減塩をしているとストレスを感じやすくなる!- コロナ禍で強いストレス感じているなら「塩」とりましょう!
塩が不足すると筋肉の弾力性が失われる。それが顕著に現れるのが膀胱であるが故、「減塩」の罠にハマった多くの方々が尿トラブルで〝秘かに″悩んでいるようです。これは、「女性の尿漏れ、どうやって治す?」 :日本経済新聞の記事のように女性の話としてクローズアップされていますが、男性は更に困っている人が多いようです。なぜなら、女性は尿取りパットでごまかせますが、男性は…。
ということで、私は「尿漏れや頻尿、夜間尿、夜尿症など尿トラブルの原因の多くは減塩にある!「塩」を摂りましょう。」と指摘しました。が、減塩の影響は多岐に渡ります。今回は精神面への影響ですが…
実は、減塩を続ければ続けるほどストレスを受けやすくなります。
以下は豚の問題行動の論文です。
ミネラル給与によるブタの問題行動、特に尾かじりの防止とその生理的メカニズムに関する研究 より転載・引用
1.研究の背景
養豚業が抱える問題の一つに、ブタが他のブタを攻撃する現象が挙げられ、ひどい場合には他のブタに重傷を負わせる、あるいはこれを死なせてしまうことがある。特に他のブタの尾をかじる「尾かじり」は、その象徴的な問題行動となっている。(中略)
尾かじりの被害によって起こる最も一般的な問題は、かじられたブタが受けるストレスに由来する発達遅延である。また、尾かじりは単に尾の外相を引き起こすだけでなく、その外傷部からの二次感染によって(中略)飼育豚の疾病や事故の原因にもなる。
尾かじりが発生する原因について、ブタにとって正常な行動である環境探査行動が、飼育環境下ではできないために、代替として発生するという説が有力である。(中略)正常な行動が取れずストレスが負荷された結果起こる行動とも考えられる。事実、鎖やロープ、ゴムタイヤ、敷き藁など、環境探査行動をし易い環境をブタに与えることによって尾かじりが軽減されることが報告されている。
一方、尾かじりによって出血したブタは尾かじりの被害が増加することから、尾かじりはミネラル不足に陥ったブタが他のブタの血液からこれを補給するために発生するという説も存在する。事実、塩化ナトリウムや塩化カリウムの給与により、尾かじりは軽減されることが報告されている。
しかし、我々の予備的観測により、尾かじりを頻繁に行う個体は限られていることが分かっている。同じ群の中で同じ飼料を与えられているブタの中で特定の個体だけがミネラル不足に陥るとは考えにくい。尾かじりの発生は単にミネラル不足から起こるものではなく、塩化ナトリウムが尾かじりの被害を軽減するのは、ミネラルの何らかの機能効果が、ブタのストレスを軽減し、これが尾かじり被害を軽減するものだとも考えられる。
私の意見は次の通りです。
人の性格は人それぞれであるように、ブタの性格もブタそれぞれ。よって、同じエサを食べていたとしても、また、同じ飼育環境にあったとしてもストレスの受け方はブタそれぞれである。
4.今後の課題
本研究では、子ブタの尾かじりの被害防止において、確かに塩化ナトリウムの給与が有効であることを示し、さらに塩化ナトリウムの給与後は、子ブタに負荷されているストレスが軽減されていることを示した。(中略)頻繁に尾かじりする個体は、社会的順位が高い個体よりも、神経質で社会的順位が比較的下位の個体である傾向が強いことが分かったので…(以下略)
尿トラブルのある人の多くは、肩や首のこり、体中がバキバキにこっているという人が少なくありません。これは、ある動物の次のような状態に例えられます。
ネコに睨まれているネズミ!
この時のネズミの体と精神状態を想像してみましょう。
・身体:緊張している。手足に力が入っている。呼吸が浅くなっている。
・精神状態:恐怖・不安
その一方で、次のような例え話もあります。
窮鼠猫を噛む!
そう、恐怖に怯えるネズミも、その限界となれば危険から逃れるためにネコに襲い掛かります。つまり、この時のネズミはイライラ(怒り)していることになります。
では、ブタの話に戻りますが、「尾かじりをするブタは社会的順位が比較的下位の傾向が強い」とあります。ならば、窮鼠猫を噛んでしまうことも何も不思議なことではない。私はそう思います。
人間も同じです。
尿トラブルに悩んでいる人。肩や首のこり、体中がバキバキにこっている人は、脳内に「不安・恐怖(アドレナリン)」や「怒り・イライラ(ノルアドレナリン)」が居座っています。なぜなら、「体の緊張やコリが生じている」=「交感神経が緊張している」状況であり、交感神経が緊張すればするほどアドレナリンやノルアドレナリンの分泌量が増えます。
そして、これらが脳内に居座ると情緒が乱れます。
それを不登校になる前の子どもに例えると、次のような状況です。
友達が笑って話をしているのが目に入ったら…
「私のこと悪く言って笑っている…」
そう、疑心暗鬼になってしまうわけです。
ということで、情緒が乱れる原因のすべてが「塩不足」にあるわけではありませんので、私は思い当たる方は10日間チャレンジをお勧めします。が、塩不足もその一因となることはマチガイありません。思い当たる方は今すぐ「塩」をとりましょう。なお、どの塩を選んだらいいのか?分からない方は当社のラメールをお試しください。
↑ 孤独でいたい方は読むのは時間の無駄です。