体に良い油と悪い油とは? – 遺伝子組み換え作物の弊害も再確認してください。
動物実験によると、GMO(遺伝子組み換え食品)は臓器の損傷、免疫系の障害、不妊症、腸の問題を引き起こし、身体の老化を加速させる可能性があることがわかっています。しかし、GMOのリスクはこれだけではありません。
実は、GMO食品は使用する農薬に耐性をもつように設計されています。大量に農薬を使ってもGMO食品の姿かたちに影響は与えません。栽培者にとって害虫対策は容易となりますが、逆に大量の農薬が残留するが故、消費者にはとても危険な食品となります。
例えば、グリホサートはガンを誘導し、腸内環境を乱します。また、クロルピリホスは、発達の遅れやIQの低下、学習障害などの一因となります。
おそらく、ほとんどの人はGMO食品などとっていないと思われていることでしょう。ですが、その実態はGMO食品を大量に摂取しています。なぜなら、ほとんどの人は炒め物や揚げ物が大好きだからです。
そこで、あらためてご紹介したいのが油の問題です。
サラダ油にはコーン油や大豆油、カノーラ(キャノーラ)油、綿実油などがあります。また、ブレンドされたサラダ油もありますが、その原料はGMO食品です。
・トウモロコシ
米国で栽培されているトウモロコシの90%以上がGMOと言われています。トウモロコシは家畜の飼料に使われますが、動物に関する研究ではGMOトウモロコシが腎臓、肝臓、心臓、副腎に悪影響を与える可能性があるという証拠が見つかっています。
・大豆
米国大豆の約94%がGMOです。 また、トウモロコシと同じように動物の飼料にも使われますし、さまざまな食品原料となります。また、大豆レシチンが農薬とヘキサンと呼ばれる有害な化学物質で汚染されています。私が「どのプロテインを選んだらいいのか?」と質問されたとき大豆レシチンを避けるように伝えるのはこれが理由です。また、プロテインも同様の理由で大豆由来は避けてもらっています。
・カノーラ油(キャノーラ油)
菜種もGMO食品です。菜種油は慢性炎症、体重増加、記憶障害など、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。
・綿実油
綿実油は世界で最も汚染された作物です。また、その上で綿実油を抽出する過程でヘキサンや漂白剤、脱臭剤などを使用するため複数の有害物質を含んでいます。
一般的なサラダ油とは、これらGMOトウモロコシ、大豆、綿実、または菜種油の混合物です。 また、そんな油で揚げたのがポテトチップス。大量に含んだのがトンカツやコロッケ、唐揚げ、天ぷらです。さらに、そんな油を使いまわして揚げ物を作るチェーン店のトンカツや揚げ物など、私に言わせれば殺人兵器です。
これが外食産業やコンビニ、加工食品の実態であることを忘れないでください。
↑ 孤独でいたい方は読むのは時間の無駄です。