「遺伝」の多くはウソ! – アレルギーも起立性調節障害も「遺伝」は詐欺にすぎません
私も含め、人間のほぼ全員がなんらかの記号(名称)に洗脳されています。
「遺伝」もそのひとつで、アレルギーや起立性調節障害なども遺伝を信じている人がほとんどのようです。まあ、そもそも「アレルギー」や「起立性調節障害」も記号であり洗脳装置なのですが…笑
こういった記号に洗脳される理由の大本にあるのが、造血や赤血球についての洗脳です。
赤血球はどこで作られるのか?
赤血球は骨髄で作られる。
私もずっとそう洗脳されてきましたが…
それがウソであることを身をもって体験しています。
実は、私は心臓に欠陥をもって生まれました。祖母も父も心臓弁膜症で生まれましたから、私(は弁膜症ではなく、極度の不整脈で病名はついていません)も父の主治医から「遺伝」と言われて信じていました。
また、幼稚園から高校生(大学でもあったような…?)まで毎年健康診断がありましたが、その都度病院に送られ心臓の検査を受けさせられていました。が…
私は以降、病院にかかることなく(30代の時ぎっくり腰で通院歴はある)健康診断も受けずにいました。
「50歳記念に…」
ふとそう思いついて健康診断を受けたところ、なんと…
不整脈は消えていました。
いつ治ったのか?それは分かりませんが、10年20年かけて私の心筋細胞は確実に生まれ変わったようです。
赤血球の働きとは?
赤血球は全身に酸素を送る仕事だけしている。
コロナ禍の2021年2月、この常識がウソであることを知りました。
・食べ物が小腸で消化され、それが絨毛で赤血球となる
・赤血球は白血球に分化(変化)する → 免疫担当
・白血球はたどり着いた臓器の細胞へ分化(変化)する
・絶食時、臓器細胞が白血球になり、白血球は赤血球に逆分化する
これ読んで、ヒポクラテスの名言を思い出された方も少なからずいらっしゃることでしょう。
・満腹が原因の病気は空腹によって治る
・月に一度断食をすれば病気にならない
したがって、少なくとも次の常識は洗脳を目的に作られたウソです。
・朝食はしっかり食べなければいけない
・1日3食
また、赤血球が小腸で作られることから、食べ物の質が健康と直結していることも容易に想像できます。質の良い食事で健康が維持できる一方で、粗悪なものを食べれば病気となるという単純な話です。
それにしても分かりやすい話ですよね。
・満腹が原因の病気は空腹によって治る
絶食時に細胞➡白血球➡赤血球に逆分化し、赤血球はアポトーシスする。食べなければ病気の細胞がいなくなるわけですから治るのも自然なことです。
一方で、朝食を食べろとか、1日3食というのは…
病気の細胞がそのまま居座ることになりますから、私たちを病気にするための洗脳だったわけです。
また、多くの人はその上で「添加物たっぷり」のコンビニ食や冷凍食品、安価な外食チェーンを当たり前のように利用しています。この事実を鑑みると、そんな生活で病気にならない方が不思議だと思うのは私だけでしょうか?
私は30歳くらいから1日2食でしたので、ある程度ですが絶食時間が確保されていました。そのため、確実に心筋細胞が入れ替わていつの間にか不整脈が治ったんでしょうね。
ちなみに、2022年の10月から週4で1日1食、週3で昼日本そば+夕食の2食を続けています。ちょうど丸々2年そんな食事回数です。
遺伝情報はどこにあるのか?
「遺伝情報」とは、遺伝現象によって子孫へまたは細胞から細胞へ伝えられる情報のこと。一般には、DNAに書き込まれた塩基配列のことを指します。また、DNAには特定のタンパク質の設計情報が刻まれており、遺伝子に変化が起きると正しいタンパク質が作られず、体の働きを大きく損ねたり、病気の原因になったりすることがある。と、されています。
しかし、これは謎ですよね。
なぜなら、赤血球に核はありませんから。
遺伝子は染色体内にあり、染色体は細胞の核にあります。また、赤血球が白血球に分化してはじめて細胞内に核が生じます。
ここ、重要なポイントです。
繰り返しますが、遺伝情報により「正しいタンパク質が作られる」とあります。そして、赤血球には核がありません。一方で、白血球になると「核」ができますし、核には核タンパク質が存在します。
ややこしいので違う角度からもう一度。
赤血球には遺伝情報をもつと言われているDNAがありません。なのに、白血球にはタンパク質が存在します。この事実は何を意味するのか?
おそらく、赤血球の中に遺伝情報を持つ何らかの物質が存在する可能性があると思われます。故に、DNAがタンパク質の設計情報を持つことも???と考えられます。
食べ物が消化され、それが小腸の絨毛で赤血球となります。赤血球に遺伝情報がある可能性が大だからこそ、白血球の核に核タンパク質が生じるはずです。
したがって、添加物(防腐剤や着色料、増粘剤など)やオメガ6,トランス脂肪酸など過剰摂取およびオメガ3不足などの条件が重なれば重なるほど、直接的に遺伝情報に与える影響は強くなると考えるのが自然でしょう。
・n-3系多価不飽和脂肪酸の小児における有用性 清水 俊明 2012 年 21 巻 2 号 p. 217-229
食餌の脂肪酸組成によって 5 つのグループに分け、脂肪分を大豆からとった通常飼科、エゴマ、ラード、コーンを原料として調製した特殊飼料、およびコーン油を原料としてその脂肪量を l/8 に減した低脂肪飼料で飼育し実験に用いた。
なおエゴマ油は α-リノレン酸を 54.9%、コーン油はリノール酸を 47.7%、ラードはオレイン酸を 42.0%含有していた。
結果では、コントロ一ル群に比ベアレルギーを起こした通常飼料群では、絨毛の萎縮および陰窩の過形成が認められた。
また、アレルギー反応を起こさせた群の間でも、通常飼料群に比しエゴマで飼育した群では絨毛の萎縮が軽度に留まるのに対し、ラードおよびコーンで飼育した群では絨毛の萎縮がより著明であった。
また、低脂肪群とコーン群を比較すると、低脂肪群において絨毛の萎縮は軽度に留まっていた。
これらの変化を、絨毛の高さと陰窩の深さの比(villous height/crypt depth 比 V/C 比)で表すと、粘膜障害が強い場合に V/C 比は小さくなる。
V/C 比でみるとコントロール群に比し通常飼料群では粘膜障害を認め、エゴマ群では障害の程度が軽減し、ラード、コーン群では、粘膜障害がより著明になっていた。(以下略)
オメガ6過剰の食生活では小腸の絨毛の萎縮および陰窩(いんか)の過形成が認められた。このことから、オメガ6過剰になると作られる赤血球の質が落ちることが容易に想像できます。また、現在出回っている小麦は古代小麦に比べグルテンが多く含まれますが、以下の通りグルテンは陰窩で過剰に炎症(免疫反応)を起こします。
オメガ6過剰はアレルギー疾患や起立性調節障害の原因となりますが、グルテンによる小腸の慢性炎症に繋がることにもなります。絨毛が萎縮し、小腸が慢性炎症状態となる。ならば、更に作られる赤血球の質が悪くなりますね。
マウスの実験
遺伝の話に戻りますが、口唇裂口蓋裂などの先天異常は日本人の出産約500人に1人の割合で発生しています。
・近交系マウスにおける眼瞼開存の発症率ならびに口唇裂・口蓋裂発症との関連 田中 眞理, 韓 娟 2006 年 44 巻 3 号 p. 371-378
(前略)A/wySnマウスにおいて,コルチゾ ン投与 に よる眼瞼開存と口蓋裂 の合併発症は,自然発症の眼瞼開存 と口蓋裂の合併発症より有意に高か った。(以下略)
コルチゾンはストレス時に分泌されるステロイドで、これは人間も同じです。したがって、遺伝ではなく、妊娠期間中に強いストレスを抱えているケースで口唇裂口蓋裂が発生する可能性が想定されます。
では、強いストレスとはどういった状況なのでしょうか?
交感神経が緊張すると!
私たちはストレスを受けると交感神経が緊張(過剰に働く)します。交感神経は活動の神経ですが、ストレス時はそのストレスに耐えるため交感神経の働きが強くなります。また、この時に体内ではストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。
重要なのは、オメガ6は炎症を促すトリガーであること。また、オメガ6摂取量が増えれば増えるほど体内は慢性炎症状態となります。さらに、この慢性炎症に伴い、交感神経は自然と強く働くことになります。したがって、オメガ6過剰は慢性的なストレス状態を招きます。
遺伝という詐欺の裏に隠れている食事の問題
妊娠中のお母さんが食べた食事は胎児にとってとても重要です。そして、妊婦がオメガ6過剰の食生活を続けると、胎児の目の網膜ではDHA含量が減少します。
・網膜機能と必須脂肪酸 小林 哲幸 1998 年 34 巻 1 号 p. 25-29
(前略)α-リノレン酸の豊富なシソ油(リノール酸12.8%、α-リノレン酸64.0%)を含む餌とリノール酸に富みα-リノレン酸を欠くサフラワー油(リノール酸78.0%、α-リノレン酸0.05%)を添加した餌でも検討された。
その結果、第一世代目のラットでは網膜の脂肪酸組成に有意な変化はみられず、網膜電図にも変化はみられなかった。しかし、図3に示すように二世代目の28週令ラットの場合、n-3系列脂肪酸の欠乏食であるサフラワー油食群で、網膜中のDHA含量がシソ油食群の約半分になり、網膜電図においてもa波、b波とも振幅が有意に減少した。
この時、DHAに代わって、物性的に近い22:5n-6や22:4n-6が増加してDHAの減少分を補っていたが、これらでは網膜機能を十分に代償しきれないことを示している。
また、同じ食餌条件下で二世代にわたり飼育したラットを用いて、網膜色素上皮の貧食能も促成された。phagosomeの数は日内リズムがあり、夜明け後数時間の時点で増加してその後減少する。
サフラワー油食群では、シソ油食群と比べてどの時点でもphagosomeの数が多く、またその平均面積が小さいことから、n-3系列の欠乏した状態では網膜色素上皮の脆弱性が示唆された。
霊長類(アカゲザル)の場合でも、n-3欠乏食のサフラワー油食を与え続けると、二世代目では網膜のDHA含量が半分以下に減少し、網膜電図の異常や視力低下が観察されている。(以下略)
失明のリスクがある強度近視が増えているのもオメガ6過剰が原因です。
・胎生期の多価不飽和脂肪酸過剰摂取は眼の発生異常を誘発する可能性がある 前川 素子 2012 年 21 巻 1 号 p. 59-65
(前略)今回の解析において、妊娠中のC57BL/6 系統マウスにAA(アラキドン酸:n-6)過剰餌を投与すると、仔(雌)において眼の異常の出現頻度が増加することがわかった。(以下略)
お母さんがオメガ6過剰の食生活を続け、二世代目で網膜のDHA含量が半分に減少する。ならば、その次の世代、三代目はどうなるのでしょうか?
発達障害の原因は?
以下の事実を前提に発達障害を考えてください。
オメガ6過剰の食事は胎仔の脳の神経細胞を減少させています。脳の情報伝達の主役は神経細胞です。それが減少してしまう。私は、これが発達障害の原因だと考えていますが、あなたはどう思われますか?
・脳形成における必須脂肪酸の役割 酒寄 信幸, 大隅 典子 2018 年 27 巻 1 号 p. 14-20
(前略)LA (リノール酸:n-6)高含有 /ALA(α-リノレン酸:n-3) 低含有飼料(以降、高 LA/ 低 ALA 飼料とする)を投与された妊娠ラットの胎仔において、大脳皮質の神経細胞層の厚さが減少することが報告(中略)
さらに発生を進ませた生後 10 日目の新生仔マウスの大脳皮質においても、神経細胞層の厚さの減少が確認され、これらの表現型が胎生期における一過的なものではないことが確かめられた。
また、いずれのステージにおいても、脳の脂肪酸組成における ARA の増加および DHA の減少が確認された。(中略)
高 LA/ 低ALA 飼料投与群の神経幹細胞から分化する神経細胞数が減少していた。また、アストロサイトの産生についても解析したところ、分化するアストロサイト数は増加していた。胎仔脳組織においてもアストロサイト数の増加が確認され、(以下略)
まとめ
遺伝は詐欺であることがお分かりいただけたと思います。
誰もが10日間チャレンジを生活に取り入れる必要があることもお分かりいただけたと思います。特に、妊婦や授乳中のお母さんは必須ですよ。子どものためですからね。
最後に、多くの方は「オメガ6過剰」と言われてもピンとこないようです。そこで、1991年の論文をご紹介しておきます。
・n-3系植物油の利用 しそ油, あまに油について 平野 二郎, 磯田 好弘, 他 1991 年 40 巻 10 号 p. 942-950
(前略) リノール酸系列(n-6系)油脂の摂取が1960年以降,急速に上昇 (中略)現在の日本人は,必要量の10倍前後のリノール酸を摂取していることになる(中略)
不安誘発に対する食用油の効果が検討された(中略)
その結果,オープンアームにいた時間も回数もサフラワー油食群の方がしそ油食群よりも多く,不安誘発の程度が高かった。(以下略)
オメガ6は脳の神経細胞数を減らします。また、上記の通り、不安を誘発します。こういった事実がありますが、これが発達障害に繋がると想像できませんか?
不登校や起立性調節障害でお悩みの方は以下をお役立てください。