植物油の脂肪酸組成中の リノール酸(オメガ6)とα-リノレン酸(オメガ3)の量が重要

植物油の脂肪酸組成です。

ご家庭で使われている植物油の脂肪酸組成を確認しておきましょう。また、その脂肪酸組成中のリノール酸配合比がいかに高いのか?さらに、そのリスクを「サラダ油のリスクとは…?日本人の特徴-病気にならないようにすることにお金を使わない」で再確認してください。

重要なポイントはリノール酸/α-リノレン酸比です。繰り返しお伝えしていますが、日本脂質学会は2:1を推奨しています。これが健康維持のために必要な必須脂肪酸摂取量だという話です。ということで、グラフ下にリノール酸/α-リノレン酸比を記しました。

オリーブ油

一価不飽和脂肪酸(オレイン酸)が豊富ですが、α-リノレン酸がとても少ない。

リノール酸/α-リノレン酸比=6.64:0.6≒11:1

調合油(サラダ油)

おおよそ3分の1がリノール酸です。

リノール酸/α-リノレン酸比=34.13:6.81≒5:1

ごま油

香りづけなどでごま油を使うなら本物(3000円以上)を購入しましょう。安価なごま油もヘキサン処理されていて危険です。

リノール酸/α-リノレン酸比=40.88:0.31≒132:1

米ぬか油

リノール酸/α-リノレン酸比=32.11:1.15≒28:1

サフラワー油ハイオレックス

リノール酸/α-リノレン酸比=13.41:0.21≒64:1

サフラワー油ハイリノール

リノール酸/α-リノレン酸比=69.97:0.22≒318:1

大豆油

リノール酸/α-リノレン酸比=49.67:6.1≒8:1

とうもろこし油

リノール酸/α-リノレン酸比=50.82:0.76≒67:1

なたね油

使うならなたね油ですかね。でも、これも安価なものはヘキサン処理されているので、目安は3,000円以上で売られている油を選ぶ必要があります。

リノール酸/α-リノレン酸比=18.59:7.52≒2.47:1

パーム油(ヤシ油)

別記事でも指摘しましたが、パーム油が入った加工食品を食べると「別人」となるほど人格が変わる人がいます。パーム油には明かされてはいない何らかの有害物質が入っていると考えた方がいいでしょう。

リノール酸/α-リノレン酸比=8.97:0.19≒47:1

ひまわり油ハイリノール

リノール酸/α-リノレン酸比=57.51:0.43≒134:1

ひまわり油 ミッドオレイック

リノール酸/α-リノレン酸比=27.88:0.22≒127:1

ひまわり油 ハイオレイック

リノール酸/α-リノレン酸比=6.57:0.23≒29:1

綿実油

リノール酸/α-リノレン酸比=53.51:0.34≒157:1

まとめ

サラダ油を使わない調理法を選択されるよう、強くお勧めします。

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特に育ちざかりのお子さんがいるご家庭は、お母さんの選択が家族の未来を決めることになります。

なお、ほとんどの加工食品もダメですからね。

植物油脂やパーム油、トランス脂肪酸が入った加工食品も排除しましょう。

「ちょっとくらいなら…」

は、問題解決を非常に遅らせます。

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Posted by sinsd