10日間チャレンジを試したが変化が見られません!
「10日間チャレンジをやってみましたが、
残念ながら、あまり変化はありません!」
先日、あるお客様から冒頭のようなお話をいただきました。が、再三にわたって申し上げていますが、このお客様(子供の起立性調節障害)もまた、何をもって良くなっているのか?その判断が間違っていました。
したがって、もし相談を申し込んでいなかったのなら、
せっかく良くなっていたのに
良くなっていない。そうカン違いし、
やめていたのかもしれません。
例えば、このご相談のなかでわかったのは、たった10日間で…
・ゲームしかやらなかった
→ 本を読むようになった
・話しかけてもスルーがほとんど。良くて返事は単語。
→ スルーされることがなくなり、文章で返事がきたこともあった。
・毎晩、寝付くのに2~3時間かかっていた
→ 1時間くらいで眠れるようなっていた
・下痢 → なくなっていた
・極度の手足の冷え → なくなっていた
「あまり変化がない!」
そんなことを口していたお母さんですが…
「学校にも行けていないし、
朝もまだ起きれていないから…
でも、良くなっていたんですね!」
ひとつひとつ確認したことで、そんな風におっしゃってくださいました。
◆ 親という字は…
「親」という字は「木」の上に「立」って「見」と書きますが、子供を心配してストレス状態が続くと、お母さん方はそれができなくなります。
木から降りて子供に反応してしまう。そんなケースがほとんどです。
逆に、木の上から子供を「観れて」(観察)していれば、上記のような・読書 ・返事 ・睡眠 ・下痢 ・冷えといった、子供の改善が理解できるはずです。
でも、こういったことも仕方のないことなのだと私は思います。
なぜなら、私たちの生活は矛盾だらけになっているからです。
例えば、当社は多くの資料請求をいただき、半数くらいの方からさまざまな質問をいただきます。ですが、ほとんどの質問にお返事ができません。
なぜなら、質問が質問になっていないからです。
想像ができると思いますが、体の不調に対して「正解」の答えはありません。まして、脳の働きなどに「正解」を求めることなどできません。
しかし、お客様から「正解」を求めます。
今回の件で言うなら、お客様の「正解」は
・朝、すっきり起きれるようになる
・学校に登校するようになる
です。
※ ただし、登校するようになるとほとんどのお母さんは「まだ成績が…」になりますが…笑
ですが、問題解決には残念ながらそんな「奇跡」はあり得ません。
あるのは、今回のような「軌跡」です。
木の上から立って見て、「これとこれが改善している」
それをもって、「良くなっている」と信じること。
もし、悪くなっているように感じたら、もう一度木の上に立って見ることです。
そこで、良くなっている事実が確認できたのなら、その「悪くなった」という事実は、
改善過程における体の変化
もしくは、
その前に何か体や脳が反応する物を食べた
ほぼ、このふたつしかありません。つまり・・・
「病気(問題)」と「健康」は二面的なものではなく「レベルの差」です。
病気と健康はつながっているからこそ、良い変化が確認できれば、それは健康に近づいていることになります。
おそらくですが、私よりもお客様がどんな道程を重ね、改善に向かっていったのか?
それを克明に観察し、記録している人間などいても日本に2~3人でしょう。
お客様に、そんな私をうまく使ってほしい。
それが私の希望であり、そのために当社ではふたつのサービスをご用意しています。
◆個別相談
◆勉強会
◆ 個別相談
個別相談も3つの方法があります。
・当社に来店して相談室にて面談
・出張面談(東京および大阪)
・電話相談
◆ 勉強会
新サービスですが、1月より東京で開催する予定です。
もともと、うつや発達障害、起立性調節障害、モラハラなど個別テーマでセミナーを開催していましたが、
「賢い脳の作り方を学ぶ会」
という形で、参加者がご自分の悩みを明かせずに時間を共有できるように企画しました。
残念ながら、私の想定以上に参加希望者が少なかったので現在は東京のみ、1か月に1回の開催となります。希望者が増えれば、大阪や地元静岡での継続開催をしたいと考えています。
また、人数が集まるのなら、全国各地でスポット的な開催も可能です。
「参加してみようかな?」
という方がいらっしゃれば、以下よりご確認ください。
私が「どんな生き物なのか?」一度「観察」してみるのもいいかもしれません。
初めての方は、私のイメージが一変すると思います。(悪い意味で?)
きっと、元気になるよ!