離婚しかない?7つの特徴からわかるモラハラ夫への対処方法

「頭が悪いな~。バカだから仕方ないか…」
「ハァ~、ホントに何もできないんだ…」
「俺を怒らせるお前が悪い!」

こんな不機嫌な態度をするモラハラな夫ですが、その理由は次のようなとても些細なことが原因です。

・リビングの机の上に雑誌が置きっぱなし。
・ホコリが落ちていた。
・廊下の電気を消し忘れていた。

しかも、自分が雑誌や電気の始末を忘れたのに、さも奥さんが忘れたように攻め立てます。また、夫が忘れたと奥さんが指摘すると…

「お前にはイライラさせられてばかりだ!」
「お前、殺すぞ!」

そうブチ切れる。

その一方で、モラハラな夫はとても外面がいいので近所の奥さんたちからは、「優しいご主人でいいわね~」と声をかけられ困惑してしまう。

こんな毎日に「もう我慢の限界!」と感じている奥さん方に、この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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なお、私の著書「モラハラ&DV夫の怒り・イライラを消す方法」を電子書籍化し実質無料でお読みいただけるようにしました。2012年に出版され、私はさらなる経験を重ねることができました。また、そのおかげでモラハラ対策は〝さらに″進化させることができました。電子書籍では、その進化したモラハラ対策もご紹介しております。モラハラでお悩みの方は今すぐお役立てください。

 

1.夫によるモラハラ行為とは?

夫から奥さんへのモラハラ(モラルハラスメントの俗語略称)とは、奥さんの言葉や行動に非難できるポイントを見つけ、そこを陰湿に指摘したり馬鹿にしたり、ときには怒鳴ったり罵倒したりと、精神的な苦痛を与える行為を指します。

夫からのモラハラが続くと、奥さんは「自分が悪いから夫を怒らせている!」そう思い込んでしまう傾向があります。しかし、夫からのモラハラは執拗に継続。そのため、奥さんはどんどん自分を追い込むことになり、精神的・肉体的なダメージを受けることになります。

「夫の玄関を開ける音が聞こえるとドキドキして、思わず隠れてしまいます」
「それまで子供と楽しく過ごしていたのに、夫の車の音が聞こえると私は凍りつき、子供たちは自分の部屋に行ってしまいます」

そんなことを口にする奥さん方がほとんどです。

2.夫がモラハラ行為をする原因

モラハラの原因は、脳の栄養不足や体調不良、睡眠不足(睡眠の質が悪い)など。
本能的な問題が満たされていないため、脳の警報機である扁桃体が「不快」という評価を続けているためです。そのため、ありとあらゆることに不機嫌に反応しているにすぎません。(モラハラの原因については、別記事で詳しくご紹介していますので参考にしてください)

一般的には「親の過干渉」や「父親の不在」、「ネグレクトや暴力」、「親からのモラハラ」、「過保護」など、幼少期の家庭環境などが原因とされています。

しかし私は、すでに十数年以上前からモラハラの相談をいただき、多くの方々が問題解決をした実績があります。ですので、これはマチガイだと確信しています。

 

元モラハラ加害者だったご主人から頂戴したレビュー

私の著書「モラハラ&DV夫の怒り・イライラを消す方法!」を読んだモラハラ加害者だったご主人から次のようなレビューをいただきました。

 

モラハラ加害者です(夫)。妻に「あなたがやっていることはモラハラだ」と指摘され、この本を勧められました。疑心暗鬼ながらも読みました。それが約4ヶ月前。

仕事も生活も追い込まれてしまってどうしようもないと考えていた時期で、自分の人生に投げやりになっていました。今から考えると酷い食生活と生活パターンが原因で、頭に栄養がいっていなかったのだとわかりますが、その時は自分がやっていることがモラハラだと納得できず読む気にもなれませんでしたが、とにかく何も考えず活字だけ追おうと決めて、読み始めました。

モラハラしている人は極度に敏感で繊細、真面目、神経質だったりする人が多いのではないでしょうか。周りの人に指摘され「ただ真面目に正直に生活し何も悪いことはしていないのに、なぜモラハラなんて言われるんだろう。。。」そう思っていたら、何も考えずまず読んでみましょう。

もしかしたら読み終わった後にいろんなことが納得いくかもしれません。私はそうでした。そして著者の鈴木さんがオススメする方法を試しました。

すぐに効果(成果)が出ました。妻との関係にもすぐに変化が現れました。この本や鈴木さんと出会って約4ヶ月ですが、4ヶ月前のことを思うとゾッとします。

今ももちろん毎日コツコツ努力を続けています。失敗することもありますが、確実に変わっていけるという自信が持てるようになりました。今まで感じていたストレスから逃げるのではなく、向き合って見つめられるような気がするからです。

モラハラ被害者はもちろん、モラハラ加害者も苦しんでいると思います。少しでもその苦しみから解放される方が増えることを祈っています。

 

 

3.モラハラ夫の7つの特徴

はじめから不機嫌だからこそ、ありとあらゆることを不愉快に感じてしまう。そんなモラハラな夫の言動には、次のような特徴があります。(なお、さまざまな人間関係におけるモラハラの特徴はこちらの別記事でご紹介しております)

特徴その1.モラハラ夫は家ではいつでも否定的で疑問形の会話で妻に責任があるように感じさせる
特徴その2.モラハラ夫は自分の非を認めない
特徴その3.モラハラ夫の外面はとても良い
特徴その4.モラハラ夫は家庭内のトラブルをすべて妻のせいにする
特徴その5.モラハラ夫は嫉妬や束縛がひどい
特徴その6.モラハラ夫はひねくれたお金に対する執着心がある
特徴その7.モラハラ夫は無視をしたり言葉で脅したりする

3-1.特徴その1.モラハラ夫は家ではいつでも否定的で疑問形の会話で妻に責任があるように感じさせる

「また餃子かよ…、たまには俺のために好きなものをつくってやろうとは思えないの?」
「酢豚なんて油っぽくて食えねえよ。俺が胃の調子が悪いのわからないの?」
「野菜ばっかり、俺はヤギじゃね~んだよ。肉体労働なんだからスタミナが必要だと思わない?」

夫の好物をつくっても文句を言われ、体のためにと野菜をつくればまた文句。料理に限らず、これが片付けや掃除、電化製品のスイッチなど目に入るものすべてに対して否定を続けるのがモラハラな夫です。奥さんがビクビクしてしまうのも当然でしょう。

また、モラハラ夫は「思えないの?」とか「わからないの?」など疑問形の会話が得意です。こういった疑問形の会話が繰り返されることで、奥さんは「自分が悪いのかもしれない・・・」とどんどん自分を追い詰めることになるのです。

3-2.特徴その2.モラハラ夫は自分の非を認めない

「お前が悪い。お前が俺を怒らせるようなことをするからだ!」

モラハラな夫は、明らかな非が自分にあったとしても絶対に認めることはありません。奥さんが言い返したりしても、あれこれと理屈を並べて攻め立てます。逆に、奥さんが何も言わずに黙っていれば、「黙るな!」とか「何か言え!」と怒鳴ります。

たまに、ごまかしきれない非があったとしても、それはそれでやっかいです。非を認めたとしても、その後「これでいいんだろ?」と必ず付け加えます。また、「その言い方はおかしいだろう!」とか「それはないんじゃないか?」と、話の論点をすり替えます。

3-3.特徴その3.モラハラ夫の外面はとても良い

「優しいご主人ね!」
「お忙しいのにご主人がテキパキ動いてくださるから助かるわ!」

このように、一歩外に出るととても優しい、そして良いお父さんという評価を得るモラハラ夫は少なくありません。家庭内での評価とは真逆で、むしろ、とてもできた人間だと周りから見えるのがモラハラ夫です。

ただし、そんなモラハラ夫は周りの評価を必要以上に気にしている、とても気の弱い人でもあります。

3-4.特徴その4.モラハラ夫は家庭内のトラブルをすべて妻のせいにする

「あいつ(子供)が不登校になったのは、お前の子育てが悪かったからだ。母親失格だ!」
「(子供の)この成績を見てみろ!お前の馬鹿がうつった!」

子供に問題があったのなら、その責任はすべて母親である奥さんにあると主張するのもモラハラ夫の特徴です。また、家庭内のトラブルすべてを妻のせいにする傾向があります。たとえば、奥さんが風邪をひいたりすれば「また仮病か…」と口にしたりします。また、なかには…

奥さんがケガをして包帯をしているのを見て…

「わざとだろっ?」
「死ねばよかったのに…」

こんなお話をお客様に伺ったことがあります。このように、トラブルに対しても不機嫌に反応するのがモラハラ夫です。

3-5.特徴その5.モラハラ夫は嫉妬や束縛がひどい

夫:「どこに行くんだ?」
「本当に一人なのか?」
「お母さんと一緒にと言ったが、本当は男と出かけたんじゃないのか?」

電話やメールで執拗に監視・束縛をするモラハラ夫もいます。それは奥さんが会社勤めをしているときも同じで、「今どこにいる?」「何をしている?」とメールがとどきます。また、仕事中でメールの返信が遅れるとすぐに携帯が鳴ります。

夫:「なぜすぐに返信しない!」
妻:「今、仕事中なの。後で…」
夫:「誰かそこにいるんじゃないか?」
妻:「会社だもの当たり前じゃない。」
夫:「やっぱり男か。浮気してるんじゃないか?」
妻:「もう、いい加減にしてよ。浮気した証拠でもあるの?」
夫:「浮気していない証拠を見せろ!」

監視・束縛をする嫉妬深いモラハラ夫だと、こんな堂々巡りなやりとりが繰り返されるようです。また、女友達はもちろん、姉妹や母親との外出すら許さないというお話も少なくありません。

3-6.特徴その6.モラハラ夫はひねくれたお金に対する執着心がある

「毎日洗濯をすると水道代がもったいない!」
「シャワーを出しっぱなしにするな!」
「玄関の門燈はつけるなと言っただろう!」

このように、ひどくケチなモラハラ夫もいます。また、私がいただいた相談では、「家族5人なのに生活費は3万円しかくれません」とか「生活費はお前がパートで働いて稼げ!」と口にする一方で、自分は服や車、趣味などにお金を惜しみなく使うというお話も多々ありました。

このように、お金に対する執着心が一般の方とは違うのがモラハラな夫です。

3-7.特徴その7.モラハラ夫は無視をしたり言葉で脅したりする

妻:「ご飯、なにを食べたい?」
夫:「・・・・・。ハァ~(ため息)」

妻:「明日子供の参観日なんだけど…」
夫:「・・・・・。チッ!」

自分の思い通りにならないことがあると、奥さんを無視したり威圧的な態度に終始するのもモラハラな夫の特徴のひとつです。こんなとき、話しかけるとため息や舌打ちをして、あからさまにイヤそうな目つきで奥さんを見て無視をします。その一方でキレると…

「誰に食わせてもらっていると思っている!」
「俺をこれ以上怒らせるなら出ていけ!」

などと、脅しをかけてくる傾向があります。

4.夫からモラハラを受けやすい妻の特徴

モラハラの原因(別記事)をお読みいただければわかりますが、もともと不機嫌な人たちだからこそモラハラ行為をしてしまいます。ですから、奥さんのタイプなどまったく関係なく、目や耳から入った情報すべてに不機嫌な気持ちが上書きされ、イヤな態度や言葉として表現されることになります。

「責任感が強い」とか「思いやりが強い」、「我慢強い」という傾向がある奥さんは、モラハラを受けやすい。などという意見がありますが、夫が不機嫌ならばどんな奥さんでもモラハラの標的になります。

5.夫のモラハラへの対処方法

夫のモラハラへの対処は大きくふたつあります。

ひとつは離婚に向けた準備。そしてもうひとつはモラハラの本質的な解決です。
どちらの道を選ぶのかは、被害者である奥さんの選択次第です。
どちらが正しいとか間違っているという問題ではありませんので、悔いのない選択をしてください。

5-1.対処方法その1.モラハラ夫と離婚を望むなら

私は離婚調停中や裁判中の奥さんから相談をいただくことも少なくありません。その経験では、モラハラな夫は離婚調停や裁判でもあれこれと難癖をつけたりと、ここでも問題解決は非常に時間がかかるケースが少なくないという事実です。そこで、離婚を望まれるなら最低限、次のことを心がけてください。

5-1-1.録音や日記など証拠を残す

モラハラは言葉や態度による精神的暴力ですから、離婚を望まれるのならこれらは必要不可欠です。証拠がなければ、モラハラ夫はいつもの通り自分に都合のよい言い訳に終始することになります。

証拠を残す方法

  • モラハラな夫の言動をボイスレコーダーに録音する
  • メールやLINEの文面を保存する
  • 携帯電話での会話を録音する
  • 夫が物にあたったり壊したりしたら写真をとる
  • 日記などに記録する

たとえば、私がいただいた相談では、モラハラな夫の長所である外面の良さにより、離婚調停員にとても気に入られたケースがありました。このとき、証拠が不十分だったため、あたかも奥さんに否があるかのような調停案が示されました。

離婚はたいへんですが、現実問題として離婚後の女性の生活はなおさらたいへんです。証拠が十分でなければ、逆に慰謝料を支払うことになったというケースも少なからず聞いています。まずは、証拠をしっかり残しましょう。

5-1-2.弁護士などの専門家に相談する

財産分与や慰謝料、親権、子供への面会権など、不機嫌なモラハラ夫は次から次へとあれこれ要求をしてきます。その対応を被害者である奥さんが続けるのは、私は精神的・肉体的な面からもムリだと経験上考えています。そこで、弁護士などの専門家に相談をしましょう。

なかには「はじめから弁護士は敷居が高い」という方もいらっしゃると思います。
そんな方は「法テラス」に相談してみましょう。
法テラスでは、解決に役立つ法制度や地方公共団体、弁護士会、司法書士会、消費者団体などの関係機関の相談窓口を無料で案内してくれます。また、無料法律相談や必要に応じて弁護士・司法書士費用などの立替えを行ってくれます。

5-2.対処方法その2.モラハラを解決したいのなら夫に次のような対処をしましょう!

私はすでに十数年以上前から、モラハラという言葉が知られるずっと以前から言葉や態度による精神的暴力について解決のアドバイスをして参りました。その経験から、次のようなアプローチをオススメします。

5-2-1.十分かつ幅広く栄養をとらせる

はじめの一歩はアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養をサプリメントなどを利用して十分にとらせることです。私の経験では、このアプローチだけで3割のモラハラは「今までの夫は何だったの?」そう思われるほど変わってくれます。

また、約2割の方は、怒鳴ったり無視をしたりというひどい言動はなくなっています。騙されたと思って、一度お試しになることをオススメします。

なお、サプリメントなどをとってとお願いしても、それを受け入れないのがモラハラ夫です。できれば食事に混ぜ、モラハラ夫に気づかれずに栄養をとらせるようにしましょう。

5-2-2. 実家などに帰ってみる

仕事で外食がほとんど、単身赴任で食事は別など、栄養をとらせることができないのなら、実家などに帰ることをオススメします。

実は、私は加害者であるモラハラな夫から、「自分の言動を治したい!」という相談もいただいてきました。そしてそのほぼすべての相談は、奥さんが家をでたことで自分の非を認めたというお話でした。

逆に、奥さんが家庭にいる状態で夫から相談をいただいたケースは数えるほどしかありません。栄養をとらせることができないのなら、いったん家を出てみましょう。

5-2-3.体調不良を改善する

残念ながら、栄養だけでモラハラが解決できるのは3~5割です。それ以外のケースは、モラハラ夫の体調不良を改善することが必要です。

ここで重要なことは、体調不良へのアプローチは体全体でなければいけません。頭痛に頭痛薬、胃のもたれに胃薬という対処では効果がないとお考えください。

なお、私が漢方というアプローチで成果を上げていることから、鍼灸や整体、カイロプラクティック、ストレッチなど、体の緊張をほぐすようなアプローチでも効果があると思います。とにかく、体の不調を改善してあげましょう。

まとめ

モラハラな夫はいつも不機嫌である一方で、他人の評価を気にするとても弱っている人たちでもあります。ですが、いつも寝食をともにする奥さんには、まさに悪魔のような存在でしょう。そしてそんな奥さん方に私が伝えたいことは、たったひとつです。

今のまま、何の行動もおこさずにいたら同じ結果、モラハラ夫に悩まされ続けることは明らかです。
そして、今の状況を何かしら変えたいのなら、やり方を変えてみることが必要です。ぜひ、後悔のない選択をして、今すぐ行動してください。

モラハラは被害者の人生を台無しにするほど、とても大きな問題です。
一人で悩んでいても解決できませんから、真剣に解決を望んでいる方は私の著書をお役立てください

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もしあなたがモラハラについて「縁を切りたい!」「離婚をしたい!」という解決策を探しているのなら、残念ですが私の著書はお役に立てません。

しかし、モラハラを本質的に解決したい。穏やかな日々を取り戻したい。そう願っているのなら、私の著書「モラハラ&DV夫の怒り・イライラを消す方法」 をお役立てください。

著書をお読みになればわかりますが、モラハラの解決に必要な手立てとはとてもカンタンです。多少の温度差はありますが、どんなご家庭でもすぐに行動に移すことが可能です。また、心理学のような特別なテクニックなどまったく必要ありません。

さらに、2012年に著書が発売されてから、私はさらに多くの経験を積み重ねることができました。したがって、モラハラ対策は〝さらに″進化しておりますAmazonの電子書籍ではその進化したモラハラ対策もご紹介しております

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Posted by sinsd