打ったら… 自己中な人はより自己中に!めんどくさい奴はよりめんどくさい奴になった気がする…?

「打ったら、性格が悪くなった!」という類の話をとーーーーてもたくさん頂いています。

まあ、私からすれば自然な反応です。ので、簡単に解説しますので参考にしてください。

打つと何が起きるのか…?

すでに何度も指摘してきましたが、異物の侵入に対し体(自律神経)はある一定の反応をします。その反応とは自律神経における活動の神経、交感神経の緊張(活発化)です。

異物とはウイルスや細菌はもちろん、重金属や農薬、添加物などの化学物質など人体にとって有害であるもの全般です。つまり、異物の侵入に対し「耐える(対抗する)」反応が交感神経の緊張なのです。

自律神経は2つある!

自律神経は2つあります。

ひとつは、活動の神経である交感神経。もうひとつは休息の神経である副交感神経です。

・交感神経:活動 – 闘争逃走の働き

・副交感神経:休息 – 睡眠消化・吸収の働き

交感神経は闘争・逃走の働きをします。

闘争:飢えた獣 – イライラしていて危険

逃走:猫に睨まれたネズミ – 恐怖におののく

飢えた獣はイライラしていて危険。そんなイメージがあると思います。一方で、猫に睨まれたネズミは恐怖におののき…

いつでも逃げ出せるような(逃走)体制をとっています。

恐怖におののき体が緊張。でも、逃げ出す時には全力で走りだします。ですが、ネズミを前に身がすくみ、逃げ出せないまま限界に達したネズミは…

「窮鼠猫を噛む」ことになります。

ここ、とても重要なのですが氣づきましたか…?

闘争と逃走

闘争とは戦い争っている状態ですので、その氣分はイライラ・怒りと考えていいでしょう。一方、逃走は恐怖におののき不安な状態です。でも、限界になるとネズミもネコに襲いかかります。では、この襲いかかる時の感情とは?

それはやっぱりイライラ・怒りですよね。

このことから、闘争と逃走は表裏一体であることがわかります。

また、そのどちらも筋肉に力が入った状態です。闘争(例えば殴り掛かる。襲いかかる)も逃走(緊張して身がすくむ。窮鼠猫を噛む。逃げ出す)は、文字通り活動の神経(交感神経)の働きで成り立ちます。

交感神経の働きとは…?

交感神経の働きは活動をサポートである。したがって、交感神経が働けば働くほど、血液は筋肉中心に送られます。理由も分かりますよね?

筋肉も働けば働くほどエネルギーを使います。

また、筋肉がエネルギーを使えば使うほど酸素やブドウ糖、栄養などエネルギー源が必要です。そのエネルギー源の供給を担うのが血液です。

交感神経の緊張(活発化)➡ 筋肉優先で血液を送る

交感神経が働いた時に分泌されるホルモン

闘争と逃走は、感情で表すなら「イライラ・怒り」と「不安・恐怖」でしょう。

実は、交感神経が働くとこれらの情動に基ずくホルモンが分泌されます。

・アドレナリン:不安・恐怖

・ノルアドレナリン:怒り・イライラ

そして、これらのホルモン分泌が多ければ多いほど…

情緒が乱れます。

これは夫婦喧嘩、親子喧嘩、兄弟喧嘩など、言い争っている時のことを思い浮かべれば明らかです。

例えば、夫婦喧嘩をしているとしましょう。その時、興奮してその喧嘩の原因とはまったく関係のない…

「そういう態度、お母さんにそっくり!」

「あの時、あなたのお父さんが…」

こんな思ってもいない一言を口にした。という経験の無い人などほとんどいないのではないでしょうか…?

打った人も同じであることは説明する必要もないですよね。

 

as if~(あたかも〇〇のような…)フィードバック

私たちの脳は体から発せられる情報を‶常に″受け取り処理しています。が、重要なのは体の反応が脳を騙すことができること。

例えば、マンガを読むとき鉛筆をくわえていたとしましょう。

1.鉛筆を横にくわえてマンガを読む

2.ストローのように(水を飲むように)立て向きにくわえてマンガを読む

どちらがマンガをより楽しめるでしょうか?

1.鉛筆を横にくわえてマンガを読む – ニッ!という笑顔

2.ストローのように(水を飲むように)立て向きにくわえてマンガを読む – 口をとがらせる=不満顔

これで「as if~(あたかも〇〇のような…)フィードバック」が理解できたと思います。

毒が解毒されない限り…

毒は排泄または解毒されない限り体内に残ります。

当然ですが、体はその毒に耐えるように働き続けます。

したがって、打った人の交感神経は継続して緊張(活動を活発化)し続けることになります。

誰もがいちどは経験のある筋肉痛。

これで分かると思いますが、筋肉を持続して使い続けるとコリが生じます。首や肩、背中に限らず全身の筋肉が硬直します。打った人は、自覚はなくとも腕や足の筋肉までコリが生じることになります。

筋肉がコッタ状態。これは体が緊張していると言い換えることができます。

脳は、「あたかも緊張しているかのような…」情報を持続して受け取ることになります。

まとめ

毒は、排泄または解毒されない限り体内に残ります。また、体内に毒があれば交感神経が緊張し、アドレナリンやノルアドレナリンの分泌が続くことになります。よって、毒の影響がある限り情緒が混乱することになります。

「あたかも夫婦喧嘩が続いているかのような…」

言動に終始することになる。

これは自然なことではないでしょうか…?

モラハラ&DV夫の「怒り」「イライラ」を消す方法 

よって、怒りっぽくなるのも自然なこと。

情緒の混乱がひどくなれば精神疾患を疑うのは自然なことですよね。

脳に異常が起きているのではなく、基本はas if~フィードバックが原因です。

問題解決は解毒しかありません。

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Posted by sinsd