加熱が可能なオメガ3オイル(食用油)はどれを選んだらいいの?

「加熱して使えるオメガ3の食用油も使うようにしました!」

このところ、こんな話をよく耳にします。そんなこともあり、背¥また、つい先日、時間が空いた時にスーパーに入って食用油の棚を眺めてみました。すると、食用油の棚を探すまでもなく、その前には「オメガ3」と表示された大きなポップと共にいろんな油が山積みになっていました。

 

私がこれらの商品を手に取り成分を確認していた時にも、何も知らない、メーカーを疑うこともないオバちゃん達が

「あ〜、えごま油が売り切れたと思ったら…、あったあった!」

そう、喜んで購入していきました。そしてつくづく思いました。

「やっぱり、無知って罪だよな〜」

脂と油の違いとは?

脂と油。どちらの読み方も「あぶら」です。

では、どう使い分けるのかというと次の通りです。

要は、常温で固体になる「あぶら」を「脂」と呼び、常温で液体になるものを「油」と呼びます。

例えば、一般的な食用油は液体だから「油」と書きます。一方で、ラードなどは固体ですから「脂」と書き、牛や豚、鶏もそれは同じです。

植物に使われる油の違いはどこから来るのか?

植物油はそれぞれの植物の種から採取しますが、その方法には大きく3つあります。

では、この植物油にどんな意味があるのかというと、それは発芽のエネルギー源です。

このように、脂肪は高エネルギーかつ軽いために種の中に油として蓄えられ、発芽するときに利用されます。そして私たちは、そんな植物油を食用に限らず燃料として用いてきました。以下はその主なものです。

植物の油は気候に適応して組成が変化する!

植物の種が油をエネルギー源にしているように、私たちもとった油をエネルギーとして利用できます。

例えば、認知症の患者さんでは、ブドウ糖をエネルギーにうまく使えなくなります。そこで注目されたのがココナッツオイルです。ココナッツオイルは体内でケトン体に変換され、これが脳でエネルギー源として利用され認知症状の改善が多数報告されています。

そんなココナッツオイルとパーム油が熱帯でとれることは誰もがご存じでしょう。熱帯は常夏で気温が下がることはありません。そのため、これらの植物油は飽和脂肪酸。つまり「脂」です。

それ以外の植物に使われる油には次の3つがあります。

これら熱帯以外の植物は、気温が下がったときに油が固まらないように不飽和脂肪酸を蓄えます。もし油が固まれば根や茎の中を移動できなくなります。そのため、寒ければ寒いほど二重結合が多い油が増えることになります。

上記の不飽和脂肪酸は番号が小さいほど固まりにくく、もっとも固まりにくいのがオメガ3です。つまり、地域で次のような傾向をもちます。

ですが、熱帯地方を除くと暑さ寒さという気候変動があります。それに対応できるよう、熱帯以外の植物はタイプの違った油を合わせもっています。一般によく利用されているコーン油と菜種油、オリーブオイル。オメガ3で注目を浴びる亜麻仁油とえごま油の組成は次の通りです。

コーン油

オメガ6が半分以上を占める油です。

菜種油

オリーブオイルと同じように一価不飽和脂肪酸が多い油ですから、一見とてもヘルシーです。が、原料が遺伝子組み換えで作られた上、ヘキサンという石油系の溶剤を使って抽出されています。と石ですから、ほぼヘキサンが混入されていると言われています。また、高温で処理されるためにトランス脂肪酸を多く含みます。

オリーブオイル

オリーブオイルにもオメガ6やオメガ3が含まれます。

亜麻仁油

亜麻仁油にもオメガ6や飽和脂肪酸が含まれます。

えごま油

こちらも亜麻仁油と同じように、飽和脂肪酸やオメガ6が含まれます。

酸化されやすい不飽和脂肪酸!

植物油は、オメガ9、オメガ6、オメガ3と番号が小さいほど固まりにくくなります。そして、固まりにくい理由は二重結合の数で、それぞれの植物油には次のような脂肪酸が入っています。

二重結合とはC=Cという構造で、一見とても頑丈に思えてしまいますがその実とても不安定。

これは、二重結合の数が多ければ多いほど顕著な特徴です。

だからこそ、私はえごま油の生食をお勧めしております。また、代表的な20種類のえごま油を調べたところ、安心して利用できる上でもっともコストパフォーマンスが良かった以下のえごま油を私は利用しておりますからお客様にもお勧めしております。

 

by カエレバ

 

何を言いたいのか?というより、逆に質問したいくらいです。

なぜ、生食にメリットがあるのに加熱してとる必要があるのでしょうか?

冒頭でご紹介したふたつをもう一度確認しておきましょう。

味の素ヘルシーオメガバランス

すでにお解りと思いますが、私たちの食事はオメガ6が過剰です。お惣菜や揚げ物、コンビニ食、外食、冷凍食品、カップ麺、スナック菓子、調理パンなどを食べる習慣があるのなら、過剰どころの話ではありません。

なのに、この油はオメガ3とオメガ6を同量ブレンドしています。また、通常の食生活でオメガ6は8~10グラム程度とれてしまいますから、上記のように11gもとったらさらにオメガ6過剰となります。

味の素えごまブレンド油

これもコーン油とブレンドされた油です。先のヘルシーオメガバランスとの違いは、炒めものなどの加熱料理と書かれていて、揚げ物との表記はありません。

ですが、注目すべきは最後の一文です。

「加熱してもオメガ3は、ほぼそのまま残ります。」と書かれた上で、「残存率93」とあります。では、残りの7%は何なのか?

繰り返しますが、オメガ3は二重結合が多い故、酸化されやすく加熱によりトランス型に変換されやすい脂肪酸です。したがって、この7%はトランス型脂肪酸および過酸化脂質だと推測できます。

まとめ

お解りいただけたと思いますが、加熱に強いは加熱しても大丈夫とイコールではありません。

普通のフッ素樹脂加工の物を中火で過熱すれば、約60秒強で200度を超えます。また、強火で加熱し続けているときは300度に達します。

「えごまブレンド油」は炒めもの利用を謳っていますから、その想定温度は200度でしょう。つまり、約60秒で火力を調節してはじめて、オメガ3の残存率が93%。逆に、トランス脂肪酸や過酸化脂質の生成が7%になります。

私のように大雑把な人間は、そんな火力調節などしません。したがって、フライパン温度は250度を優に超えた状態で調理しています。また、そのときこのえごまブレンド油を使っていたのなら、トランス脂肪酸などの生成率は7%をはるかに超えることになります。

トランス脂肪酸の弊害は、本当の意味でわかっていません。

しかし、オメガ6やオメガ3は体内でトランス型に変換されてから代謝されるという事実から、その弊害はおそらく次の通りでしょう。

  1. トランス脂肪酸をとると、その代謝が行われる
  2. その間、オメガ6がトランス型に変換される代謝過程が滞る
  3. オメガ6による炎症反応の影響が持続する

家庭と外食産業のコンロは、設備によりますが火力は大きく違います。例えば、一般的な家庭コンロは4,000キロカロリーである一方で、中華バーバーの火力は30,000キロカロリーとおおよそ7倍以上。

まさか、外食産業でコストの高いオメガ3ブレンド油が利用されることはないでしょう。しかし、一般的なコーン油や菜種油の利用で、家庭とは次元の違うことが起きることが容易に想像できます。

そう、油の酸化とトランス脂肪酸の生成率が跳ね上がるわけです。それも、一日中その油を高温で熱し続けて使いまわしていますから、開店して時間が経てばたつほど恐ろしい油に変わっています。

それが揚げ物などにたっぷり吸い込まれるわけですから…

天丼やてんぷらそば、かき揚げうどんなどを食べるなら、開店直後ですかね?

夕方など自殺行為だと思ってしまうのは、果たして私だけでしょうか?

ほとんどの病気やこころの問題は、あなたが食べたものが大きく関わっています。

また、これは強調しておきますが、子供の学力や大人の仕事力も食べ物次第です。適切な栄養をとれば、誰もが明るく優しく、そして賢くなります。

まずは、10日間チャレンジをお試しください。

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きっと、元気になるよ!



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