不登校も起立性調節障害も生活習慣病! – 体とこころを蝕んだ食生活の変化とは…?
この記事を読んでいる人の多くは「子どもが不登校」、もしくはご家族の誰かが「起立性調節障害(朝起きられない)」でお悩みの方だと思います。また、読んでいる方の多くは大人でしょう。
上記が当てはまるあなたは以下のような問題を複数抱えているはずです。
・鼻炎や喘息、アトピーなどアレルギーがある
・足が浮腫む
・朝起きが苦手
・パートなど仕事をして帰ると、一旦休まないと家事ができない
・疲れやすい
・些細なことでイライラ・クヨクヨ・ネガティブになる(感情がコロッと変わる)
・夫婦喧嘩もしくは親子喧嘩が毎週のようにある
・目が悪い(近視やドライアイなど)
おそらく、この記事を読んでいるのがお母さんなら、上記7つの指摘の5つ以上は当てはまると思います。また、半数以上の方はすべてが該当するはずです。
なぜなら、これらの原因もまた「生活習慣病」です。
お母さんが作ったものを子どもが食べ、起立性調節障害や不登校になる。また、同じものを食べたご両親は情緒が乱れ、親子喧嘩や夫婦喧嘩をするようになるし、
前回の記事「起立性調節障害患者はアレルギーと近視も併発している – データは、数字は嘘をつかない」で不登校も起立性調節障害も鼻炎などのアレルギーも近視も「生活習慣病」と指摘しました。
したがって、不登校や起立性調節障害、アレルギーなどが改善するアプローチを続けると、喧嘩もしなくなるし、感情も明るく穏やかになるし、疲れにくくなるし、足が浮腫まなくなるし、ドライアイなども改善します。
不登校や起立性調節障害で悩む本人に至っては現状、機嫌が悪くなることが多いと思いますが、朝起きの改善とともに必ず明るく元気に、また素直になります。また、必ず記憶力や理解力が高くなります。つまり、頭が良くなります。
重要なポイントなので繰り返し強調しておきますが…
・不登校=こころの問題
・夫婦喧嘩は性格の不一致
・疲れやすい=体力の問題
・足の浮腫み=リンパ液の流れが悪い
・起立性調節障害=病気 と 各種アレルギー=病気は別々の病気
世間一般には別々の問題だとされていますが、すべて同じベクトルで改善・解決が可能だったのです。要は、「病名」で考えるとわかりやすいのですが、ラベリングされた「記号」で私たちは「洗脳」されていたにすぎません。
日本人の食生活はどう変化してきたのだろうか?
私は今年還暦を迎えましたが子どもの頃(1970~1990年)、鼻炎やアトピー、起立性調節障害などという単語は聞いたことがありませんでした。うつ病や発達障害、適応障害という言葉も同じです。
一方で、2,000年以降は次から次へと新しい病気が作り出されていることになります。
ということで、ここ50年の間の食生活にどんな変化が起きているのか?また、コロナ禍ではどんな事が起きていたのか?簡単に見てみましょう。
魚離れ
隣町がカツオで有名な焼津市であり、母の出身地でもあったこともあるのか?私は魚が大好きです。が、主に若い人たちの魚離れが進んでいるようです。
また、東日本大震災が起きた2011年、1人当たりの肉の消費量が魚を上回りました。
週に何回魚を食べますか?
以下では魚を食べる回数のアンケート結果です。左から「ほとんど食べない」「週1回くらい」とあります。
おそらくですが、左から3番目の「週2回くらい」を含めた全体の8割近くは朝起きが苦手でしょう。
また、「週1くらい」の人は「朝起きられない」だけでなく「アレルギー」、情緒面の問題を抱えていることでしょう。これは大人も同じで、女性なら足が浮腫む、疲れやすい。ご夫婦なら夫婦喧嘩が多いと思います。後、浮気も該当する人が多いでしょう。
「ほとんど食べない」となると起立性調節障害や不登校、アレルギーだけでなく「発達障害」や「適応障害」、「知的障害」と診断されている人も多いでしょう。大人の場合もうつ病やパニック障害などの精神疾患、片付けられない(ゴミ屋敷含む)や子どもへの虐待、DV、経済的DVなども多いでしょうね。
なお、週に3回以上魚を食べれば朝起きられるようになるわけでもありません。また、不登校が治るわけではありません。食べている魚の種類も重要なポイントです。が、それはまた別の記事でご紹介します。
外食や中食、内食の変化
私が子どもの頃、外食といったら寿司屋さんの寿司くらいでした。田舎だったこともあり、ファーストフードも中学生になってはじめてマックを食べました。が、当時のハンバーガーは300円くらいしたので、お小遣いが少なかった私は月に1回行けるかどうかでした。また、アイスなどはお菓子屋さんで売られていましたが、何月かはっきり覚えていませんが冬には冷凍庫に鍵がかかって買えませんでした。
外食や中食とは?
家の外で食事をすることを「外食」。家庭で作った食事をとることを「内食」。中食とはその中間にあたり、スーパーやコンビニなどで売られている出来合いのお惣菜、デリバリーのお弁当やピザ、他にも冷凍食品、パン屋さんのパンなど幅広い食品を中食と呼びます。
中食はどれだけ利用されるようになったのか?
以下は2024年度の惣菜白書ですが、惣菜の売り上げは2013年度比で2022年は117.6%に成長しています。一見、さほど中食市場の成長は緩やかなものに思えますが…
実は、惣菜白書は冷凍食品やレトルト食品などは対象外です。
冷凍食品の売り上げの推移
以下は少し古い統計ですが、冷凍食品の売り上げは平成19年(2007年)には昭和55年の倍以上に成長しています。
コロナ禍の冷凍食品やカップ麺の売り上げは?
コロナ禍、冷凍食品の売り上げは大幅に増えました。なんと、2022年はコロナ前より20%以上成長しています。
カップラーメンについての意識調査 コロナ禍で購入41%増加、月1回以上の購入は62%によると、 カップラーメンを好きだと92%が回答。41%の方がコロナ前と比べて、在宅勤務などの普及により購入頻度が増えたとしており、月に1回程度以上の購入率は56%から62%と数字を伸ばしているそうです。
まとめ
ほとんどの日本人の食生活は50年前と別物である。そう言い切っても、それほど言い過ぎではないでしょう。また、食の欧米化を指摘されていましたが、それにプラスして加工食品の利用増加が起きています。
コロナ禍、冷凍食品やカップ麺の売り上げが大幅に伸びていました。
同じように、コロナ禍では不登校が激増しています。
では、なぜ食の欧米化や加工食品の利用が不登校に繋がるのか?
起立性調節障害やアレルギー他、さまざまな病気の原因となるのか?
次回の記事以降、少しずつ明らかにしていきますので今しばらくお待ちください。
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