ラケシスAに遺伝子組み換えの成分が使われている?非常に残念な商品と指摘された…

以下のようなコメントをいただきました。叱咤激励だと受け取っていましたが、

その後の私とのやり取りから、どうやら単なる弱い者いじめが目的だったと感じています。

アスタキサンチンの機能と応用

まず、アスタキサンチンの利用には次のような規則があります。

 

アスタキサンチンには主に三つの用途があり、一つは養殖魚類用の飼料用途である。飼料用には、合成アスタキサンチンが主に利用されている

他の用途は、サプリメント、一般食品と化粧品である。

食品用途および、化粧品用途では、合成アスタキサンチンが利用できないことから、主にヘマトコッカス藻から抽出、生成されたものが利用されている。

アスタキサンチンの機能と応用より引用

つまり、サプリメントに利用されているアスタキサンチンに遺伝子組み換えは利用できません。また、当社のラケシスAで使用するアスタキサンチンについて、アスタキサンチンの機能と応用で次のように記されています。

アスタリールはヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンの国内唯一のメーカーである富士化学工業グループが販売する天然アスタキサンチンのブランドである。

機能性素材として食品や化粧品の分野でアスタキサンチンを用いる場合には、天然由来のものだけが使用を認められており、有用な供給源として、オキアミのほか、ファファア酵母や微細藻類などがある。(中略)

商用生産されている天然アスタキサンチンの大部分はヘマトコッカス藻由来のものである。

アスタキサンチンの機能と応用より引用

こういったことを説明しましたが、この科学者の方は次のような返答をしてきました。

私は専門家のこういった対応を「逸らし!」と呼んでいます。笑

例えば、私は20年以上前から「ガンの寛解」についてお客様にアドバイスしてきました。また、現実に末期ガンを寛解された方もいますし、末期ガン宣告から10年以上元気に生活された方も少なからずいらっしゃいます。

さらに、私の両親はふたりとも末期ガンで余命3カ月と宣告されましたが、亡くなる数日前まで5年以上元気に生活しました。母など、その5年間で10回以上の海外旅行を含めて旅行三昧し、主治医が私に次のように声をかけたほどでした。

 

「お父さんの時も驚いたけど、マレに末期ガンと宣告した後も長生きする人がいるから偶然だと思っていたんだけど本当に漢方効くんだね。旅行のたびにお母さんからお土産いただくけど、本当に元気だよね。診察終わったらどんなことやればいいのか?時間とって教えてください。」

 

こういった事実の積み重ねがありましたので、私は同窓会などで医者になった同級生(20人以上)に会った際にガン治療について何度か聞いた(議論しようとした)ことがあります。すると、彼らの反応は例外なく同じでした。

「ふ~ん、それって民間療法だろ…」

毎回、誰と話してもいつも同じ反応で、以上お終い。

そこで、ある同窓会の席で医者たちに聞きました。

「お前ら、本当の治療方法の話になったら『それって民間療法だろ…』って言うように授業で教えられているじゃね~?」(私は医者になった同級生よりずーーーっと威張っていたので…笑)

すると、彼らはこの質問に対しても無反応でした。

だから、私は20年以上前から、専門家は都合が悪いことを指摘されると「逸らし」を使う。医師と患者の関係だと医師(専門家)は怒り出す理由を知りました。ほとんどの医者が、患者のことより自分のプライドや経済面を優先していると。

だから、私は「専門家」を語る人には近づきません。そして、私は専門家ではありません。私は実務家です。

私は薬剤師の資格を持っていますが、仕事は薬剤師ではありません。

では、「どんな仕事をしているのか…?」と聞かれたら、私は返事に困り十数年前から次のように答えるようにしています。

「鈴木邦昭という仕事をしています。」

私は自分がやっていることがすべて正しいとは言いません。ですが、常に朝令暮改を続けてきました。

論文を読み漁り、自分の頭で考える。その中で良いと思われたことを試す。うまくいかなかったら別のやり方を試す。良い結果が出たら家族に試す。また、家族に良い結果が出たらスタッフに試す。そこでもうまく行けば、長くお付き合いいただいているお客様に試していただく。

ここまで良い結果が出たら、他のお客様方に告知する。

私は、こういった試行錯誤を続けてきました。

だから、私は逃げる必要はありません。専門家ではなく、実務家ですから。

(追記)

お客様に「これ違ってた!」と、謝ることも何度かありました。例えば、以前は今のように植物油脂に対する

アスタキサンチンの機能

脳内老化制御や認知機能など脳機能から、糖尿病などの生活習慣病予防、眼の調節機能、アレルギー抑制、美容面まで、アスタキサンチンは今ではさまざまな用途で利用されるようになっています。が、はじめは養殖魚で使われる「色」でした。

サケやマス、タイ、ハマチなどの養殖魚の色揚げ剤として利用されるようになりましたが、ここで使われるのは安価な合成アスタキサンチンでした。

強力な抗酸化作用の発見!

1982年、アスタキサンチンの一重項酸素消去活性が発見され、アスタキサンチンは単なる「色」から卒業することになりました。また、それ以降次々とアスタキサンチンの抗酸化作用が明かされました。

一重項酸素消去はビタミンEの約550倍、β-カロテンの約40倍、脂質過酸化抑制はビタミンEの約1000倍。

このことから、イクラにアスタキサンチンが豊富な理由が明かされました。

アスタキサンチンは細胞膜(脂質二重層)を貫通するように入ります。ビタミンEやβ-カロテンより広範囲で細胞を酸化障害から守っています。

出典元:アスタキサンチンってなんだろう?

以上のような機能性を有するアスタキサンチンを利用するには、サケなど食材から抽出するだけでは所要量が足りません。そこで、ヘマトコッカス藻を大量培養して利用されるようになりました。

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私は中骨水煮を120缶ほど備蓄しました。

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安全性について

健常人におけるヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン含有ソフトカプセル食品長期摂取の安全性 松山 明正, 高橋 二郎, 板倉 弘重 2010 年 7 巻 1 号 p. 43-50

抄録

健常人 15 名が 12 週間の長期にわたり連日ヘマトコッカス藻抽出物(アスタキサンチン 9 mg 含有)を摂取したときの安全性について検討した.摂取前,4 週後,8 週後,12 週後に,医師による診察を含む理学的検査,血液学的検査,血液生化学的検査および尿検査を行ったところ,臨床上問題となるような変動は生じなかった.以上より,ヘマトコッカス藻抽出物(アスタキサンチン 9 mg 含有)を 12 週間に渡り摂取しても安全性において問題ないと考えられた

ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン:アスタリールの安全性 高橋 二郎, 本江 信子,他 2015 年 12 巻 1 号 p. 9-17

抄録

赤色のカロテノイドであるアスタキサンチンは,優れた抗酸化作用や様々な生理作用を有すことが知られることから,機能性健康食品素材として注目されている.これまで約 10 年の間に,アスタキサンチンに関する臨床試験が数多く実施され,その中で食品としてのアスタキサンチンの安全性が報告されている.本総説では,これら安全性に関する臨床試験の報告と,遺伝毒性及び急性・亜慢性毒性等の毒性試験の報告を,効能研究及び安全性試験の報告が最も多いヘマトコッカス藻由来アスタキサンチン製品である,富士化学工業のアスタリールを中心にまとめた.更に,最新の研究に基づいて,医薬品との相互作用に関与する薬物代謝酵素へのアスタキサンチンの影響を考察した.ヘマトコッカス藻由来アスタキサンチンであるアスタリールの安全性は,多岐に渡るエビデンスにより確立されている

生産方法

緑藻ヘマトコッカスによるアスタキサンチンの生産とその利用 西田 康宏 2012 年 12 巻 10 号 p. 525-531

アスタキサンチンとは,自然界において甲殻類,魚類,鳥類などの幅広い生物に認められるカロテノイドに属する美しい赤橙色を示す色素である。従来からアスタキサンチンは魚類・家禽の色揚げ剤として養殖産業で利用されてきたが,1980年代後半からアスタキサンチンの優れた脂質過酸化抑制作用,一重項酸素消去能が報告され,1990年代初めにヘマトコッカス藻を用いた大量培養による天然物由来によるアスタキサンチンの商業生産方法が確立されて以降,ヒト用途への利用が期待されるようになり,アスタキサンチンの生理活性などが盛んに研究されるようになった。

その結果,多くの有用な機能性が見出され,サプリメントなどの機能性食品や化粧品等,多岐にわたる用途に使用されつつある。本稿では,微細藻類であるヘマトコッカス藻によるアスタキサンチンの生産やアスタキサンチンの有用性の一つとして挙げられる,メタボリックシンドロームなど生活習慣病や代謝に与える影響について紹介したい。

抗糖尿病作用

2型糖尿病のモデルdb/dbマウスを用いて、アスタキサンチンが糖毒性の軽減作用、糖尿病合併症である腎症の発症抑制効果などを示すことを見出した。

6週マウスにアスタキサンチンを投与(混餌0.02%)した結果、18週齢時の随意血糖値には大きな影響を与えなかったが、糖負荷試験後のインスリン分泌は普通食群に比較してアスタキサンチン投与群で明らかに増加し、糖負荷2時間後の血糖値はアスタキサンチン群で優位に低下していた。

(中略)以上の結果は、高血糖状態による膵β細胞インスリン分泌の低下(いわゆる糖毒性)をアスタキサンチンが軽減している可能性を示唆しているものと考えられた。

アスタキサンチンの機能と応用より引用

運動に与える影響

アスタキサンチン食群では、急性運動負荷24時間後の筋損傷マーカーであるCPKの上昇を優位に抑制しただけでなく、筋肉に湿潤する好中球数を優位に抑制していた。さらに、参加損傷マーカーである8-OHdG(参加修飾DNA)や4-HNE修飾タンパク質が大将軍で増加していたが、アスタキサンチン群では優位に抑制されていた。このようなアスタキサンチンによる運動パフォーマンスの工場作用については、スポーツアスリートを対象とした臨床的エビデンスが検証され、その有効性が報告されている。

アスタキサンチンの機能と応用より引用

抗酸化作用を有したサプリメントの摂取が身体的疲労度及びスポーツパフォーマンスに与える影響 須藤 明治 , 山田 健二, 矢澤 一良 2019 年 16 巻 1 号 p. 21-26

本研究はサプリメント(以下; V7, 成分; アスタキサンチン,還元型コエンザイムQ10,ロイシン,アルギニン,シトルリン,DHA,クリルオイル)とプラセボ(成分; サラダオイル)を30日間摂取させた時の主観的な疲労度とパフォーマンスレベルを検討した.

被験者は体育系大学女子ソフトボール部に所属する19名とした.

その結果,V7群におけるPREとPOSTの変化では,脚の疲労度背中の痛み肌のシミ,50m走において統計上有意に向上していた.

V7とプラセボのPOSTの比較では,脚の疲労度,膝関節と股関節の痛み,肌のハリと美白,物忘れ,眼精疲労において統計上有意にV7が高値を示した.V7におけるPREとPOSTの変化率では,脚の疲労度,股関節と背中の痛み,肌のくすみ,眼精疲労,合計点において統計上有意に向上していた.

抗肥満作用

アスタキサンチンが脂肪細胞の脂質代謝に及ぼす影響 *望月 美也子, 長谷川 昇, 他

【目的】
アスタキサンチンは、カロテノイドの一種であり、エビやカニの殻、鮭の身などに含まれている赤橙色の色素である。既に、肥満マウスにおいて、アスタキサンチンの抗肥満作用が報告されているが、細胞レベルでのメカニズムの検討は行われていない。
そこで本研究では、3T3-L1脂肪細胞を用いて、細胞増殖の程度と脂質代謝に及ぼす影響を明らかにするために行われた。

【方法】
細胞増殖に及ぼす影響を調べる際には、3T3-L1細胞を培養し、アスタキサンチンを添加して、細胞がconfluenceに達するまでの経過を観察した。脂質代謝に及ぼす影響を調べる際には、細胞がconfluenceに達した時点で、インスリンを培養液に加え、脂肪細胞へと分化させた。充分に脂肪を取り込んだ細胞に、アスタキサンチンを添加し、取り込まれた脂肪がどのように変化していくかを観察した。

【結果・考察】
3T3-L1細胞を培養し、あらかじめアスタキサンチンを添加しておくと、前脂肪細胞の増殖を有意に減少させた。一方、充分に脂肪を取り込んだ成熟脂肪細胞に、アスタキサンチンを添加すると、コントロールに比べ蓄積脂肪が減少し、細胞質グリセロール量が増加する傾向がみられた。
以上のことから、アスタキサンチンは、脂肪細胞の増加を防ぎ、成熟脂肪細胞の蓄積脂肪を積極的に分解することが明らかとなった

 

肩こり

アスタキサンチン含有ソフトカプセル食品の肩血流量及び肩凝りに対する影響 塚原 寛樹, 小池田 崇史,他 2008 年 5 巻 1 号 p. 49-56

肩凝りを強く訴える成人健常者 13 名(男性 3 名,女性 10 名)を対象に,アスタキサンチン含有ソフトカプセルの肩凝りに対する効果をオープンラベル法で探索的に検討した.アスタキサンチン 3 mg 含有ソフトカプセルを 1 日 2 カプセル,4 週間摂取させ被験者アンケートと肩血流量の変化で肩凝りに対する効果を評価した.その結果,摂取前後の比較で「肩の凝り」,「体の疲れ」,「いらいら感」,「手足の冷え」,「眼の疲れ」および「眼のかすみ」の自覚症状で有意な改善が認められた.また,レーザードップラー血流画像測定の結果,摂取後に有意な血流量の増加がみられた.安全性の確認のために摂取前後で血液検査を実施したが,臨床上問題となる異常変動はみられず,また試験食品に起因する有害事象も認められなかった.以上のことよりアスタキサンチンの摂取により,肩血流量が増加し,その結果肩凝りなどの自覚症状が改善する可能性が示唆された

予防医学

・補完代替医療素材としてのアスタキサンチン 板倉 弘重, 高橋 二郎, 北村 晃利 2008 年 5 巻 3 号 p. 173-182

アスタキサンチンは,広く天然に存在する赤色のカロテノイドの一種であり,一重項酸素消去および抗脂質過酸化活性などの優れた抗酸化作用を有する.近年さまざまな生理活性が報告されるようになり,健康食品および化粧品素材として普及しつつ,予防医学の領域においても注目されている.本稿では,アスタキサンチンの由来,他のカロテノイドとの比較,化学的特長に触れつつ,抗脂質過酸化活性,抗炎症,血流改善,メタボリックシンドローム改善,眼精疲労改善,ピロリ菌抑制,脂質代謝改善,筋肉疲労改善,美肌効果,男性不妊症改善などの機能性,さらに体内動態および安全性についての細胞,動物試験,および臨床試験などの結果を取り上げ,補完代替医療素材としての可能性を紹介する.

美容効果

アスタキサンチン含有飲料の肌におよぼす影響 塚原 寛樹, 松山 明正,他 2016 年 13 巻 2 号 p. 57-62

目的:アスタキサンチン含有飲料の肌におよぼす影響を検討する. 方法:肌の衰え(加齢による肌のたるみ,肌の乾燥など),肌のくすみが気になる30歳以上50歳未満の日本人女性を対象に試験を実施した.試験結果を客観的に評価するために,二重盲検法による群間比較を行った.被験者20名をアスタキサンチン含有飲料(アスタキサンチン3 mg含有)摂取群とプラセボ飲料摂取群(対照群)に無作為に割り付けを行い,試験食品摂取前,試験食品摂取4週後および8週後に紅斑,皮膚水分量,皮膚水分蒸散量,皮膚粘弾性,顔面画像解析(VISIA)などについて評価を行った.

結果:群間比較において,皮膚水分量,皮膚水分蒸散量,皮膚粘弾性,紅斑およびキメの項目でアスタキサンチン含有飲料群がプラセボ飲料群に比較して有意に優れていた

結論:アスタキサンチンは肌のバリア機能の障害を抑制し,肌の保水力を維持し肌の乾燥を緩和すると同時に,紅斑,皮膚粘弾性,キメに対する効果を有すると考えられた.試験食品に起因すると考えられる有害事象はみられず,アスタキサンチン含有飲料は肌にとって有用な飲料であると考えられた.

2-V-13 活性酸素による皮膚細胞傷害に対するアスタキサンチンの効果(一般演題要旨,日本ビタミン学会第64回大会講演要旨) 池田 弥子, 高橋 加奈子,他 2012 年 86 巻 4 号 p. 287-

培養皮膚線維芽細胞において、紫外線照射することにより工型コラーゲン遺伝子発現量の減少およびマトリックスメタロプロテアーゼ1(MMP1 )遺伝子発現量の増大が認められた。このことから、コラーゲン発現量の減少だけでなく、分解も促進されることが示唆された。

ところが、紫外線照射前にアスタキサンチン含有リボソームを添加した場合、これら遺伝子の発現変動が抑制された

このことから、アスタキサンチンはコラーゲン維持に関与する両遺伝子の発現レベルを正常化することで皮膚保護を行っていることが示唆された。

精子運動率

暑熱期における種雄豚へのアスタキサンチン含有飼料の給与が精液性状および液状保存後の精子運動率に及ぼす影響 山口 昇一郎, 岡本 愛弓, 岡田 徹 2017 年 54 巻 4 号 p. 161-167

暑熱期において,種雄豚では精液性状の悪化が問題となっている。本研究では,抗酸化作用を有するアスタキサンチン含有飼料を暑熱期(6〜8月)の種雄豚に給与して,精液性状に及ぼす影響について検討した。

試験区は,市販の種豚用飼料を給与した対照区(n=3)と種豚用飼料にアスタキサンチン含有混合飼料を50〜100g添加したアスタキサンチン区(n=4)とした。採取した精液は,モデナ液で希釈し,15℃で保存した。希釈精液は,1,3,5および7日保存後に38℃で培養して継時的な精子運動率を観察した。

2か月間アスタキサンチン含有飼料を給与したところ,精子運動率,精液量,精子濃度,総精子数および精子奇形率について対照区と有意差は認められなかった(P>0.05)。また,希釈精液を1,3,5および7日間保存後に5時間まで培養した時には,保存1,3および5日間には試験区間で有意差は認められなかった。

しかし,7日間保存後に5時間培養した場合において,アスタキサンチン区の精子運動率が対照区に比べて有意に高かった(P<0.05)。以上のことから,暑熱期の種雄豚へアスタキサンチン含有飼料を給与することにより,液状保存後の希釈精液の品質が維持できることが明らかとなった。

6ヶ月齢のスポーツ犬におけるアスタキサンチンの免疫能と運動能力に及ぼす影響 Hsinying Lin, Marco Narducci, 他 2017 年 20 巻 Suppl 号 p. suppl_49-suppl_50

アスタキサンチン(ASX)は強力な抗酸化作用を有するカロテノイドの一種で、近年、動物モデルだけではなく、ヒト臨床でも様々な生理作用が証明された。

本試験では、ヘマトコッカス藻由来ASXを6ヵ月齢子犬に連続32週間摂取させ、血液生化学検査、発育及び運動パフォーマンスに及ぼす心血管機能を調査した。

その結果、ASXは白血球とリンパ球とも正常範囲内において対照群より有意に高値を示し、更に酸素を運ぶヘモグロビンも増加、運動後の乳酸値と安静時心拍数は対照群より低く、大腿部サイズや体重などの発育状況は対照群より有意な改善を示した。これらの結果は、ASXは子犬から若犬における免疫機能、発育及び運動後の回復力の改善を示し、成犬になってからのパフォーマンスを向上させる可能性を示唆した

ガン

ストレス負荷マウスにおけるがん転移促進に対するアスタキサンチンの抑制効果 楊 志博, 浅見 純生,他  1997 年 50 巻 6 号 p. 423-428

アスタキサンチン投与によるストレス負荷におけるがん転移の促進に対する優位な抑制効果を明らかにした

このがん転移抑制のメカニズムとして、ストレスにより惹起(じゃっき)された肝臓における過酸化脂質の増加が緩和されることや、過酸化脂質により低下した宿主免疫のエフェクター因子であるNK細胞活性が改善されることなどが考えられる。

また、今回の実験によりアスタキサンチンはストレスに起因するフリーラジカルの関与による免疫機能の低下を緩和することにより、ストレスで誘発された多種多様な疾患の予防に役立つ可能性が示唆された

リハビリ効果

廃用性筋萎縮に伴う毛細血管退行の回復過程に及ぼすアスタキサンチンによる栄養サポートの効果 前沢 寿亨, 金指 美帆,他

【はじめに,目的】長期臥床等の不活動による廃用性筋萎縮に伴い骨格筋毛細血管退行が起こる。萎縮筋の回復には機械的刺激が必要とされ,理学療法では荷重運動が広く用いられる。(中略)

,萎縮筋への再荷重時に強力な抗酸化栄養補助食品であるアスタキサンチン(Ax)による栄養サポートを行うことで,再荷重によるROSの増加を防止し,毛細血管退行を予防し維持できるのではないかと考えた。(中略)

【考察】これらの結果から,萎縮筋の回復に必要な再荷重に加え,後肢非荷重期間から再荷重期間にかけてAxによる栄養サポートを併用することで,骨格筋毛細血管を維持した状態で,筋萎縮を回復できることが明らかとなった

【理学療法学研究としての意義】骨格筋の回復に必要な介入である理学療法にアスタキサンチン摂取による栄養サポートを併用することで,毛細血管退行を予防した状態で,筋萎縮を回復させることができる。本研究の成果は,理学療法におけるNST(栄養サポートチーム)の重要性を示したものである。

脳:海馬

運動とアスタキサンチン摂取で高める海馬機能:脳フィットネス効果の最大化を目指して 陸 暲洙, 征矢 英昭 2017 年 66 巻 1 号 p. 62

(前略)るアスタキサンチン(astaxanthin, ASX)が,高い抗酸化効果をもち,脳にも移行して作用することから(MatsuiとSoyaら, 2007),ASX摂取による海馬神経細胞への直接効果を想定した.

この仮説をマウスで検証したところ, 4 週間のASX混餌摂取が濃度依存性に海馬神経新生ならびに空間学習・記憶能を高めることを見出した。(中略)

ASX摂取が運動による「脳フィットネス」効果に異なる機構を通じて相乗効果を発揮する「次世代ブレインフード」となる可能性を示唆する.今後,うつ病やアルツハイマー病で低下した認知機能改善に向けた臨床応用が期待される。

04-27-K209-12 アスタキサンチンは運動トレーニングによる抗不安・抗うつ効果を増強する(04.運動生理学,一般研究発表抄録,ひろしま発 ひとを育む体育・スポーツ) 松井 崇, 井上 恒志,他

アスタキサンチン(AST)は血液脳関門を通過することから脳への作用が注目されているが、運動時の脳やストレスに対する効果は未だ不明である。(中略)

その結果、トレーニング群でAST用量依存的な活動性の増加と情動性の減少がみられた

抹消組織重量ではトレーニング効果がみられたものの効果は認められなかった。これにより、ASTは運動トレーニングの抗不安・抗うつ効果を用量依存的に増強することが示され、それにはASTの脳への作用が関与する可能性が示唆された。

視覚機能

反応時間と視覚疲労の関係 : 長時間の視覚課題の遂行およびアスタキサンチン成分を含む栄養補助食品の摂取の効果 瀬谷 安弘, 高橋 二郎, 今中 國泰 2009 年 14 巻 2 号 p. 59-66

本研究では、 視覚疲労が反応時問に及ぼす効果を検討するために,視覚疲労の軽減効果が予想されるアスタキサンチン成分を含む栄養 補助食品を 28 日間 にわたって被験者に摂取させ,反応時間を計測した.

本研究の結果により、アスタキサンチンの摂取に伴い反応時間が短縮することが確認された

これまでの反応時間研究では視覚疲労の蓄積効果についてのみ検討してきたことを考慮すれば、本研究での視覚疲労軽減による反応時間の短縮は、反応時間における視覚疲労の効果に関する新たな知見をもたらしたと言える

まとめ

ラケシスAには、アスタリール株式会社のアスタキサンチン(ヘマトコッカス藻から抽出された天然由来のもの)が使用されています。

そのアスタリール株式会社で直販されているアスタキサンチンは1本/月で5974円です。

この世界一高額なアスタキサンチンを同量配合したラケシスAは1か月分で9,504円です。

また、ラケシスAにはDHAやEPA、えごま油も配合されています。

決して遺伝子組み換えでもありません。また、バッタ物でもありません。

安心してお役立てください。

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Posted by sinsd