【空腹とは?】昨日19時に夕食。17時間半後本日12時30分に毎日ほとんど同じ内容の昼食です。

空腹とは?なんぞや。(考えてみましょう)

多くの方は「空腹」になると「食べないといけない!」サインだと勘違いしていらっしゃるようです。

実は、空腹とは単に「血糖値が下がった!」というサインです。別に、食べろという合図でも、消化吸収が終わったというサインでもありません。でも、空腹はとても重要な意味をもちます。

空腹を味わうと腸がキレイになる!

「ググ~ッ」空腹になるとお腹が鳴ります。この時、いったい何が起きていると思いますか?

正解は掃除の開始です。

空腹になりお腹が鳴るとき、胃が収縮しています。この胃の収縮を促すのがモチリンと呼ばれるペプチドで、胃の収縮後、つまりお腹が鳴った後、その収縮は小腸や肛門部に伝搬していきます。また、このモチリンは胃や小腸を掃除しています。※ モチリン研究25年 群馬大学生体調節研究所 伊 藤 漸

ワクチンの解毒のページでご紹介しているように、赤血球は小腸で造られます。また、くどいですが赤血球は食べた物から作られます。つまり、赤血球の質は食べた物に相関します。が、そこが汚れて(汚染されて)いたらどうでしょうか?

わかりやすい例えだと、汚染された土壌で作られた食物と、肥えた土で作られた食物のどちらを選びますか?という話です。

ジュースやアイス、お菓子、パン類を含めた加工食品には1500種以上の添加物や植物油脂、トランス脂肪酸が使われています。また、ほとんどの家庭ではサラダ油を疑うことなく使っています。さらに、揚げ物はサラダ油がたっぷりと吸い込んでいます。

整備士の作業着を思い浮かべてください。油を吸い込んだ作業着はどんなに洗っても油汚れが落ちません。私たちの腸の細胞の膜にも脂質が使われていますから、とった油の影響はダイレクトに受けることとなります。よって、空腹時の腹鳴りを味わうことは重要です。モチリンに掃除をしてもたった上で、食べた物が赤血球を造ってくれますから。

便秘の方にも有効です。私は、女性に便秘が多い理由に「食べる回数(間食)が多い」ことと「菓子類に含まれた植物油脂」などによる腸内環境の悪化があると思っています。繰り返しますが、お腹が鳴るとは胃の収縮運動ですが、それは小腸や肛門部に伝搬します。ぜひ、空腹を味わいましょう。

強調しておきたいのは、できれば空腹時の腹鳴りは2回味わって欲しいこと。胃や腸には食物自体が存在しなくても、食物の残渣や、剥がれ落ちた細胞などの「ごみ」は存在します。1回ではなく2回腹鳴りを味わうと、腸内はずいぶんキレイになると思われます。

ガマンできないほどの空腹とは?

11月1日私の昼食です。本日はサラダに鶏肉が少し入っていますが、入っていない日の方が多いです。味噌汁(具無)とブルーベリー20粒くらい、バナナ半分、この時期はミカン(時期が違うと別のフルーツ)と、ほとんど同じものを昼食として食べています。後は3種類のサプリメント(ラケシスAとアミノBio、ナパイア)です。

毎日、おおよそ12時半にこれを食べるわけですが、前日の夕食は19時。おおよそ17時間半くらい経過しています。しかし、空腹の腹鳴りはありますが、ガマンできないような空腹感はありません。さて、なぜでしょうか

理由は簡単です。私は、血糖値が急上昇するような食べ物を食べないからです。一方で、ほとんどの人は血糖値が急上昇するものを日常的に摂り続けています。

重要なポイントは、血糖値が急上昇するのに相関して血糖値は急降下することです。

簡単に説明すると、例えば甘いジュースを飲んだとしましょう。すると、ジュースに含まれた砂糖は消化の必要はありませんから、ダイレクトに吸収されることになります。当然ですが、血糖値は急上昇します。

このとき、すい臓はその血糖値の急上昇に応じたインスリンを分泌することになります。そして、ここでのポイントは、私たちは血糖値が急上昇するものを当たり前のように飲んだり食べたりするようになったのは、ホンの数十年であることです。

私が子どものころ、アイスは夏しか買えませんでした。お菓子屋さんは、秋になると冷蔵庫に鍵をかけていました。また、ジュースなども当時の私のお小遣いでは1か月に1回買えるかどうかでした。それが今、一年中買えるようになっています。

つまり、ジュース類などによる血糖値の急上昇は、本来のすい臓(脳)のインスリン分泌では対応しきれないものなのです。よって、必要以上にインスリンを分泌することになります。また、それにより想定以上に血糖値は急降下します

私たちの脳や体は、主に血糖をエネルギー源として利用しています。そのため、血糖値の急降下は脳にとって強いストレスとなります。ガマンができないほどの空腹感とは、血糖値が下がりすぎたため脳がその働きを維持しようとする働きの結果だとお考え下さい。

そもそも、ご飯も白米ですし、パンも精白された小麦です。品種改良と称して、作物の糖度もどんどん高いものが栽培されるようになりました。この機会に、食習慣を見直すことをお勧めします。

我が家の夕食も参考までにご紹介します!

玄米:軽く一杯

キュウリの漬物:自家製の糠漬け

青魚:ほぼ毎日

カボチャ:大きめの梅干し程度

味噌汁:具はワカメやしいたけ、豆腐など日替わり

肉:週に2~3回食べるが少量

サラダ:昼と同じくらい

 

※ 正直、これでも食べすぎだと思っていまして、今後少しずつ量を減らしていきます

なお、昼間は以下のようなジュースだけにするのも有効な手段だと思います。ワクチン接種者の方は、とくに前向きに検討してください。

 

Blog’s, サラダ油・植物油脂

Posted by sinsd