本当の妊活!「はじめに」と「第一章」の1項目目を公開しますのでアンケートにご協力ください!
現在、「本当の妊活!」の本を執筆中です。
広辞苑2冊分くらいの論文と本を十数冊、2か月かけて読みました。1月10日までには完成できそうです。
そこで、お願いがあります。
今まで2回ほどアンケートにご協力いただいたのですが、私の質問の仕方が悪かったためか?想像していたデータと大きく違う結果が得られています。
その理由も明らかで、私の質問が悪かったから。(ごめんなさい)
妊娠中の不調をお聞きしたのに、食生活については現時点の回答をいただいてしまいました。回答者のほとんどは50~70才ですから、妊娠中と現在ではタイムラグが20年以上ありますから…。苦笑
1.魚食の回数と妊娠中の不調および産後うつの関係
基本、魚を週5以上食べる人は、2回以下の人と比べて妊娠中の不調は大きく減少するはずです。が、まったく違いがありませんでした。
週5以上魚を食べる女性6名中3名が不調を訴えました。
魚週3回以上33名の方のうち14名が妊娠中の不調を経験しています。
魚食週2回以下の女性54名中、妊娠中の不調を27名の方が経験していました。
どれも約5割の方が不調を経験しています。
この結果はおそらく、魚食の回数が食生活を改めた‶現在の状況〟をお答えいただいたためだと思われます。
私の質問が悪くて、当時の妊娠状況と今現在の食生活をアンケートにお答えいただいているようです。お菓子の購入頻度や冷凍食品、お惣菜、外食の頻度など、何をどう考えても私には矛盾だらけのアンケート結果でした。
アンケートにご協力いただいた方には面倒をおかけした上に、このようなお願いを再度することになってしまい誠に申し訳ございません。また、あらためてご協力をお願いします。
そこで、以下に今回の本の「はじめに」と「第一章」の一項目目の原文を公開しますので、あらためてアンケートにご協力いただけるようお願い申し上げます。
食生活の質問は妊娠当時のことを思い出していただきお答えください。完全に正確である必要はありません。思い出せる範囲でご回答ください。
なお、こちらの都合で申し訳ありませんが、回答は女性の方のみでお願いします。また、残念ながら子宝を得ることができなかった方もご協力いただければ幸いです。
ご協力いただいた方には、以下のように第一章をすべて読めるよう返信メールにパスワードを添付させていただきます。
なお、アンケートにご協力いただいた方には、以下の第一章をすべて読めるように公開させていただきます。
・乳牛と肉牛の受胎率が違う!という事実から得られる教訓とは?←このページで公開
・平飼い養鶏農家の知恵 その1 鶏の成熟を遅らせる!
・平買い養鶏農家の知恵 その2 強制換羽とは?
・当たり前の問い!健康な夫婦と不健康な夫婦。どちらが子宝に恵まれる?
・同じ年齢で「老けてる」人と「若々しい」人。どちらが子宝に恵まれる?
・不妊で悩むご夫婦に朗報! 隠されている赤血球の真実とは?
・卵子の老化や精子の運動率低下、無精子症はあきらめるしかないの?
お一人でも多くの方にご協力いただけますよう、心からよろしくお願い申し上げます。
本当の妊活!
実は、医師は分かっています。何が分かっているのか?というと…
✓ 現在の西洋医学の不妊治療は意味がないこと。
✓ ほとんど妊娠しないこと。
✓ 現在の不妊治療で妊娠すると母子ともにリスクがあることを。
以上を断言させていただいた上で、はじめにと第一章の一項目目を以下に公開します。
はじめに
あなた方夫婦の彷徨(さまよ)う航海を終える時がきました。
今まで目的の港(子宝)が見つからない当てのない船旅(治療)でしたが、その理由は明白です。それは、あなた方夫婦が羅針盤を持たずに船出をしたからにすぎません。
でも、もう心配は要りません。
あなた方夫婦は、今、羅針盤を手に入れました。まずは〝第一章〟を読み、この羅針盤の精度を確認してください。また、この羅針盤の働きが正確だと確認できたのなら、すぐに出航の準備をはじめましょう。はじめの一歩は船に積む物資のリストアップです。
航海にはさまざまな困難が待ち受けていますから、事前準備は念入りにしましょう。
例えば、航海には嵐がつきものです。今まで西洋医学を信じていたあなた方夫婦ですから、第一章を読んだ後、嵐のために出航を遅らせることになるかもしれません。
また、ほとんどの人はこの航海の必要物資の想定が間違っています。そのため、あらかじめ積んでいた荷を捨てるところからはじめなくてはいけないでしょう。
さらに、必要物資が想定外で、それを探し買い求めるところからはじめる必要があるご夫婦も少なくないでしょう。
出航してからも航海にはさまざまな困難が待ち受けています。
風が吹かず、船の歩みが止まることもあるでしょう。
ご夫婦の息が合わず、うまく風を帆に受け止めることができないこともあるでしょう。
波が荒く、時には進路を迂回する必要もあるのかもしれません。
それでも心配は要りません。それほどこの羅針盤(第一章)は正確かつ強力です。
あなたがた夫婦を子宝という目的の港に必ず導いてくれることでしょう。
著者として、この羅針盤の品質にはそれほど絶対的な自信があります。
逆に、あなた方夫婦は、今まで持っていた常識(西洋医学という羅針盤)にショックを受けることでしょう。なぜなら、ポンコツの羅針盤に長い年月と多額のお金をかけてきたという事実を知ることになるからです。
付け加えるなら、あなた方夫婦は遠回りをしましたが、ある意味目的の港に辿り着けなかったことを安堵することでしょう。
ポンコツの羅針盤を使い、運悪く港に入港することは、あなた方夫婦が想像される以上に過酷な試練を課せられます。そして、その過酷な試練も、この本を読み進めれば理解できますし回避もできます。
何より、この羅針盤を使った航海は、あなた方夫婦を大きく成長させることができます。おそらく、航海に出て1ヶ月も経たずにお互いがその事実に氣づかれることでしょう。
また、この航海中に夫婦の息がどんどん合うようになります。夫婦の絆も強く深くなります。お互いがお互いをどんどん強く信頼し、きっと笑顔が絶えないご夫婦になることでしょう。
ここまで来れば目的の港はもうすぐそこに見えてきます。下船の準備をはじめましょう。と言っても、ここまで来ると緩やかな下り坂で自転車に乗っているようなもの。ペダルを漕ぐ必要もありません。つまり、夫婦とも船乗りとして一人前です。
子宝という港に入港したら、一人前の船乗りとして子どもの世話をするだけです。
重要なのは、一人前の船乗りとなったあなた方夫婦の子どもは、いろんな意味で優秀であることです。
おそらく、同じ年くらいの他の子どもたちとの違いに驚かれることになります。もちろん、とてもとても良い意味でね。
それでは、希望に満ちた航海に向け、船出までにまずは白紙の準備をしましょう。
出航前、この白紙にどんな物資が必要なのか日誌として書き留めてください。
また、船出する前に心配があるのなら私に連絡してください。
今この瞬間から、あなた方夫婦が、これまでで最も美しい航海日誌(物語)を書いてくれることを心より願っています。
きっと、元氣なります。
きっと、うまくいきます。
※ ご意見、ご感想などがありましたらこちらのフォームよりお願いします。
第一章 常識にとらわれているから子宝に恵まれない!
「大事なことは、
君の頭の中に巣くっている常識という理性を綺麗さっぱり捨てることだ。
もっともらしい考えの中に新しい問題の解決の糸口はない。」
トーマス・エジソン
乳牛と肉牛の受胎率が違う!という事実から得られる教訓とは?
「3人目も男だったったら…、そう思うととても…」
これ、私の母の口癖でした。両親とも女の子を夢見ていたそうですが、とんでもなく落ち着きがない二人の息子という現実に夫婦で話し合いあきらめたそうです。そんな私の両親のような夫婦が羨むであろうことが牛の人工授精で可能なようです。
そう、牛は90%以上の確率で雄雌の産み分けができるようになっています。
牛の妊娠はほぼ100%が人工授精です。その際、Ⅹ精子(雌)とY精子(雄)を90%以上の正確度で選別できる技術が開発され、雄雌の産み分けが可能になりました。そんな技術の開発理由も容易に想像できますよね。
牛乳を搾れるのは雌牛です。雄牛が生まれても困ります。また、肉牛は体格の良い雄牛が適しているそうです。畜産業も経営がたいへんですから、産み分け技術の進歩は生産現場にとって切実だったのでしょう。
そんな産み分け技術が進歩しているにも関わらず、畜産業では牛の不妊が深刻な問題となっています。まるで、日本人の少子化と歩みを共にするかのように…。
その様子は次ページのグラフで確認できますが、その前に同じ不妊でもヒトと牛の違いを確認しておきましょう
ヒトの場合、女性に原因があるケースが約40%、男性由来が約25%、男女ともに原因があるものが約25%、約10%が原因不明とされています。
一方で、牛の場合、オスは種牛と呼ばれ体格の良い牛の精子の質や運動率を確認・選別し人工授精を行っています。したがって、不妊の原因の多くは牝牛にあると考えていいでしょう。
グラフは平成元年から19年までの肉牛と乳牛の受胎率の経年変化がプロットされていますが、次の3点を確認してください。
・乳牛・肉牛ともに年々受胎率が低下している
・一貫して肉牛より乳牛の方が受胎率が低い
・受胎率低下スピードも肉牛より乳牛の方が早い
さて、この乳牛と肉牛の受胎率の違いは何が原因なのでしょうか?
重要なことなので強調しておきますが、専門家は牛の不妊の原因に氣づいています。氣づいてはいるものの、有効な解決策を提案できずに現在に至っています。
そこで、生産現場で働く獣医師がどう苦闘しているのか確認しておきましょう。
家畜の繁殖障害 星 修三 1959 年 12 巻 1 号 p. 2-7
「(前略)飼育家畜の繁殖の良否は農家経営に直接影響し、とくに乳牛にあっては搾乳と関係し、一方、家畜の購入費、飼料費がますます増大する今日においては、繁殖障害はいよいよ大きな問題となっている。(中略)
家畜の繁殖は、雌雄ともに健康正常であれば、よく受胎し、生産するであろうが、そのいずれかに異常、疾患がある場合には、繁殖は障害されるのである。(中略)
乳牛にあっては、乳量の増加を図るあまり、濃厚飼料を過給し、種々の障害を起こしている場合がしばしば見られる。(中略)
過肥の場合は、脂肪が多く沈着し、繁殖力が低下することは一般に認められているところである。(中略)雄にあっては、過肥のものは精子の造成を妨げ、性欲が減退する。(以下略)」
これは60年以上前‶1959年〟の論文です。この時から牛の不妊の原因がわかっていたという話です。この論文を私が要約すると次のようになります。
健康な牛なら妊娠・出産は容易なことはわかりきっている。したがって、牛に本来の餌である草を給餌したい。しかし、草を与えると乳量が減少し農家の経営が成り立たない。一方で、濃厚飼料を与えるが故の乳量増加だが、この給餌が牛を病気にして繁殖は阻害される。雄に至っては精子の形すら崩れるのがわかっているのに…。
現場で働く獣医師の苦悩がわかっていただいた上で、肉牛より乳牛の不妊が多い理由を紹介します。
前述のように、乳牛はより乳量を得るため肉牛より給餌する濃厚飼料の割合が多い。一方で、そんな飼料では病気が増えて肉として出荷できないため、肉牛は乳牛より粗飼料を多くしています。
繰り返しますが、牛の餌は栄養価がほとんどない草です。あの巨体がその体を維持するわけですから、牛は四六時中草を食べ続ける食性があります。また、その食性であるからこそ、濃厚飼料も食べ続けてしまうのです。
※ ご意見、ご感想などがありましたらこちらのフォームよりお願いします。なお、お名前の入力はフリーでもかまいません。
まとめ
私の質問が悪かったため、アンケートにご協力いただいた方々にはたいへんご迷惑をおかけしました。
誠に申し訳ございませんでした。
再度、以下のアンケートにご協力ください。
食生活の質問は妊娠当時のことを思い出していただきお答えください。完全に正確である必要はありません。思い出せる範囲でご回答ください。
なお、こちらの都合で申し訳ありませんが、回答は女性の方のみでお願いします。また、残念ながら子宝を得ることができなかった方もご協力いただければ幸いです。
ご協力いただいた方には、以下のように第一章をすべて読めるよう返信メールにパスワードを添付させていただきます。
この本は、新しい時代を目前にした私が、古い時代の負の遺産を一日も早く捨て去る目的で執筆を決めました。
正直、ワクチン接種により出産に問題が激増しているようです。また、生まれてきたお子さんの〇〇もとても増えていることを出産現場で働く方々から聞いており、1年くらい執筆に迷いました。が、昨年の11月、やっと腹が座りました。
これから子宝を望むご夫婦はもちろんですが、結婚前のお子さんがいらっしゃるご家庭なら、ぜひお子さんのために、また今後生まれてくるであろうお孫さんのために、ご夫婦でお読みいただければ幸いです。
鈴木邦昭