食の選択が腸内細菌およびヒト(宿主)の栄養や病気、精神(こころ)に与える影響!

この話は何らかの病気メンタルに関わる問題を抱えているヒト、およびそのご家族にとってとても重要な内容です。

私は今年62歳になります。

また、この仕事をはじめてちょうど30年を迎えました。

さらに、私がお客様に10日間チャレンジを勧めるようになってちょうど20年になります。

はじめの10年は「医者でもないのに薬剤師ごときが…」とか「じゃあ、なんで政府がダメだって言わね~んだよ!」、「病院ではそんなこと言われなかった!」など、相談を申し込まれたお客様から罵声を浴びせられる日々が続きました。

そんな過去を振り返った今、私は心から思います。

「この10日間チャレンジという取り組みを信じてお客様にお勧めしてきて本当に良かった!」と…

食の選択がヒトに与える影響!

プラスチックを燃やすと、二酸化炭素(CO2)や水が発生します。また、プラスチックの種類や燃やし方によってはダイオキシンなど有害なガスやススが発生します

実は、私たちの体内でも同じような化学反応(代謝)が起きます。

※ 代謝:生物が体内に栄養素を取り込み、エネルギーを作り出し、不要な老廃物を排出する一連の化学反応の総称です。

だからこそ、「何を食べ!」「何を食べない!」かの選択が重要です。

悪玉脂質を産生する腸内細菌が肥満を悪化させる(出典:理化学研究所

腸内細菌は、食事由来成分の一部を代謝することで低分子化合物(代謝物)を産生し結果として食事がもたらす健康・病態への影響に関与しています。例えば、肉などに含まれるリン脂質のホスファチジルコリンは腸内細菌によりトリメチルアミンに代謝された後、体内に吸収され、動脈硬化を悪化させる物質に変換されることが知られています。

木を燃やすと…

木を燃やすと化学反応により熱と光が発生し、最終的に「二酸化炭素」と「水」に変化して空気中に逃げ、燃えない部分は「灰」として残ります。

この木灰はさまざまな用途で利用できます。

例えば、酸性に傾いた畑の土壌改良剤(肥料)、油汚れを落とす天然洗剤、窓ガラスの研磨剤、ナメクジなどの害虫除けとして活用できます。また、灰にはミネラルが豊富に含まれており、キャンプや薪ストーブで出た灰を捨てることなく再利用できます

良いものを食べれば、体内で同じような化学反応が起きているであろうことは容易に想像できます。

添加物や農薬、抗生物質を食べると…

プラスチックを燃やせば有害物質が生じるように、私たちが薬や添加物、農薬、抗生物質を食べれば有害物質が生じるのは何も不思議なことではないでしょう

例えば、高脂肪食を食べると、腸内細菌がトランス脂肪酸など有害な脂質を産生し、結果として私たちの健康を害することがわかっています

悪玉脂質を産生する腸内細菌が肥満を悪化させる(出典:理化学研究所

理化学研究所(理研)生命医科学研究センター 粘膜システム研究チームの大野 博司 チームリーダー、竹内 直志 特別研究員(研究当時)らの共同研究チームは、「トランス脂肪酸[1]」など健康を害する脂質を産生する腸内細菌が肥満や高血糖などの代謝疾患を悪化させることを発見しました。

腸内細菌はビタミンやたんぱく質、脂質も産生している!

「なぜ、車夫は半日以上、馬と変わらない速度で走るほど驚異的なスタミナがあったのか?」でご紹介しましたが、明治時代の車夫は交代なしで約14時間半、馬とほぼ変わらない速度で荷を運び続けるほどのスタミナを誇りました。

また、1876 年に東京帝大の医学部教授として招蒋されて来日したドイヅ人の自然人類学者エルヴインーベルツは「日本人は他人種に比すれば矯小なるも、支那人と朝鮮人に比すれば強壮で、筋肉強豪である」などと論評しています。

さらに、1877 年に来日したアメリカ人博物学者エドワード モースは横浜埠頭で始めて見た日本人について、身体は小さく、背は低いが、恐ろしく強い・と記述したそうです。

その秘密が日本の伝統食にあることは以下を読めば容易に想像できます

パプアニューギニア高地人がサツマイモを食べて筋肉質になるのはなぜか?(出典:味の素食の文化センター

パプアニューギニア高地人の主食はサツマイモであり、ほぼ唯一の動物性タンパク源であるブタは、お祭りなどの社会的なイベントでわずかに食べられるだけである。成人一人あたりのタンパク摂取量は一日あたり三○?五○グラムであり、これは栄養学者が提案する必要量ぎりぎりか、それを下回る水準である。ちなみに、日本人の平均タンパク摂取量は一日一人あたり八○グラムと報告されている。パプアニューギニア高地人のタンパク摂取量は、その半分ほどしかない。(中略)

ところが、パプアニューギニア高地人の体格は「タンパク摂取量の不足」という言葉から想像されるものからほど遠いものである。背は低いものの、全身が巨大な筋肉でおおわれている。もちろん中には華奢な人もいるが、ほとんどの人は日本人と比較すると遥かに筋肉質である。特にウェイトトレーニングをしているわけではなく、サツマイモを食べて畑仕事をするだけの日常生活をおくる若い男性が、巨大な大胸筋と広背筋、僧帽筋を発達させているのをみると、私たちとはタンパク吸収・筋肉形成のメカニズムが異なるのではないかと思わざるを得ない。(以下略)

私たちは「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」という三大栄養素をしっかり食べろと教えられてきましたが、事実として腸内細菌はビタミンやたんぱく質、脂質などを産生し、宿主である私たちはそれを利用しています

腸内細菌はビタミンを産生する!

・腸内細菌によるビタミン産生(出典:公益財団法人 腸内細菌学会

大腸に常在する腸内細菌のなかには、ビタミンを合成する能力を有する細菌が存在し、8種のビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、ビタミンB6、ビオチン、葉酸、ビタミンB12)と脂溶性ビタミンであるビタミンKが腸内細菌により産生される

腸内細菌はタンパク質を産生する!

腸内細菌はアミノ酸も作ってしまう?(出典:福岡天神内視鏡クリニック

アミノ酸は20種類あると言われています。そしてそれは大きく2つに分けることができます。

①必須アミノ酸→人間が作ることができないアミノ酸。食事から摂る必要がある。9種類あり。

②非必須アミノ酸→人間が肝臓や筋肉などで作ることができるアミノ酸。11種類あり。

に大きく分けることができましたね。

実は、腸内細菌は、この20種類のアミノ酸のほぼ全てを自分で作ることができると言われています。

ん?でも必須アミノ酸って人間が体内で作ることができず、食べ物から摂らないといけないから必須アミノ酸と呼ぶんでしたよね?

そうなんです。ちょっとややこしいですが、人間は必須アミノ酸を作ることができないのですが、腸内細菌は作ることができるというロジックです。

腸内細菌は脂質を産生する!

腸内細菌は、食べたものをエサにして様々な種類の脂質を作ります。体に良い影響を与える脂質(短鎖脂肪酸など)を作る良い菌がいる一方、肥満や高血糖を悪化させる「悪玉脂質」を作る菌もいます

肉など飽和脂肪酸を摂ると、トランス脂肪酸など有害な脂質を産生する腸内細菌がいることは先ほどご紹介した通りです。

現代日本人が食べ過ぎている有害な物質

私が考える、日本人が食べ過ぎている有害物質は次の通りです。

・薬や農薬など – 病院で処方される薬は私に手は出せませんが、農薬が使われていない農産物を購入しましょう。

・食品添加物 – 食品添加物が使用されている食材の購入は止めましょう。

上記の購入を止めれば、後は調理法を見直すだけです!

「炒める」「揚げる」調理を止める! – サラダ油など植物油の使用をできるだけ控えましょう。たまに少量のこめ油やごま油を風味付け程度に使うことはかまいません。また、ワラビやゼンマイなど、旬のものを月に1~2回天ぷらなどで食べてもいいでしょう。てんぷらなどは年に数回といったレベルで止めるべきです。

また、こめ油やごま油は化学溶剤を使わずに物理的な圧力だけで米ぬかから油を搾り出す昔ながらの製法(圧搾法)のものを購入しましょう。ヘキサン処理の植物油は以外の何物でもありません。。

まとめ

もう20年お勧めしているのでこれを最後にします。

病気はもちろんですが…

やる気が起きない。だらだら過ごしてしまう。パートで働いた後、休まないと動けない。足が浮腫む。夫婦喧嘩や親子喧嘩が頻繁。子どもがゲーム依存。勉強どころか宿題もやらない。塾に行っているが成績が上がらない。モラハラ。DV(家庭内暴力)。非行。万引き。

メンタルにはさまざまな問題がありますが…

10日間チャレンジをお勧めします。

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Posted by sinsd