子どもを授かる前の女性に伝えたいこと! - はじめに
子どもを授かる前の女性に伝えたいこと。
今後、これはシリーズ化していきますが、今日は「なぜ、子どもを授かる前の女性に伝えたいこと」と題してお話をご紹介したいと考えたのか?その理由を簡単に説明したいと思います。
私たちは食べたもの。そのものである!
想像してください。以下のような食事をしているのはどんな人なのか…?
1.新鮮な野菜や発酵食品、魚や肉を食べている人
2.コンビニ弁当やスーパーのお惣菜、冷凍食品などを食べている人
少なくとも、煽り運転や凶悪な事件の犯人が前者、1のような食事をしてないことは容易に想像できることでしょう。
私は「女子大学生の食生活が目覚め(朝起き)や眠気、あくび、だるさ、思考力などに及ぼす影響!」という記事を書きましたが、ここでは2のようなコンビニ弁当などをよく利用する人に次のような傾向があることを指摘しました。
【注意集中困難】
✓ 集中力がない ✓ 根気がない ✓ 思考力低下 ✓ 考えがまとまらない
【活力低下】
✓ 座りたい ✓ 何もしたくない ✓ 動くのが面倒 ✓ 立っているのがつらい
【意欲低下】
✓ 憂鬱な気分 ✓ 元気がない ✓ 無口になっている ✓ 話をするのが嫌
日本家政学会誌 2005年 56 巻 3 号 187-196
この事実から考えれば…
【子どもの問題】
・いくら言っても勉強どころか宿題もやらないでゲームばかり!(ゲーム依存)
・家庭ではすぐにキレるのですが、学校ではやたらと人に気を使って精神的に疲れてしまいます
・勉強をやる気はあるのですが、一向に成績が上がりません
【大人の問題】
・夫婦喧嘩 ・モラハラ ・DV ・育児放棄 ・虐待 ・買い物依存 ・ギャンブル依存 ・アルコール依存 ・万引き癖
こういった問題が起きることも容易に想像できることでしょう。このように、食べたものは体だけでなく、脳の働きにも影響を与えることになります。
例えば、仕事をもつ主婦が、忙しくてついつい夕飯のオカズをスーパーのお惣菜などで済ませとしましょう。すると、お母さんの脳はその影響で「ご飯の支度がメンドウ!」に自然となってしまいます。
一方で、その手抜きご飯を食べたご主人は、それが原因ですぐにイライラして怒るようになったり、ゲームやギャンブル、趣味などにお金を使いすぎるようになったりします。
そう聞けば子どもの様子も容易に想像できると思います。
イライラしたり落ち込んだり、気分のアップダウンが激しくなります。集中力もなくなり、宿題にも手を付けずにゲームや動画ばかりとなります。また、朝起きれなくなったり、発達(障害)を疑うような様子が散見されるようになることでしょう。
つまり、母親が作った食事がそのご家庭の将来を左右することになる。そう言っても、それほど言い過ぎではありません。
妊娠中の女性の食事が胎児に与える影響
お母さんのお腹の中で約9カ月過ごす赤ちゃんは、ヘソの尾を通じて栄養を取り込んでいます。したがって、赤ちゃんの成長はお母さんの食事内容に依存します。
食事内容が悪ければ、例えばそれは赤ちゃんの「視覚異常」や「ニューロン(脳の神経細胞)数の減少」、「アトピーや喘息などのアレルギー」などに影響を与えます。
今現在、子どものアレルギーはどんどん増えています。また、発達障害の子どもも急増中なのはご承知の通りです。失明のリスクを抱える強度近視の子どもも急増中です。
「子どもを授かる前の女性に伝えたいこと」は、お母さんが食べた食事が胎児に与える影響について明らかにしていきます。
妊娠中や出産後のお母さんのトラブル
妊娠中に糖尿病(妊娠糖尿病)になる女性も増えています。また、うつ病を発症する女性も増えています。さらに、出産後にうつ病を発症する「産後うつ」も増えています。
「子どもを授かる前の女性に伝えたいこと」は、お母さんが食べた食事が自身の「こころ」と「体」に与える影響について明らかにしていきます。
そもその子どもができない(妊娠しない)のはなぜ?
子どもを授かることができずに悩んでいるご夫婦が増えています。不妊治療が保険適用されるのは朗報ですが、前述したことから不妊治療で授かった子どもに発達障害や強度近視、アレルギーが増えると想像しています。
自己と非自己
人間の体には「自己」と「非自己」を認識し、「異物(非自己)」を排除する仕組みが備わっています。蚊に刺されると痒くなって腫れあがりますし、ハチに刺されれば腫れて痛くなるのもこの異物を排除する仕組みが働いているからです。
では、お母さんと赤ちゃんの関係はどうでしょうか?
赤ちゃんは、お父さんとお母さんの遺伝子を半分ずつ受け取っています。つまり、お母さんにとって赤ちゃんは「(自己+非自己)/2=非自己」です。
ここでアレルギーのお話ですが、例えばスギ花粉は健康な人ならアレルギー反応は起きません。つまり、花粉症の人は免疫が過剰に働いているからこそ、スギ花粉で鼻水が出たり鼻が詰まったり、目が痒くなったりします。
勘の良い方ならお分かりでしょう。
受精卵の子宮への着床にも同じシステムが働くことがあり、それが妊娠しない一因となります。
そもそも、男性が原因の不妊が増えています!
「子どもができないのは女性が原因!」
多くの男性(年配の人なら女性も)は口にせずともそう思い込んでいます。しかし、現代の男性の多くは、精子が本来の機能を果たせない構造になっています。つまり、そもそも卵子に入ることができず受精できない精子をもった男性が少なくありません。
一方で、その原因は食事内容にあります。ので、奥さんが手抜きの食事を作っていたのなら、それが原因でご主人の精子の質が落ちることになります。
出産後のトラブルに虐待があります!
この記事「鬼母!育児放棄(ネグレクト)は母性がないのか?我が子が嫌い!可愛くないと思うのは実は…」に記しましたが、出産後と子どもの成長期に起きる大きな問題。育児放棄や虐待の原因も食生活にあります。
この記事では母親のことを取り上げていますが、同じ食事をしていたのならお父さんも子どもに同じ接し方をすることでしょう。
また、育児放棄や虐待をする母親は片付けが苦手なケースがほとんどのようです。したがって、ゴミ屋敷も食事が原因ということになります。
まとめ
実は、2020年7月末、長女がとても元気な男の子を出産しました。(初孫です)下の写真は孫ではありません。笑
子供好きの私ですが、想像していた以上に孫は可愛くて嬉しかったです。
当然ですが、長女は私の考え方の多くを生活に取り入れていました。そのため、妊娠中のトラブルも1か月程度続いた「悪阻(つわり)」だけ。もちろん、出産後の「産後うつ」もありません。
子どもの成長も順調です。
私は長女に「生まれた後、きっと夜泣きが少なくてよく寝る子どもになるよ!」と、伝えていましたが、生後1か月の頃、長女から「ここ1週間、夜は6時間くらい連続で寝るようになったよ!」と報告がありました。
お腹が空いた。ウンチが出た。おしっこが出た。そんな時以外はほとんど泣くことがないようです。一方で、生まれてすぐからよく泣く子どもがいます。また、夜泣きもひどいといったお話も少なからずいただきます。
実は、これも食事が原因です。
つまり、幼少期も食べ物で情緒に影響が現れ、大人と同じように簡単に不機嫌になります。
こういった事実を「子どもを授かる前の女性に伝えたいこと」として、記事でアップをしていきます。
年頃の女の子がいらっしゃるなら、強制的に読ませることをお勧めします。笑
また、真剣に出版を願っています。
「病気」の実用書だと医者でないと敬遠されると起立性調節障害の本で知りました。が、今回は病気の本ではありませんのでご検討いただき、ご興味があったら会社までご連絡ください。オファーお待ちしております。