大人になってから近視になる人が増えている。失明の恐れも!なぜだ…?

近視は眼球の形状が変形し、角膜から網膜の奥までの「眼軸長」が伸びることで焦点がずれてものが見えにくくなる。

一般に、近視は成長過程に眼球が大きくなりすぎることで発症や進行するケースが多いとされています。が、大人になって初めて近視になる人が増えているようです。

そして、そんな人に10日間チャレンジを強くお勧めします。


近視の常識が変わる!(転載元:NHK

<番組の内容>

(前略)8月に開設された、先端近視センターです。近視の人が、1日平均100人訪れています。この施設では、眼球の状態を詳しく調べる最新の検査機器を導入。これまで分かりづらかった目の異変を、早期に見つけ出すことができます。今、相次いでいるのが、大人になってからも近視が悪化する人たちからの相談です。

その1人、国枝理佐さんです。10年ほど前から近視が悪化し、裸眼視力は両目ともに0.01です。

(中略)

通常の眼球の場合、入ってきた光は網膜で焦点が合い、物を正確に見ることができます。

一般的に、近視になると眼球がのびて、焦点の合う位置がずれ、ぼやけてしまいます。ただ、多くの人は20代前半までに進行がおさまります。

ところが国枝さんの場合、30代後半から再び近視が進行。眼球がのび、網膜が傷ついていました。今では、視野が欠けていく緑内障も発症。右目は、視野のおよそ6割が失われています。(中略)

 

【注意】この女性の写真を確認してください。まぶたが腫れぼったいですよね。これがオメガ6過剰による浮腫みです

【解説】

「揚げる」「炒める」などサラダ油を使った調理や冷凍食品など、オメガ6過剰となると眼球でも炎症が起きます。典型例はドライアイ。目薬を使っても使っても、すぐに目が乾くようになります。

炎症が起きると、そこには必ず浮腫みが生じます。眼球の上下は脳や口がありますから、その浮腫みにより自然と眼球は前後に伸びることになります。それが近視です。

 

さらに最新の研究で、視力や視野が損なわれることと、認知症やうつ病、動脈硬化などの関係が深いことも分かってきました。(中略)

視力の低下が認知機能にどんな影響を及ぼすのか、400項目を超える詳細な調査を行いました。対象はおよそ3000人、視力と認知症の関係を調べた、国内で初めての大規模調査です。

その結果です。
認知症が疑われる人の割合が、視力が良好なグループでは5.1%だったのに対し、矯正視力が0.7未満のグループでは13.3%と、2.6倍に上っていたのです。(中略)

【解説】

脳の神経細胞(ニューロン)にはオリゴデンドロサイトという細胞が巻き付いています。これをミエリン鞘と呼びますが、ミエリン鞘が絶縁体となることで神経細胞は素早く情報を送ることができます。そのスピードは秒速100m、新幹線より早いのです。

オメガ6が過剰となると脳内でも炎症が起きます。その炎症の影響をとく受けるのがグリア細胞です。なぜなら、グリア細胞はブドウ糖をエネルギー源としてつかうからです。

白くて柔らかな食パンも、トースターで焼くとパリッとこんがりきつね色となります。これは、パンに含まれるたんぱく質が糖と反応し、その性状が変化したことを意味します。これを糖化と呼びます。

同じように、オメガ6が過剰となったグリア細胞のタンパク質とブドウ糖は、炎症により糖化が促進されます。すると、グリア細胞は脱落します。

絶縁体(ミエリン)が脱落すると、情報伝達スピードはなんと秒速1m。しかも…

ミエリンは多いと20個くらいのニューロンを束ねていますから、全体のネットワークのスピードに大きな影響を与えることになります。これが認知症です。

 

今、日本では視力1.0未満の子どもたちが増加傾向にあります。去年、過去最悪レベルに達しました。

専門家は、失明につながる病気のリスクにさらされる子どもが増えていることに危機感を募らせています。(中略)

 

【解説】

ご家庭によりますが、現代の子どもたちは幼少期からサラダ油や植物油脂をたっぷり使った食事を与えられます。また、外食産業などでもそれは同じです。さらに、幼少期からポテトチップスやじゃがりこなどのスナック菓子を食べている子どももいます。

成長途上でオメガ6が超過剰となれば、眼球の浮腫みもひどくなることは自然でしょう。それが強度近視です。

 

 

【仮説】

眼はDHAが豊富な組織です。そして、DHAには6個の二重結合があります。また、メチル基(H₃C)から3番目のところに最初の二重結合があり、それ故にオメガ3(ω3)脂肪酸と呼ばれます。

重要なのは、二重結合の部分は約60度に折れ曲がっていることです。

また、炭素鎖(数字の部分)を軸に回転運動をしていることです。つまり、頭から3番にある二重結合部分から回転運動をしている上、それ以外に5つも二重結合がありますから、オメガ3が豊富な細胞の膜はとても薄くなります。

参考までに、オメガ6はメチル基から6番目に二重結合があります。よって、そこまでは直線ですから、オメガ3より膜が厚くなります。

DHAが不足するとアラキドン酸が代替利用されます。そのため、DHAが豊富な本来の細胞膜の厚さが増すことになります。そのため、組織の正常な形状が維持できくなることで正常な機能を発揮できなくなる可能性があります。それが網膜剥離や緑内障の原因だと想像しています。

 

この後の部分は参考までに

 

以上のことから、近視(とくに強度近視)の方やドライアイがひどい方は今すぐ10日間チャレンジに取り組まれることを強くお勧めします。

10日間チャレンジ!, Blog’s

Posted by sinsd