サラダ油や植物油脂が糖化/メイラード反応を劇的に促ことになるであろう理由とは?

実は、サラダ油や植物油脂は糖化/メイラード反応を劇的に促すことになります。したがって、糖尿病は油が主因とも言えます。今回はその話ですが、まずはおさらいからはじめましょう。

糖尿病は、体にとって悪い状態だ。
糖分の摂り過ぎは害となる!

誰もがこの事実を承知していますが、ふだんの食事で糖質を制限することはもちろん、甘いものを控えることも難しいというのが実情ではないでしょうか?

その理由もカンタンで、糖化は自覚症状が伴わないからです。

糖質を控えた方が良い本当の理由!「糖化」と「メイラード反応」とは? でもご紹介しましたが、糖尿病の進行により手足が壊疽して切断に至る方が少なからずいらっしゃいます。

そんな話を聞くと、「なぜ、そんな状態まで放置していたんだ?」と疑問に思われることでしょう。でも、繰り返しますが、糖化による体の障害は無自覚。したがって、健康意識が低ければ手足の切断という結果を招きます。

そもそも、私は糖分を摂り過ぎた生活をしていたら、必ず頭の働きが悪くなると確信しています。糖分の摂りすぎは、必ず血糖値の乱高下につながり脳が安定的にエネルギーを作れなくなります。そのため、気分に流された生活を送るようになってしまいます

したがって、糖分を控えた方が良い。糖尿病が進行していてそうわかってはいるものの、ガマンしたり節度をもった生活などできなくなります。

その結果、糖化により末梢の血管が障害されます。しつこいですが、これは基本的に不快な症状を伴いません。それどころか…

・足にケガをしているのに気づかない
・足に熱湯をこぼして火傷をしているのに気づかない
・虫に刺されて腫れているのに気づかない

末梢血管の障害により不快な症状も感じなくなります。そしてこうなるともう手遅れで、壊疽を起こして手足の切断に至ります。

 

消毒と糖化の共通点とは?

注射をする前、注射部位を消毒用のエタノールで殺菌することは誰もがご存知でしょう。また、テレビなどでは、消毒用エタノールスプレーをキッチンのまな板などに吹き付け、清潔をアピールするコマーシャルが流れています。

さて、こういったときに消毒用のエタノールはどんな働きをしているのでしょうか?

実は、消毒用エタノールが細菌に出会うと、細菌のタンパク質や酵素を変性させます。消毒用エタノールの殺菌効果とは、エタノールにより細菌がもつタンパク質および酵素の性質を変化させることです。

 

糖とタンパク質が出会うと…

糖質を控えた方が良い本当の理由!「糖化」と「メイラード反応」とは? でご紹介したように、糖は触媒がなくても、ごく自然にタンパク質や脂質と反応します。極めて当たり前に反応した上で、そのタンパク質や脂質がもつ本来の働きは失われます。

また、「糖質制限は「是」か「非」か? 記号に惑わされず、糖質についての最低限知っておくべき事実!」で、空腹時血糖値の正常基準値は70~100㎎/㎗で、食後2時間の正常基準値は~140mg/㎗です。つまり、一日の血糖値の正常変動幅は70~140㎎/㎗ということから、おおよそ3グラム。

これが、ヒトに許される(ブドウ糖の弊害から体を守る)糖質の変動幅であることを指摘しました。

したがって、一度に大量の糖分を摂取することになるドリンク類はとても危険です。炭酸飲料はもちろんですが、リポビタンDやポカリスエット、エナジードリンク、ゼリー飲料など、一見とても健康に役立ちそうなものであっても、血糖値は誰もが必要以上の急上昇します。

つまり、余計な糖分が生じますから、必ず糖化反応が全身のあちこちで起こります。また、それに伴い全身の機能も無自覚ではあるものの、確実に失われていくことになります。

そして、この反応を加速することになるのがサラダ油や植物油脂です。

 

脂質とは?

病気や不健康をイメージする指標として有名になってしまいましたが、脂質の代表的な存在は中性脂肪やコレステロールです。しかし、これは脂質の一部にすぎず、に存在する水に溶けにくい化合物全般を脂質と呼びます。

 

脂質がなければ細胞もできない!

実は、脂質がなければ細胞すら作ることができません。細胞膜の大きな役割のひとつに、「外部を遮断しつつも、必要なものの出入りは可能」という特徴があります。

例えば、細菌や化学物質など異物の侵入は防がなくてはなりません。一方で、酸素や栄養は取り込めないと困ります。また、細胞内で生じたゴミも溜まらぬよう、できる限りスムーズに捨てたいものです。

こんなある意味矛盾する特性から、細胞膜は「閉じつつ開いている」と表現されます。

外部を遮断しつつ、細胞内から外部へ、あるいは外部から細胞内へと、物質のやり取りがなければ生命活動は維持できません。つまり、「何を入れて、何を出すのか」という細胞膜の機能が正常に働くことが、生命活動の根源であることになります。

 

細胞膜で使われる脂質には種類がある!

細胞における脂質は、細胞膜を構成するリン脂質という形で存在します。細胞膜は下図のような脂質二重層という形を成し、リン脂質はそこで無数に存在します。したがって、細胞膜の機能はリン脂質の働きに依存していることが容易に想像できます。

そんな細胞膜に使われるリン脂質は、以下のような頭部に二本の尾部をもつ構造をしています。また、尾部のひとつは飽和脂肪酸で、もうひとつは飽和脂肪酸もしくは不飽和脂肪酸が使われます。

リン脂質で使われる脂肪酸の種類

リン脂質に使われる脂肪酸は、大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のふたつに分けられます。

また、不飽和脂肪酸は大きく一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分けられ、多価不飽和脂肪酸もオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸のふたつに分けられます。

脂肪酸がもつ生理活性作用とは?

実は、飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸は体内で合成することができます。つまり、自前で生産できます。一方で、多価不飽和脂肪酸は体内で合成ができません。しかし、多価不飽和脂肪酸には重要な生理活性作用があるため、食事から適切に補う必要があります。

そのため、多価不飽和脂肪酸は必須脂肪酸と呼ばれ、オメガ6とオメガ3は共にしっかり摂らなければいけません。そして、そんなオメガ6とオメガ3には次のような生理活性作用があります。

・オメガ6:炎症を促す。血を固める(ケガのとき傷を修復する)
・オメガ3:炎症を鎮める。血液サラサラ

さて、この事実が糖化反応とどのように結びつくのでしょうか?

 

サラダ油はオメガ6!

まず共通認識として確認しておきたいのが、オメガ6の摂取量です。オメガ6はオメガ3とともに必須脂肪酸で、食事から摂らなければいけません。しかし、オメガ6脂肪酸はほとんどの食材に豊富に含まれており、よほど厳格な菜食主義者でも不足することなどまずありません。

こういった事実から想像がつくと思いますが、むしろオメガ6は不足どころか過剰に摂取しているヒトがほとんどです。それも、必要量と推奨される量の2~3倍どころか、食に対する認識の低い方なら10倍以上摂っているヒトも少なからずいらっしゃいます。

 

細胞膜に使われる多価不飽和脂肪酸の量は?

摂った脂肪酸は細胞膜のリン脂質で使われます。オメガ6を摂れば摂るほどリン脂質に入るオメガ6が増えます。

ここで重要なのは、細胞はリン脂質に使われた多価不飽和脂肪酸の種類と量に依存した特性をもつことです。先のように、オメガ6が多ければ多いほど炎症が促されますし、血を固めやすくなります。そして、この特性は次のような病気のトリガーとなります。

 

オメガ6がトリガーとなる病気とは?

ケガをしたとき、傷害部からの出血を止める生理活性物質の原料となるのがオメガ6脂肪酸。オメガ6の血を固めるという特性ですが、これがケガの出血を止めるのに役立つことになります。

また、オメガ6には炎症を促すという生理活性作用もあります。そしてこの特性をもっとも効率的に利用しているのがガン細胞です。

 

ガンの生存戦略!

「ガンが見つかったら、知人からサプリメントを勧められたがどうでしょうか?」(パスワードはメルマガ購読者のみご紹介しております)でもご紹介しましたが、ガンは炎症を促す生理活性物質を大量に放出しています。

すると、その周囲の血管が拡張します。これは、炎症が体の異常と認識され、そこに免疫細胞などを終結させるための体の防御反応です。

そして拡張した血管から血漿成分が漏れ出します。ガン細胞は、その中からブドウ糖をがぶ飲みして成長をします。

 

オメガ6も炎症を促すからガンと同じ!

繰り返しますが、オメガ6は炎症を促します。そして、これは全身の細胞膜のリン脂質に取り込まれます。サラダ油や植物油脂を摂ればとるほど、細胞中に使われるオメガ6は増えます。また、その結果、細胞レベルの炎症反応が強くなります。

重要なポイントは、赤血球もまた細胞のひとつであるという事実です。つまり、オメガ6を摂ればとるほど赤血球中のオメガ6は増えて炎症を起こします。

 

メイラード反応は熱が加われば加速する!

パンをトースターで焼くとき、温度が高ければ高いほど焦げ目が強くなります。トースターの温度が高すぎれば真っ黒に焼けますし、適温ならコンガリきつね色に焼けます。

したがって、赤血球や全身の細胞にオメガ6が増えれば増えるほど、糖化反応/メイラード反応が起きやすくなりAGEの生成も加速することになります。

 

まとめ

同じ100グラムのオメガ6を比較すると、ポテトチップスはジャガイモの1,000倍にもなります。これがサラダ油を吸い込んだ結果であることは、誰でも容易に想像できることでしょう。これは、エビフライやかき揚げなど揚げ物に共通した話です。

また、冷凍食品やインスタントラーメン、調味料、スナック菓子、菓子類など、植物油脂が使われていない食品を探す方がたいへんです。この植物油脂もオメガ6です。

ほとんどの方はサラダ油や植物油脂に対して無頓着ですが、これらが全身の細胞レベルで炎症を促しさまざまな病気の原因となっています。そして、その病気の原因の多くは、オメガ6が炎症を促すことでメイラード反応によるAGEの生成です。

繰り返しますが、これらは基本的に無自覚に進みます。また、ヒトにより違った形の不調として現れます。そのため、こういった事実を知らない方には「病名」という記号に振り回されることになります。

そして、これは精神疾患や発達障害、知的障害、起立性調節障害、モラハラ、書いてない暴力などの原因となっている。私は、そう確信しています。

体やメンタル面の問題を抱えている方は、こういった事実を元にいちど「10日間チャレンジ」をお試しになることをお勧めします。

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私の話を信じなくてもいいので、まずは騙されてみましょう。きっと、驚かれると思います。