【マイナスの栄養学】パンやパスタ、麺類をやめる! – どこか不調があるならこの選択は必須です
「小麦製品ぜ~んぶやめてみたら…」
私は10日間チャレンジという一連の取り組みをご紹介していますが、それで十分な結果が出ない人の多くがパンやパスタ、麺類をよく食べる人たちです。よって、小麦製品の排除をお勧めするのですが…
小麦には強い中毒性があるのでなかなかやめてくれません。
また、小中学生は家庭の食事で排除しても給食に小麦製品がたっぷりです。そのため、10日間チャレンジで週末回復しても、週の中ごろには再び悪化という繰り返しが続いているケースが多々あります。まあ、給食には植物油脂やトランス脂肪酸もありますので、小麦製品だけが原因ではありませんが…。
なぜ、小麦製品をやめた方がいいのか?
グルテンやリーキーガットのことは他の方も語っていますので、違った角度からその弊害をご紹介させていただきます。
どこか不調があるのなら、小麦製品をやめてみましょう!
「腹を満たせばいい!」
多くの人にとっての「食」についての認識はこの程度でしょう。ですが、日本語には言霊があります。また、「食」とは「人」が「良」くなると書きます。なのに、その中身を考える人はごくわずか。人は食べた物その者なのです。
・ほぼすべての加工食品は毒以下、食べものですらありません
・生鮮食料品の多くも毒
私たちは毒を食べているからこそ、私は10日間チャレンジでサプリメントをご紹介しています。ケムトレイルで空から毒を撒かれ続けていた現状では、有機栽培や無農薬栽培も記号にすぎません。よって、有機栽培のビーガン食でも私は解毒が必要であり、そういった意識がないのなら解毒は必須だというのが私の認識です。
だからこそ、私は「調子が悪ければ食べた物を疑ってください!」と、ずっと言い続けていますがほとんどの人の耳には届きません。
排除すべき物!
ごく一部を除き、加工食品は食べ物ですらない。ごく一部を除きとは、戦後に作られるようになった加工食品はすべて食べ物ではないと考えれば良いでしょうね。
サラダ油は使わないようにしましょう。また、戦後に作られるようになった加工食品には植物油脂やトランス脂肪酸、添加物がたっぷり使われています。さらに、加工食品の多くは小麦が原料として使われています。
そこで、今回は小麦について簡単にご紹介していきます。
ほとんどの小麦は小麦ではない!
日本語になっていないのかもしれませんが、私たちが食べている小麦は本来の小麦ではありません。本来の小麦を古代小麦と呼ぶなら、現代の小麦はまったく古代小麦とは別の品種である。そう言い切っていいほど、品種改良されています。
この品種改良を私なりに説明すると次のようになります。
・現代の小麦は一代限りしか使えないようになっています
・農薬の使用に強い品種です
・収穫までに土壌の栄養を根こそぎ奪います
・肥料を追加しないと育ちません
なぜ、このように品種改良されているかと言えば、それはすべて金のためです。コロナプランデミックに氣づいた人ならお分かりでしょう。これらの品種改良とは、すべて金のため、そして製薬メーカーの利益のためにあったのです。
種子が一代限りしか使えない。育った小麦の種で次世代の小麦が育たない。ならば、品種改良種を作ったメーカーは、毎年小麦の種を売ることができますので儲かります。
また、農薬に強い品種を作れば、生産者としては害虫駆除の手間が省けます。その一方で、農薬メーカーは農薬を販売することができます。また、農薬まみれの小麦を食べるわけですから、私たちは製薬メーカーの見込み客に育ちます。
土壌の栄養を食い散らす品種にすれば、今度は化学肥料メーカーが儲かります。その一方で、化学肥料とはレシピにすぎません。化学肥料は、本来の豊かな土に宿る栄養は補えませんから、それを食す私たちはやはり順調に製薬メーカーの見込み客として育つことになります。
重要なポイントは、農薬メーカーは製薬会社から波及してできた産業であること。化学肥料を作るメーカーもそれは同じです。つまり、これらのメーカーは元を辿れば資本は同じ。おおざっぱに、ヨーロッパのロスチャイルド一族とアメリカのロックフェラー一族の参加企業です。そして、これは他業種も同じです。
食品メーカーやスーパー、コンビニなども、大資本メーカーはほぼすべてが巨大資本で繋がっています。よって、私たちは家畜であり、巨大資本にとって金の生る木という存在だったというのが真実です。
現代の小麦とは…
現代の小麦の問題は大雑把に次の通りです。
収穫された小麦はたっぷりと農薬を含んでいます。また、古代種と比べ、グルテンが約40倍多く含んでいます。このグルテンが腸にベタベタとくっつくことになります。そのため、腸機能が低下します。これを自律神経の働きを交えて説明すると次のようになります。
まず、農薬に限らず、人体は異物が侵入すると交感神経が緊張(より強く働く)します。交感神経は活動の自律神経。この神経が強く働くことで、血液は筋肉優先で送られる一方で、胃腸など消化器官への血液供給は低下します。
私たちの前身の細胞は、血液から酸素や栄養をもらってエネルギーを産み出し活動しています。よって、交感神経が緊張すればするほど、胃腸はその本来の機能を発揮できなくなります。
例えば、それが食道なら食事の呑み込みが悪くなったり、飲食時にむせるようになったりします。また、食道と胃の境界線辺りの活動が鈍れば、胃酸が逆流して胸やけが起きたり逆流性食道炎となったりします。さらに、吐き気や腹痛、下痢、便秘など人により違った形で症状が現れます。
すでに別記事で紹介していますが、そもそも「病名」というのが洗脳です。大本の原因を私たちが考えないように発明されたのが病名です。シープルな人ほど、病名を付けてもらいせっせと薬を飲み続けていますが、これは製薬会社の家畜となったとい話です。
小麦製品は空腹を招く!から、病気になるのが自然です!
1日3食しっかり食べないといけない!
朝食を抜くと頭の働きが悪くなる!
私たちは、子どもの頃からそう洗脳されて育ちました。ですが、真実はまったくの逆。16時間以上食べない時間を確保し、腸を休ませることが最も重要でした。
おそらく、精製された米(白米)や小麦製品(パンやパスタ、麺類、加工食品)を食べさせたのは、この16時間節食の重要性に氣づかせないためだったのでしょう。なぜなら、白米や小麦製品を食べると、やたらと腹が減るからです。また、白米や小麦製品を食べる人は、16時間節食など空腹でガマンできるものではありませんから。
白米や小麦製品な、とっても消化吸収が早くて容易に血糖値が上がります。ご覧の通り、食べると正常値よりも大きく血糖値が跳ね上がります。そして、それに応じてインスリンが分泌されるため、結果的に正常血糖値よりも血糖値が低下することになります。(赤い線)
これが空腹ですが、とくに小麦製品はこの傾向が強くなりますから16時間節食などガマンできるものではありません。よって、腸を適切に休ませることなどできません。
その上で、古代種よりもグルテンが40倍多く含まれています。休むこともできずに疲弊しきった腸に、このグルテンがベタベタと纏(まと)わり付きます。
すでに何度かご紹介しましたが、以下の千島先生の業績により赤血球は小腸の絨毛で造られることが明らかとなっています。その腸が疲弊しきった上で、グルテンがベタベタと纏わり付いています。これだけでも健康な赤血球ができるのはムリがあると考えるのは私だけでしょうか?
血液と健康の知恵[新装版] 単行本 – 2021/1/9 千島 喜久男 (著)
また、繰り返し指摘していますが、日本の加工食品は世界一それも断トツで添加物が使われています。つまり、小麦製品を食べている人は添加物まみれの方々です。
日本で使用許可されている添加物は世界標準とは桁違いの1500以上です。
その上で、日本では植物油脂やトランス脂肪酸が野放し状態です。つまり、添加物が赤血球の中に入り、植物油脂のリノール酸(オメガ6)が赤血球の細胞膜に使われます。したがって、小麦製品を食べている人は病的かつ炎症が起きている赤血球ができることになります。
この赤血球が体内で白血球に分化(変化)するわけですから…
・鼻炎や花粉症、喘息、蕁麻疹、アトピーなどアレルギー
・起立性調節障害:朝起きが苦手
・メニエール病:めまい、立ち眩みなど
・足の浮腫み:朝の顔の腫れ
・うつや不安障害、パニック障害など
・生理痛や生理不順、生理前症候群など
・頭痛もち
小麦製品を食べる人なら、私からすればこういった症状が起きない方が不思議です。つまり、小麦製品を食べる人は病気になるのが自然だったのです。
小麦製品で腸壁に隙間ができる!
リーキーガットと呼ばれる症状があります。腸壁に隙間ができ、そこから体内にタンパク質が侵入してさまざまな不調が起きるとされています。このリーキーガットは小麦製品がトリガーとなると言われていますが、果たしてそれは本当でしょうか?
私は、それは間違ってはいないが、正しくもないと考えています。
先のように、添加物や異物が体内に侵入すれば、体はそれに対抗するために交感神経を緊張されます。また、この時、胃腸への血流が低下しますから、胃腸が正常に働くだけのエネルギーを産み出せなくなります。
腸壁に隙間ができるのは、単純にこのエネルギー不足が原因だと私は考えます。
ですので、小麦製品で腸壁に隙間ができることもあれば、さまざまな薬や添加物もトリガーとなり得ます。また、こういったものを食べると誰でも情緒が混乱しますので…
それが人によりモラハラやパワハラなどハラスメントをする人になりますし、子どもならイジメの加害者、逆にイジメられる被害者となったりします。こういったストレスもまた、リーキーガットのトリガーとなります。
つまり、小麦製品を食べない人など日本人の1割もいないでしょうから、9割以上の人はさまざな要因が複雑に絡み合ってリーキーガットが起きていると考えるのが自然でしょう。
重要なポイントは、侵入するタンパク質はすべて毒となることです。例えば、蛇や蜂の毒とはタンパク質です。毒とは、自己に使われていないアミノ酸組成です。私たちは自己ではないタンパク質を消化し、アミノ酸として吸収しています。また、そのアミノ酸から自己で使うタンパク質を合成しています。
グルテンなどに限らず、胃腸が正常に働かない状況では誰もが腸壁に隙間が生じていると想定することが必要でしょう。
まとめ
一般に言われることとは少し違った角度から小麦の弊害について語ってみました。が、結論としては、少なくとも何らかの不調があるのなら小麦を10日以上断つことが必要だと私も考えています。
ポイントは、自分の不調をすべて書き出してから小麦断ちをはじめること。
頭のてっぺんから、例えば抜け毛が多いとか頭がスッキリしない、頭痛があるなど、普段から感じていることをすべて書き出した上で小麦断ちをしてみましょう。
もちろん、小麦断ち+サラダ油や植物油脂もやめなければいけませんから、同時に10日間チャレンジをしてください。
その上で、10日経ったらその書き出した不調がどうなったか?ひとつずつ確認しましょう。その時、いくつかが改善していたらそのまま10日間チャレンジを続けてください。
多くの方は、スポットライトが当たる不調が改善しないと…
「やっぱり効かなかった!」
と、やめてしまいます。
赤血球の質が悪い。この大前提は体やメンタル面に不調のある人に共通ですが、それがどの部分(臓器)でどのように不調として現れるのか?それは人それぞれ違います。また、それをごまかすために医学は「病名」を発明し、私たちを洗脳してきました。
よって、改善する不調の順番も人により違ってきます。繰り返しますが、書き出した不調のいくつかでも改善したらそれは効いている証拠です。そのままお続けください。
↑ 孤独でいたい方は読むのは時間の無駄です。