起立性調節障害の直接的な原因は浮腫みにある!という私の主張に「浮腫みはない!」と言う人へ!

9割以上の人は浮腫んでいます!だからこそ、すぐに疲れたりダルさが残ります!

とくに、子どもが起立性調節障害や発達障害のケースでは、ご家族にそれが顕著です。また、浮腫みがないと思われている人もいますが、この記事を読めばそれがカン違いだったと多くの方は気づかれることでしょう。まずは、起立性調節障害の話からご紹介します。

私が起立性調節障害の直接的な原因「浮腫み」にある。そう気づいたのは、以下のような女の子がとても多かったからです。

✓ マブタがポッテリ膨らんでいる

✓ 首に横しわがある(浮腫んでたるんでる)

✓ 顔が腫れぼったく大きい

✓ 足が浮腫む・足が太い(浮腫みが常態化して太くなっている)

✓ 目玉が飛び出ている感じ

 

こういった私の主張に対し、「浮腫みはありません!」と答える人が少なからずいらっしゃいます。その一方で、「浮腫みはない!」と答えた人がに取り組んだ後、次のようなお話をいただくケースがほとんどです。

・顔がスッキリしました。実は、今までむくんでいたんだなとわかりました

・飲み始めた翌日に体重が1キロ減りジーンズが ‘ゆるゆる’ 太腿から脹脛にかけて細くなりました。コロナ前までスポーツクラブに通ってましたが足は痩せませんでした。浮腫んでいたんですね

・本人は自分では変わらないと言っているのですが顔がスッキリした感じがします。

・起床時にまぶたが一重でしたが、薄っすら二重になってる日もあります。

・痩せているので分かりにくいですが、目の腫れはなくなりました

・一重になっていた目の二重の線がうっすら見えてきました

・あまり気にしたことがなかったのでよくわからないが、顔付きがハッキリしてきたので、前は目元が浮腫んでいたかもしれません

・寝起きの顔がスッキリしているように思います。

・昨年はふくらはぎが常にパンパンしていてかなり辛そうでした。今年はその訴えもなく、足も柔らかい感じでした。これは浮腫みだったんですね

むくみはそれ程ないと思っていましたが、片方の目がいつも一重だったのが両目とも二重になっており、少しむくみが取れたのかと思います。

これは大人の男性でも顕著で、筋肉粒々の30代後半の方ですが10日間チャレンジをはじめてちょうど10日目に「1キロ体重が減っていました!はじめた次の日から尿量が明らかに増えたと思っていたので、この時点で『鈴木先生が言ってた通り浮腫んでたんだ!』と気づきましたが、まさか1キロも浮腫んでいたとは驚きでした。」というご連絡をいただいたこともあります。

また、女性だとこの10日間チャレンジで1~2キロ痩せたのをきっかけに、5~10キロ、なかには30キロ以上のダイエットに成功したというお話を少なからずいただいています。

まあ、私はダイエットに興味がありませんが、浮腫むメカニズムが働いていれば痩せないのは当然でしょう。逆に、浮腫みがとれれば代謝が上がりますから、ダイエットが容易になることも自然でしょう。ということで、ダイエットをお考えの方にも10日間チャレンジはお勧めします。

なお、病気などでないのに「すぐ疲れる!」とか「パートの仕事から帰ると疲れ、すぐに家事に取り掛かれない!」「何か一仕事終えたらしばらく休まないと動けない!」など、疲れやすい人にはとくに10日間チャレンジをお勧めします

9割以上の人は明確に浮腫んでいる!という事実を知ってください。

起立性調節障害の発症には男女差があり、男:女=1:1.5~2とされています。この理由も私は浮腫みにあると考えています。

そこで、まずは起立性調節障害と診断された13~17歳の男子(141名)と女子(146名)に、浮腫みがあるかどうかアンケート調査を行いました。

その結果をご紹介する前に知ってほしいのが、人間の体内に存在する水の割合です。一般に、人間の体重の約60%が水です。が…、実は体内の水分量は男女差が顕著です

では、「男女どちらが水分量が多いと思いますか?」

そう聞かれたら、ほとんどの人が「女性!」と答えると思います。しかし、現実は逆で、男性は体重のおおよそ60%が水ですが、女性は50%程度と男性より10%近く少ないのです

もうひとつ質問です。

「筋肉が多い人と太っている人は、どちらが水分量が多いと思いますか?」

この答えは筋肉量が多い人です。太っている人は汗をかいているイメージがありますが、実はマッチョな人より水分量が少なくなります。

13~17歳男女における浮腫み調査結果

アンケート調査では「足が浮腫む」と「顔が腫れる」、「目元がポッテリ」、「足が太い」、「顔がパンパンに大きい」の5項目について複数回答をお願いしました。

「浮腫みがない」と答えたのは、男子で141名中58名(約41.1%)、女子で146名中29名(約19.8%)と男子の約6割、女子の約8割が浮腫んでいるとお母さんから回答がありました。また、「足が浮腫む」と「顔が腫れる」、「目元がポッテリ」という回答は他の2項目と比べて顕著に多い回答数でした。

足が浮腫む

足が浮腫む。当初、私は「男子にこの回答はないだろうな~」と思っていたのですが、なんと141名中16名と11.3%の男子の足が浮腫んでいました。また、女子は146名中61名と41.7%に足の浮腫みがありました。

顔が腫れる

顔が腫れている子どもは男女とも多くて驚きました。男子の42名約29.7%、女子の58名約39.7%の顔に浮腫みがありました。

目元がポッテリ

目元がポッテリも多いですね。これは、浮腫みが常態化していることを意味します。顔の腫れは朝に顕著ですが、夕方にはそれが解消されるケースがほとんどです。しかし、目元のポッテリは朝晩でほとんど差がみられません。

男子の61名約43.2%、女子67名約45.8%の目がポッテリ浮腫んでいました。

ということで、この浮腫みがとれると整形疑惑をかけられるケースが少なくありません。

起立性調節障害で不登校になっていた一重の子供が、登校できるようになったときにはクッキリ二重になり、「休んでいる時に整形したんだろ!」と言われたというお話は少なからずいだいています。

幼少期と比べて目が小さくなった気がする。そんな方も、目元が浮腫んでいるとお考え下さい。

18歳以上の大人の起立性調節障害における浮腫みは?

以下は、18~57歳で朝起きられない女性の年齢と発症時期です。起立性調節障害は子どもの病気とされていますが、ご覧の通り40代や50代での発症もあります。このアンケートに限れば、40代以上では約半数が40歳以上にはってから朝起きられなくなっています

赤字は「足が浮腫む」と「足が太い」の両方があると答えた女性ですが、ご覧のように朝起きられなくなってからの期間が長いケースがほとんどです。したがって、足が太いのは足の浮腫みが常態化しているからだと思われます。ということで、朝起きられるようになれば、足が細くなることが想像できます。

大人女性の起立性調節障害における浮腫みの割合は?

大人になると起立性調節障害は治ると言われていましたが、約3分の1の女性は子ども時代から続いています。では、47名の朝起きられない大人の女性における浮腫みの存在ですが、なんと「浮腫みはない」と答えたのは1名。

「足が浮腫む」と「顔が腫れる」、「目元がポッテリ」と答えたのはそれぞれ70%近くいらっしゃいました。

このことからも、朝起きられない原因は「浮腫み」にあると考えていいでしょう。

起立性調節障害は生活習慣病だからお母さんも浮腫んでいる!

体が浮腫む原因は食生活にあります。したがって、子どもが起立性調節障害になるような食生活なら、ご家族にも浮腫みがあるはずです。ということで、先の男子女子の母(287名)について浮腫みの存在を確かめました。

「浮腫みがない」と答えたのは83名と、全体の7割以上に浮腫みがありました。

 

✓ 子どもの87名は浮腫みない

✓ 母親の83名は浮腫みがない

そう答えていますが、それは本当でしょうか?

鼻炎や喘息などのアレルギーはありませんか?

起立性調節障害の患者の多くは鼻炎や喘息、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を発症していることが知られています。重要なのは、このアレルギー発症のメカニズムが働いたとき、必ず体に浮腫みが生じることです

では、実際に起立性調節障害の患者では、いったいどれくらいの人がアレルギーを発症しているのでしょうか?

起立性調節障害におけるアレルギー発症率

以下は、それぞれ子どもと大人(18歳以上の女性)のアレルギー発症率です。

鼻炎や花粉症、喘息、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎の発症は以下の通りです。141名の男子のうち「アレルギーなし」と答えたのが29名約20.5%。女子は146名中42名約28.7%でした。

一方で、大人の女性のアレルギー発症は47名中42名と約9割に上りました。

お母さんのアレルギー発症率

以下がお母さんのアレルギー発症状況です。287名中93名が「アレルギーなし」と答えています。

「じゃあ、あまり関係ないじゃないの?」

そう思われた方も少なくないでしょう。しかし、浮腫みとアレルギー発症を重ね合わせると違った景色が見えてきます。

アレルギー発症と浮腫みの両方がない人は?

「浮腫みがある」人は、浮腫みを自覚しています。また、アレルギーが発症していれば、「浮腫みはない」と答えてもそれは浮腫みに気づいていないだけということになります

つまり、「浮腫みがある」人+「アレルギー発症している」人 ― 「アレルギーと浮腫みの両方ある人」=「浮腫んでいる人」となります。逆に、全体 ー 「アレルギーも浮腫みもない」=「浮腫んでいる人」ということです。

それを理解した上で以下をご覧ください。

「浮腫みがない」と答えた男子は47名いましたが、その中で36名はアレルギー症状がありました。つまり、この36名の浮腫みをお母さんが見逃していたことになります。同じく…

・女子:「浮腫みがない」と答えた36名中で20名がアレルギー症状があった

・母:「浮腫みがない」と答えた83名中57名にアレルギー症状があった

よって、上表のように「浮腫みのない」のは男子141名中11名、女子146名中11名となります。つまり、男女とも90%以上の確率で浮腫みがあることになります。また、これはお母さんも同じです。

まとめ

起立性調節障害の人は「すぐ疲れる」、「慢性的な倦怠感」に悩まされている人ばかりです。そして、その原因は浮腫みにあります。

同じように、起立性調節障害の子をもつお母さんに「すぐ疲れる」とか「一仕事したら休みたくなる」人が多いようです。また、その理由も子どもたちと同じ浮腫みにあります。

また、信じられないと思いますが、浮腫みがとれると性格が変わります。その一例をご紹介しましょう。

 

朝起きれず不安感が強く、すぐに落ち込み、嫌なことがあると駄々をこねて、なかなか気持ちの切り替えが出来なかったのですが、朝の寝起きが良くなり、また、気持ちの切り替えが少しずつ出来、前向きになってきたように思います。駄々をこねることも明らかに減ってきました

次男は、実はサプリメントは2日間しかとらなかったので、植物油を避けた魚中心の食生活に変えたこの1ヶ月あまりの変化になりますが、1年間不登校で暇をもて余していても何もやる意欲がなく、漫画を読むかテレビか寝るかの1日を過ごす生活から、長男と将棋をしたり、自分から友達の家に行くようになったりと意欲がでてきたように思います。また、気持ちを爆発させることが減り、娘とのけんかが減りました。

長男は自分で進んでサプリをとっています。一番変化があったのは中学生の長男です勉強嫌いだった長男は今までは、課題だけで一杯だったのが、課題を早々に済ませ、自分から問題集を買いたいと言って、受験勉強を始めました。また、自分から夕食を作ってくれたりと、すすんで手伝ってくれるようになりました。

も気持ちの落ち込みがなくなり、子供達にも気持ちの余裕をもって接する事が出来るようになりました。子供達のトラブルにも感情に流されなくなりました

この1ヶ月家族の雰囲気がすごく良くなりました。今までは、娘が嫌なことがあると駄々をこね、それを見ていて次男がキレて娘にひどいことを言ったりたたいたり。それで余計に娘は自信をなくし対人不安が強くなり、次男は叱られて不満が募り・・・と、悪循環を絶ちきれず、どうして良いか困っていましたが、好循環になってきたと思います。

栄養がこれ程まで精神面に影響していたとは。このまま続けていきたいと思います。

 

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