パン食を続けているという痛い人たち! – なぜ、パンが「もっちり柔らか」なのかわかってますか?
食パンやランチパック、とってももっちり柔らかですよね。なぜだと思いますか?
また、とくに高級食パンは何もつけなくても美味しくいただけるそうですね。貰ったことはありますが、食べたこと無いので知りませんが…。それって、なぜだと思いますか?
さらに、パンはトースターで焼くとサクッとした触感に変わりますよね。なぜだと思いますか?
何も考えずにパン食を続けている痛い人たちへ!
パン食を続けている痛い人たちへ!
日本パン公正取引協議会によると、パンの「原材料表示」は次のようなルールがあるそうです。
では、これを確認の上でパンの中身を見ていきましょう。
パンの真実!
今回、パンの真実を暴くのにとても参考となるので、ディスディスブログさんの記事を一部転載させていただきました。まず、日本で一番パンを販売しているPascoの「超熟」から見てみましょう。なお、ディスディスブログさんのパンについての個別記事はタイトル(パンの名前)にリンクしました。ご確認ください。
Pasco「超熟」
「もっちり、しっとりしてサラッとした口どけ。やわらかさが長い時間持続します。」と、あります。さて、その理由は何だと思いますか?
答えは油(脂質)です。
ディスディスブログさんは「食べてみますと、触感でも感じられた『しっとり感』、それと『ふんわり感』も感じました。口溶けはサッと溶けます。」と、言っています。
「バター」や「マーガリン」、「植物油脂」、「食用油」、「ショートニング」など表示はさまざまですが、これらはすべて油分(脂質)。この超熟はバター入りマーガリンが油分ですね。
まあ、ここは入口の説明ですので、続いて栄養成分表示を確認しましょう。
超熟の脂質量は2.6g/枚ですから、市販のパンとしては標準の量ですね。
先ほどの原材料名では2番目に「砂糖」とあります。また、炭水化物の量が30.3gとありますが、炭水化物=「糖質+食物繊維」です。どのメーカーも食物繊維や糖質の含有量は表示していませんが、少なくとも油(脂質量)の2.6g/枚より多い砂糖が使われていることがわかります。また、糖質が増えると水分の保持が強化され、パンのしっとり感が強化されます。
ディスディスブログさんのそのまま食べた時とトーストした時の味についてのコメントは以下の通りです。
食塩や醸造酢により、砂糖の甘さはごまかされているようですね。
「サクサク感」は、トランス型脂肪酸が多ければ多いほど出てきます。
ヤマザキ「ダブルソフト」
ヤマザキ「ダブルソフト」です。パッケージには「そのままでもトーストしてもふっくらおいしい」と、あります。
ショートニングとマーガリン、植物油脂と、3種類もの脂質がしっかり使われています。また、「乳化剤」の表示があります。この乳化剤は水と油を混ぜるものです。また、「イーストフード」が使われています。これを使うと短時間で大量のパンが生産できますし、見た目もふっくらとなります。
Pascoの「超熟」脂質が2.6g/枚でしたが、こちらは3.6gと油分が増えています。そんなダブルソフトの食感は次のようにコメントされています。
生のまま
トースト後は以下の通りです。
さて、このダブルソフトにおいて見逃すことができないのが原材料名の2番目にある「糖類」という表示です。以下、糖類はさまざまありますが、2種類以上使われている場合に「糖類」という表示となります。
私としては砂糖やブドウ糖も添加して欲しくありませんが、問題は太字で表した異性化糖です。これらは砂糖やブドウ糖より安価かつ甘味が強く、血糖値を急上昇させますす、依存性も強くなります。とにかく、異性化糖は腹が減ります。空腹感が強くなりますので食べ過ぎることにも繋がります。
では、続いて大手コンビニ3社の食パンです。
セブンプレミアム「しっとり食パン」
こちらもしっかり「砂糖混合ぶどう糖果糖液糖」や「マーガリン」が使われています。
脂質の量は2.0gと前の2種より少ない分、1枚当たりのエネルギーも少ないようです。
そう、成分表示には抜け道があります。ある一定以下の量を使った時は「0g」と表記できるのです。
繰り返しますが、パンに使われるショートニングとマーガリン、植物油脂は油です。水と混ぜるのに乳化剤は少なからず使うことになります。ただ、その使用量が少ないからこそトースト後に「しっとり感がほぼ残っていません。」となるのでしょう。
ローソン「味わいの食パン」
糖類にマーガリン、にゅかざい、酢酸Na、イーストフードがしっかり使われてますね。
ローソンは炭水化物に糖質と食物繊維の表示が追加されています。このパン1枚で27.8gもの糖質をとることになりますが、他もおおよそそんなものでしょう。食塩も少し多めのようです。また、脂質で飽和脂肪酸が追加されていますが、このことから脂質の2.3‐0.7=不飽和脂肪酸であることがわかります。この表示に対する姿勢だけは認めますが、表示の抜け道はマチガイなく使っているでしょうから…。また、製造者は山崎製パンなので…。
脂質の量が他と比べて少ない方なのに食べると「もっちり感」がある。ということは、乳化剤か糖類のどちらかを増やして水分保持量を強化していると思われます。
焼いても「もっちり」を感じたとあるので、水分保持量が何らかの方法で強化されているのでしょう。
ファミリーマートで「小麦香るしっとりとした食パン」
正直、弁当やサンドイッチなど、コンビニ食で最も悪い印象があるのがこのファミマです。その予想通り、2番目にドーンと「果糖ブドウ糖液糖」とあります。中毒にするという意図が見え見えです。
また、以下の通りこのパンは脂質が他と比べて多くなっています。ということは、上の3番目にあるショートニングの量が多いと想定されます。もう、病気にさせる氣が満々ですね。
乳化剤の表示はありませんから、水分量は少なめのようです。
氣になるのは、成分表示の2番目に果糖ブドウ糖液糖が単独で表示されているのに、あまり甘味を感じていない点です。食塩の使用量も他と比べて多くはありません。なぜでしょうか?わかりません。
乳化剤の表示がなくて、焼くともっちり感が中に残る。その理由はショートニングの使用量が多いからでしょうね。
マーガリンは精製した油脂にビタミン類や発酵乳を加え、食塩を混ぜ練りあわせて作られています。それに対しショートニングは、マーガリンから水分・乳成分・添加物を除いたほぼ100%の油脂です。油を含むパンは熱を加えるとパリっとしますが、短時間なら残りは油としてもっちり感として残るのでしょう。
ドン・キホーテ「情熱価格」
ドン・キホーテでパンを売っていたのはじめて知りました。
ファミマと同じようにぶどう糖果糖液糖(異性化糖)がどーんと2番目に来ています。また、こちらはしっかりショートニングやマーガリン、乳化剤、イーストフードの表示もあります。
脂質やカロリーは少なめですね。
乳化剤やイーストフードによる水分保持のおかげでしょうね。
気になったことは、食べ進めると、または食べ終わった後にも、舌にじんわりと残る何かがあったことです。舌の先に若干ヒリっと。しばらく時間が経っても感覚が残っていたため気になります。原因は何でしょう、油脂でしょうか。
また、食べすすめると口の中に「酸っぱみ」が舌のサイドにやや残る感じがしました。これの正体はわからないです。
生のままで感じた違和感と同じものなのかどうかもわからないですけど、おそらく根っこは同じかなと感じます。
食感は生のままで感じたしっとりやわらかさはなくなりました。外側がパリパリ、中が少しもっちりした食感です。
まあ、安売りのお店のパンですから、こんなものなのでしょうね。
イオンTOPVALU(トップバリュ)「毎日の食卓」
イオンのPBも山崎製パンが作っています。ので、だいたい想像がつきますよね。
なんと、遺伝子組み換え不分別とあります。もう、この表示の段階でアウトでしょう。
ヤマザキ「ランチパック 煮込みデミハンバーグ」
念のためにランチパックも。
添加物もたんまりです。また、脂質も4.7gで油まみれですね。
コメント要らないですよね。
まとめ
なぜ、こんな記事を書いたかと言いますと、以前ある高級食パンをいただいたことを思い出したからです。1斤で800円以上すると言っていました。が、その原材料名と栄養成分表示を見て「ゲッ!」となりました。
大手企業ではありませんので名前は伏せますが、脂質の量が5g程度だったことには引いてしまいました。もちろん、しっかりマーガリンが使われていました。ということで、たった1枚で5gもの油を食べることになります。
また、一口だけ食べてみると甘い!
過去、食べた事のあるどの食パンよりも甘いことは確かでした。当然、これはより糖分が多く入っていることを意味します。つまり…
高級食パンの方がさらに体に悪い物である可能性があります。
現実に、この記事書くために売れている高級パンのサイトを調べましたが、原材料名と栄養成分表示がしっかり描かれたサイトなどひとつもありませんでした。
ので、もし高級パンがお好きなら、しっかり表示を確認して購入されることをお勧めします。
まあ、私からすれば小麦製品は避けることをお勧めしますが…
後は、あなたの選択です。
↑ 孤独でいたい方は読むのは時間の無駄です。