母乳育児は子どもだけでなく、お母さんの健康に繋がる利点があることをご存じですか?
へその緒を切らない産院もしくは助産院での出産を推奨!
詳しくは著書「本当の妊活!」でご確認いただきたいと思いますが、
事実として、出産後、へその緒は赤ちゃんに血液を送り続けています。また、そのへその緒に含まれた血液は〝臍帯血″と呼ばれる、造血幹細胞を豊富に含んでいます。さらに、造血幹細胞が白血病などの治療に用いられるほど貴重な血液であることはご承知の通りです。
そんな臍帯血が赤ちゃんに届く前に、わざわざ切り落としてしまうのが現在の産院における出産です。この行為は、生まれた時から子どもにハンディを負わせていると思うのは私だけでしょうか?
それ以上に問題なのは、現在の不妊治療は詐欺であることです。
多くのヒトは不妊治療が保険適用になったことを喜んでいますが、思い出してください。子どもの医療費が無料化されたら何が起きたのか…?
花粉症や食物アレルギーなど、各種アレルギーの子どもが激増しました。また、現在は小学生の9割近くが近視です。さらに、発達障害の子どもも激増しています。
その理由も明らかで、子ども医療費無料化により、子どもの健康に対して親が「何かあれば病院に行けば良い!」と、責任を放棄してしまいました。
不妊治療が保険適用となった今、多くのご夫婦が同じ選択をすることになるでしょう。その結果…
☑ さらなる不妊症カップルの増加
また、幸か不幸か子宝に恵まれたとしても…
☑ 早産および未熟児出産による障害 ☑ 発達障害 ☑ アレルギー発症 などに繋がることは明らかでしょう。
そんなリスクを抱えて生まれてくる子どもたちが増える中、母乳育児が重要であるという事実をご紹介します。(正直、私は母乳育児が母親にとってもメリットがあることを知らなかったので…)
子どもにとって母乳育児の利点
以下のように、子どもの健やかな成長に母乳育児は重要です。
子どもにとって母乳育児の利点は,胃腸炎,気道感染症等の感染症予防とその効果の長期間持続,乳幼児突然死症候群の予防,小児肥満の減少,アトピー性皮膚炎のリスクの減少など,子どもの成長・発育にとって必要なあらゆる栄養もしくは免疫成分が母乳によって満たされること,子どもの良好な発達・発育が促進されること,多くの急性・慢性疾患のリスクが低下することである。
免疫機能や消化管機能が脆弱な早産児や疾患のある児の健康にとっては,壊死性腸炎,遅発性敗血症,未熟児網膜症の発症リスクの減少,1年以内の再入院リスクの減少,神経学的予後の改善など,さらに重要となる。
・NICUにおける母乳育児支援に関する研究の動向と課題 瀧口 里佳, 金泉 志保美 2023年 43 巻 9-17 より引用
母乳育児は成人期における肥満リスクを軽減するようです。ちょっと、驚きですね。
母乳は,人工乳に比べて栄養学的に優れ,乳児の様々な器官の発達を促すとともに,分泌型 IgA 等の免疫グロブリンを含んでいることから,感染症の発症リスクを軽減することが報告されている.
また,近年,母乳中の脂質が乳児の脂肪燃焼機能の発達を促進し,成人期における肥満リスクを軽減させることも示唆されており,乳児に対する母乳の重要性に関する認識が高まっている.
・セロトニンを介した母乳産生制御メカニズム 千葉 健史, 前田 智司, 工藤 賢三 2018年 138 巻 6 号 829-836 より引用
また、脳の正常な成長にも母乳育児は重要です。ただし、2002年の論文でも、すでに日本人の母乳中リノール酸量が激増しています。
近 の母 乳 の リノール 酸含 量 は総脂 肪 酸 中の約13%(日 本)、9%(ドイ ツ)、8%(オ ー ス トラ リア)、8%(ス ウェーデ ン)で あ る。
・〈話題:リノール酸摂取量について〉 脂質栄養学 2002年 11 巻 1 号 17-46
この結果は、日本人の母乳中に含まれるDHAの減少を物語っています。
脳の健やかな成長にDHAは欠かすことができませんから、食生活の大幅な改善をした上での母乳育児を強くお勧めします。なお、詳しくは著書「本当の妊活!」をお役立てください。
母親における母乳育児の利点
以下、私はこの記事を書くまで知らなかった事実です。
母乳育児は,母親と子供の双方の健康において様々な利点がある.
例えば,長期間の母乳育児は,母親に対しては乳がんや卵巣がんなどの女性特有のがん疾患リスクを低減させ,乳児に対しては感染症による死亡リスクを低減させる
・母乳に含まれる脂肪酸アミドと認知機能 窪田 舞, 北風 智也, 他 2024年 98 巻 3 号 121-124 より引用
女性特有のガンリスクを低減させるようです。
母乳育児は分娩後のうつ病予防効果をもたらし,卵巣がんや骨粗鬆症の発症リスクを低下させることが報告されている.
・セロトニンを介した母乳産生制御メカニズム 千葉 健史, 前田 智司, 工藤 賢三 2018年 138 巻 6 号 829-836 より引用
産後うつや骨粗鬆発症リスクも低減させるようですね。
母親における母乳育児の利点は,産後の体重減少の促進,授乳性無月経による妊娠間隔の延長,閉経前の女性生殖癌リスクの減少,2型糖尿病リスクの減少がある。
・NICUにおける母乳育児支援に関する研究の動向と課題 瀧口 里佳, 金泉 志保美 2023年 43 巻 9-17 より引用
児が乳頭を吸啜(きゅうてつ)することで母の産褥復古を促進する
・早期新生児期における直接授乳困難と母体側の身体的要因 金井 眞理子, 三島 和子, 他 2010年 14 巻 1 号 1-8
※ 吸啜:赤ちゃんが乳頭を口に含み、舌の波状運動と吸引圧によって母乳をしぼり出す、哺乳の動作。
産褥復古
※ 産褥復古(Google AIより引用):妊娠や分娩によって生じた母体や生殖器の変化が妊娠前の状態に戻ること
産褥の子宮復古とは?
子宮復古とは、産褥期に妊娠で大きくなった子宮が徐々に縮小し、妊娠前の大きさに戻っていく過程のこと
子宮復古はいつ完了しますか?
産後の子宮は赤ちゃんと胎盤を支えるために大きく膨らんでいますが、強い収縮を繰り返しながら、およそ6~8週間かけて妊娠前の大きさへと戻っていきます。 これを「子宮復古」と呼びます。
まとめ
不妊の増加はもちろん、子どもの健やかな成長を妨げているのが〝当たり前″となってしまった現代日本人の食生活にある。
この事実に氣づかずにいたら…
後、50年も経てば日本は滅びることになるでしょう。
したがって、もう待ったなしの状況です。
ぜひ、著書「本当の妊活!」をお役立てください。




