【重要】母親が冷凍食品やお惣菜を使えば、娘もそうなる!母親の食習慣が娘に与える影響とは?

「母親の栄養のとり方が良ければ、その子どもの栄養状態も良い!」

これは当然ですよね。お母さんが作った食事を子どもが食べるわけですから、母親が作った食事内容に子どもの栄養状態は左右されることになります。そこで重要なのが次のふたつです。

ひとつは、人の性格行動は食べたものに左右されるという事実です。もうひとつは、母親が作る食事がテキトウなら、その食事を食べて育った娘は大人になってテキトウな食事を作るようになることです。

前者は、私の経験でも明らかです。事実、私はうつやパニック、モラハラ、不登校、発達障害、起立性調節障害(OD)といった類の相談をいただきますが、これらの悩みは栄養面と体調面の改善で解決しています。

一方で、後者についてはこういったことを調査研究した次のふたつの研究をご紹介します。

・辻 とみ子「同一家族内における栄養摂取の類似性と母親の役割」名古屋文理大学紀要 2004 年 4 巻 p. 95-105

・佐々木 敏・辻 とみ子「家族との同居の有無が女性3世代間での栄養素・食品群摂取量の類似性に及ぼす影響」栄 養 学 雑 誌Vol.58 No.5195~206(2000)

このふたつの事実を重ね合わせると、端的に次のような話になります。

「母親が手抜きの食事を作れば、それを食べた子どもの精神面に問題が起きる。子ども時代は、それが勉強をしない宿題もやらずにゲームやスマホばかり不登校起立性調節障害(OD)で苦しむこともある。

一方で、娘が大人になるとうつパニックなど精神面に問題が起きる。また、母親と同じような食事を作るため、夫の情緒も乱れてモラハラに。子どもも、自らの子ども時代と同じような問題を抱え込むことになる。」

それでは、このふたつの事実についてご紹介したいと思います。

食べたもの。栄養面が精神面に与える影響!

適切な栄養の摂取は「精神面」や「頭の働き」に良い影響を与える。この事実は、10日間チャレンジを試みた方のレビューからも明らかですのでご紹介します。

子どもの頃から生きずらく、ネガティブな思考だった!

まず最初に指摘したいのは、脳の働きが悪くなると「トライ&エラー」ができなくなることです。が、その説明の前に次のレビューをお読みください。

また始めたい。

子供の頃から生きずらさを感じていました。病院には行っていないのですが、発達障害というものがあると知って、自分もそうなんじゃないかと感じていました。

パートで仕事を始めて、あまりの自分のダメさ加減に自信を失くしていました。いろいろ調べて、神仙堂薬局さんのことは知っていたのですが、遠い為、相談に行く勇気もなく、お金の使い方も下手なので市販のサプリメントで神仙堂薬局さんのサプリメントの成分と同じようなのを何個か買って飲んだりしていました

結局結構お金を使いました。そのうち、ストレスと疲れで考え方が歪んでいき、少し痴ほう症気味の姑に暴力をふるってしまい、警察沙汰になってしまいました。

私は昔から、最悪な状況にまでならないと行動に移せないタイプで、今回もそうでした。値段が高いという理由で躊躇し、少しくらいは別に食べてもいいのではないかと食べてました。事件にいたり、10日間チャレンジを申し込むことにしました。

10日間チャレンジと、もう1ヶ月分を飲んだくらいで、ネガティブな思考が無くなっているのに気付きました

それまでは足のむくみに気を取られて、全然足細くならないなーと思ってたんです。職場で結構ひどいことを言われたり、それですべて自分が悪いんだと考えて、みんなもそう思っていると思い込み、人を信じられなくなってたのが、自分だけのせいではないというのが理解できるようになって、ちゃんと上司と自然なコミュニケーションがとれるようになっていました。明るくなったと思います

私の主人は優しくて賢い人ですが、たまに我慢の限界で怒鳴ることがありました。〇〇を味噌汁に入れて、内緒で飲んでもらったら、これは怒鳴られるパターンだというときでも、怒らなくなることが何度かありました。みんなが言ってるのはこれだ、と思いました。

その後は、出費が多くあり、買うのを控え、先月はサジージュースで栄養と、サバ缶とえごま油で対処しようと頑張ったのですが、ネガティブ思考に戻らないようにはなったと思うのですが、少しずつだめ人間に戻りつつあるので、この機会にまた始めたいと思いました。
よろしくお願いいたします。

単純な話、脳の働きを悪くするものを食べれば「精神面」に問題が起きます。逆に、脳の働きに役立つものを食べれば「明るく」なるし、生きるのが楽しくなります。

問題なのは、食べ物が悪くて精神面に問題が起きると、「新たなことを試みる」ことができなくなることです。

私が指摘するまでもありませんが、私たちの行動に「正解」はありません。これは、仕事を考えれば誰もがうなづくはずです。もし正解があるのなら、倒産する企業などあるわけがありませんから。

「うまくいかなかったらやり方を変えてみる!」また、「それでもうまくいかなかったら、再度やり方を変えてみる!」私たちが社会生活をうまく乗り越える方法は、こういった創意工夫の連続しかあり得ません。しかし、脳の働きが悪くなると、この「トライ&エラー」ができなくなります。

例えば、私は不登校やモラハラ、足の浮腫み、起立性調節障害(OD)の著書がありますが、2019年の12月~2020年1月の2ヶ月間に電子書籍だけで1200冊以上読まれています。また、その中で起立性調節障害(OD)は800冊以上になりますが…、私の想像では本に書かれたことを行動に移した人は2割程度のようです。

残念ながら、多くの方は「正解(保障)」がないと行動できません。また、子どもの医療費が無料であることも大きな問題なのかもしれません。「子どもの起立性調節障害(OD)は治したいが、お金は使いたくない!」というご両親が少なからずいらっしゃるようです。

母親の食習慣が娘の食習慣に与える影響!

以下のふたつの論文から、母親の栄養素および食品群の摂取のあり方が娘のそれらに影響することが指摘されています。

・辻 とみ子「同一家族内における栄養摂取の類似性と母親の役割」名古屋文理大学紀要 2004 年 4 巻 p. 95-105

・佐々木 敏・辻 とみ子「家族との同居の有無が女性3世代間での栄養素・食品群摂取量の類似性に及ぼす影響」栄 養 学 雑 誌Vol.58 No.5195~206(2000)

同一家族内における栄養摂取の類似性と母親の役割

この論文では、総エネルギー、タンパク質、総脂質、炭水化物、PIS比、n6/n3比、カルシウム、鉄、リン、カリウム、食塩、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維と16の栄養素の充足状況を調査し、充足度割合から比較検討されています。そして、この調査で次のことが指摘されています。

母親の総合評価スコアが高ければ、娘および祖母のそれも高いことが確かめらた。栄養素の充足に関しては、母親がよければ娘もよいということが確かめられた。

同居の場合、母親・娘および祖母の総合評価スコアは、母親の総合スコアが高ければ娘および祖母も高かった。母親の総合スコアが低ければ、娘および祖母も低かったことが調査でわかったわけです。が、重要なのは次の点です。

母親の総合スコアが高いケースの栄養スコアは別居より同居の方が高かった

祖母の栄養スコアは、同居より別居の方が高かった

 

ご覧のように、母親の総合スコアが低い(右側)の場合、別居した娘の総合スコアはほとんど変わらず低値です。一方で、祖母の場合は別居した方が総合スコアが高くなっています。

家族との同居の有無が女性3世代間での栄養素・食品群摂取量の類似性に及ぼす影響

こちらの論文も祖母と母、娘の栄養摂取状況を調査したものですが、次のような点が指摘されています。

・飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸、総脂質は世代が低いほど摂取割合が高かった

・ビタミンC、ナトリウム、食物繊維、カリウム、カルシウム、鉄は世代が低いほど摂取割合が低かった

・肉類、油脂類は世代が低いほど摂取割合が高かった

・豆類、淡色野菜、魚介類、いも類、果実類、緑黄色野菜は世代が低いほど摂取割合が低い傾向だった

まとめ

子どもに対する母親のもっとも重要な役割のひとつは「栄養教育」です。「もっとも重要な役割のひとつ」と記しましたが、私はこれがすべてだと考えています。

よく、心理カウンセラーの方は、子育てについて「親の愛情不足」という表現を使います。しかし、脳の働きが悪くなっていたら愛情など注げません。食生活が乱れた食事を親がとれば、モラハラや虐待などにつながります。また、そもそも「どんな状態が十分な愛情を注げているのか?」など、誰にも「正解」を口にすることなどできません。

私が関わってきた人たちを前提にすれば、脳の栄養状態が良くなれば子どもに限らず人は必ず「明るく元気に!」そして「前向きに」なっていきます。子どもなら、勝手に自らの課題を見つけて行動するようになります。例えば…

 

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最後に、もうひとつ重要な指摘をさせていただきます。それは、論文で指摘されていた「別居の祖母は、同居よりも栄養スコアが高かった」という事実です。この事実は、世代間で摂取する食品の種類が違ってきたことを意味します。

また、祖母より母親、母親より娘の栄養スコアが低いという事実と併せて考えると、栄養スコアが低い母親のもとで育った娘は、結婚後にさらに栄養スコアの低い食事を子どもたちに与えるであろうことも容易に想像できます。

忙しいから便利でカンタンなものを選びたくなるのは自然なことです。でも、普通の食材を、手をかけずに食卓に並べた方がより十分な栄養がとれたりします。

この記事を食生活改善にお役立ていただければ幸いです。

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