起立性調節障害でお悩みの方へ!10日間チャレンジは著書でシステムを理解し取り組んでください!

「起立性調節障害でお悩みの方に10日間チャレンジを紹介しないでください!」

起立性調節障害は生活習慣病です。したがって、原因を排除し、食生活の改善と栄養補給も含め適切なアプローチをしなければ治ることはありません。これは、著書「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」のレビューをご覧いただければお分かりいただけるはずです。

アンケートにご協力いただいた方は著書が無料で読めます!

つまり、10日間チャレンジはシステマチックに行う必要があります。そのため、私は起立性調節障害を改善された方に次のようなお願いをしてきました。

「同じ悩みだからと、口頭で10日間チャレンジを紹介しないでください。単に話を聞いた人は、都合の良い部分だけを切り取って行うため治るものも治らなくなります。必ず著書を紹介するようにお願いします。」と。

実は、このページを作った理由は私の著書を無料でお読みいただけるようにしたからです。

なぜ無料で読めるようにしたのか?その理由を起立性調節障害が起きるメカニズムと絡めてご紹介します。起立性調節障害でお悩みの方に、とても重要なお話ですのでお役立てください。

まずは次のことを確認してください!

私が起立性調節障害が生活習慣病だと気づいたのは、女の子の患者さん(17歳以下)の多くにむくみがあったからです。また、患者さんのお母さんも同じくむくみがある人がほとんどでした。まずは、このページをご覧の方の多くが女性の方だと思いますので、以下のことをご確認ください。

 朝起きたときに顔が腫れぼったいことがある
 目元(上まぶた)がポッテリしている(子どもの頃はもっと目がパッチリだった)
 顔が他の人より大きい気がする
 夕方になると足が浮腫む(クツシタの跡がヘコム)
 痩せているのに下半身が太い

以下はアンケート調査の途中経過ですが、ご覧の通り起立性調節障害の女の子とお母さん(男の子のお母さん含む)のほとんどがむくみを自覚していました。

とくに注目してほしいのが右端18歳以上の起立性調節障害の女性です。むくみがない人は41人中ゼロ。全員がむくみを自覚しており、「目元(まぶた)がポッテリ」と「顔がはれる」、「足がむくむ」はどれも7割以上です。例えば、アンケートにご協力いただいたお母さんからは次のようなお話をいただいています。

✓ 「言われてみれば子どもの頃はもっと大きなクリっとした目でした。」

✓ 「子どもの頃はクッキリ二重だったのがいつからか一重になっています。」

なお、重要なことなので強調しておきますが、当初は「むくみはない」と答えていた女の子の多くも、起立性調節障害が改善していく過程で「目元がスッキリしたのでむくみはあったようです。」とか「顔が小さくなったのでむくんでいたようです。」というお話を多々いただいています。これは、むくみを自覚していない男の子も同じです。

なぜ、むくみがあると起立性調節障害になるのか?

実は、むくみは体中を自由に移動します。なぜなら、むくみは血管外に生じるからです。また、細胞の外側で起きるのがむくみです。つまり、血管と細胞の間である間質に余分な水分が生じるのがむくみで、それ故に体を自由に移動します。

浮腫みは重力で移動する!

むくみは、起きると重力で徐々に下半身に移動します。これが足のむくみとなりますが、その程度は体のむくみレベルと正の相関をします。

例えば、ある女性は夕方になると足がむくむとしましょう。それ以上に体がむくんでいる人は、15時とか昼前など、起きてから足がむくむまでの時間が早くなります。

寝るとむくみは全身に散る!

起きているとき下半身に移動したむくみも、寝ると今度は全身に散ることになります。

そして、むくみは徐々に頭部へも移行することになります。

例えば、二車線道路を車で走っていたら急にノロノロ運転になった。と思ったらその先が一車線だった。そんな経験は誰にでもあるでしょう。

同じように、頭部がむくむと静脈の血流が低下します。なぜなら、静脈には筋肉がないからです。むくむと静脈血管が圧迫され血流が低下します。また、静脈の血流が低下すれば渋滞が起こりますから、結果的に動脈から脳内へ流れ込む血流も低下することになります。

このとき、脳の活動レベルは大きく低下することになります。そのため、脳が覚醒できず起きることができません。だからこそ…

✓ 朝起きる前の顔色は死人のように真っ白です!

✓ 尋常ではないほど顔色が悪くて心配です!

そうお母さんが表現するほど朝起きる前の顔色が悪いのです。

 

夕方以降元気な理由は?

朝起きてもボーっとしていますが、夕方以降は徐々に元気になります

起立性調節障害では、多くのケースでこういった特徴が見られます。が、もうその理由の説明は要りませんよね。

✓ 起きてからも身体が動かず午前中はほぼ横になっているか椅子に座っています。頭が重く身体も重いです。

✓ やっと起きて椅子に座りますがボッーとしてなかなかご飯に手が伸びないが、やっと食べ始め終わるとまた横になってしまう。

これは、起きた時も頭部がむくんで脳へ流れ込む血流が低下しているからです。

起きれば、そのむくみは徐々に下半身に移動します。むくみが解消されればされるほど静脈への圧迫が解消され、脳へ流れ込む血流も増えます。夕方元気になるのは、むくみがとれて脳が活動できるようになるからだったのです。だからこそ…

 

✓ 夜になると活動的で元気です。動画を見てゲラゲラ笑っています。やっぱり、朝起きられないのは怠けでしょうか?

✓ 学校が終わるころになると元気になります。学校がストレスで起きられないのでしょうか?

 

起立性調節障害は怠けではありません。ただし、起立性調節障害ではストレスを強く感じやすくなっているのは事実です。そのため、初期症状では翌日が登校日だと起きられず、休日だと起きるというケースは多々あります。

朝顔がはれているなら…

朝起きた時に「娘の顔がはれぼったい」と答えたお母さん(一番左)は、以下のように172人中72人と約4割もいました。また、18歳以上の女性(一番右)は31人と3/4以上の方が該当しました。

ここもポイントは重力です。

重力が働いているのに顔がはれぼったい。ならば、頭部はいったいどれくらいのむくんでいるのでしょうか?

生活習慣病だからこそお母さんたちも…

子どもが起立性調節障害になった。そして、この病気は生活習慣病である。ならば、同じものを食べているお母さんたちもむくむ傾向が強いはずだ!

ということでアンケート調査を続けていますが、先のようにその想像は正しかったようです。

「足がむくむ」と答えたお母さんは337人中174(=97+77)名と51.6%も。また、「足が太い」と答えた方も110(=65+45)名いらっしゃいました。

10日間チャレンジは、そんなお母さん方にもお勧めします。というのも、私は「30日で足が『むくまない体質』にする方法!」という本も書いているからです。


こちらをお読みいただいても結構ですし、「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」をお読みになって10日間チャレンジをお試しになることをお勧めします。

アンケートにご協力いただいた方は著書が無料で読めます!

なぜ、無料で読めるようにしたのか?

アンケートにご協力いただいた方は「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」無料で読めるようにしました。その理由を簡単に説明します。(※ もちろんAmazonから読むこともできます)

実は、著書を読めばわかりますが、起立性調節障害アレルギー(鼻炎や喘息、アトピー、蕁麻疹など)の発症には共通のメカニズムがあります。下表のアンケート調査結果では、男女ともまた親子とも高頻度でアレルギーを発症していることがわかります。この事実からも、起立性調節障害とアレルギーがともに生活習慣病だとわかります。

したがって、本書を読み適切に10日間チャレンジを実行すれば、起立性調節障害だけでなく鼻炎や喘息なども改善します。

失明のリスクのある強度近視!

なんか、目が飛び出た感じの子が多いな…

起立性調節障害の相談をいただくようになってすぐ、私はそんな印象をもっていました。少し極端ですが、以下のイラストのようなイメージです。

それまで、私は目のトラブルについて相談をいただいたことがなかったので放置していたのですが…

なんと、起立性調節障害が改善する過程で彼ら彼女らの目は、ふつうの人と同じ位置まで引っ込んでいきました。私は、生まれてはじめて「目もむくむ」という事実を知りました。また、そんな彼らは強度近視と診断されており、10日間チャレンジで視力まで回復したことを知りました。

強度近視失明のリスクがある病気とされています

そこで、私は今年2月より起立性調節障害と目のトラブルの関係についてもアンケート調査をはじめました。その結果は以下の通りです。

現在、強度近視の発症率は10%程度と言われています。それを前提にすれば、起立性調節障害における強度近視の発症率は優位に高くなっています。また、OD患者の母親はさらに優位に高い発症率です。ならば、強度近視も生活習慣病と考えるのが自然でしょう。

現時点では、「目がむくむ」という事実しか私にはわかっていません。また、冒頭からお話ししたように、むくみが起立性調節障害の直接的な原因ならば、強度近視でも同じメカニズムが働いていることは間違いないと思われます。

ドライアイの発症が女性で優位に高いことも気になります。また、年齢が上がると発症率が高くなること。18歳以上の起立性調節障害の患者では顕著に発症率が高いことも気になります。アンケートへのご協力お願いとは、この目のトラブルについての調査です。

繰り返しますが、現時点では目がむくむことが強度近視の原因と考えています。ただ、強度近視の方の情報が少なすぎます。1000名程度のデータがあると、おそらく何か他のことが見えてくると思います。また、ドライアイなど他の目のトラブルについても同じです。

なお、起立性調節障害を改善された方の中には、10日間チャレンジの体験談をブログでアップしている方もいらっしゃいます。ですが、繰り返しますが原因あっての結果(起立性調節障害)です。そして、その原因は身近かつ意外なもの。しかも、その原因には一般的に「チョー健康的」と信じられているものも含まれます。

その意味で、正確な情報を得た上で10日間チャレンジをお勧めします。まずは、「30日で朝『すっきり目覚める』体質にする方法!」をお読みにください。

アンケートにご協力いただいた方は著書が無料で読めます!

Posted by sinsd