります。

細胞内

血管内

間質(細胞や血管の間)

塩は、この3つの場所にある水分バランスを整えます。逆に、塩が不足すると間質に余分な水分が残ります。これが浮腫みです。(つまり、オメガ6と3とは別の理由で浮腫むことになります)

また、間質に水分が残ると、細胞から排泄された老廃物が間質に滞ることになります。そしてそれが頭痛や関節炎、しびれ、こわばりといった原因不明の病気につながることになります。

また、塩不足は筋肉の弾力性を低下させます。そのため、首や肩、背中、足など全身の筋肉がこるようになります。よく、下半身だけが太い女性がいらっしゃいますが、これはオメガ6を減らしオメガ3を増やすだけでは改善しません。

では、塩をとるとどうなるのか?というと、まずおおよそ1か月半で下半身が柔らかくなります。これは、間質に溜まった老廃物が徐々に解消されるからだと私は考えています。

以上のことから、10日間チャレンジでご利用いただいている初回セットには、今年より塩が追加されています。また、私が言う「塩」は「食塩(NaCl)」ではないこと。多くの「塩」にはプラスチックが混入していることから、安心して使える塩をご紹介しています。

女子大学生の栄養摂取状況は?

足や体が浮腫むとは、間質に余分な水が溜まること。栄養は血管内から間質へ、間質から細胞へ届きます。つけえ加えるなら、栄養が細胞に届くのはランダムな動きです。したがって、間質に余分な水が溜まると、細胞に届く栄養が減ることになります。

分かりやすく言えばパチンコです。パチンコで玉がチューリップに飛び込むのはランダムですが、間質に余分な水が溜まるとはチューリップの数は同じなのにパチンコ台が大きくなった状態です。

私たちが活動するエネルギーはすべて細胞が生み出しています。胃や心臓、肝臓、脳、筋肉などの臓器は、細胞レベルで生み出されたエネルギーを協調して使うことで働いています。つまり、栄養が不足すれば誰もがすぐに疲れやすくなります。また、体や足が重だるくなります。

そこで、以下の表をご覧ください。

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人間が取り込む情報は約85%が視覚、10%強が聴覚に偏ります。そのため、栄養の不足はどうしても認めない方が少なくありません。上記は女子大学生のデータですが、ご覧のようにどの栄養素も過半数以上の人が不足しています。

例えば、私が厚労省が発表する「国民健康栄養調査」のデータで確認したところ、日本人の〝少なくとも85%″は栄養が不足しているという結果でした。

以上のことから、今後は食生活を改善されていくでしょうが、入り口の対処ではオメガ3サプリメントだけではなく10日間チャレンジの取り組みをお勧めします。

揚げ物は衣をとれば大丈夫なのか?

「食べ物なんですが、例えば唐揚げやてんぷらなど買った場合、衣をとればだいじょうぶでしょうか?家の油なんですが、米油とごま油をつかっているのですが、これはどうでしょうか?もしだめなようなら、火を通すようの油は何を使ったらいいのでしょうか?」

以前、不登校だった中学生の女の子が、元気に登校できるようになって2カ月ほどして大手うどんチェーン店にお母さんと行きました。

うっかり海老天をトッピングしてしまったそうですが、ふと気付いて衣を捨てて食べたそうです。が、それから2日間は朝起きると顔が腫れるとともに、あれほど「明るくなった!」とお母さんが喜んでくれていたのですが、やたらとネガティブなことを口にしたということでした。

スーパーも含め、外食産業の揚げ油は使いまわした粗悪な油です。食べた後、頭痛や蕁麻疹、胃もたれなどの不調はもちろん、前述した女の子のようにメンタル面に影響が出ていないのか?自分で確認していきましょう。

例えば、家族や友達との会話でイラっとしたり喧嘩になった。みたいなことがあれば、衣をとっただけではダメだったということになります。

なお、私がそういったものを食べた時は、自分でも驚くほど短期記憶に影響がでます。具体的には、本を読んでも2~3行で前に何が書いてあったのか?わからなくなります。油の影響は人により違った形で現れますので、自分で確認するクセをつけましょう。

米油とごま油

以下に脂肪酸組成をご紹介します。まず、ごま油です。以下のように約44%がリノール酸(オメガ6)です。

米油の脂肪酸組成も似ており、リノール酸がおおよそ36%入っています。

また、どちらも飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸が多いので、基本的には揚げ物でも使うことのできる食用油です。が、製造方法により品質が驚くほど違います。

まず、安全な圧搾法で作った油なら、米もごまも大雑把に1瓶120㎖で3,000円以上はするでしょう。つまり、揚げ物で使うには現実的な油ではありません。

一方で、安価な米油やごま油は、ヘキサン処理で抽出されています。このとき、リノール酸は酸化されてしまうとともに、その一部は必ずトランス型に変換されています。これは、一般にどの食用油にも当てはまります。そのため、私は揚げ物をするときは引き算でオリーブオイル(エキストラバージン)をお勧めしています。

あくまでも「使うなら…」ということで、決してオリーブオイルの推奨はしておりません。

なお、唐揚げなどはレンジでも作れるとお客様たちからお話をいただいています。私は料理がさっぱりダメなのでわかりませんが、レンジで作った唐揚げも子どもたちが「油で揚げたのと同じくらいおいしい!」と言ってると何人ものお母さんから聞いています。

砂糖の代わりにラカント?

ラカントははじめて聞きましたが、調べたところ羅漢果のことですね。当社のVITAクロートーというサプリメントでも利用しております。安心してお使いください。

大豆について

大豆は、みそ汁や納豆、豆腐など、どんな食べ方でも栄養豊富でお勧めの食品となります。しかし、何事も「ほどほどに…」と言いますが、大豆製品の食べすぎは思わぬデメリットがあります。

繰り返しお伝えしていますが、オメガ6脂肪酸は容易に必要量を満たすことができます。以下の表でも確かめることができますが、粗食のつもりでも容易に必要量を超えるケースがほとんどです。

大豆油でピン!とくると思いますが、大豆にはリノール酸(オメガ6)が豊富です。しかし、私も含めてほとんどの人は、「食生活の改善!」を意識したとき真っ先に考えるのが大豆製品ではないでしょうか?

納豆に豆腐、豆乳、みそ汁、黄な粉、枝豆…

そんな納豆1パック(50g)でおおよそ2.49gのリノール酸がとれます。それに豆腐1/4丁で1.3g。たったこのふたつで、1日に必要なオメガ6の半分を超えます。

別記事でもご紹介していますが、目が飛び出ている感じの子どもが少なからずいます。これは、今後ご紹介する予定ですが、オメガ6過剰により目が浮腫んでいるために起きています。

逆に、食生活の改善で、目が普通の人と同じ位置に戻った子どももすでに20名以上います。

以上のことから、大豆製品はとても良い。

しかし、納豆を食べた日は豆腐は食べない。豆乳も飲まない。

まして、豆乳に黄な粉を大さじ1杯。は、とても怖いことにつながると認識してください。

まとめ

「焼肉やお寿司くらいなら大丈夫ですか?」

焼肉はタレが微妙です。が、おそらく大丈夫だと思います。

お寿司はもっと微妙です。というのも、回転寿司チェーン店によってですがご飯に炊飯油を入れて炊いているようだからです。

「ようだから」というのは、あるお店の寿司を食べると私は猛烈な眠気を覚えます。2~3度それが続いたので、ほぼ間違いなく炊飯油をそのお店は使っています。ですので、私はその店にはもう行きません。

冒頭でもご紹介しましたが、浮腫みや頭痛、体のだるさがとれるとメンタル面も大きく改善します。同時に、頭の働きが良くなり行動するのが楽しくなります。

どんな景色が待っているのか?

楽しみにして行動してください。

きっと、元気になります!