お子さんのことでお悩みのご両親は、まずは自分の調子を改善することを強くお勧めします!

「お母さん、そろそろ自分のこと考えません?」

4月のGW前、子ども(小学6年生女子)の不登校(5年生の9月途中より不登校)についてご相談をいただきました。

よくあることですが、登校前になるとお腹が痛くなり、行こうとすると足が止まって玄関から出ることができないといった状態が続いているというお話でした。

幸いですが、GW明けからこの女の子はに登校しました。GW明け一週目は火曜と木曜の二日だけでしたが、次の週からは毎日行けるようになったということでした。

私にとって、これはとても嬉しいことなのですが…

不登校の相談の裏にあったこのご家庭の問題とは?

GW前、はじめての相談時にお母さんは次のような話をされています。

「お恥ずかしい話ですが、主人はモラハラの傾向があり、私は主人とうまくいっていなくて話をすれば夫婦喧嘩という状態が続いていました。これは、娘が幼少期からずっとでした。

娘が5年の秋から学校に行かなくなった時、理由を聞くと『夫婦喧嘩が毎日のように続く、家にいることがツライ!』と言われてしまいました。娘のこの言葉も当然ですから、私も主人も意識するようになったはいいのですが、お互いが喧嘩をしないように無視をするようになってしまいました。

それから、娘には高校2年と中3になる兄がおります。ふたりとも反抗期ということもあり、私や主人の言うことなど聞きません。先月も主人と長男が取っ組み合いの喧嘩になりました。それを見ていた次男も、『お父さんのほうがおかしい!』と長男についたため、新年度になってから親子の会話もありません。

こんな状態だから、娘も不登校になったのでしょうか?」

 

長女が登校するようになった!ことを…

「学校に行くようになりました。」

そう口にされたお母さんでしたが、次の言葉で私はこのお母さんの調子も相当悪いものだと確信しました。

「すぐに効果はなかったのですが、GW中に久しぶりにお友達と遊べたのが良かったんだと思います。」

繰り返しますが、このお嬢さんは5年生の9月から不登校です。その間、カウンセリングと心療内科に通っていました。しかし、事態は一向に改善することはなく、お嬢さんは家にいることを「ストレス!」と、それを学校に行かない理由として口にしていました。

それが、GW前に相談をいただき、わずか13日目に登校するようになりました。

このお母さんは、この13日間は「すぐ」とお感じになっていないどころか、学校に行けた理由を「友達と遊んだから!」と解釈されていました。

「お母さん、お嬢さんはずっと友達と遊んでいなかったんですよね。」

「そうです。遊ぶ気にならないと言って、友達と連絡をとることも一切ありませんでした。」

「じゃあ、GW中に遊んだときはどうやって連絡をとったんですか?」

「それが、自分から電話をしていたんですよ。ビックリしました。」

「あの~、そういった気持ちの変化をこのアプローチの効果とはお感じにならないのですか?」

「えっ、どういうことですか…?」

お母さんの調子が悪いのは想像していましたが、まさかここまでとは思ってもいませんでした。そのため、私は次のような話をさせていただきました。

反抗期と不登校、モラハラは「不機嫌」

私はうつ病や不安障害、パニック障害などの精神疾患に限らず、次のような問題に対して「まったく同じアプローチ」をご紹介しています。

・不登校 ・発達障害 ・モラハラ ・家庭内暴力(DV) ・生理前症候群 ・起立性調節障害 ・緊張症 ・ゲーム依存(スマホ依存) ・買い物依存 ・ギャンブル依存 ・アルコール依存症 ・万引き癖 など

また、会社の離職やハラスメントの問題にも同じアプローチをお役立ていただく予定です。

このご家庭ではお父さんがモラハラで、長男と次男が反抗期、長女が不登校でした。ほとんどのヒトはこれらをそれぞれの「記号」で考えてしまいますが、共通することはどれもが「不機嫌」であるという事実です。

お母さんにはこのお話をさせていただき、次のような提案をさせていただきました。

「不登校の長女は機嫌が悪いときには友達と遊ぶ気にもならなかったのが、このアプローチで機嫌が良くなり友達に連絡をとるようになりました。

ご主人と反抗期のふたりの男の子に、同じアプローチをしてみませんか?」

お母さんの調子が悪いことはわかっていたため予想はしていましたが、残念ながらお返事は次のようなものでした。

「えっ、なぜですか…?」

「いや、お兄ちゃんたちは反抗期なんですよね。長女の不登校を思春期と言い換えれば、このアプローチで思春期の問題は改善したわけですから、反抗期にも同じアプローチ試してみませんか?」

「私は、長女のことを思春期の問題とは言っていませんが…」

「・・・、じゃあ、せめてお母さんが…」

「うん?なぜですか…」

まとめ

グチになってしまいますが…

実は、お子さんのことで相談をいただくケースでは、おおよそ3人に1人のご両親は上記のようなレベルです。

※ もし、上記の話が理解できないのなら、そんな方も調子が悪いとお考え下さい。

このお嬢さんは登校するようになりましたが、このご家庭の未来は容易に想像できるのではないでしょうか?

親とは「木」の上に「立」って「見」ると書きます。

したがって、親は子どもからSOSが発せられたとき、木の上から降りるのではなく「引き上げてあげる!」存在だと私は考えています。

そのためには、ご自分の調子を改善することが必須です。

また、自分の調子が良い方なら、今回のお話をご理解いただけるはずです。

長女の経験をご主人や二人の息子さんに活かしてあげる。それが、このご家庭にとって最良の手段だと私は考えます。

なお、いつも言っていますが、私の考え方は世間の「非常識」でしょう。

また、それを子供さんに試みることに躊躇するのも自然なことでしょう。ならば、ご両親が先に試してみたらいかがでしょうか?

その結果、なにが起きるのか?

それをご確認後、お子さんの問題についてご相談ください。

まずは、10日間チャレンジだけでもお試しいただくことをお勧めします。

10日間チャレンジにご興味のある方は、メルマガよりパスワードを取得してください

また、当社の資料や小冊子、私の著書などをお読みいただいた上で内容を理解していただき、えごま油だけでも試してみてはいかがでしょうか?

えごま油の選び方

《追記》

自分が悪いのですが、7月に「めまい&立ち眩み」、9月に「起立性調節障害」の本を書きあげる予定です。また、5月15日にアマゾンから電子書籍で「30日で足が『むくまない』体質にする方法!」で出版しましたが、紙媒体の商業出版も9月までに決まりそうです。

ということで、ハードスケジュールで私の体がもたなくなってきましたので…、9月より初回相談料を値上することにしました。(5400円 ⇒ 10,800円)あらかじめご了承ください。
訂正して、10月より値上げ致します。