私たちは〝食べた物〟で出来ている。私たちは〝食べた物〟その者である事を忘れずに!
「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」 by ヒポクラテス
※ ヒポクラテス(Wikipediaより引用):古代ギリシアの医者。
この言葉は「日々の食生活が健康の土台であり、病気の予防や治療において最も重要である」という思想です。また、ヒポクラテスは次のような言葉も残しています。
これは、「食事の改善なしには、どんな治療も根本的な解決にはならない」ことを意味します。事実、生活習慣病は次のように説明されることはどなたもご存じでしょう。
生活習慣病は、食事、運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が発症や進行に深く関わる疾患の総称です。代表的な病気には、糖尿病、高血圧、脂質異常症があり、進行すると日本人の主な死因であるがん、心疾患、脳血管疾患につながる恐れがあります。
医食同源
ヒポクラテスの思想と同じように、日本にも「医食同源」という言葉があります。
病気を治療するのも日常の食事をするのも、ともに生命を養い健康を保つためには欠くことができないもので、源は同じだという考えです。
(健康長寿ネットより引用)
例えば、生姜に「 体を温める効果があり、風邪の初期症状などにも良い」とか、ネギ・ニンニクは「 疲労回復や免疫力アップの食材である」、梅干しには「 殺菌作用や疲労回復効果がある」と、以前から日本の食卓で利用されてきました。
一方で、現代日本人の食卓ではどんなことが起きているのでしょうか?
現代日本人の食
現代日本人の食はヒポクラテスの言葉「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ」の真逆です。その現実を直視してください。
加工食品の現実
現代の日本人の多くは「安い」を「良心的」だと思い込んでいるようですが、それは大きな勘違い。
「安い」とは単に価格が低いことであり、「良心的」とは価格に対して十分な価値があることを指します。そして日本の加工食品のほとんどは「安かろう悪かろう」が現実です。
「安かろう悪かろう」は江戸時代から使われている言葉で、「値段が安いものは、それなりに品質も劣るだろう」という意味のことわざです。単純な話、「安物に良いものはない」、と安さには理由があるという戒めとして用いられます。
☑ 偽卵
例えば、偽卵の「HOBOTAMA(ほぼたま)」や「Ever Egg」はご存じでしょうか?
興味のある方はリンク先で原材料名を確認できます。この卵もどきは、表向き「卵アレルギーのあるヒトへの代替品」ですが、私からすれば安さを追求した偽卵でどちらも植物油と添加物の塊です。そして、これら偽卵はホテルやカフェのモーニングはもちろん、スーパーで販売されている商品や、パン・総菜メーカー、一般のパン屋さんなどでも利用されています.
☑ 成形肉(Google AIより引用)
成型肉(せいけいにく・成形肉)とは、細かくした屑肉や内臓肉を軟化剤で柔らかくし、結着剤(つなぎ)で固めて圧力をかけ、ブロック状やサイコロ状に再成形した食肉のことです。スーパーや飲食店などで、手頃な価格で柔らかいステーキや焼き肉用として広く流通しています。
結着剤として利用されるリン酸塩は カルシウムの吸収を阻害し骨がもろくなったり、鉄や亜鉛などのミネラル吸収に影響を与える可能性があります。腎臓への負担: 腎臓の機能が低下している方は、リンの排出がうまくできず体に蓄積しやす性質があり、多くの加工食品に使用されているため特に注意が必要です。
☑ 牛や豚、鶏の肉
実は、動物は抗生物質を摂ると成長が促されます。これは牛や豚、鶏に限らず人間も同様です。
畜産業では、家畜がより早くより大きく(肥える)成長した方が儲かります。そのため、当然のように抗生物質を家畜に与えて育てます。
また、畜産業では狭い場所でより多くの家畜を育てた方が儲かります(効率が良い)。一方で、そんな密集状態で最も懸念されるのが感染症。抗生物質の投与は、そのリスク軽減にもなりますので畜産業では欠かすことができません。
重要なのは、私たちはそんな肉を食べているが故、はやく体が成長しているという事実です。
例えば、1960年代の女性は15~16歳で初潮を迎えました。一方で、現代では小学3~4年生(10歳程度)です。これは、子どもたちが肉や乳製品からも抗生物質を取り込むが故に起きています。
この事実が問題となるのが薬剤耐性菌です。抗生物質が効かない細菌が増えていますが、肉食を続けるだけでそのリスクを抱えることになります。
☑ 野菜
現在、日本で有機栽培を行う農家の割合は〝わずか約0.5%〜0.7%″です。逆に、99%以上の農家が慣行栽培(収量の増産のために化学肥料を投入し、病虫害や除草のために農薬を使用し、大規模かつ効率的に栽培する方法)。また、海外から輸入される作物も同様かつ防カビ剤の使用など更なる毒性が懸念されます。
日本の農地単位面積(1ヘクタールなど)あたりの農薬使用量は、国連食糧農業機関(FAO)などのデータにおいて世界トップクラス(上位)です。
さらに、有機栽培も決して安心できる作物ではありません。なぜなら、有機栽培の多くで家畜の糞を肥料として利用されているからです。
家畜の糞には摂った抗生物質が残留しています。また、糞中の抗生物質を肥料として使用すると作物へ移行します。つまり、私たちは有機栽培の作物からも抗生物質を摂ることになります。
☑ 養殖魚
養殖魚は、自然界とは比較にならないほど未収状態で育ちます。そのため、感染症の発生で大量死が繰り返され続けてきました。
そんなリスクと、成長促進のために利用されてきたのが抗生物質。これは畜産業と同様です。
しかし、それでも感染症による大量死が繰り返されたため、行われるようになったのがワクチン接種です。サケ養殖が盛んなノルウェーなどでは、一度に少なくとも7種類以上のワクチンが接種されることもあります。私たちは養殖魚からワクチンも取り込むことになります。
また、養殖魚の飼料には大豆やトウモロコシなど、本来魚のエサではないものが与えられていること。さらに、エビも含め養殖では抗生物質やワクチン以外にも多くの薬剤が使用されていることも見逃してはいけません。
スーパーで売られている食材は…?
多くの加工食品で当たり前のように使用されているのが食品添加物。これは食べ物ではありませんし、むしろ私たちにとって毒であることは明白です。同様に、農薬や抗生物質、ワクチンなども毒であることに疑いはありません。
野菜や果物、肉、乳製品、養殖魚の現状は説明した通りですから、スーパーで売られている食材の99%は食べ物ではないとご理解いただけたことでしょう。
そして、そんな現状を理解した上で以下をお読みください。
一例として食糧問題、鈴木宣弘(2025)「我が国の食料自給率は種や肥料の自給率の低さも考慮すると 38%どころか最悪 10%内外。海外からの物流が停止したら世界で最も餓死者が出るのが我が国との試算もある。
国際情勢は、お金を出せばいつでも食料が輸入できる時代の終わりを告げている。
かたや、我が国の農家の平均年齢は 68.7 歳。あと 10 年で我が国の農業・農村の多くが崩壊しかねない。しかも農家は生産コスト高による赤字に苦しみ、廃業が加速している。これでは不測の事態に子ども達の命は守れない。私達に残された時間は多くない。」と指摘、国民に対する量と質両面の食料安全保障も損なわれると警鐘している。
次代を守るには、消費者のエシカルな行動が重要である。今こそ身近な地元の安全・安心な農産物を支える必要がある。
江戸時代の「三里四方」の考え方を採り入れ①作り手、買い手相互に顔が見える範囲内での生産消費、②学校給食の安全・安心な地場産農産物の公共調達、大量廃棄処分に対する反省として需要に見合った生産消費循環のシステム構築により地域、地方の経済基盤を強靭化させ国土全体を支える体制づくりが必要となる。
そのためには、コモディティー化した市場集中の経済合理性重視から生成りのモノコト文化を活かした AI、IT技術を駆使した付加価値の創出市場創造が欠かせない。
・戦後80年図表からみた次代への視座 東村 篤 2026年 38 巻 2 号 199-229 より引用
三里四方とは?
三里四方とは、「自分の足で歩いて行ける範囲(半径約12キロメートル)」を指す言葉で地産地消のすすめでもあります。
昔から「その土地で採れた新鮮な旬の食材を食べれば、健康で長生きできる」という言い伝えがあり、「身土不二(しんどふじ:人間の体と暮らしている土地は切り離せないという考え方)」にも繋がる概念です。
現代のようにキュウリやトマト、カボチャなどの夏野菜が冬にも当たり前のように食べることができることのほうが不自然です。
今後、地産地消どころか食料が買えない時期が来ると思われますので、できる限り自家栽培をはじめることを強くお勧めします。
外食産業でタマネギやニンジンなどが不足したら…
日本で消費される野菜のうち、輸入野菜(生鮮・加工品合計)が占める割合は重量ベースで約2割〜3割程度です。用途別では、家庭用よりも外食・中食(惣菜や冷凍食品など)の「業務用」で高い割合を占めています。
また、輸入される生鮮野菜の約8割弱をタマネギやニンジン、ねぎ、かぼちゃ、ごぼうの5品目が占めています(出典:PHP online・鮮度の心配はもはや不要? 「輸入野菜」が急速に進化している背景)
よって、業務用で上記5品目が使用されているなら輸入野菜だと考えるのが自然でしょう。また、国内産よりも有害であることは前述しました。
上記5品目が外食産業で不測のニュースが流れたら食糧危機はもうすぐそこだと想定しておきましょう。
まとめ
食糧危機というピンチをチャンスとしてください。
食糧危機が来てはじめて、多くの日本人は自分たちが毒を食べ続けてきたと知ることになるでしょう。また、氣づいていたヒトの多くも、私も含め、毒を完全に排除できてはいなかったのが現状でしょう。
食糧危機は必ず来ます。
なぜなら、毒を当たり前のように食べる世が終焉するからです。
まずはこの危機を乗り越えるよう、以下を参考に食料を備蓄してください。
・購入しても安心・安全な加工食品はこういった類のものです。今すぐ備蓄してください!
・長期保存食のひとつに大量の(乾燥)大豆をお勧めする理由とは…?
↑ 乾燥大豆は水換えをすれば容易に「もやし」も作れますよ!
また、スペースがあるのなら 在来種(有機種子/固定種)の種を購入して自家栽培をはじめましょう。先ほどの論文に「国際情勢は、お金を出せばいつでも食料が輸入できる時代の終わりを告げている」とありましたが、それどころか…
夏野菜が一年中手に入る時代は終わりを告げています。また、スーパーに食料が並ぶ時代も終わることでしょう。
・酒好きに朗報!脳・血管・腸内環境を最後まで守る食べ物リスト ビールや赤ワインも!
・【完全版】ワクチンを打った人がとるべき対策とは? – 【超重要】空腹の意味を正確に理解しよう。




