モラハラ夫と離婚したい!ならば、これを知らなきゃ致命傷!

外では良き夫、良き父親として振る舞いながら、家の中では人が変わったように妻に対して執拗にミスを責め立てたり、出来ないことを罵るような言動を繰り返す夫!そんなモラハラ夫に追い詰められ、毎日つらい思いをしている女性も多いようです。精神的に変調をきたし、もう耐えられない、離婚したいと考えたとしても無理もないことですよね。
でも、そのためにどうしたら良いのか分からないと悩んでいる女性もいるかもしれません。そこで全国から女性の方100人に、モラハラ夫と離婚するならどうするか、アンケートを取り意見を聞いてみました。悩んでいる方にとって、何か解決の糸口が見つかると良いですね。

【質問】
モラハラ夫と離婚したい。あなたならどうやって離婚しますか?

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1.モラハラ夫と離婚したいときどんな行動をしますか?

【回答数】
家出、連絡を断ち切る:7
仲介の第三者をおく:16
すぐに弁護士に相談する:21
警察に相談する:2
自分でモラハラの証拠を集める:54

1-1.モラハラ夫と離婚したいときの行動その1.自分でモラハラの証拠を集める

外からは見えないから…。証拠を集めるという人が過半数!アンケートでは、「自分でモラハラの証拠を集める」と回答した女性が54人で最も多い結果となっています。

・まずは証拠固めに録音したり、録画したりした後、しかるべきところに打ってでる。(40代/女性/契約派遣社員)

・第三者をおくにも、弁護士に相談するにも、証拠がないと難しい気がするので。(30代/女性/会社員)

・その上で離婚専門の弁護士にお願いして、交渉するのを自分ではしないこと(40代/女性/無職)

・当事者でないと誰も理解してくれないと思うから、自分の判断で、離婚届をつきつけます。ただ、何年後かを、自分で設定し計画的に貯金をして準備をします。(60代/女性/パートアルバイト)

「自分でモラハラの証拠を集める」と回答した女性では、録音や録画などの証拠集めをすること、その上で次の手段を取るという意見でした。次の手段として、弁護士に相談するという女性が多く、有利に進めるには証拠が必要と考えている様子がうかがえました。
モラハラの場合、家の中だけで妻に精神虐待をするため、外からはその実態がほとんど分からないことがほとんどのようで、誰かに相談し理解してもらうには口で言うより確実ということなのかもしれませんね。
なかには、当事者でないと理解してくれないから自分の判断で離婚届を突きつけるという人もいて、勇ましいように見えますが、誰も分かってくれないという妻側の孤独感を感じているような意見もありました。

1-2.モラハラ夫と離婚したいときの行動その2.弁護士に相談する!

モラハラ夫と離婚したいときにとる行動として、次に多かったのが「すぐに弁護士に相談する」という回答でした。

・そんな性格の夫だと、最終的には裁判所のお世話になると思うから早い段階で弁護士に相談しておく。(20代/女性/専業主婦)

・自分や家族だけの力では解決できないきがするから。法的に手続きをして離婚したほうがいいと思う(40代/女性/会社員)

モラハラで離婚を決意した時、弁護士に相談するというのは一見とても有効な手段のように見えます。しかし、私がいただいた相談の中には次のようなケースがありました。

1-2-1.弁護士に相談しても、証拠がなければ門前払い!

「家では私を奴隷のように扱い、暴言や無視が当たり前という生活が続いてきました。しかし、2人の子供のことを考えると、なかなか離婚に踏み出せませんでした。ところがあるとき主人のスマートフォンが鳴り、何気なく画面を見て不倫が発覚しました。それも、不倫相手は2人もいて、そのどちらも結婚前から続いていたことが解りました。」

この女性は数ヶ月悩んだ挙げ句、意を決して弁護士事務所に電話をかけましたが、スタッフの対応に愕然としました。「モラハラと不倫の証拠はありますか?もし、証拠をお持ちでないのであれば、こちらで対応するのは難しいですね。」そう、門前払いされてしまいました。
私も知り合いの弁護士に確認したところ、「不倫については、判例でもさまざまな解釈があります。キスだけでは不倫の認定が難しいのが現実で、やはり性行為の有無が認定のポイントになります。つまり、仮に調停や裁判になったとき、夫が不倫の事実を否定してきた場合、それを写真やメール、今ならLINEなどのデータで証明する義務は妻側に生じます。モラハラについても、それは同じです。」という回答でした。

1-3.モラハラ夫と離婚したいときの行動その3.第三者に仲介してもらう

夫からのモラハラで妻が離婚を決意した時、とる行動として3番目に回答が多かったのが第三者に仲介してもらうというものでした。

・第三者に入ってもらった方が、効率良く離婚できそうだからです。(30代/女性/専業主婦)

・先ずは、現状からの脱出と家族たちの手助けを借りて、何とかしてもらう。(30代/女性/会社員)

・とりあえず警察に相談してみて、意見を聞いてみて対処法を探る。(30代/女性/自営業(個人事業主))

モラハラ夫に直接言っても言い負かされる心配があることから、自分や家族では解決が難しいと考えている人も多く見受けられました。仲介の第三者をおくという人では、やはり当事者間だけでは問題解決は難しく、第三者を通して何らかのアドバイスを得て解決しいくのが望ましいと考えているようです。

しかし、冷静に考えればこの判断は間違っていることがお分かりいただけると思います。そもそも、モラハラ夫は自分の意に沿わないことに関してとても不機嫌になりますし、もともと話し合いなどできない人たちです。例え仲介社が、それまで気を使っていた奥さんのご両親であったとしても、こういった場面では豹変してしまうことでしょう。

1-4.モラハラ夫と離婚したいときの行動その4.家出や警察への相談

少数派でしたが、家を出た方が良いといった意見や警察に相談するといった意見もあり、追い詰められている状態を想定した意見も見受けられました。

1-4-1.モラハラ夫には、妻の家では以外にも効果的です!

妻が家出をする。これは、私の経験ではとても効果的な方法です。なぜなら、モラハラ夫自が「モラハラを治したい」と私に相談を持ちかけたケースは、そのほぼすべては妻が家出をしている状態でした。つまり、妻が家出をして初めて、モラハラ夫は自分がしてきたことの大きさに気づくのです。

これを前提にすると、離婚を決意するまで我慢をせず、できるだけ早いうちに家出をしてみる。離婚をするしないにかかわらず、モラハラ夫に現実を直視させることは重要な手段です。

1-4-2.警察に相談する

残念ながら、モラハラは夫婦間の問題ですから、警察に相談してもモラハラ夫と離婚できるわけではありません。しかし、もしモラハラ夫がストーカーになる恐れがあるのなら、警察に相談することはとても重要なことのようです。
数年前のことですが、ある主婦から夫のモラハラについてのご相談をいただきました。そして幸い、私のご紹介したアプローチにより、ご主人はとても穏やかになったと奥様は喜んでくださいました。そんな時、警察学校を出たばかりの2人の息子さんが帰宅し、お母さんに次のように声をかけたそうです。
「母さん、すぐに一緒に警察に行こう。」
「え、なんで…」
「学校で習ったんだ。親父のような DV・モラハラみたいな問題は、前もって警察に相談しておかないとすぐに動いてもらえないらしい。」

それを聞いたお母さんは、息子たちに父親が治った経緯を説明しました。それを聞いた長男次男は半信半疑で家に戻ると、そこには三男に勉強を教えている父親の姿があったそうです。
「えっ、あれが親父。ありえない…」
こんな笑い話を聞かせていただきましたが、とくにストーカーの傾向が疑われるモラハラ夫ならば、このように事前に警察へ相談しておくことが必要です。

2.もし、夫のモラハラが解決できるとしたら、それでも離婚しますか?

「モラハラは治ることがない。」
「モラハラ加害者は自己愛性人格障害者である。」
「縁を切ることが唯一の解決策」
心の専門家たちは、そう口をそろえるのがモラハラです。また、一般の方もそう信じていらっしゃると思います。
しかし、ここで断言しておきますが、モラハラは本質的な解決ができる問題です。適切な対処をすれば、どんなご家庭も穏やかな日々を取り戻すことができます。
今現在、夫のモラハラで離婚を考えの方の中にも、夫が穏やかになりさえすれば離婚を回避したいという方もいらっしゃると思います。そんな方はぜひ、モラハラの治療についての記事をご参考になさってください。

一方で、今さら夫のモラハラが治っても、やり直すことなどできない。離婚をしたいという方は、引き続き記事を読み続けてください。

3.モラハラ夫と離婚するときの準備とは?

モラハラ夫と離婚するとき、もっとも重要なことは妻が正常な判断ができるよ。精神的な安定を保つことです。したがって、家出をしてモラハラ夫と離れて暮らすことが必要です。
ですが、これを最優先して十分な証拠集めがなければ、水掛け論になって離婚までの争いが長期化することになります。また、ほとんどの女性にとって離婚後の生活レベルは厳しいものになりますから、慰謝料のことも含め、次のような流れで行動することをお勧めします。

3-1.モラハラ夫と離婚する準備その1.弁護士の無料相談を利用する

内科や外科、耳鼻科など、医者に専門があるのと同じように、弁護士にも得手不得手があります。したがって、モラハラに詳しい弁護士に相談する必要があります。ほとんどの方は、それを見分けることはできませんから、まずは法テラスに相談してみることがお勧めです。

 

法テラスは国が設立した公的な機関ですから、適切な窓口で無料法律相談をすることができます。ここで、モラハラで離婚するときにどんな証拠が必要なのか?確認しておきましょう。

 

3-2.モラハラ夫と離婚する準備その2.証拠集めをする

弁護士に相談を持ちかけ、そこから証拠集めをするのでは余分な時間がかかります。そこで最低限、どんな証拠が必要なのかご紹介します。

・医師の診断書
・写真
・電話などの録音
・メールやLINEの保存
・メモ、日記

もしあなたがモラハラ夫との生活により精神的に病んでしまっているのなら、精神科や心療内科などの診断書が証拠となりえます。ただし、その精神症状もモラハラが原因とまでは立証できませんから、電話等の録音、メール、日記、写真などで補強する必要があります。なお、一般にモラハラは身体的な暴力はありませんが、夫が壁や物に当たるというケースは少なくありません。椅子や壁が壊れたとか、用意してあった食事をぶちまけられたとかといった写真も有効な証拠となります。

こういった証拠をもとに弁護士に相談し、重ねてどんな証拠集めをすればいいのか確認しましょう。

3-3.モラハラ夫と離婚する準備その3.別居をする(家出をする)

夫のモラハラ行為の証拠を十分に集めた後、改めて弁護士に相談しましょう。そして弁護士が、それがモラハラ夫との離婚に十分な証拠であると判断してくれたのなら、別居(家出)をして精神面の安定を確保するようにしましょう。
離婚は結婚の10倍以上エネルギーを使いますから、モラハラ夫から離れて正常な判断ができるようにすることが必須です。

3-3-1.生活費の心配がある方わ婚姻費用分担請求をしましょう

別居ためらう理由として、別居後の生活費が挙げられます。とくにお子さんがいる場合にはなおさらです。しかし、そんな時には婚姻費用分担請求をしましょう。
この婚姻費用分担請求は、調停を利用することで直接モラハラ夫とやりとりをせずに請求ができます。費用も2000円ほどで利用できますので、必要な方はあらかじめ弁護士に相談しておくと良いでしょう。

3-4.モラハラ夫と離婚する準備その4.弁護士に相談する

モラハラ夫と離婚する際の手続きの流れには、次の5つがあります。
1.協議離婚:夫婦双方の話し合いによる離婚
2.調停離婚 :家庭裁判所による調停離婚
3.審判離婚:調停成立後、裁判官が離婚を認める
4.和解・認諾離婚:調停不成立後、離婚訴訟を経て和解
5.裁判離婚:調停不成立を離婚訴訟を経て判決

協議離婚は、件数全体の約8割を占めますが、当事者同士の話し合いがまとまらないケースが増え、家庭裁判所による「調停離婚」が増えています。なかには、直ちに裁判で離婚を争いたいという方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の裁判所では、家庭にまつわる争いについて調停を経てから裁判という流れになっています。

重要なのは、調停においても弁護士をつけないと不利になる?可能性があるという事実です。

3-4-1.離婚の四大争点を確認しよう!

離婚の争点は、大きく以下の四つです。どれも、しっかりとした取り決めがなされず、後になって争うケースが少なくないようです。また、離婚をの女性はほとんどのケースで生活レベルが落ちますので、慰謝料や財産分与も含めてきちんとした取り決めをしておきましょう。

・親権・面会交流
・慰謝料:モラハラの慰謝料の相場は数十万から300万円。不倫などの異性関係があればさらに高額になる。
・養育費:全体の半数以上が支払いをしない。
・財産分与:通常、相手と2分の1ずつに分与。

3-4-2.離婚調停の現実!弁護士をつけないと不利になる?

調停は、あくまでも第三者を入れた話し合いの場です。したがって、調停委員はあくまで双方の間を取り持つのが役割です。しかし、もし一方に弁護士という専門家が付いたとしたらどうでしょうか。専門家が代理人としてついている側の主張を受け入れるよう、相手に促すような流れになることは人情として自然なことだと思います。その意味で、できるだけ離婚調停時にも弁護士をつけることが望ましいといえるでしょう。

3-5.しっかりとした取り決めが離婚後の身を守ることになる!

モラハラが原因の離婚に限りませんが、一般的に離婚後の女性の生活レベルは著しく低くなることがほとんどです。これは、子供がいるのならなおさらです。だからこそ、養育費の分担などはしっかり取り決めておきたいものです。そしてそんな時に頼りになるのが法律で、調停証書という契約書を交わしておけば、万が一の時に助けとなります。
例えば、別れたモラハラ夫が養育費を振り込んでこなかったとしましょう。こんな時、調停証書を使って、夫の給料の差し押さえを裁判所に申し立てることができます。つまり、泣き寝入りを防ぐことができます。これは、子供の面会交流についても同じです。

まとめ

今回のアンケートでは、モラハラ夫と離婚するにはまず証拠集めから取り組むという女性が過半数で、最も多いことが分かりました。実態を知ってもらうことが誰に相談するにせよ、必要と考えている様子がうかがえました。また、弁護士などの第三者に相談することが大切といった意見も多く、一人で問題を抱えてしまいがちになるのがモラハラの問題の深さなのかも!
一人で悩み、心も萎縮しているような状態では、離婚のためにモラハラの証拠を集めるといった行動を起こすほどの気力がないこともあるかもしれません。そんな時は、まずカウンセリング等で心の整理をし、少しでも元気になることが先に進むためにも大切なことかもしれません。

なお、モラハラは被害者はもちろん、家族の人生を台無しにするほど、とても大きな問題です。一人で悩んでいても解決できませんから、真剣に解決を望んでいる方は私の著書をお役立てください

■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性
■調査期間:2015年08月19日~2015年09月02日
■有効回答数:100サンプル

 

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Posted by sinsd