現代社会における健康管理学の重大な欠陥点について 大日健康会館 林幹雄
以下、今後の食生活を考えるに当たり一読されることをお勧めします。
大日健康会館 林幹雄
１． ガン ， 悪性腫瘍， 脳障害等の原因，現代にみられる疾病の特徴は ，身体内部から起る疾病 が 中心でありそれは現代人の摂取する食物の作用による．
白米，白パン，動物性食品の過剰，白砂糖 ，タバコ等は人体生理に不適で種々の疾病の原因となつている ．
2，日本人に適する食品群
（A ）主食は，玄米，玄麦，黒パン等の精白しない雑殻類，
（B ）副食は ，大豆 ，野菜，海草，底物の魚，小魚 ，鶏肉、果実，
（C ）調味料は ，無添加の塩 ，醤油，味噌 ，植物油，酢等である ．
これらは．消化．吸収，排泄の過程がスムースであり人体の生理作用に適する．
3．そ の 他 …
人間の寿命を現在の2倍近くに延艮させることは困難ではない。長寿のためには ，代謝障害を起さな
い食品を摂取するのがよい ．
現在の健康管理学では ，人間の体をできるだけ大きくすることを目標としているが ，長寿者は ，小さくやせ型のものが有利である ．人間をあまり大きくすると ，質的に低下するという畿が ，フランスの生理学者アレキシス・カレル 等により唱えられている ．
動物性食品群の過剰摂取は ，人間を早熟にし，セックスを早く目覚めさせ輌神状態を悪化させる．
また白砂糖は ，体組織を破壊し，腸内活動低下，近視の重大な要因である ．
人体は生理書に殻菜食に適する機能をもち ，肉類を処理することは苦手である ．
人間をいつまでも若々しく保つためと精神の安定のためには植物性食品群中心の食生活が望ましい．