朝起きられない子どもは病気なの?中学生の起立性調節障害で見逃されている事実とは?

「このままでは高校受験もできそうにありません!」

この記事を書いているのが2020年1月19日ですが、先週も起立性調節障害と診断された中学生の子どものご家族から「2月に私立高校、3月に公立高校の入試があるが朝起きられない病気のため受験すらできそうにありません!」というお話をいただきました。

高校受験が目前に迫っているのに、いくら起こしても朝起きられない中学生の子ども。この現実に「何をどうしたらいいのか…?」霧の中をさまよっているご家族が少なからずいらっしゃることでしょう。でも、諦めないでください。

まりりん

2020年1月15日に日本でレビュー済み

中学3年の娘が部活が終わった6月から、朝起きられなくなり、学校に行けなくなりました。

小児科を3つ行きましたが、漢方が処方され、6ヶ月以上飲み続けましたが、全く朝起きられず、藁にもすがる思いで、『30日で朝「スッキリ目覚める」体質にする方法!: もう、起立性調節障害で悩む必要はありません。』に巡り合い、娘に「10日間チャレンジやってみない?」「やってみる!」と言うのでやってみたところ、徐々に起きられるようになり、6ヶ月ぶりに朝から学校に行けるようになりました。

気持ちも上向きになり、何とか高校受験も出来そうです!
ありがとうございました♪

こんなレビューをいただいた私の著書「30日で朝『スッキリ目覚める』体質にする方法!」はAmazonより実質無料で読むことができます。

著書には、起立性調節障害の「原因」と「対策」を明確に提示しました。私は、この著書で紹介している一連のアプローチを2016年より10日間チャレンジと称して紹介してきましたが、上記のレビューのようにわずか10日間で朝起こした時の反応が明確に改善するケースがほとんどです。

まずは著書をお読みいただき、適切に行動することをお勧めします。

それでは、朝起きられない中学生の子どもの病気、起立性調節障害について確認しておきましょう。

「朝は起きられないのに夕方元気!」これは怠けなのか?

「中学生の子どもが朝いくら声掛けをしても起きられなくなりました。朝起きたときにひどく疲れるらしいです。夜は元気です。学校は来るように何度もいわれますが、無理をしないほうが。と私は思います。でも、主人は『甘えているだけだから起こして行かせろ!』と言います。サッカーをずっとしていますが、突然この状態です。

どこに受診すればよいのでしょうか。相談センターにはいってます。」

朝起きられない子供に対し、とくにお父さんの理解が不足しているケースが多々あります。しかし、子どもたちは決して怠けや甘えで朝起きられないわけではありません。まずは、この理解が重要です。

多くのご家庭でこの理解がないため、次のようなことを訴える中学生の子どもは少なくありません。

中学校に上がってから休みがちになってて、遅刻とか欠席とか多いです。
でも行きたくない訳では無くて、逆に欠席も遅刻もせずに学校に行って友達と遊びたいです
だからいつも朝早く起きられるように部屋の温度調節とかすぐ着替えられるように制服を近くに置いたり、してるんですが、朝になると行きたい!って気持ちはあるのに身体が動かなくて、中々ベッドから出られません。
親に遅刻する連絡を学校にしてもらおうとしても、毎日毎日同じ事を繰り返すので痺れを切らしてしまって今日の朝家族全員と喧嘩してしまいました

学校に行きたいのに身体が動かない。と言っても信じてもらえず、いつも喧嘩になってしまいます
学校に行きたいのに朝になると辛くなってしまいます。
すぐに起きれる日もあります。例えどんなに楽しいことがあっても起きれない時がありますし、行きたくない日でもすぐに起きれる時もあります。
どうしたらいいですか?
病院では診断してもらえますか?
どうしたら家族に信じてもらえますか?
どうしたら朝すぐに起きることができますか?

重要なのは、ご両親が朝起きられない子どもと喧嘩になるのは「私たちを安心させなさい!」というエゴが働いているからです。

朝起きれない事で、毎朝怒ってしまいます。原因がわかれば対処できるのではないかと思って色々調べておりました。

親は どう対応すればいいのでしょうか?放っておけば、いつまでも寝ていて起きないし、学校へは行きたがってるので 起こすのですが、しまいには言い合いになってしまいます
中学になってから、ほぼ不登校状態です。漢方も処方してもらってるけど飲んでくれなくて。非常に困ってます。よろしくお願いします。

本書でご紹介したアプローチをご家庭で活かせば、家族の言い争いといった問題も解決していきます。朝起きられない子どもに対するご主人の態度も改善します。また、子どもの様子も明らかに改善していきますので騙されたと思って行動してみてください。

中学生の子どもが朝起きられない。この病気?の治療は家庭でできます!

ここで、とても重要なことをお話します。

現在、朝起きられない病気、起立性調節障害に対して医学では有効な治療法がありません。「早期の受診で3ヶ月程度で…」と謳うところもありますが、3ヶ月で改善した人がいるというレベルにすぎません。しかし、諦める必要はありません。

ご家庭で適切な対処をすれば、起立性調節障害は明確に改善していきます。その改善の仕方やペースは人により違いますが、先のように10日で次のような改善がみられることがほとんどです。

・朝、声掛けをしても反応がなかったのが、目を開けたり返事をするようになる
・朝、声掛けしてから起きてくるまでの時間が早くなる
・起きてからボーっとして動けなかったのが、活動までの時間が早くなる
・起きてきても不機嫌だったのが、徐々に明るくなる(笑顔になる)
・頭痛や吐き気、腹痛などの頻度や程度が軽くなる

また、冒頭のように10日レベルで朝起きられるようになるというケースも少なからずあります。

体調不良は自律神経の働きが乱れているからです!

朝起きられない子どものほとんどは、以下のような頭痛や吐き気、腹痛などの体調不良を訴えます。そして、これは自律神経の働きが乱れていることが原因です。

中学2年生の子ども(男)が起立性調節障害と診断されて、約1年が過ぎます。

当初にあった頭痛やめまい、クラクラするなどの体の不調はだいぶ治まってきているようで、今はとにかく朝起きられない、夜は2時頃まで寝付けないと言う状態です。
病院は、最後に行ってから8ヶ月ほど経ちますが、経過を知る上でも、再度受診するべきでしょうか?

とにかく朝起きられません。起きることが、できません。休みの日などは起こしても起こしても、夕方になっても起きないことが、あります。吐き気が主な症状で立ちくらみが時々あります。小児科では特に診断されませんでしたが、起立性調節障害を疑っています。朝起きられないことが1年半以上も続いていますので、そうではないかと思っています。

中学2年生の娘が朝起きられなくなり、学校に行けない日が増えて悩んでいます。

毎月吐き気が酷い周期がきます。朝は起きれても吐き気で学校に行けない状態です。吐き気は1週間くらいで、その後は食べなかったために体力低下で行けない、といった状態。
睡眠は毎日12時間、夕方6時~朝6時。眠気が強いときは22時間くらい寝るときもたまにあります。
小さい頃から早寝(夜9時頃)早起きでしたが、今年の1月から急に症状が出始めました。
3月よりメトリジン、婦人科で漢方をもらって飲んでます。メトリジン服用前は血圧60/40、現在は80~90/60、たまに110くらいあるとかえって吐き気が出ることも。
ほとんど欠席しているため、余計教室に入りにくい心理的な要因も出てきてます。
吐き気がなくなれば少し良くなりそうですが、吐き気に効く薬はないんでしょうか?婦人科の漢方は、とくに生理前に吐き気が強いこともありもらってます。小児科ではナウゼリンを吐き気止めでもらいましたが全く効きませんでした。

横たわった状態から立ち上がった時の血圧の測定、長時間血圧など検査しましたが、引っかかるほどの数値はでず、起立性調節障害の疑いありとのこと。症状はいくつかあてはまるものがあるのですが、数値が出ないと起立性調節障害とは言えないのでしようか?

ここで重要なことを申し上げます。

起立性調節障害という病名ではなく、お子さんを観てください。あえて「観て」と表現したのは、「見て」しまうと「吐き気に吐き気止め」、「腹痛に腹痛を止める薬」、「頭痛に痛み止め」と対症療法に終始することになるからです。

起立性調節障害には原因があります。そして、その原因がトリガーとなり自律神経の働きが乱れます。

著書「30日で朝『スッキリ目覚める』体質にする方法!」をお読みになれば、起立性調節障害がなぜ起きるのか?また、なぜ子どもが朝起きられないのか?その理由もわかります。さらに、原因がわかりますから具体的な対策もわかります。しかも、その対策はどんなご家庭でもすぐに行動できる内容です。

実は、起立性調節障害とアレルギー発症には共通のメカニズムがあります!

朝起きられない子どもは、頭痛や吐き気、腹痛、倦怠感などを訴えいます。しかし、起立性調節障害のほとんどは以下のような鼻炎や鼻づまり、目のかゆみ、喘息、皮膚炎などのアレルギー症状を訴えます。

不登校が続いています。つらい事があると怯えたようになってしまいます。
2月頃から6月末ごろまで、詰まったり痒くなったりする。朝起きれない状態が幼児期からあります。保育園から不登校児です。
疲れやすく、ネガティブ、やる気が無い。

一番困っているのは、娘が受験真っ最中なのですが、頻繁に就寝中に頭痛が起き、起床時に薬を服用させるのですが、何を試しても効かず、登校できません。
自分では起きられず、疲労感や倦怠感、イライラ、不安感、生理痛、食欲不振、逆流性胃炎、アトピー性皮膚炎と病院のはしご状態です。でも夕方元気なのです。
本を読んで、全てがあてはまり、治るんだ!という期待を持てました!初めて光が見えた思いがして、
家族でやってみたいと思いました(母親の私や下の子供も症状がいろいろ出ていますので…)
よろしくお願いいたします。

中学2年生。朝起きられず遅刻ギリギリにやっと家を出る、休日は半日以上寝てることもある。お腹が気持ち悪いと言っては学校や塾を休む、いつも首が前に傾いて猫背、慢性の鼻炎、友達が出来ず悩んでいます。
とにかく表情がいつも暗くはっきり喋らない等。甘いジュースやお菓子を買い食いしてる様子。
注意すると「わかってる」と言って怒り、物を壊したり母に手を出す。2年生になってから特に酷くなった印象。

キリツテイン と言うサプリメントがあり 試してみていいのか 迷っています。

中3の子どもが朝起きられなくなって1年以上が経過しました。病院で治療を受けていますが改善するどころか悪くなっており、登校できない日が増えています。積極生がまるでありません。朝からおきてはきますがうずくまってなかなか動きません。キリツテインを服用して5カ月たちますが、ドタキャンがとてもおおいです。

その他に定期テスト2週間前になると、背中が痒くなって、赤い湿疹が毎回出ます。テストが終わると落ち着きます。よく、お腹を壊します。

実は、起立性調節障害とアレルギー発症には〝共通のメカニズム″が存在します。そして、このメカニズムは朝起きられなくなる直接的な原因となるであろう、医師もご家族も見逃しているとても重要な体調不良を招きます。

まとめ

起立性調節障害とアレルギー発症に〝共通のメカニズム″が存在します。そして、そのメカニズムが働くと「体が浮腫み」ます。

・お子さんは、朝起きたときに「顔が腫れて」いませんか?
・小さな頃と比べ、目が小さくなった感じはしませんか?
・夕方、足が浮腫んだりしませんか?

そして、お母さんやお父さんはどうですか?

鼻炎や蕁麻疹などのアレルギー症状や顔の腫れ、足の浮腫みはありませんか?

おそらく、ご家族の多くが朝起きが苦手だったり、上記の不調に該当するはずです。

起立性調節障害で、医学は遺伝的な素因を指摘しています。しかし、上記のような浮腫みやアレルギー症状は生活習慣病です。つまり、食生活が原因です。

家族は基本的に同じような食材を口にします。そして、その食材がアレルギー症状を招く食事なら、誰もが体が浮腫むことになります。また、それが朝起きられないことにつながります。

著書「30日で朝『スッキリ目覚める』体質にする方法!」をお読みになれば、これらの原因と対策も理解できます。また、本書に書かれたことを行動に移せば、起立性調節障害だけでなくアレルギー症状も明確に改善していくことでしょう。

Amazonより実質無料で読むことができます。

中学生の起立性調節障害でお悩みの方へ!

一日も早く改善することを著者として願っています。今すぐお読みいただきお役立てください。