日本の産院では、赤ちゃんが産まれるとすぐにヘソの緒を切りますが、これも詐欺の可能性が高い!
長らくお待たせしましたが、「本当の妊活!‐もう、不妊治療で悩む必要はありません。」を書き終えることができました。誤字脱字のチェックおよび本の表紙を作るため、3月初旬ごろAmazonにアップロードできる予定です。
本を書いていて、私はあることに氣づきました。
赤ちゃんが生まれると、産院ではヘソの緒を切ります。
このヘソの緒と胎盤は、赤ちゃんとお母さんを結ぶ免疫の最前線です。また、臍帯血には造血幹細胞が豊富で、白血病などさまざまな難治性の疾患治療で造血幹細胞移植治療が行われているのはご承知の通りです。
今回、本を書くに当たり調べて驚いたのは、出産時、ヘソの緒は動いて赤ちゃんに臍帯血を送り続けていること。そのため、イギリスなどは少なくとも産まれて3分はヘソの緒を切らないこと。また、日本でも助産院では3分どころかヘソの緒を切ることもせず、自然に脱落を待つという事実を知りました。
繰り返しますが、臍帯血には造血幹細胞が豊富であり、産まれてしばらくはそれを赤ちゃんに送り続けています。この臍帯血、どうやら赤ちゃんのヘモグロビン生成に重要な役割を果たしているようです。
・What You Should Know About Delayed Cord Clamping After Birth(出産後の臍帯結紮の遅延について知っておくべきこと)
胎児では胎盤からの酸素供給を受けて胎児ヘモグロビンが酸素を全身に送りますが、出生後はその働きが無くなり通常のヘモグロビンに切り替わるようです。上記サイトによると臍帯血が多いと胎児ヘモグロビンから通常のヘモグロビンへの移行がスムーズになるようです。ヘモグロビンが不足すれば酸素供給が減りますから、特に赤ちゃんの脳機能へダメージを与えることになります。
以上のことから、「ヘソの緒をすぐに切らない」産院や助産院で出産されることが望ましいと思われます。