想像していた以上に、朝起きられない大人は多いようです。現在131人中26名とおおよそ2割!

現在、アンケートにご協力いただいた方(以下のフォーム)は、著書「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」を無料で読めるようにしています。

お名前などは必要ありませんので安心してお申し込みください

現在131名の方がアンケートにご協力くださいましたが、少々驚いています。というのも、私は「30歳以上は1割程度かな?」と想定していたのですが、現時点でおおよそ2割の26名が大人の方でした。

ですが、この大人の方のアンケート結果から…

✓ 起立性調節障害(OD)とアレルギー発症には共通のメカニズムが存在する

✓ ODと目のトラブル発症にも共通のメカニズムが存在する

上記のような私の指摘は間違いではない。そう、どんどん確信するアンケートをいただいています。

大人のODとアレルギー

著書「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」でも指摘していますが、起立性調節障害(OD)とアレルギー発症には共通のメカニズムが存在します。また、アレルギーには鼻炎や花粉症、蕁麻疹、アトピー、喘息などがありますが、そのいずれもOD発症と共通のメカニズムがあります。

要は、アレルギー症状が出ている場所が違うだけ。基本的なメカニズムは同じです。また、このメカニズムが働くと、ある理由(著書「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」に記しています)から朝起きずらくなります。

大人26名の方のアンケート結果をご紹介します。

✓ 鼻炎:12名

✓ 花粉症:16名

✓喘息:7名

✓ 蕁麻疹:3名

✓ アトピー性皮膚炎:5名

✓ アレルギー無し2名

以上のように、朝起きられない大人26名中アレルギー症状のない人は2名だけでした。また、ご覧のように複数回答をいただいており、アレルギー症状があると答えた24名中半数の12名が複数のアレルギー症状がありました。

このことから、少なくともODとアレルギー症状になんらかの関係がある。そう疑わない方がどうかしている。私はそう考えますが、あなたはどう思われますか?

大人のODと浮腫みの関係

先ほど、アレルギー発症のメカニズムが働くと「ある理由」で朝起きずらくなる。そう説明しましたが、「ある理由」とは「浮腫み」です。そこで、大人のODの浮腫みの結果は次の通りです。

✓ 顔が腫れる:15名

✓ 足が浮腫む:18名

✓ 目元がポッテリする:14名

✓ 顔がパンパンに大きい:8名

✓ 足が太い:13名

✓ 目玉が飛び出いている:3名

✓ なし:0名

参考までに「目元がポッテリ」とは次のようなものです。

また、「目が飛び出ている」というのは次のようなケースです。

アンケート結果に戻ると、26名中で浮腫みが「ない」と回答された方は0でした。また、複数回答総数が56ありますが、4名がひとつだけ該当。残りの22名の方は2つ以上の複数回答でした。

アレルギー発症のメカニズムが働くと、必ず体は「浮腫み」ます。これは男性でも例外はありません。たとえ痩せていても、必ず浮腫みはあります。もし浮腫みがわからなくても、それは自覚できないだけにすぎません。

いずれにしても26名中18名と、おおよそ7割の方は「足が浮腫む」と答えています。この結果だけでも、ODと「浮腫み」には無視できない何らかの関係があることが想像できます。

ODと目のトラブルの関係

ODと目のトラブル発症にも共通のメカニズムがあります。質問には入れませんでしたが、アレルギー発症のメカニズムが働くと近視になります。つまり、強度近視はそのメカニズムが強く働いた結果です。また、強度近視は最近の子どもで1割程度の発症率です。それも、徐々に発症率が増えてきて1割程度です

それを前提に以下の結果をご覧ください。

✓ 強度近視:6名

✓ 結膜炎:4名

✓ ドライアイ:16名

✓ 目の痒み:5名

✓ なし:4名

ここ20年で明確に子どもに増えてきた「強度近視」という病気。その発症率が大人で2割を超えています。これを「偶然」で片づけるなどあり得ません。

朝起きられない大人の訴えは?

では、朝起きられない大人の人はどんな症状を抱え、何歳くらいから朝起きができなくなっているのか?アレルギーや浮腫み、目のトラブルを含めてご紹介します。

59歳女性-10年前から朝起きられなくなった!

「自分のことですが、目が覚めても1時間近く布団の中にいます。しんどくて。」

鼻炎 。顔が腫れる。足が浮腫む。目元がポッテリする。足が太い。目玉が飛び出ている。強度近視。結膜炎。ドライアイがあります

49歳から朝起きられなくなっていらっしゃいますが、ご覧の通りアレルギーや浮腫み、目のトラブルの症状がハッキリあります。

45歳女性-3年前から朝起きられない

「目覚ましをスヌーズで2時間前から鳴らしても消して鳴っての繰り返しで起き上がるのに時間がかかります。

起きてからも身体が動かず午前中はほぼ横になっているか椅子に座っています。頭が重く身体も重いです。

午後になるとなんとか仕事に行ける状態で仕事もテキパキ動ける。何で朝から動けないのか悩んでいます。」

鼻炎。花粉症。顔が腫れる。目元がポッテリする。ドライアイがあります

36歳女性-2年前から朝起きられない

「目覚まし時計がなってすぐ体を起こせないため、ベッド上で15分ほど体を動かしたり、手足を振ったりして血流が良くなるような動きをしてる。

起きてからも暫くボーッとしている。

電車で通勤時に立っていると、頭の血の気が引いてきて気分が悪くなり立っていられなくなる。」

鼻炎。花粉症。蕁麻疹。足が浮腫む。目元がポッテリする

35歳女性-子供のころから起きれなかった

「今は主人を始め子どもたちにも協力してもらって、ゆする・声かけ・と段階的に接してもらい、最後に体を抱きおこしてもらっています。

起きてからも椅子にぼーっと1時間以上座っており、子どもたちは自分で朝ごはんを用意して食べ、支度をし、時間になると学校へ行ってくれています。」

花粉症。喘息。アトピー性皮膚炎。足が浮腫む。目元がポッテリする。足が太い。強度近視。ドライアイがあります

28歳女性-特にここ4年朝起きれなくなった

「目覚まし時計の音で一度は目が覚めるものの、意識は朦朧としています。いつも1時間くらいはベッドで寝たり起きたりを繰り返し、ギリギリの時間にやっとの思いで起き上がりますが、その時は大変な苦痛を伴います。

その1時間の間、何度も大音量の目覚まし時計が鳴り続けているはずなのですが、まったく気付かず寝ていることもしばしば。起き上がった後も、すぐまた寝たい気持ちになったり、椅子に座ってぼーっとしたりしてしまいます。

起きてから数時間は頭が働かない感じがしています。その時間がだんだん長くなっているような焦りがあり、自分が「元気だ」と自覚できる時間がどんどん減っています。」

鼻炎。花粉症。顔が腫れる。目元がポッテリする。足が太いが該当します

37歳女性-25年間朝起きられない!

「中学生の頃は不登校。高校時代は週の半分程遅刻か欠席。専門学校では2週間に1~2回欠席と、季節の変わり目に3~5日欠席。

就職してからは調子が良いと1ヵ月は普通に出勤するが、疲れ・下痢・風邪・睡眠不足があると月に2~3日欠勤。ひどい時は1~2週間欠勤してしまいます。

朝はふらつきやめまいが著名にあり、無理に動くと脳貧血が悪化して1~2時間横になります。無理に出勤すると電車で脳貧血を起こし倒れます。調子が良いときは、ゆっくりゆっくり準備をして仕事に行きます。」

鼻炎。花粉症。顔が腫れる。足が浮腫む。足が太い。ドライアイ。目の痒みがあります

37歳女性-23年間朝起きずらい!

「整体、漢方、針治療、サプリなど色々試し、年々良くなってきていますが、月に1回ほど2~7日ほど起きられず昼過ぎまで辛い事があります。

症状が酷いときは起き上がれず、起きられる日も歯磨きをする為に座っているのも辛い状態で直ぐに横にならないと目がチカチカして耳が遠くなり失神しそうになります。」

鼻炎。花粉症。アトピー性皮膚炎。顔が腫れる。足が浮腫む。目元がポッテリする。顔がパンパンに大きい。足が太い。ドライアイがあります

36歳女性-30年も朝起きずらい!

「ゆすっても叩いても反応がない。13時間くらい寝るとやっと起きてくるが、しばらくはボーっと椅子に座っている 夜になると活動的。朝までずっと起きて、寝ていく」

花粉症。顔が腫れる。足が浮腫む。目元がポッテリする。強度近視。ドライアイ。目の痒みがあります

他の方々の訴えは?

「ODまではいかないが、朝が苦手でボーっとする。」

「あさ2時間くらいボーっとして、日中もダルい。10時間以上寝ている」

「今は起きられますが子供の頃はとりあえず機嫌が悪かったです。顔色も真っ白。起こされると暴言をはいていました。今は少しの間ぼーとするくらいです。今もむくみがひどいです。」

「声をかけられても気付いていない。声かけ。揺する。起き上がらせる。すべて気づかず無反応だそうです。起こされてもその記憶が無い時がある。起こされるとイライラします。」

「目覚ましで目は覚ますが、何度も二度寝をしてしまう。何時間でも寝てしまう。」

「10時間ほど寝ると起き上がれるが、ソファーで座れず横になってしまう。」

「声掛けには反応できますが、ボーッとしていて動きがにぶい。」

「朝、起きようと思うけどダルかったり、頭が重かったり、起きて立ち上がると目眩がしたり、吐気がしたり、腹痛になったり、やる事は沢山あるのにやる気が出なかったりする。」

「人に何度も起こしてもらわないと起きられない。起きても吐き気や腹痛など内臓機能の低下によると思われる不調と頭がぼーっとしてすぐに活動ができない。」

「3回アラームでやっと起きる。ひどい時は叩いても反応がなく、目が覚めても昼過ぎまで全く動くことができない。寝返りもうてない。軽い時は起きてくるのに時間がかかる程度。」

「起きれない。紅茶やセデスでカフェインでおきる。しばらくボーッとしている。」

「日によって違うが反応がない、頭痛、ぼーとしている。」

大人だからこその深刻な悩み!

上記のように、子どもの時から朝起きられないまま大人になるケースもあります。一方で、大人になってから朝起きられなくなるケースもあります。

また、多くの方がさまざまな治療を試していますが、なかなか治療効果が上がらないようです。このアンケートにお答えいただいた方からのコメントや質問をご紹介しておきます。

いただいたコメントや質問

「朝起きた時の内臓不調、ドライアイやドライマウスなどの不調が年々強くなり、色々な薬を処方していただき試したいるがあまり改善が見込めません。無理やり起きることに大きなストレスを感じるため起こしてくれる人にも迷惑をかけて申し訳ない気持ちになり、なんとか改善をしたいと思っています。」

「娘(8歳)も私によく似て朝が苦手です。しかし、5歳の息子は主人に似て朝すっきり早く起きられます。貧血が原因かと思いまして、鉄不足を改善しようとこころがけていると、少し良い気がします。食生活で改善できることを是非教えていただきまいです。」

「とても辛いので、こちらに書き連ねてもよいでしょうか。

午後から登校していた中学生の時に、起立性調節障害と診断されました。それから高校、大学と、遅刻は他の人より多かったですが、中学生の頃に比べるとまともに通学できていました。

社会人になってからは、ギリギリまで寝ていながらも、寝坊しての遅刻はほとんど無く生活できていました。
しかし昨年11月から深夜3時くらいまで仕事する生活になり、1日2~3時間もしくはそれ以下しか眠れない状態で1ヶ月半ほど過ごしました。

当然かもしれませんが、寝坊してしまう日も増え、日中は眠くて仕事にならないくらいのことが多くなりました。
会社を休んで、1日中寝るような日もありました。

それから職場を変え、今では1日5~6時間は寝ることができているのですが、日に日に起きるのは辛く、起きた後にもぼーっとした時間が長くなっていると感じています。

今は、前よりよく寝ているのにどうして?と、、、自分でも辛いし、もっと過酷な状況でも良く頑張っていた以前の私を知る職場の人からは、信頼を失いそうな状態です。

仕事は頑張りたいし、やりたい事もたくさんあるし、やる気もあるつもりなのに、頭も体も全くついて来ないようなそんな状態です。

前日に「明日は頑張って早起きしよう!」と決意しても、翌朝のひどすぎる眠気で全てふっとぶ、そんな毎日が辛いです。

今の自分が起立性調節障害かはわかりませんが、過酷な1ヶ月を過ぎても体の調子が良くならないのは、過酷な1ヶ月がトリガーになって調節機能が今でも乱れているのかな?と色々調べていたところでした。」

「今回子供ではなく私自身の症状で読ませていただこうと思いました。

最初は主人と子どもたちは寝起きがとても良いので当てはまらないかなと思ったのですが、食生活の指摘をされた時気付きました。

私は朝弱く夜中に強いこともあり家族とは全く別の食生活をしているのです。皆んなに作った食事をあまり食べず皆んなが寝た後にジャンクフードを食べていたり。。

ただ一般的には子どもの話題のような気がして、私のような大人でもなるものですか?」

まとめ

「目が飛び出ている」という質問が「浮腫み」であるわけですから、勘の良い方なら「目も浮腫む」ことにお気づきになられていることでしょう。

繰り返しますが、ODの原因は食生活にあります。したがって、食生活を改善しない限り治ることはありません。

逆に、食生活を改善すれば必ずODは改善します。

もちろん、すぐにすべての体調不良が改善するわけではありません。ODでは、朝起きられないだけでなく、倦怠感やめまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気、鼻炎などのアレルギー、浮腫みなど多くの症状を併せ持っています。

しかし、まずは10日間著書に書かれたことを試してください。

「たった10日で何がわかるの?」

そう思われる方がほとんどでしょうが、10日間で明確な違い(しっかり観察してくださいね)がわかるはずです。

いつも言っていますが奇跡はありません。あるのは軌跡だけです。あなたの歩みがODを改善します。

アンケートにご協力いただいた方(以下のフォーム)は、著書「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」を無料で読めるようにしています。

お名前などは必要ありませんので安心してお申し込みください

強度近視は失明の危険がある怖い病気です。しかし、これも食生活が原因だと私は考えております。夏までにはそのメカニズムをご紹介できるよう、アンケートにご協力ください。(せめて300名以上の強度近視の情報が欲しいので)