知れば知るほど怖くなる食品添加物の表示基準!キャリーオーバーと一括表示という荒業をご存じでしたか…?
「私たちは食べた物。その者である。」
この当たり前の事実を再確認しておきましょう。
食品表示法とは?
食品表示法とは、消費者が食品の内容を正しく理解して、適正な商品を選べるように定めた食の安全性を守るための法律です。2013年に公布され、2020年4月には新法へ完全移行しました。生鮮食品や加工食品を問わず、食品を販売するときは、食品表示法の基準に基づいて原材料やアレルギー物質などを表示する必要があります。
食品表示の義務は製造・販売の場所で異なります!
繰り返しますが、食品表示法では消費者に販売されるすべての食品に対して食品表示が義務づけられています。しかし、そう言いながら大きな例外もあります。それが…
・飲食店
・スーパーやデパ地下などの量り売り
・テイクアウトやデリバリー
・キッチンカー
・パン屋さんやケーキ屋さん
など…
さて、いったいどんなものが使われているのでしょうか?想像してみましょう。
例えば、わずか1,000円以下のステーキランチなのにサラダ食べ放題のチェーン店。野菜はどこの国のものでしょうか?また、使いたい放題のドレッシングは、果たして口に入れていいものなのでしょうか?さらに、野菜を食べ放題にしているのなら、採算を考えるとステーキは本物の肉なのでしょうか?
ランチでなく、いつ行っても数百円で済んでしまうとんかつ屋さん。その肉はもしかしたら成形肉なのではないでしょうか?
パン屋さんも同じです。自信満々に「当店ではトランス脂肪酸がバターよりも少ないマーガリンを使用しています!」そう、堂々と謳っているお店が少なくありません。ならば、そういったことも口にすることのないパン屋さんは果たして…?
ケーキ屋さんも同じですよね。また、当社の近くにある和菓子屋さんは「あんこ」を作らず業者から購入しています。大量生産で作る「あんこ」の原産地はどこの国でしょうか?また、遺伝子組み換えは使われていないのでしょうか?
「疑ったら切りがない!」
そう言われるかもしれませんが、疑わずにいられないほど表示されている原材料名には添加物だらけの物がほとんどですよね。
でも、今回の記事で指摘したいのは、この法律は抜け道だらけであることです。
以前、コンビニのおにぎりに植物油脂(炊飯油)の表示がないことを指摘しました。
これも該当するのか?詳しくはわかりませんが、食品表示法には「キャリーオーバー」と「一括表示」という抜け道があります。
キャリーオーバーとは?
キャリーオーバーの定義は次の通りです。
なんだかよくわからない説明ですが、私がこの記事を書こうと思ったキッカケがあります。それは、ある食品コンサルタント(だと思う)会社の「そうけんくん添加物ピンポイントセミナー 30分でわかる!加工助剤・キャリーオーバーの原則」というPDFファイルを偶然見つけてしまったからです。また、そこには次のように書かれていました。
意味、わかりますよね。
「最終製品に影響を及ぼさないもの」の定義について「ない」と言っています。また、定義がないので「事業者判断」だとも言っています。
そう、聞こえてしまうのは私だけでしょうか?
しかも、この会社はあのフジサンケイグループの子会社のようです。
・芸能界が「イルミナティ」と「フリーメイソン」に汚染されてる件 悪魔崇拝組織に魂を売った芸能人
↑ フジテレビのマークの意味が分からない人はご覧ください
どうやら、キャリーオーバーとは極端に聞こえるかもしれませんが、簡単に言えば次のようなイメージのようです。
1.加工前の肉に着色料は保存料、発色剤、防腐剤などを使う → 2.加工調理 → 3.無添加食品
PDFファイル「そうけんくん添加物ピンポイントセミナー 30分でわかる!加工助剤・キャリーオーバーの原則」によると、もっと簡単に「詐欺!」という話のようです。
一括表示
つくづく、「世の学者の多くは金に魂を売った御用学者だった!」と呆れてしまいます。
平成 28 年度石川県立大学公開講座「県大から発信する食の安全・安心」相模女子大学 栄養科学研究科 三輪 操
平成 27 年に内閣府食品安全委員会がおこなった「食品に係るリスク認識アンケート調査」で一般消費者 3600 人に、「食生活でがんの大きな原因になるもの」を挙げてもらったところ、1 位がタバコで 2 位が食品添加物であった。
ところが、同じ質問を食品安全の専門家 161 人にすると 1 位タバコ、2 位加齢、3 位飲酒で、食品添加物は 10 位以内にも入っていない。この結果は、消費者は食品添加物について「誤解」や「思い込み」があるのではないかということを示している。(中略)
終わりに
安全な添加物(食品)、危険な添加物(食品)があるわけではなく、どれくらいの量を摂取するかが重要である。現在使用されている食品添加物について必要以上に気にする必要はない。
以下、東大名誉教授だそうです。
食品添加物は、「悪」か?「食の安全・安心財団」理事長 唐木英明さんに聞く
食品表示法は、食品衛生法・健康増進法・JAS法の3つを一元化し、わかり易くするため2015年に施行された。正しく機能すれば、お互いが幸せになるはずだが、社会通念上の誇張や言い換えによる誤認で市場を作るという「誤解ビジネス」が誕生してし
まった。その最たるものが、加工食品、遺伝子組み換え(GM)食品、添加物だという。加工食品の原料は、その時の国際情勢によって調達しやすい国から輸入される。調達国が変わるたびに国名を全て商品パッケージに記載することは、食品メーカーにとって非常に大きな負担になり、当然、食品価格に反映されてしまう。そのため、3か国以上から調達する場合には簡略化表示もでき、中国産ということを消費者に分かりにくくする表示テクニックもあるそうだ。
唐木さんは「中国産に頼らざるをえないのが現実なら、堂々と表示できるよう、その安全性を伝えるべきではないだろうか。」と提起する。
共有された画面に出てきたのは、コンビニで販売していた納豆のパッケージ。原材料名の「大豆」の横には「(遺伝子組み換えでない)」という文言がある。食品表示法では、GMを区別して使っている場合やGMと非GMを区別しないで使っている場合に、原材料名にそれを表示する義務があり、非GMを区別している場合は表示しなくてもよい。それなのに、あえてGMでないことを伝えている。
食用大豆の自給率はわずか6%。輸入大豆の7割は米国産であり、米国でのGM大豆栽培シェアは94%。加工後にDNAが検出できない食用油や醤油には表示義務はなく、流通している調味料の大半はGMと考えてよいだろう。日本はGMがないと食料を賄えないのに、GMの情報を見せないように工夫しているわけだ。
どうやら、大手メーカーの食用油や醤油、味噌はすべて遺伝子組み換え大豆が使われていると考えた方がよさそうです。
おそらく、こんな御用学者たちが法律制定に助言をしているのだと思いますが、一括表示とは次のようなもののようです。
食品添加物とは、食品に添加することで「味を調える」「長期保存を可能にする」「色や香りをつける」等の効果が得られる物質。食品添加物の表示については、食品表示法により原則として『物質名』で表示するよう定められているが、次の場合は『一括名』での表示が認められている。
【一括名で表示できる食品添加物】
イーストフード、ガムベース、かんすい、酵素、光沢剤、香料、酸味料、調味料、豆腐用凝固剤、苦味料、乳化剤、pH調整剤、膨張剤、軟化剤これらの食品添加物は、複数の組み合わせで効果を発揮することが多く、個々の成分まですべてを表示する必要性が低いと考えられる食品添加物や食品中にも通常存在する成分であるため、一括名で表示しても表示の目的を達成できるとして一括表示が認められている。
「すべてを表示する必要性が低いと考えられる」とは、それこそ御用学者たちの言い分でしょう。
加工食品 一括表示作成マニュアル 和歌山県 食品・生活衛生課
行政も積極的に加担しているようです。もう、コロナ禍マンマですね。
まとめ
「そんなに悪い物なら、なぜ政府が許可してるんだ!」(怒り)
不登校や起立性調節障害、統合失調症、素行不良など、私がいただく相談の半数以上は子どもさんについて問題です。そして、そんな問題の背景にサラダ油や植物油脂、トランス脂肪酸、食品添加物があることを私はご両親に伝えるのですが…
残念ながら、お父さんの90%以上は先のような反応をします。また、怒氣をこめた反応をされ、ほとんどのケースで最後まで信じていただけません。
正直、私が生きている内に私の主張が認められる世が来るなど、夢にも思っていなかったというのが真実です。
もう少しで(後2年かな…?)、私が必要なくなる世がやってきます。
少し複雑な氣持ちですが、そんな世の中を目指していたからこそ「詐欺師」とか「キチガイ!」という非難の言葉に耐えてこれたというのも本当のところです。
何かの問題を抱えているのなら10日間チャレンジ試してください。
きっと、元気になります!
↑ 孤独でいたい方は読むのは時間の無駄です。